2020/03/23 - 2020/03/23
70位(同エリア443件中)
玄白さん
春分を過ぎ本格的な春の到来を告げる花のひとつがミツマタ。全国に何か所かミツマタの群生地があり、関東では栃木県茂木町の焼森山が知られるようになり、最近では県内外から大勢のカメラマンや、観光客が訪れるようになった。しかしながら、今はコロナウィルス騒ぎの真っ最中であり、屋外とは言え、できるだけ大勢の人が集まるところは避けている今日この頃。
そこで、焼森山ほど知名度がないが、群生の規模は焼森山に引けを取らない桐生市のミツマタ群生地を訪れてみた。予定外の事態もあったが、山の斜面が黄色に染まった圧倒的な景観を楽しんできた。ついでに帰路途中、佐野市の三毳山にも立ち寄り、これまた春の訪れを感じさせるカタクリの群生も見てきた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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まずは所在地の説明から。
桐生市市街地から県道66号、さらに桐生川に沿って県道337号を北上して終点まで行き、そこから林道三境線に入り、2kmほど進んだところにある。渡良瀬川の支流、桐生川の源流地点である。特にランドマークになるようなものがないので、カーナビは少し下流にある割烹旅館清風園をセットしておけばよい。
清風園を過ぎると道は細くなり運転には注意を要する。公共交通機関はないので、車で行くしかない。携帯の電波は届かない僻地だ。 -
県道337号終点に到着。まっすぐ行っても100m先で道は途切れる。
左のヘアピンカーブが三境林道入り口なのだが、何と通行止めになっているではないか。徒歩では行けそうなので、片道2kmの林道歩きをするハメになった。
ここには10台ほど車を停められるスペースがある。根本山の登山口になっているので、山登りをする人たちの駐車スペースとして利用されているようだ。 -
幸い車にトレッキングシューズを積んであったので、履き替えて群生地に向けて歩き出す。歩き出すとすぐにミツマタが目に留まる。この付近は、あちこちでミツマタが自生しているようだ。
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1kmほど歩いたところで、崖崩れの土石で林道が埋まっている。おそらく昨年の台風19号の豪雨によるものであろう。これでは通行止めになるわけだ。
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崖崩れは15mほどで、岩と土砂、倒木が折り重なっている。連れ合いは、怖気づいてしまい、最初引き返そうとしていたが、意を決して乗り越えてきた。
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ミツマタ群生地に到着
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群生地は林道の谷側に広がっているが、山側にも自生している。群生地の周囲は、よく手入れされた杉林と冬枯れの潅木に囲まれている。
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林道から見下ろした情景。焼森山は杉林の林床にミツマタが生えているのだが、ここは、ミツマタだけが群生している。
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桐生川源流の谷まで下る道を降りて、下から見上げたところ。
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山側を向いて右側が杉林になっていて、林の中までミツマタが自生している。
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ちょうど満開、見頃だ。
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前ボケを入れて。
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見事な群生
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時刻は9時半。こんな絶景だが、誰もいない。我が夫婦で独り占めだ。
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あちこち撮影していると、ようやくハイカーが一人やって来た。一時間ほど、いろいろなアングルで撮影していたが、ここで出会った人はわずか2人だけで、帰りに林道歩きしていたとき、リュックを背負った中年の夫婦とすれ違っただけだった。
こんな具合なので、コロナウィルス感染の心配は全くない。 -
ミツマタ群生地の隣りは杉林。我が夫婦は花粉症持ちなので、今の時期に山に入るのは気が重いのだが、幸い今年の花粉飛散は少ないようで、それほど鼻がムズムズすることもなかった。
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群生地の中には、歩けるスペースもあるので、中に入っていける。
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谷の反対方向を向いて。
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この群生地がどのようにして出来上がったのか、調べてみたが、よくわからなかった。焼森山のように、戦前、紙の原料確保のために植林されたものが、自然に増えたのか、始めから自生していたのか? ミツマタは日当たりがよいと繁殖力が強いので、杉を伐採したあとに自然に増えたのかもしれない。
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イチオシ
前ボケを散らして。
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杉林に隣接した辺りはまだ日陰になっている。
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アップで。
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ミツマタは沈丁花の仲間なのだが、沈丁花ほど強い香りはない。
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イチオシ
黄色のカンザシ
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イチオシ
青空をバックで。
黄色と青のコントラストが美しい。 -
またまた前ボケを入れてパチリ。
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ぼけてはいるが、奥の群落がひときわ鮮やかな黄金色になっている。
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イチオシ
黄金色の滝の如く。
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満開のミツマタ
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暗い杉林をバックにして。
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あと半月後くらいには周囲の潅木も芽吹いて新緑に染まるだろうか。
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撮影を終えて、林道に戻る。帰路歩きながら林間に射しこんだ日のスポットライトをあびて浮かび上がるミツマタ。
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もう一度、ミツマタ群生を俯瞰する。
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イチオシ
杉林の暗がりにミツマタが浮かび上がる
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枯れて絡み合った蔦が、めがねをかけた漫画の人物のように見えて面白い
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林道の途中のミツマタを仰ぎ見て
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群生地から離れたところの杉林の中のミツマタ。黄色の絨毯を敷いたよう。
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白梅と紅梅。これも自生した梅か?
