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2017年までに登録されたイタリア本土(シチリア島を除く)の全ての世界遺産を4回に分けてレンタカーで周遊しました。<br />今回の旅行記は、その4回目となります。旅行期間は、往復の国際線を合わせて、10日間でした。<br /><br />スケジュールは以下の通りです。右端にホテル名を記入しておきました。<br />(凡例 ■:世界遺産(未制覇)/ □:世界遺産(再訪)/ ★世界遺産(未制覇&この旅行記))<br /><br /> 1日目:成田→フランス-パリ(エールフランス航空)/ Hilton Paris CDG Airport→荷物を置いて市内へ<br />★2日目:Hilton Paris CDG Airport→イタリア-ミラノに移動 / Milan Linate Airport (LIN)→(レンタカー)→ベルモンテのサクロ・モンテ→★トリノ(★サヴォイア王家の王宮群)/ B&amp;B Alba in Langhe<br /> 3日目:■ピエモンテのブドウ畑の景観:ランゲ=ロエーロとモンフェッラート→■ポルトヴェーネレ、チンクエ・テッレと小島群(パルマリア島、ティーノ島、ティネット島)/ Hotel La Scaletta, Florence<br /> 4日目:□フィレンツェ歴史地区(再訪)ウフィッツィ美術館/サンタ・クローチェ聖堂→■トスカーナ地方のメディチ家の邸宅群と庭園群(ピッティ宮殿のボーボリ庭園)→■サン・ジミニャーノ歴史地区 / NH Siena<br /> 5日目:■シエナ歴史地区→■ピエンツァ市街の歴史地区→■ヴァル・ドルチャ / Vico Del Poeta<br /> 6日目:■アッシジ、フランチェスコ聖堂と関連修道施設群→■ウルビーノ歴史地区→■サンマリノの歴史地区とティターノ山 / Mosaico Hotel, Ravenna<br /> 7日目:■ラヴェンナの初期キリスト教建築物群→■フェラーラ:ルネサンス期の市街とポー川デルタ地帯→■パドヴァの植物園(オルト・ボタニコ)/ B&amp;B Il Melo<br /> 8日目:■ヴィチェンツァ市街とヴェネト地方のパッラーディオのヴィッラ→■ヴェローナ市街 / Albergo Giulia Gonzaga<br /> 9日目:■マントヴァとサッビオネータ(サッビオネータ→マントヴァ)→■クレスピ・ダッダ→Milan Linate Airport (LIN)→フランス-パリ(CDG)→<br />10日目:→成田(エールフランス航空)<br /><br />上記の通り、訪れた世界遺産は、イタリアが19カ所、サンマリノが1カ所の合計20世界遺産です。<br />1つの世界遺産で複数の登録リストがあるため、実際に訪問した世界遺産リストの数は、23か所を越えています。<br /><br />今回の旅行記をもって、本土の2017年までに登録された全世界遺産43か所に足を運んだことになります。<br />コロナウィルスで行けなくなったシチリア島(エオリア諸島/サルディーニャ島含)が8カ所あるので、シチリア島で2017年までのイタリアの全世界遺産に行くことになります*。<br /><br />*アルプス山脈周辺の先史時代の杭上住居群とカルパティア山脈のブナ原生林は、イタリアに世界遺産のサイトがないため、他国にてカバーする予定。

チョイ不良オヤジの欧州世界遺産攻略日誌♪PART16-53

39いいね!

2017/07/22 - 2017/08/01

41位(同エリア321件中)

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マンボウのお城

マンボウのお城さん

2017年までに登録されたイタリア本土(シチリア島を除く)の全ての世界遺産を4回に分けてレンタカーで周遊しました。
今回の旅行記は、その4回目となります。旅行期間は、往復の国際線を合わせて、10日間でした。

スケジュールは以下の通りです。右端にホテル名を記入しておきました。
(凡例 ■:世界遺産(未制覇)/ □:世界遺産(再訪)/ ★世界遺産(未制覇&この旅行記))

