愛国駅&幸福駅訪問記（2018年夏　北海道東北旅行記⑦）

2018/08/10 - 2018/08/10

2018年夏の北海道旅行の続きの旅行記です。2年もの時を経て写真が復元できたので続きを書き始めたいと思います。

今回は30年程前に「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズで有名になった愛国駅と幸福駅に行ってきました。

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今回の旅程
根室
↓花咲線普通列車
釧路
↓特急スーパーおおぞら
帯広
↓十勝バス
愛国
↓十勝バス
幸福
↓十勝バス
大正
↓十勝バス
帯広
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※2年前の旅行なので現在と一部異なる部分があるかもしれません。

エリア 帯広(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 JRローカル

今日は根室駅からのスタートです。

根室駅 駅

根室駅のホームの端には日本最東端有人駅の看板が立っていました。

花咲線に乗って釧路に向かいます。

根室駅の隣は東根室駅。この駅が日本最東端の駅になります。列車はここで1分くらい止まってくれるので、写真を撮ることができます。

東根室駅 駅

根室を出発して2時間。釧路駅に戻ってきました。ここでお昼ご飯のお弁当を購入。

釧路駅 駅

釧路からは特急スーパーおおぞらに乗って一気に帯広まで行きます。車両はキハ283系気動車です。

キハ283系には制御付き自然振り子がついています。これによってカーブでも高速運転が可能になります。

1時間30分ほど乗車するので指定席に乗ります。

これが283系のシートです。かつてuシートで使われていたものを転用したので、かなり快適なシートになっています。

釧路出発後に、車内で先ほど購入した助六寿司をいただきます。

定刻通り帯広に到着。

帯広駅 駅

駅前のバスターミナルで「おびひろ1day乗放きっぷ」 という帯広市内のバスが乗り放題になる切符（大人900円）を購入。

その後、バスで愛国駅に向かいます。

愛国駅到着。

愛国駅(愛国交通記念館) 名所・史跡

愛国駅はかつて国鉄広尾線の駅でしたが、広尾線が1987年に廃止されてしまい、現在は駅舎とホームが保存され、周囲は公園になっています。

1973年にテレビ番組で愛国駅と幸福駅が紹介されると、縁起がいいことから「愛の国から幸福へ」の一大ブームが巻き起こり、愛国~幸福駅間の切符が300万枚も売れました。現在でも愛国駅には、写真のような切符の石像が置いてあります。

愛国駅構内には国鉄広尾線時代の貴重な資料が数多く展示されています。

駅構内にはかつて国鉄広尾線で活躍していた9600形が保存されています。かなりきちんと整備されているみたいですね。

愛国駅を後にし、次は幸福駅に向かいます。

十勝バスに乗って幸福へ。

最寄りのバス停から10分ほど歩いて到着。

現在、幸福駅も交通公園として整備されています。


ここで、幸福駅の名前の由来について書いておこうと思います。

幸福駅の周辺には札内川が流れており、これはアイヌ語で「乾いた川」を意味する「サツナイ」から名づけられました。しかし、明治時代に入植者によって「サツナイ」に「幸震」の字が当てられました。これは地震のことを古語で「なゐ」と呼ぶため。当時の入植者には福井県出身の者が多かったことから、その後「震」に変わって「福」が当てられ、現在のような縁起のいい名前になったそうです。（ウィキペディアより）

幸福駅(幸福鉄道公園) 名所・史跡

カップルがいちゃつく場所

幸福駅にも列車が保存されています。

2両あるうちの一方は休憩所になっています。

もう一方は当時のまま保存されています。

幸福駅駅舎。壁には願い事が書かれた沢山の紙が貼られています。

近くにはお土産屋もあり、観光客で賑わっていました。

バスで大正駅に向かいます。

大正駅も公園の中にあるが、こちらは人が誰もいない。広尾線が一部開通した時はここが幸福駅だった。

次のバスに乗って帯広に戻ります。

バスで帯広駅に戻ってきました。帯広駅のみどりの窓口には幸福駅と愛国駅のミニチュアが展示されていた。かなり精巧に作ってある笑

駅構内の豚丼屋で帯広名物の豚丼を食べる。厚切りの豚肉に甘いタレがよく絡んでいて美味しい。

今日は駅前のルートインに宿泊。今回はここでおしまい。



最後まで読んでくださってありがとうございました。次回は登別温泉と地球岬編です。

それでは～