2020/03/20 - 2020/03/22
295位(同エリア298件中)
にふうささん
この旅行記のスケジュール
2020/03/21
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バスでの移動
路線バスで、身延駅~門前町へ移動
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バスでの移動
路線バスで、門前町~身延駅へと戻る
2020/03/22
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駿府城公園
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この旅行記スケジュールを元に
3月の連休は、本来ならば海外へと旅行する予定にしていたのですが、コロナウィルスの影響によりキャンセルとなりまして、どこに行こうかと考えておりました。その際、ふと甲府の昇仙峡へ行った旅行記が目に留まり、「ここ楽しそう」と思いました。
そういえば、甲府はまだ行ったことがなかったなあと思い出し、一気に今回の旅行計画が具体化してきました。そして、地図を眺めていると、身延線が目に入り、身延山久遠寺や静岡市の定期観光バスが気になっていたことから、行けるなら両方行きたいと思い、今回の旅行計画が具体的になりました。
行程は2泊3日。1日目は大阪から羽田経由で甲府へと移動し、甲府市内を観光して1泊。2日目は朝から昇仙峡へと行き、昼頃戻って身延線で身延山久遠寺へ。身延山久遠寺を訪問した後、静岡駅まで移動し、静岡市内で1泊。3日目は早朝に静岡市内を徘徊した後、定期観光バスに乗車し、静岡市内を観光した後、新幹線で大阪へと戻るという行程です。
このようにあちこち行ったこともあり、旅行記は4回に分けて紹介したく、今回は、2日目午後に身延山久遠寺へと行ったことと、3日目朝に静岡市を徘徊したことなどを紹介したいと思います。今回は、図らずも身延線を普通電車で踏破するという事態となりました。身延山久遠寺の階段よりも、身延線を普通電車による全線踏破の方が正直きつかったです。まあ、身延線はなかなか行けないので、今回行けて良しとしましょう。
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身延駅へとやってきました。この辺りの駅としては大変立派な駅です。駅前から路線バスにのって、身延山久遠寺を目指します。
身延駅 駅
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15分ほどバスに乗って、門前町にやってきました。ここから歩いて、久遠寺へと向かいたいと思います。
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身延山久遠寺の三門に到着いたしました。大きかった。立派です。1907年に再建されたらしいです。
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三門をくぐってしばらく歩くと、ものすごい階段が見えてきました。この階段(菩提梯)を上がるんですか。相当急だし、大変そうですが、頑張ります。
もちらん、う回路もありますよ。 -
休み休みしながらもなんとか登り切りました。リタイア寸前の人も多かったです。勾配を見るとどれだけ大変かわかりますよね。
7ブロックに分かれ、合計287段あるそうです。段数もさることながら、一段の高さも大きく、この階段はかなりきつい部類でした。 -
ということで、久遠寺にやってきましたので、境内をご紹介したいと思います。
まずは、階段脇に「五重塔」がありました。2008年に再建されたものだそうです。 -
久遠寺の本堂。内部の写真撮影は不可でしたが、天井には龍の絵(加山又造昨「墨龍」)があったり、日蓮の像と糸でつながっていたりと、見所たくさんな場所でした。
身延山久遠寺 寺・神社・教会
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しだれ桜。結構有名な桜らしいです。樹齢400年とか。
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儀式のときに使用する仏殿。1931年に建設されたそうです。隣には、納牌堂があり、位牌がたくさんありました。
たまたま定期の法要に出会いましたが、太鼓をたたいてかなりうるさかったです。 -
入口のあの階段、当然ながら登れない人もいますので、そういう人向けに斜行エレベーターがありました。麓でも桜が咲いており、綺麗ですね。
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時間をみると、まだギリギリでロープウェイに乗れそうですので、急いで乗りたいと思います。
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ロープウェイに乗って奥之院まで向かいます。夕方16時と、ロープウェイの終了するギリギリの時間に乗りました。田舎なので、すべての時間がギリギリで動いております。まだかみ合っているから良いのですが、ひとたびかみ合わないと、とんでもないことになりますので気が抜けません。
身延山ロープウエイ 乗り物
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ロープウェイで山の斜面を上がっておりますが、杉の木と、下には紙の原料で有名な「ミツマタ」の黄色い花が咲いております。
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ロープウェイ山頂から見た景色。麓は身延駅のあたり。やっぱり富士山は頭一つ抜けていますね。
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奥之院の入口までやってきました。
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奥の院へはこのような階段を登って向かいます。また階段ですが、先ほどの久遠寺へ至る階段に比べると、子供みたいなものです。
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階段の道中に、日蓮聖人お手植えの杉がありました。それはともかく、杉の節がすごいです。750年経過しているとのことでした。
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奥之院の山門に到着いたしました。奥之院は「思親閣」という名前です。生前の日蓮とは関係のない所みたいでして、後世の人が作ったところみたいです。
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奥之院の拝殿です。
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奥の院への参拝も終わりましたので、次は北側展望台へと向かいます。
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北側展望台より、北側の山々を望む。遠くには南アルプスの山々が見えるみたいです。
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再びロープウェイ乗り場へと戻ってきました。待合スペースは物販も兼ねておりました。
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奥之院の滞在は20分ほどで、ロープウェイを下っていきます。滞在時間は短かったのですが、次の行程があるのでやむを得ません。
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ロープウェイで下っている最中に撮った富士山。やっぱり富士山は偉大です。
ロープウェイで下った後は、門前町の路線バス乗り場まで戻ります。時間的都合や、面倒になったこともあり、再びあの階段を下りましたが、かなり怖かったです。 -
売店を見ると、あの上からつり下がっているのが太鼓?です。寺では、僧侶の定期のお参りの場面に遭遇いたしましたが、あれを叩きながら念仏を唱えていました。確かに、うるさいですね。