 1日目:成田→フランス-パリ(エールフランス航空)/ Hilton Paris CDG Airport→荷物を置いて市内へ
★2日目:Hilton Paris CDG Airport→イタリア-ミラノに移動 / Milan Linate Airport (LIN)→(レンタカー)→ベルモンテのサクロ・モンテ→★トリノ(★サヴォイア王家の王宮群)/ B&B Alba in Langhe
 3日目:■ピエモンテのブドウ畑の景観:ランゲ=ロエーロとモンフェッラート→■ポルトヴェーネレ、チンクエ・テッレと小島群(パルマリア島、ティーノ島、ティネット島)/ Hotel La Scaletta, Florence
 4日目:□フィレンツェ歴史地区(再訪)ウフィッツィ美術館/サンタ・クローチェ聖堂→■トスカーナ地方のメディチ家の邸宅群と庭園群(ピッティ宮殿のボーボリ庭園)→■サン・ジミニャーノ歴史地区 / NH Siena
 5日目:■シエナ歴史地区→■ピエンツァ市街の歴史地区→■ヴァル・ドルチャ / Vico Del Poeta
 6日目:■アッシジ、フランチェスコ聖堂と関連修道施設群→■ウルビーノ歴史地区→■サンマリノの歴史地区とティターノ山 / Mosaico Hotel, Ravenna
 7日目:■ラヴェンナの初期キリスト教建築物群→■フェラーラ:ルネサンス期の市街とポー川デルタ地帯→■パドヴァの植物園(オルト・ボタニコ)/ B&B Il Melo
 8日目:■ヴィチェンツァ市街とヴェネト地方のパッラーディオのヴィッラ→■ヴェローナ市街 / Albergo Giulia Gonzaga
 9日目:■マントヴァとサッビオネータ(サッビオネータ→マントヴァ)→■クレスピ・ダッダ→Milan Linate Airport (LIN)→フランス-パリ(CDG)→
10日目:→成田(エールフランス航空)

上記の通り、訪れた世界遺産は、イタリアが19カ所、サンマリノが1カ所の合計20世界遺産です。
1つの世界遺産で複数の登録リストがあるため、実際に訪問した世界遺産リストの数は、23か所を越えています。

今回の旅行記をもって、本土の2017年までに登録された全世界遺産43か所に足を運んだことになります。
コロナウィルスで行けなくなったシチリア島(エオリア諸島/サルディーニャ島含)が8カ所あるので、シチリア島で2017年までのイタリアの全世界遺産に行くことになります*。

*アルプス山脈周辺の先史時代の杭上住居群とカルパティア山脈のブナ原生林は、イタリアに世界遺産のサイトがないため、他国にてカバーする予定。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
50万円 - 100万円
交通手段
レンタカー
航空会社
エールフランス
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
エクスペディア

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  • トリノに到着しました♪<br />一番の目的は、世界遺産【サヴォイア王家の王宮群】を観ることですが、トリノには、もう1つ重要な目的があり、以前からずっと来たかったところです。<br />是非、最後までお付き合いくださ~い。

    トリノに到着しました♪
    一番の目的は、世界遺産【サヴォイア王家の王宮群】を観ることですが、トリノには、もう1つ重要な目的があり、以前からずっと来たかったところです。
    是非、最後までお付き合いくださ~い。

  • イタリア統一運動の際、主力となったサヴォイア家は、16世紀末、統一イタリアの首都をトリノに定め、その周辺に都市計画に基づいた華麗な建物群を残しました。

    イタリア統一運動の際、主力となったサヴォイア家は、16世紀末、統一イタリアの首都をトリノに定め、その周辺に都市計画に基づいた華麗な建物群を残しました。

  • 当時の著名建築家ユヴァッラや多くの芸術家達がてがけた宮殿・城・居城の数々は、当時の最新技術を駆使したもので、その後イタリア王ともなったサヴォイア家の栄華と権勢を示しています。

    当時の著名建築家ユヴァッラや多くの芸術家達がてがけた宮殿・城・居城の数々は、当時の最新技術を駆使したもので、その後イタリア王ともなったサヴォイア家の栄華と権勢を示しています。

  • トリノ市中心部のカステッロ広場に面する王宮とその庭園をはじめ、当時政治を行った建物や王家の居所、狩猟要の建物等市内外に点在する建造物があります。

    トリノ市中心部のカステッロ広場に面する王宮とその庭園をはじめ、当時政治を行った建物や王家の居所、狩猟要の建物等市内外に点在する建造物があります。

  • それだけに、全ての宮殿や居城、聖堂などを全部見るためには、最低4日~5日は必要になると思います。<br />トリノの観光だけに、それだけの時間をかけられる方は、そう多くはいらっしゃらないと思い、下記にトリノの有名な建造物を9リストにまとめました。

