2019/12/27 - 2020/01/05
1位(同エリア46件中)
DONさん
やや浅めに長らくSWファンをやってますが、ここアイルランドにもゆかりの場所が。一番の憧れはルーク・スカイウォーカーが晩年を過ごした孤島、スケリッグ・マイケル。しかしダブリンから距離があるうえ、冬場の荒海では辿り着けないと今回は諦め、トリニティカレッジへ向かいます。
世界で最も美しいと称される構内の図書館、実はSWエピソード2に登場するジェダイ図書館のモデル。厳かな空間に酔い痴れた後は、ほんのり郊外のマラハイドまで足を延ばして城を愛で、ダブリン最終夜は新しい友人たちとアイリッシュパブのはしごで幸せに締め括り。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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テンプルバー界隈の宿から徒歩数分のトリニティカレッジ。欧州屈指の名門校です。
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鈍色の空の下、新年早々行き交うのは勤勉な学生さんだけかと思いきや。
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朝一番に訪れたにもかかわらず、凄まじい人出!勿論お目当ては「世界一美しい図書館」です。
ネット上は諸説ありましたが、平日朝であっても事前の予約が吉。入場待ちの行列に並ばず、希望の時刻にすいっと入れました。 -
入るとまずはアイルランドの至宝「ケルズの書」のお勉強コーナー。しかしながら折り悪く保護作業のため春先まで、館内にはレプリカを展示。そのため、事前に購入した入場券も割引価格でした。
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二階へ続く階段を上れば、いきなり!本で満たされた書架が幾重にも連なり、息を呑む美しさと厳かさ。
実際にはすでに観光客でごった返していて、パンダウンすると両脇の彫像の百倍くらいの人数で埋め尽くされていますが。 -
「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」の舞台の一つ、銀河系の知の宝庫「ジェダイ図書館」はここがモデルとされています。興奮。
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ABC順に並ぶ書籍に…JやU始まりの本が見当たりません。中世以後に追加されたアルファベットなんだとか。
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国で最古とされるアイリッシュハープも展示されています。アイルランドではギネスビールのロゴを始め、至る所でアイリッシュハープの意匠を目にします。
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書架の門番のように居並ぶ大理石の胸像は、ホメロスにキケロ、ニュートンにスイフト、ありったけの著名人たち。
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で、レプリカ。予定では今頃もう保護作業を終えて展示再開されているはずだった「ケルズの書」ですが、コロナウイルスの影響を受けて今はロングルーム(図書館)自体が休館中です。
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ロングルームの両端を行ったり来たりで溜息ついてたっぷり味わった後は階下のミュージアムショップ的なフロアへ。トリニティカレッジグッズはキャップもシャツもしっかりした作りで、自分用にいくつか。
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外に出たのは午前11時頃でしたが、中庭をぐるっと太線のコの字が出来る位の長蛇の列。簡単事前Web予約、是非とも。
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構内は誰でも入れます。立ちっ放しでくたびれたので、何やら勉強する学生さんに混じって一服。
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通りを挟んでキャンパスに隣接するアイルランド銀行にもぶらり。
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かつての議事堂だった重厚な建物は見学自由ながら、内部の撮影はNGです。
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海鳥も多く見かけるダブリンの街角。多数の落とし物にはお気をつけて。
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お昼は最強Leap visitorカードでDARTに乗って十数キロ北上を。
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マラハイド駅前には可愛い機関車顔した観光車両がスタンバイしていました。ちびっ子向けのアトラクションだとスルーしたのを後々悔やむ羽目に。
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古城訪問の前に腹ごしらえ。数は多くありませんが、小さな港町にはシーフードを売りにした店が集まっています。
昼ビールとガーリック風味の甲殻類に一人ご機嫌ランチを済ませ、トイレの紐を引いたら水は流れず警報が鳴り響く…失礼しました。 -
