ローマ6日間の旅2013-4その1 初イタリアは市内観光から

2013/12/30 - 2014/01/04

旅行計画がパーとなった2020GW。

暇なので過去の海外旅行をまとめてみました。
今回は、2013年の年末年始ローマ6日間の旅。
念願のイタリア初上陸です。

<2013年>
12月30日　成田-ローマ 直行便 ホテル着
12月31日　市内観光ツアー
　　　　　　・トレビの泉
　　　　　　・サンピエトロ大聖堂
　　　　　　・コロッセオ
　　　　　　・カンピドーリオの丘（フォロロマーノ）
　　　　　　　他　･･ここまでその1
<2014年>
1月1日　　近郊ツアー･･･その2
1月2日　　ローマ市内街歩き
1月3日　　ローマ発-ミラノ乗り継ぎ
1月4日　　成田着･･･ここまでその3

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: エス・ティー・ワールド

2013年12月30日10:50過ぎ、成田空港着。
事前に送っておいたスーツケースと予約済みのWi-fiを受け取り、チェックイン。
インクジェットプリンタで印刷したeチケットのバーコードがうまく読み取れないトラブルがあったものの、手荷物預けまで順調でした。

今回のフライトは14:10発ローマ直行便。
航空会社指定なし(一応日欧系利用)のパッケージだったので、直行便はないだろうと思っていたところ、2週間ほど前に旅行会社さんからアリタリアで決定との連絡をいただきました。
帰りはミラノ経由ですが、幸先よしです。
オンラインチェックインしておき、まあまあ良い席を確保。

旅行会社はSTWさん。
ネットで問い合わせ後のメールのレスポンスが早く、丁寧にご回答いただけて、好印象でした。

到着前の食べかけの機内食。
あまり記憶のない機内食ですが、イタリアらしい食材が多く、移動中からイタリア気分を味わえました。

19:00にローマ着。行きはホテル送迎付きで楽々。
今回お世話になる宿はホテルミラニ。パッケージツアーでよく使われている3つ星ホテルです。
立地はテルミニ駅の近くで、夜はちょっとうす暗いところ。

部屋の鍵はカードキータイプで、ドアにかざすといきなり「ブー！」というブザー音が。「エラー？」と思ったら、これが解錠の合図でした。
何かがおかしい。

クローゼット、洋服ダンスは大きめ。
1都市滞在なので、洋服を広げられて便利でした。

この時が初モバイルWifiで、無事タブレットとの接続を確認。
ただ、当時はスマホではなく、かなり重いタブレットだったので、観光中は持ち歩きませんでした。

ホテル ミラニ ホテル

バスルームはベッドルームと同じくらいのサイズで広々。
海外のホテルにしては珍しく歯ブラシがありましたが、日本のものに比べると質はいまいち。
更にイマイチなのはバスタブのお湯がぬるかったこと。

建物の間取り。
部屋は一番左の上の方でした。こうしてみるとベッドルームは他より小さめ。
古い宮殿を改装して作られているそうで、作りはしっかりしていると感じました。

2日目の朝。2013年の大晦日です。
写真を見返してみたら、ホテルの朝食を一切撮影してませんでした。
パンが数種類、野菜、ハム、卵料理が少しずつとシンプルな内容。
コーヒーがやたらとまずかったです。
日本人の方も数組いらっしゃいました。

この日は、終日市内観光ツアー。
催行会社はローマを拠点とするグリンラインツアーズさん。
ツアーオフィスに集合して、9:00 バスで出発。
テルミニ駅付近を通過し、

テルミニ駅 駅

バスは5分ほどで降車となり、ここから徒歩観光。
1か所目はトレビの泉です。
気温は東京より少し寒かったものの、好天に恵まれてよかった。

トレヴィの泉 建造物

トレビの泉はこんな街中にあります。

続いて、おしゃれなアーケード ガッレリアを抜けて散策。
立ち飲みのカフェでエスプレッソを飲みながら甘いパンを食べる若い女性がおしゃれ。ローマでは定番の朝食スタイルだそう。

ガッレリア アルベルト ソルディ ショッピングセンター

コロンナ広場にあるマルクスアウレリウスの記念柱。
螺旋状のレリーフが特徴的なモニュメント。
現存するものは16世紀に復元されたものですが、西暦190年ごろに建てられたそのままの場所にあるそうです。