    それだけに、全ての宮殿や居城、聖堂などを全部見るためには、最低4日~5日は必要になると思います。
    トリノの観光だけに、それだけの時間をかけられる方は、そう多くはいらっしゃらないと思い、下記にトリノの有名な建造物を9リストにまとめました。

  • カステッロ広場です♪<br />とてつもなく広い!美しい!& 人が少ない!<br />…羨ましい!

    カステッロ広場です♪
    とてつもなく広い!美しい!& 人が少ない!
    …羨ましい!

  • トリノの主な建造物は以下の通りです。<br /><br />王宮(Palazzo Reale)及びその庭園<br />マダマ宮殿(Palazzo Madama)(市立古典美術館)<br />カリニャーノ宮殿(Palazzo Carignano)<br />ヴァレンティーノ城(Castello del Valentino)<br />ヴェナリア宮殿(Venaria Reale)<br />リヴォリ城(Castello di Rivoli)<br />モンカリエーリ城(Castello di Moncalieri)<br />カッチャ宮殿及びストゥピニージ宮殿(Palazzina di Caccia di Stupinigi)<br />スペルガ聖堂(Basilica di Superga)

    トリノの主な建造物は以下の通りです。

    王宮(Palazzo Reale)及びその庭園
    マダマ宮殿(Palazzo Madama)(市立古典美術館)
    カリニャーノ宮殿(Palazzo Carignano)
    ヴァレンティーノ城(Castello del Valentino)
    ヴェナリア宮殿(Venaria Reale)
    リヴォリ城(Castello di Rivoli)
    モンカリエーリ城(Castello di Moncalieri)
    カッチャ宮殿及びストゥピニージ宮殿(Palazzina di Caccia di Stupinigi)
    スペルガ聖堂(Basilica di Superga)

  • 王宮/マダマ宮殿/カリニャーノ宮殿は、カステッロ広場近くにあり、徒歩で巡ることはできますが、ヴァレンティーノ城で4~5Km、これ以外の建造物は、それぞれがトリノから10Km~20Km離れています。<br />トリノを観光する場合は、移動するだけでも相応の時間を必要とするため、以下の各所の説明から、行き先を事前に決めておくことをおススメします。

    王宮/マダマ宮殿/カリニャーノ宮殿は、カステッロ広場近くにあり、徒歩で巡ることはできますが、ヴァレンティーノ城で4~5Km、これ以外の建造物は、それぞれがトリノから10Km~20Km離れています。
    トリノを観光する場合は、移動するだけでも相応の時間を必要とするため、以下の各所の説明から、行き先を事前に決めておくことをおススメします。

  • マンボウのお城のおススメBest3は、「王宮及びその庭園」と「マダマ宮殿」または「カリニャーノ宮殿」、「ヴェナリア宮殿」または「リヴォリ城」です。

    マンボウのお城のおススメBest3は、「王宮及びその庭園」と「マダマ宮殿」または「カリニャーノ宮殿」、「ヴェナリア宮殿」または「リヴォリ城」です。

  • 私が入ったのは、「王宮及びその庭園」だけですが、いろいろ調べていくうちに、上記の5カ所は入る価値があると思いました。<br />「マダマ宮殿」または「カリニャーノ宮殿」は、王宮から近くなので、移動に時間を必要としないこと、また其々に特色のある宮殿ならではの芸術作品等が多く残されているからです。

    私が入ったのは、「王宮及びその庭園」だけですが、いろいろ調べていくうちに、上記の5カ所は入る価値があると思いました。
    「マダマ宮殿」または「カリニャーノ宮殿」は、王宮から近くなので、移動に時間を必要としないこと、また其々に特色のある宮殿ならではの芸術作品等が多く残されているからです。

  • 文化レベルの高い国は、路上でクラッシックが聞けます♪<br />さらに、凄テクです。

    文化レベルの高い国は、路上でクラッシックが聞けます♪
    さらに、凄テクです。

  • 本当は、「王宮及びその庭園」だけでも十分【サヴォイア王家の王宮群】の凄さを感じられると思いますが、現在、市立古典美術館となっている「マダマ宮殿」も宮殿としての豪華さを感じられる絵画や宝飾品が数多く残されています。