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身延山から新宿までの高速バスが出ているんだ。バスが出ているということはやっぱり需要あるんだろうなあ。すげー。
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身延駅まで帰ってきました。時刻表を見ると、次に来る普通電車に乗って、富士駅で東海道線に乗り換えて、静岡駅を目指した方が速そうです。それでも2時間以上は揺られます。
ということで、覚悟を決めて、普通電車で静岡を目指すことにしました。身延駅 駅
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富士駅で身延線から東海道線へと乗り換えです。
しかし、身延線は長かったです。富士宮の市街地が見えたときには少し感動しました。そのぐらい、真っ暗な中を走りました。富士駅 駅
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身延駅から普通電車で2時間以上揺られ、静岡駅に20時頃にようやく到着いたしました。
静岡駅 駅
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今回は、諸般の事情により、静岡駅近くのアパホテルに宿泊いたしました。長い一日がようやく終わります。今日は本当に長かったです。
本日はこれで終了です。明日は、静岡の定期観光バスに乗車するのですが、その前にホテルの近くを早朝徘徊したいと思います。アパホテル <静岡駅北> 宿・ホテル
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翌朝、静岡駅の北のあたりを散策していきたいと思います。
ここは、徳川慶喜の屋敷跡みたいです。今は高級ホテルとして利用されています。 -
静岡市役所本館です。1934年に建築された建物だそうです。
静岡市役所本館 (静岡庁舎) 名所・史跡
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その向かいにあるのは、静岡県庁本館です。静岡は、市役所と県庁が近くにあるのですね。
静岡県庁舎 名所・史跡
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静岡県庁を通過して、駿府城公園へと入ります。
ただ少し遠回りをして、東御門へとやってきました。このような入口を復元してくれるとテンションが上がります。駿府城公園 (駿府城址、紅葉山庭園) 公園・植物園
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敷地には建物は残っていませんが、遺構はだいぶありそうです。
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ご存じ、徳川家康像です。駿府城公園にあるのは、鷹狩りをしている姿です。駿府隠居時代の家康を表したものだとか。
駿府城公園 (駿府城址、紅葉山庭園) 公園・植物園
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家康公お手植えのミカンの木だとか。家康公が駿府城に隠居の際に、紀州から献上された鉢植えのミカンの木を本丸に移植したものだそうです。
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公園内にはいくつかの櫓が復元されていました。時間が早かったので、中には入れなかったのがちょっと残念でしたけど。
写真は坤櫓。ここからは天気がいいと富士山が見えるのだとか。今日は見えませんでした。駿府城公園 (駿府城址、紅葉山庭園) 公園・植物園
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石垣の断面が公開されています。こうなっているのですね。なるほど。
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駿府城公園の天守跡では、大規模な発掘調査が行われていました。
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天守台の対岸の二の丸側石垣を発見したそうです。堀の幅が17mもある幅の広いものだとか。
以上で、駿府城公園を終了いたしまして、次の場所へと向かいます。 -
一気に飛んで、静岡浅間神社へとやってきました。静岡浅間神社は、神部神社・浅間神社・大歳御祖神社を総称しての呼び名みたいで、中にはいくつかの神社があります。重要文化財クラスの建物が多いです。
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大歳御祖(おおとしみおや)神社の拝殿です。この建物も重要文化財です。
大歳御祖神社 寺・神社・教会
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八千戈(やちほこ)神社。こちらも重文です。
八千戈神社 寺・神社・教会
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こちらが、神部神社・浅間神社の大拝殿です。大拝殿の後ろにそれぞれの神社の本殿があります。大拝殿ですが、装飾の豪華な感じが、普通の神社とは違うなあと思いました。
この大拝殿は、三代将軍家光公時代に日光東照宮とともに造営された社殿で、その後火災で焼失し、11代将軍家斉公時代に再建されたものだそうです。二階以上ある、重層楼建築が特徴的となっています。もちろん、この建物も重要文化財です。静岡浅間神社 寺・神社・教会
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階段を上がったところに、麓山神社があるとか。ちょっと行ってみます。
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麓山神社拝殿はこじんまりしていました。
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麓山神社の近くには、古墳(賤機山(しずはたやま)古墳)がありました。山の上に古墳なんて、なぜ作ったんだろう?6世紀後半にこの地方を治めた豪族の墓という説が有力だそうです。
この古墳がある賤機山にちなんで、「賤ヶ丘」という地名が出てきて、現在の静岡という名前の由来ともなったと。ただ、漢字は明治維新という時期柄等を考えて、「静岡」という、穏便なものへと変更されたようです。賤機山古墳 名所・史跡
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ちょっと飛んで、静岡銀行本店。静岡銀行の前身の旧静岡三十五銀行本店として1931年に作られたもので、鉄筋コンクリート造りの3階建てだそうです。ちなみに、現在でも店舗として営業されているとか。
静岡銀行本店 (旧静岡三十五銀行本店) 名所・史跡
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銀行の前の道(呉服町通り)はこんな感じです。
先に進むと繁華街らしいです。静岡駅は北側に、静岡電鉄の駅があるから、駅の北側が栄えているようです。また、この道路は電線が地中化されていて、すっきりしています。
以上で、早朝徘徊を終わりまして、静岡駅へと向かいます。 -
静岡駅前にやってきました。静岡駅前の徳川家康像です。
徳川家康公像 名所・史跡
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近くには、幼年時代の竹千代の像がありました。晩年の像は高い台座の上ですが、幼年期は肩を組めるぐらいの高さと、待遇の違いを感じてしまいました。
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静岡駅北口へとやってきました。これから、定期観光バスに乗車して、静岡市近郊を案内してもらいます。
長くなりましたので、続きは別な旅行記にしたいと思います。静岡駅 駅
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