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紅梅をアップで。
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割烹旅館清風園のそばにあったミツマタ群落。小高い丘がすべてミツマタで覆われている。
この後、県道337号が県道66号と合流したところを左折し、佐野市の三毳山方面に向かう。 -
三毳山公園東口駐車場へ。
園内は広いので、普段はこんなミニトレインが走っているのだが、今はコロナウィルス対策で運休中。これを利用して新人運転手の走行訓練をしていた。 -
三毳山のほぼ中央付近のカタクリの園へ。
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ちょうど見頃である。
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蕊を下に向けて花弁が上に反り返った独特の形をしたカタクリの花は、ユニークで、花写真の被写体として人気が高い。
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イチオシ
今年は特に花数が多いようだ。
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カタクリの園
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微妙に花の色合いが違うのも面白い。
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カタクリはアップの写真が良い。
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薄雲がかかったり、晴れたりと光の具合が刻々変わる。柔らかい光がスポットライトのように当たるタイミングを狙ってパチリ。
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カタクリ
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カタクリ
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カタクリの園の下の方にあったキクザイチゲ or アズマイチゲ?
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ニリンソウ?
今頃の三毳山はカタクリを始め、スプリング・エフェメラルのオンパレードだ。 -
駐車場に戻る途中に見かけた山吹。
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山吹
この後、渡良瀬遊水池の菜の花を見て行こうかとも考えたが、連れ合いが久しぶりの林道歩き、山の斜面のミツマタ見物でくたびれた様子なので、帰宅の途に着いた。
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この旅行記へのコメント (5)
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- クッシーさん 2020/03/28 14:00:17
- 本当に黄金色!
- 玄白さん、こんにちは。
最近インスタグラムでも焼森山のミツマタをよく見ますが
栃木には他にもこんなに素晴らしい群生地があるのですね!
小山一面がミツマタ
本当に黄金色で圧巻の風景です。
神奈川県民なので、今年はほとんど花を見歩くことなく
外出自粛となってしまいましたが
玄白さんのお写真を通して「春」を感じさせていただきました。
ありがとうございました(^^)
クッシー
- 玄白さん からの返信 2020/03/28 22:19:44
- Re: 本当に黄金色!
- クッシーさん、こんばんは!
この旅行記のミツマタ群生地は、栃木県ではなく、群馬県桐生市です。(^ ^); 北関東3県(茨城、栃木、群馬)は地域ブランド知名度では全国で最下位を争っていますから、東京以西の人からすると、区別がつかないのも無理からぬことですね(笑)
首都圏は、コロナ感染爆発が現実になりつつあり、心配ですね。お気をつけて。
玄白
- クッシーさん からの返信 2020/03/29 19:53:38
- お恥ずかしい!
- 玄白さん、こんばんは。
桐生市、群馬県でした~!
地理が苦手なのがバレバレでお恥ずかしい(^^;)
でもこれでしっかり覚えました。
神奈川から車で行く場合、東京を抜けないとならないので
ちょっとハードルが高いのですが
行きたい場所リストに加えさせていただきました(^^)
クッシー
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- mimozaさん 2020/03/27 16:35:34
- こんにちは
- 素晴らしい群生ですね
人影も見当たらず秘密の花園のようです。
みかも山のカタクリ、アズマイチゲにニリンソウ
サンシュユにヤマブキ
楽しみな春ですね。
- 玄白さん からの返信 2020/03/27 17:52:13
- Re: こんにちは
- 誰もいなかったので、他の人を気にすることなく撮影ポジションは自由気ままに撮り放題でしたよ。
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