    本当は、「王宮及びその庭園」だけでも十分【サヴォイア王家の王宮群】の凄さを感じられると思いますが、現在、市立古典美術館となっている「マダマ宮殿」も宮殿としての豪華さを感じられる絵画や宝飾品が数多く残されています。

  • また、「カリニャーノ宮殿」は、絵画や宝飾品に加えて、まるでオペラ座のような豪華な議事堂が残されており、こちらも必見です。<br />ただ、「王宮及びその庭園」を見てから、「マダマ宮殿」と「カリニャーノ宮殿」の両方を短期間に見るのは、見学疲れするのでは?と思い、どちらかにされた方が良いように感じました。

    また、「カリニャーノ宮殿」は、絵画や宝飾品に加えて、まるでオペラ座のような豪華な議事堂が残されており、こちらも必見です。
    ただ、「王宮及びその庭園」を見てから、「マダマ宮殿」と「カリニャーノ宮殿」の両方を短期間に見るのは、見学疲れするのでは?と思い、どちらかにされた方が良いように感じました。

  • 王宮に到着です。<br />夏の噴水は、良いですネ♪

    王宮に到着です。
    夏の噴水は、良いですネ♪

  • マダマ宮殿は王宮に向かって左側にあります。

    マダマ宮殿は王宮に向かって左側にあります。

  • イチオシ

  • マダマ宮殿の正面です。

    マダマ宮殿の正面です。

  • また、郊外の「ヴェナリア宮殿」は、豪華な廊下が有名で、よく写真でみることがあるので選びましたが、既に宮殿は3つもあげているので、外観だけでなく中も楽しめ、景色も良い「リヴォリ城」を選択肢の1つにあげました。<br />私は、いつかトリノは再度、訪れるつもりなので、上記のリストは、その時に必ず訪れたいと思っています。

    また、郊外の「ヴェナリア宮殿」は、豪華な廊下が有名で、よく写真でみることがあるので選びましたが、既に宮殿は3つもあげているので、外観だけでなく中も楽しめ、景色も良い「リヴォリ城」を選択肢の1つにあげました。
    私は、いつかトリノは再度、訪れるつもりなので、上記のリストは、その時に必ず訪れたいと思っています。

  • では何故、今回「王宮及びその庭園」だけにしたのか?ということですが、実はトリノで絶対に見たいと思っていた世界遺産ではない、それでいて世界有数の博物館があるからなのです。

    では何故、今回「王宮及びその庭園」だけにしたのか?ということですが、実はトリノで絶対に見たいと思っていた世界遺産ではない、それでいて世界有数の博物館があるからなのです。

  • それは、「トリノ・エジプト博物館」です。私は、エジプトに2回、メキシコにも2回訪れるほど、ピラミッド好きなので、カイロ博物館にも2回訪れています。<br />そのカイロ博物館にもない所蔵が「トリノ・エジプト博物館」にはあるからなのです。

    それは、「トリノ・エジプト博物館」です。私は、エジプトに2回、メキシコにも2回訪れるほど、ピラミッド好きなので、カイロ博物館にも2回訪れています。
    そのカイロ博物館にもない所蔵が「トリノ・エジプト博物館」にはあるからなのです。

  • もちろん、大英博物館、ルーブル、ドイツの博物館島、ヒルデスハイム等々にも貴重な所蔵は沢山あるので、既に行きましたが、ローマ帝国はエジプトも支配下に置いていたことから、「トリノ・エジプト博物館」はエジプト考古学マニアには垂涎ものの博物館と言われています。

    もちろん、大英博物館、ルーブル、ドイツの博物館島、ヒルデスハイム等々にも貴重な所蔵は沢山あるので、既に行きましたが、ローマ帝国はエジプトも支配下に置いていたことから、「トリノ・エジプト博物館」はエジプト考古学マニアには垂涎ものの博物館と言われています。

