ヨルダン・イスラエルの旅　第3日目　ガリラヤ湖畔　②

2019/02/27 - 2019/03/13

　とても多くの見所が満載している「ガリラヤ湖畔」周辺の観光です。この後も、まだまだ多くの見所を訪ねて周ります!!

エリア ガリラヤ湖周辺(イスラエル)

• 旅行の満足度: 5.0

　イエスが丘の上で山上の垂訓を話した時、大勢の群衆がその話しに聞き入っていた場所が、ここであろうと言われている『山上の垂訓教会』。

　今まさに、山上の垂訓を語っているイエスの姿です!!

　山上の垂訓教会の祭壇

　教会の庭には、椰子の木(シュロ)があります。イエスが十字架に架かる前、エルサレムに入場する時、人々が手にシュロを持って迎えたとという記述もある馴染み深い植物です。

　イスラエル国内には、約270のキブツが存在しています。そこで共に働き、共に食事し、共に生活をしている共同体です。

　その後、キブツの入口のレストランで、ガリラヤ湖名物のセントピーターズフイッシュ(聖ペテロの魚、タイの種類)の丸揚げのランチです。

　ランチが済み、ガリラヤ湖畔の美しい景観を背景に一休み!!

　ガリラヤ湖畔にある『パンと魚の奇跡の教会』。イエスが5つのパンと2匹の魚で5千人を満腹させたという奇跡を記念して5世紀に建設されました。

　床には、パンと魚のモザイク画が描かれています。

　床のモザイクは、450年頃の教会にあったもので、今でも美しい数々のモザイクがはっきりと残っています。

　教会前庭には、オリーブ油用のオリーブの実を潰す臼の油絞りがあり、ここはユダヤ時代からの油の名産地でした。

　ガリラヤ湖畔にひっそりと建っているこじんまりとした『ペトロ召命教会』。

　教会内部には「キリストの食卓」と呼ばれる岩があり、イエスの処刑後、復活したイエスは、弟子達の前に現れ、ペテロ達弟子に食事を与えたとされる岩です。

　教会の側にはイエスとペテロの像があり、イエスが3回「私を愛しているか?」と問い、ペテロを後継者に指名しました。

　次に『カペナウム遺跡』へ。イエスの時代の重要な町で、イエスはここに住み、ガリラヤ地方の伝導の中心地としていました。

　ペテロの家と信じられている古い家の跡に、ビザンチン時代に八角形の教会が建てられました。後に廃墟となっていたが、1990年、遺構の上に『新聖ペテロ教会』が建設されました。

　5世紀の会堂の中は、立派な円柱が並び、柱頭の飾りも凝っています。

　壁飾りの石は、外の道端に展示されていて、6角形のダビデの星も見られます。

　足元に魚、右手に天国の鍵、左手に羊飼いの杖を持っている『ペテロの像』があります。

　シナゴークの窓からは、ギリシヤ正教会の赤い屋根がくっきりと見えます。

　きょう最後の見学は、『イーガル・アロン・センター』。ガリラヤ奇跡センター(船博物館)で映画と実物展示を見学します。

　『ガリラヤボート』＝約2000年前のイエス時代の船で、1986年の干ばつで湖の水位が下がった時に、湖底の泥の中から発掘されました。

　もとはこんな感じだったのでしょうか!!