マルクス アウレリウスの記念柱 モニュメント・記念碑

モンテチトーリオ宮のオベリスク。
宮殿は議事堂として使われているとのこと。

モンテチトーリオ宮 建造物

見映えの良い通りや、観光客が立ち入らない横道などをガイドさんが選んで案内してくれます。

パンテオンに来ました。
再建されたもの、と言っても西暦120頃！
ラファエロの墓もここにあるそう。

パンテオン 建造物

パンテオンに入場。

パノラマで撮影

ラファエロのお墓。

ナヴォーナ広場に来ました。
「四大河の噴水」17世紀ベルニーニ作。
その先にはサンタニェーゼ聖堂

四大河の噴水 史跡・遺跡

ナヴォーナ広場。
地図で見ると楕円形なのは、ここが1世紀に造られた競技場の名残ということ。
この日は「ベファーナ市」というクリスマスマーケットを開催していました。
イタリアではクリスマスシーズンを「ナターレ（=生誕）」と言い、1月6日まで続くそうです。

ナヴォーナ広場 広場・公園

ベファーナの逸話を再現したジオラマ。ほかの教会でも見られました。

テベレ川を渡る橋からサンピエトロ寺院が見えてきました。

ウンベルト1世橋 建造物

橋の先には最高裁判所として使われている宮殿。

パラッツォ ディ ジュスティツィア 正義の宮殿 (最高裁判所) 建造物

宮殿に向かって左に曲がり、先に見えるのが、

サンタンジェロ城。
この建物は西暦193年に霊廟として完成したもので、その後は要塞、牢獄などとして利用され、現在は博物館になっているそう。

サンタンジェロ城 城・宮殿

ここはサンタンジェロ橋。
プラハのカレル橋に似ているなと思ったら、カレル橋はこの橋のデザインをまねて作られたものだそう。

サンタンジェロ橋 建造物

カトリックの総本山サンピエトロ寺院です。
この通りを抜けたところがヴァチカン。

コンチリアツィオーネ通り 散歩・街歩き

徐々に近づくと、その大きさがわかってきます。
ツアーはここで通りにあるお土産屋さんに寄りトイレタイム。
ありがたいです。

コンチリアツィオーネ通り 散歩・街歩き

期待が高まります。

入場。

内部。荘厳かつディテールまで作りこまれた装飾に目を奪われます。
しかし、人が多くもみくちゃ状態。
入場無料の場所なので、スリに遭わないか注意しながら見学。

サン ピエトロ大聖堂 寺院・教会

ピエタだ！

少々ぶれたものの撮影。
ミケランジェロ作のピエタは、大理石とは思えないほどリアル。

うーん

圧倒されます。

出ました。とにかく人が多かった
今回のツアーでは、ヴァチカン美術館への入場はなし。

クーポラの上には人がたくさん。
ツアーでなければのぼってみたかった。

ここで午前の観光が終わり
他国のグループと混載のバスでテルミニ駅方面に戻り、ランチタイム。

確かこのお店でしたが、残念ながら料理の写真を撮っておらず。
ポルチーニっぽいキノコのトのリガトーニ トマトソースで、美味しかったです。

トラットリア ノーバ ステラ 地元の料理

ランチ後、ホテルに戻って小休憩を挟み、
午後はバスに乗って車窓を楽しみながらコロッセオへ。

見えてきましたー！

コロッセオ 建造物

この日はマラソン大会が開催されていて、しばし選手の通過待ち。

いよいよお待ちかねの入場。

階段を上ります。

天幕を張る仕組み。太陽の動きに合わせて天幕を動かせたそう。

アリーナのエレベーターの仕組み？

そして、

すごい、としか言いようがない景色。
工期僅か10年で西暦80年に完成。
5万人以上の観衆がわずかな時間で出入りできるように、導線が工夫されていたそう。

下に見えるのがアリーナの地下。
猛獣の檻や剣闘士の控室があったそう。

続いて、サンピエトロ・イン・ヴィンコリ教会へ。

サン ピエトロ イン ヴィンコリ教会 寺院・教会

今一つ予習不足でしたが、

ミケランジェロ作の「モーゼ像」（ユリウス2世の墓碑）で有名な場所でした。
（旅行記を書きながら復習中）

ペテロがつながれていたといわれる鎖。
不勉強な割に一応有名どころは写真に収めていた模様。

次は、カピトリーノ（カンピドーリオ）の丘を登ります。

カンピドーリオ広場

カンピドーリョ広場 広場・公園

丘から臨むフォロロマーノです。

正直、日中に見たかった。ですが、ライトアップされた様子がとても印象に残りました。

スペイン階段や真実の口には立ち寄りませんでしたが、初ローマの観光スポットを効率よく回ることができました。

その1はここまでです。