  • 世界遺産マニアでもあるマンボウのお城としては、「サヴォイア王家の王宮群」も観たかったのですが、「トリノ・エジプト博物館」の魅力には勝てませんでした。

    世界遺産マニアでもあるマンボウのお城としては、「サヴォイア王家の王宮群」も観たかったのですが、「トリノ・エジプト博物館」の魅力には勝てませんでした。

  • では、トリノ王宮に入ります♪

    では、トリノ王宮に入ります♪

  • トリノ王宮は16世紀から17世紀に建てられたトリノ市内中心部カステッロ広場に面した左右対称の美しい宮殿です。

    トリノ王宮は16世紀から17世紀に建てられたトリノ市内中心部カステッロ広場に面した左右対称の美しい宮殿です。

  • 私は、世界中の名だたる宮殿をほとんど見回って思うのですが、宮殿はアプローチ部分で、その宮殿としての価値が大体決まると感じています。

    私は、世界中の名だたる宮殿をほとんど見回って思うのですが、宮殿はアプローチ部分で、その宮殿としての価値が大体決まると感じています。

  • イタリアに残されている王宮は、世界遺産の数に比べて決して多くはなく、世界遺産として王宮の名で登録されているのは、ここ「トリノ王宮」と以前ご紹介した「カゼルタの王宮」と辛うじて「ジェノヴァ:レ・ストラーデ・ヌオーヴェ とパラッツィ・デイ・ロッリ制度」の登録物件である「ジェノヴァ王宮(Royal Palace Museum)」、「ナポリ歴史地区」の登録物件である「ナポリ王宮」だけなのです。<br />※「シエナ歴史地区」の登録物件である「プッブリコ宮殿(現在は美術館)」は、王宮ではありません。

    イタリアに残されている王宮は、世界遺産の数に比べて決して多くはなく、世界遺産として王宮の名で登録されているのは、ここ「トリノ王宮」と以前ご紹介した「カゼルタの王宮」と辛うじて「ジェノヴァ:レ・ストラーデ・ヌオーヴェ とパラッツィ・デイ・ロッリ制度」の登録物件である「ジェノヴァ王宮(Royal Palace Museum)」、「ナポリ歴史地区」の登録物件である「ナポリ王宮」だけなのです。
    ※「シエナ歴史地区」の登録物件である「プッブリコ宮殿(現在は美術館)」は、王宮ではありません。

  • 世界遺産に登録されている「カゼルタの王宮」ですら、こんな素晴らしいアプローチはありません(見どころは、内装ではなく、ローマ水道からの噴水です)。ましてや、「ジェノヴァ:レ・ストラーデ・ヌオーヴェ とパラッツィ・デイ・ロッリ制度」の登録物件で有名なのは、白の宮殿と赤の宮殿で、ジェノヴァ王宮は、Royal Palace Museumが正式名称で、その名の通り、博物館としての位置づけです。また、ローマやフィレンツェには、特に有名な宮殿はありません。

    世界遺産に登録されている「カゼルタの王宮」ですら、こんな素晴らしいアプローチはありません(見どころは、内装ではなく、ローマ水道からの噴水です)。ましてや、「ジェノヴァ:レ・ストラーデ・ヌオーヴェ とパラッツィ・デイ・ロッリ制度」の登録物件で有名なのは、白の宮殿と赤の宮殿で、ジェノヴァ王宮は、Royal Palace Museumが正式名称で、その名の通り、博物館としての位置づけです。また、ローマやフィレンツェには、特に有名な宮殿はありません。

  • 他に世界遺産ではありませんが、有名観光地で王宮が残っているのは、ミラノ王宮とナポリ王宮があります。<br />しかし、これらの宮殿は、大凡日本からのツアーの行き先にもなっていないため、ご覧になられた方は、とても少ないと思います。

    他に世界遺産ではありませんが、有名観光地で王宮が残っているのは、ミラノ王宮とナポリ王宮があります。
    しかし、これらの宮殿は、大凡日本からのツアーの行き先にもなっていないため、ご覧になられた方は、とても少ないと思います。

  • 結果、私がイタリア本土を全部廻った後の感想として、イタリアで最も美しい王宮は、「トリノ王宮」だと思いますし、イタリア屈指の王宮として、是非ご覧になることをおススメします。

    結果、私がイタリア本土を全部廻った後の感想として、イタリアで最も美しい王宮は、「トリノ王宮」だと思いますし、イタリア屈指の王宮として、是非ご覧になることをおススメします。