少し歩けばもう港です。夏場は大勢の人で賑わうそう。
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地図上ではすぐっぽかったマラハイド城が意外に遠い。公園の緩やかな上り坂を突っ切る傍を、駅前で見かけたファンシーな機関車バスが悠々追い越して行きます。
帰りこそ乗ろう!と思ったら、夕暮れ時は本数が減ってしまい結局またトボトボ駅まで歩きましたが。 -
マラハイド城はガイドツアー参加者のみ見学できます。ツアー開始まではビジターセンターに併設された温室で蝶を愛でるなど。
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ビジターセンターからお城までは数分歩きます。チケット購入時に示された時刻に間に合うよう移動はお早めに。
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一帯を支配したタルボット家の居城、マラハイド城。一見さほど大きくはないものの、趣向の異なるたくさんの部屋をグループで巡ります。
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多国籍参加者に向け、割と丁寧な英語でガイドしてくれました。最初は大人しく聞いていた人々も段々ほぼ自由行動に。
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増改築が施されてきたせいか、部屋ごとにずいぶん印象が違います。
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庶民の暮らしからかけ離れているようで、生活の残り香も。
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豪奢な部屋の一角にホイホイ的なアレ発見。
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今でも5人の幽霊が出る事で知られるマラハイド城。中でも肖像画が多数掲げられた食堂では遭遇率が高いとか何とか。これだけ大人数でウロウロしているので、混じっていても気付かないかも。
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ちなみに、図抜けてモダンな来訪者用のトイレ。
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ツアー終了後は広大な庭園もご自由に。自分は夜の飲み会に向けてそそくさ退散です。
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一人さくさく帰途につくとショートカットしたつもりが薄暗い木陰に十字架とか出てきちゃって、余計に早足に。
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乗車した仄暗いタラストリート駅の手前、コノリー駅で降りると別世界。ダブリン屈指のターミナル駅で、路面電車ルアスのレッドラインとも接続しています。
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ダブリン初日に初ギネスを堪能した老舗パブのMerchants Archも、夜は一層いい雰囲気。
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合流したのは年越しパーティで仲良くなったブラジル人のIanとモルドバ人のDanです。ダブリン生活の長いIanに引っ張られ、モリー・マローン像へ。今は幽霊となって街を彷徨う美しき魚売りの娘像、だそうですがブロンズ像でよくある「胸を触ると幸せに」系。
「ずっと触ってみたかったから君たちがいる今夜こそ!(Ian)」と代る代る触れて記念撮影。思春期か。 -
ロンドンとジブラルタルから続くビールとパブ飯に少々食傷気味だったところに、ブラジル料理店。Ianが故郷の味を紹介してくれたけれども、いわゆるカリフォルニアロールっぽい寿司ほか。
陽気な店員女子が運んできた醤油を派手に僕の新品マフラー(前日に当地で買ったばかりの)に巻き散らし、眩しい笑顔で「Wow!ごめんね!!」…そして去っていく。洗えど漂う香りを嗅ぐ度、楽しかった日々を思い出せます。 -
最後の夜はこてこてのパブでギネス片手にアイリッシュ音楽を聞いてみたい!とリクエスト。Ianが導いてくれたのは、老舗のThe Cobblestoneです。混み合う店内は細長い奥の方なら座れるけれども、どうせならバンドのそばで。
陽気なフィドルや笛が奏でる心地よい無窮動に包まれ、日本で飲むほど苦くないフレッシュなギネスが進む進む。 -
年が明けても暫くクリスマス仕様の街を横断して二軒目に。そこは音楽が今風すぎて滞在時間はものの数分で。
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年越しパーティの参加者たちが新年会しているという3軒目に。久々の再会(=2日ぶり)を祝した後は、またかぶりつき、というかバンドの並びのテーブルにて。旅先には音楽とビールと友情があれば、もう無敵。IanとDan、ありがとう。
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まだ脳内にパブミュージックがこだましたまま、翌朝は早朝便に向けてチェックアウト。空港行きエアリンクエクスプレスは専用のバス停があります。Leap visitorカード3日券をぴったり72時間以内に使い切りました。
ロンドンに戻って、最後のミッションを果たします。
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