回顧録　２００５年　９泊１０日　チベット・北京旅行　その３　ナムツォで撃沈

2005/08/14 - 2005/08/14

チベットに行ってみたくて、後輩を誘ってラサを目指す。
当時は、成都の旅行会社に頼めば、個人旅行でもラサに入ることができた。
ネットでチベット旅行を代行してくれる成都の旅行会社とやり取りし、手数料を払い成都⇔ラサの航空券を手配してもらった。
上海経由の方が、時間短縮できるが上海は観光スポットが限られているので、中国初経験の後輩のために、最後に北京旅行もアレンジした。

旅も３日目。この日は車をチャーターし、ナムツォを目指す。ナムツォ手前にあった峠は海抜５２００ｍあって、写真を撮るだけで息苦しかったが、そこからの景色は、この世の物とは思えないくらい綺麗だった。ナムツォも海抜４７００ｍあり、立っているだけで息苦しく、テントで一泊しようと考えていたが、このままだと確実に死ぬと思いラサに戻ることにした。

エリア 中国

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

◆出発

６時半出発。
８月というのに、ものすごく寒かった。

◆高山病

途中で昼食？
ラサ二日目から高山病で朝ご飯も食べることが出来なった。
症状としては二日酔いに良く似ていて、気持ち悪くて食欲が出ない。

◆対照的

対照的に元気な後輩。
情報によると、若い人の方が高山病になりやすいとあったが、全然平気なようだった。

◆辛くない

辛くない麺で美味かったが、少ししか食べることが出来なかった。

◆食堂

麺を食べた食堂

◆実は

チャーターした車は、旅行者の説明通りトヨタのランドクルーザーだったが、かなり古いタイプだったので心配だったが、案の定トラブル発生。
この街に止まった理由はパンク。
スペアタイヤがないから、パンク修理のために止まった。
峠の途中とかでパンクしたらどうなるのか心配になった。

◆工事中

小さな町だか、道路の両側を工事中。

◆マニ車

マニ車を片手に買い物・・・・

◆再出発

パンク修理が終わりなんとか再出発。

◆車内

暖房が効かずめちゃくちゃ寒かった車内。

◆ゲート

湖に向かう途中にあったゲート。
ここで入場料金を払う。

◆来た道

道は全てきれいに整備されていた。

◆記念撮影

小銭をもらおうとそばから離れない女の子と記念撮影

◆ランクル

チャーターしたランクルと離れない女の子。

◆どこまでも

どこまでも、付いてくる女の子。
高山病で首が痛くてサロンパスを貼っている私。

◆結局

ずっと付いて来た女の子。
トイレに連れて行ってくれたので、１元あげた。

◆怪しい天気

段々天気が怪しくなって来た峠に続く道。

◆遊牧民

テントで暮らす遊牧民か？

◆小川

渓流というより小川

◆放置

放置された事故車。

◆雪

８月にまさかの雪。どおりで寒いはず。
運転手に聞くと、昨日降ったそうだ。

◆到着

峠の頂上に到着。

◆ラサ方面

登って来た側は雲がかかっていた。

◆ナムツォ方面

これから行くナムツォ方面は青空で素晴らしい景色が広がっていた。

◆興奮

思わず興奮して駆け出すが、空気が薄く直ぐに息切れ・・・・

◆九十九折

九十九折の峠道とナムツォ。

◆世界一

ナムツォは、中国第二の面積にして、標高が世界一の塩水湖だった。

◆岩山

凄い岩山

◆大スケール

バスと比較すると岩山の大きさが良く分かる。

◆観光用

観光用のヤク

◆展望台

道路わきの展望台へ

◆回復

ラサ方面も雲が切れて天気が回復してきた。

◆なんと

峠の海抜はなんと５１９０ｍ。
人生で一番の高所。この記録は未だに破られていない。

◆証拠

最高到達点の証拠写真。

◆透明

空気が澄んでいて、透明なのが分かった。

◆吸い込まれそう

吸い込まれそうな青空

◆青

目が覚める青の青空

◆至る所

至る所にある旗。
調べてみると祈願旗タルチョーというらしい。

◆息苦しい

流石に５２００ｍにいると写真を撮っているだけで息苦しいので、残念ながら１０分程で出発。

◆草原

峠を降りると草原があり、ヤクが放牧されていた。

◆観光用

観光客目当ての馬。

◆観光用

絵にはなるが、あくまでも観光用。

◆ヤク

◆山々

ちょっとした丘に見えるが、富士山より遥かに高い山々・・・・

◆アップ

アップでみると結構荒々しい。

◆万年雪

遠くの山々には万年雪

◆反対は

反対の景色は、雲と青空と湖

◆忘れられない

正に自分の小ささが実感できる忘れられない景色。

◆忘れない

記念撮影は忘れない。

◆運転手

左側が私たちの運転手。

◆到着

１２時にナムツォに到着。

◆！！！

なんだここは！

◆聖地

恐山ににも似た雰囲気があった。

◆青い

とにかく空が青くて、景色が映える。

◆少年

働く少年。

◆辛い

景色はとんでもなく綺麗だったが、ここは海抜４７００ｍ。
可成り息苦しく辛かった。

◆対照的

またまた対照的に元気な後輩。

◆海？

深い海の色だ。しかし、実際は深さは３０ｍほどしかないらしい。

◆デカい

中国で二番目の大きさの湖。二番目とは言え琵琶湖の三倍の面積。

◆むくむ

景色は最高。しかし、顔がむくんでいるのが分かる。

◆ヤク

記念撮影用のヤク

◆結局

今まで我慢していたが、流石にこの景色。結局観光用のヤクに乗って記念撮影。
でも、思い出の一枚になった。

◆ありがとう

乗せてくれてありがとう。

◆素晴らしい

天気にも恵まれて素晴らしい景色を楽しむことが出来た。

◆山々

正に聖なる山々。

◆とにかく

山や湖も綺麗だが、とにかく空が綺麗だった。

◆そろそろ

息苦しいので、駐車場に戻ることにする。

◆タルチョー

岩山にもタルチョー

◆スケール感

澄んだ青い空のためか、それほど高い岩山に見えないが、近くにいる人がとても小さく見えスケール感が良く分からない。

◆侵食

波に侵食された海岸線のような景色。
なんとも不思議だった。

◆なんだろう？

山の上にあるアンテナのようなものはなんだろう？

◆不思議

富士山より遥かに高いところに、こんな大きな湖があるなんてとても不思議だ。

◆実は

この景色を見ている間中、母を訪ねて三千里の歌が頭の中で流れていた。

◆名残惜しい

いつまでもこの景色を見ていたかったが、体が限界に近づいて来ていた。

◆ツーショット

運転手とツーショット。

◆宿泊施設

テント村のような宿泊施設

◆パオ？

本当ならここに泊まっていたのかもしれないが、ここに泊まったら寒さと高山病で確実に死ぬと思った。
完全に４７００ｍをなめていた。

◆わずか

楽しみにしていたナムツォだったが、余りにも辛くてわずか４０分の滞在。
こうしてみると、なかなか渋いランクルだった。

◆帰路

今思うと帰りは違う道だったのかな？

◆建設中

建設中のチベット鉄道が見えた。

◆車窓

のどかな車窓

◆チベット鉄道

機会があれば、一度乗ってみたいチベット鉄道。

◆満足

ナムツォに泊まることはできなかったが、大満足の一日だった。
旅行社に寄って、ポダラ宮のチケット手配をお願いした。
高標高に苦しめられたので、この日はホテルにもどって休息。