  • イタリアらしいデザイン&カラーの居室や調度品、芸術作品を存分に味わうことができます。

    イタリアらしいデザイン&カラーの居室や調度品、芸術作品を存分に味わうことができます。

  • 間違いなく、溜息が出るほどの豪華な空間と芸術作品を堪能することができます。

    間違いなく、溜息が出るほどの豪華な空間と芸術作品を堪能することができます。

  • 季節によって、このような滅多に見られない作品を集めた企画展も催されることがあり、1粒で2度おいしい王宮と言えます!…w

    季節によって、このような滅多に見られない作品を集めた企画展も催されることがあり、1粒で2度おいしい王宮と言えます!…w

  • ウフィッツィ美術館クラスの絵画も沢山、堪能できます♪

    ウフィッツィ美術館クラスの絵画も沢山、堪能できます♪

  • 非常にレベルの高い作品が見られるので、美術館好きの方にも満足できる内容になっています。

    非常にレベルの高い作品が見られるので、美術館好きの方にも満足できる内容になっています。

  • このトリノ王宮には、世界遺産の登録物件に庭園も含まれるのことがわかる素晴らしい庭園があります。

    このトリノ王宮には、世界遺産の登録物件に庭園も含まれるのことがわかる素晴らしい庭園があります。

  • これらの芸術作品、調度品、宝飾品が、とてつもなく広い王宮内にこれでもか!と言うほど展示されています。<br />疲れるほどレベルの高い作品を見られるのは、本当に幸福を感じます。

    これらの芸術作品、調度品、宝飾品が、とてつもなく広い王宮内にこれでもか!と言うほど展示されています。
    疲れるほどレベルの高い作品を見られるのは、本当に幸福を感じます。

  • そして、ここ「マダマ宮殿」も美術館ということで、今回は、外観だけ堪能して、お目当ての「エジプト博物館」に向かいます。

    そして、ここ「マダマ宮殿」も美術館ということで、今回は、外観だけ堪能して、お目当ての「エジプト博物館」に向かいます。

  • 「エジプト博物館」に行く前に、「カリニャーノ宮殿」の外装やアプローチ部分だけ、拝見させてもらいました。<br />確かに、とても入りたくなるほど、立派な建物でしたが、後ろ髪を引かれながら、「エジプト博物館」に向かいます。

    「エジプト博物館」に行く前に、「カリニャーノ宮殿」の外装やアプローチ部分だけ、拝見させてもらいました。
    確かに、とても入りたくなるほど、立派な建物でしたが、後ろ髪を引かれながら、「エジプト博物館」に向かいます。

  • 二つの顔を持つ「カリニャーノ宮殿」と言われるだけに、これも同じ宮殿です。

    二つの顔を持つ「カリニャーノ宮殿」と言われるだけに、これも同じ宮殿です。

  • なんと、これも「カリニャーノ宮殿」なんですよ!

    なんと、これも「カリニャーノ宮殿」なんですよ!

  • 右側にあるのが、「エジプト博物館」です。「カリニャーノ宮殿」のすぐ近くにあります。

    右側にあるのが、「エジプト博物館」です。「カリニャーノ宮殿」のすぐ近くにあります。

  • トリノにあるMuseo Egizio di Torino(エジプト博物館)は、エジプトにある考古学博物館に次ぐ世界2位の規模を誇る古代エジプト専門の博物館なんですよ。<br /><br />※この作品は、「La Statua di Redit(Redjiの彫刻)」と呼ばれる重要展示物です。<br />

    トリノにあるMuseo Egizio di Torino(エジプト博物館)は、エジプトにある考古学博物館に次ぐ世界2位の規模を誇る古代エジプト専門の博物館なんですよ。

    ※この作品は、「La Statua di Redit(Redjiの彫刻)」と呼ばれる重要展示物です。

  • 私が訪れた2017年は、2015年に館内がリニューアルされたため、一段と見やすく、迫力満点の博物館となりました。<br />

    私が訪れた2017年は、2015年に館内がリニューアルされたため、一段と見やすく、迫力満点の博物館となりました。

  • イタリアが誇る貴重な博物館としてイタリア国内はもちろん、古代エジプト関連のファンが世界中から集まるスポットです。

    イタリアが誇る貴重な博物館としてイタリア国内はもちろん、古代エジプト関連のファンが世界中から集まるスポットです。

  • 王宮に続いて、カイロ考古学博物館の次に素晴らしい博物館が見られるトリノは、間違いなく、もう一度訪れたい都市の上位に位置付けられます。

    王宮に続いて、カイロ考古学博物館の次に素晴らしい博物館が見られるトリノは、間違いなく、もう一度訪れたい都市の上位に位置付けられます。

  • どうやって運んだのでしょう?と思うような展示物が、素晴らしい方法で展示されています。<br />※ちなみに、この作品名は「La Tela di Gebelein」で、上エジプトのテーベ近郊Gebelein(ゲベレイン)で発掘された重要展示物なんです。

    どうやって運んだのでしょう?と思うような展示物が、素晴らしい方法で展示されています。
    ※ちなみに、この作品名は「La Tela di Gebelein」で、上エジプトのテーベ近郊Gebelein(ゲベレイン)で発掘された重要展示物なんです。

  • 質&量ともに、大満足な博物館です!

    質&量ともに、大満足な博物館です!

  • 外を見て、ここはイタリアなんだと気づくほど、内部はエジプトしてます♪

    外を見て、ここはイタリアなんだと気づくほど、内部はエジプトしてます♪

  • ※この作品も「La Cappella di Maia(Maiaの礼拝堂)」とても重要な展示物で、刻まれた絵や文字などから当時のことを調べることが出来る考古学上大変重要な資料だそうです。

    ※この作品も「La Cappella di Maia(Maiaの礼拝堂)」とても重要な展示物で、刻まれた絵や文字などから当時のことを調べることが出来る考古学上大変重要な資料だそうです。

  • La Mummia Predinastica(エジプト先王朝時代のミイラ)は、三大重要展示品のひとつですが、ミイラが苦手な方も多いと思います。<br />あまり、こだわりなく見た方が楽しめると思います。

    La Mummia Predinastica(エジプト先王朝時代のミイラ)は、三大重要展示品のひとつですが、ミイラが苦手な方も多いと思います。
    あまり、こだわりなく見た方が楽しめると思います。

  • あるWebサイトで、三大重要展示品が<br />・La Tomba di Kha e Merit(KhaとMeritの墓)<br />・Il Libro dei Morti di Iuefankh(死者の書)<br />・La Mummia Predinastica(エジプト先王朝時代のミイラ)<br />ということでしたが、誰が決めたのか知りません。<br />ガイドブックには、他の作品が重要とありましたので、あまりこだわりなく、見られた方が楽しめると思いました。<br />一応、ガイドブックとそのWebに重要と書かれていたものには、写真に※印をつけておきました(私が写真を掲載していないものもあるため全部ではありません)。

    あるWebサイトで、三大重要展示品が
    ・La Tomba di Kha e Merit(KhaとMeritの墓)
    ・Il Libro dei Morti di Iuefankh(死者の書)
    ・La Mummia Predinastica(エジプト先王朝時代のミイラ)
    ということでしたが、誰が決めたのか知りません。
    ガイドブックには、他の作品が重要とありましたので、あまりこだわりなく、見られた方が楽しめると思いました。
    一応、ガイドブックとそのWebに重要と書かれていたものには、写真に※印をつけておきました(私が写真を掲載していないものもあるため全部ではありません)。

  • 私は隈なく見ましたが、Il Libro dei Morti di Iuefankh(死者の書)だけ、見つけられませんでした。<br />でも、閉館間際まで、たっぷり楽しませてもらいました。<br />大満足のトリノから、ワインの世界遺産「ピエモンテのブドウ畑の景観:ランゲ=ロエーロとモンフェッラート」に向かいます。<br />お酒、楽しみです♪ 次の宿は、個人のB&amp;Bなので、カッ飛んで行きま~す♪

    私は隈なく見ましたが、Il Libro dei Morti di Iuefankh(死者の書)だけ、見つけられませんでした。
    でも、閉館間際まで、たっぷり楽しませてもらいました。
    大満足のトリノから、ワインの世界遺産「ピエモンテのブドウ畑の景観:ランゲ=ロエーロとモンフェッラート」に向かいます。
    お酒、楽しみです♪ 次の宿は、個人のB&Bなので、カッ飛んで行きま~す♪

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