2018/12/02 - 2018/12/02
15位(同エリア87件中)
玄白さん
写真好き仲間のKさん、Iさんと冬桜が見頃を迎えている藤岡市の桜山公園と近隣の城峰公園に出掛けてきた。桜山公園は7000本の冬桜と、ややピークは過ぎつつあるものの紅葉のコラボレーションが見事でした。
晩秋から初冬にかけて咲く冬桜というものがあることは知識としては持ち合わせているものの、桜と言えば季節は春と頭の中に刷り込まれている。紅葉と桜が同時に風景の中に入っているというのは、感覚的には奇妙な印象ではあるが、珍しい風景をたっぷり楽しんできた。写真的には、あまり良い写真は撮れなかったので、ズラズラと同じような写真が並ぶだけの旅行記になってしまったが・・・
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 自家用車
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午前4時に起き、Kさんの車で北関東道、関越道、上信越道を飛ばして藤岡ICで降り、県道13号を一路南下して埼玉県との県境に近い桜山公園へ。
ここは初めてなので、園内第1駐車場入り口の案内板で、園内のマップを頭に入れてから、撮影に取り掛かる。 -
イチオシ
この日の日の出は6:35だ。桜山頂上まで行くと日の出の時間に間に合わない。駐車場の脇にも冬桜が咲いているので、日の出で朱に染まった東の空と、冬桜をまず一枚撮影。
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ちょいと場所を移動してもう一枚。朝焼けは今一つだった。
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晩秋から初冬にかけて咲く桜は何種類かあり、それらを総称して冬桜という。桜山の桜は、小葉桜と言い、マメザクラとオオシマザクラの交配によって作り出された品種である。狭い意味での冬桜は、この小葉桜を指す。
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それ以外にも冬桜としては、四季桜(マメザクラとエドヒガンザクラの交配)、十月桜(マメザクラとコヒガンザクラの交配)、子福桜(コヒガンザクラと中国原産のシナミザクラの交配)などがある。多くはマメザクラとの交配ゆえなのか、花の大きさは小振りである。
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それ以外にカンヒザクラ(寒緋桜)という早咲きの原種があり、沖縄では1月に開花するそうだ。
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駐車場脇での日の出の撮影のあとは、桜山頂上をめざして歩きながら、思い思いに撮影していく。途中に池を中心とした日本庭園があった。池にも朝日が差し込んできた。池の周りの冬桜はまばらだ。
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池のほとりの四阿と冬桜の枝を入れてパチリ。
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朝日を浴びて、朱色の鮮やかさが際立ったモミジ。背景は冬桜。
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逆光の冬桜
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麓から桜山まで登ってくるハイキングルートが整備されているらしい。11月末までは冬桜祭りの一環としてハイキングも催されていたという。
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朝日を浴びる冬桜
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日陰のところの冬桜。少しくすんだ色になっているが、もともと冬桜の花はソメイヨシノのような華やかさはなく、つつましやかで清楚な感じの花なので、日が当たっていなくても味わいがある。
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手前の紅葉はツツジ、冬桜の背後は、谷をはさんで反対側の山の紅葉である。モミジではなさそうだ。
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冬桜と紅葉。枝ぶりから冬桜の樹齢は若そうだ。
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背後の杉林のグリーンを背景に、ちょっと枝ぶりが良さげな冬桜一本。
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桜山の冬桜の起源は、日露戦争後に村民が1000本の桜を植えたことから始まっているという。今日見られる桜の木は樹齢が若そうなので、たぶん、初代の冬桜の子か孫の世代なのであろう。
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当時は、晩秋から初冬に咲く桜はあまり知られていなかったが、その珍しさから次第に人々が見にくるようになり、公園として整備されていったようだ。
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サザンカの大木。花は少しピークを過ぎたようだが、大量の白い華を咲かせている。
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そばで見ると八重咲きのサザンカだった。
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控え目だが、赤い花のサザンカもある。
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イチオシ
モミジの枝越しに赤い花を咲かせたサザンカをパチリ。
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桜というと、開花してすぐに満開になり、パッと散ってしまうというイメージだが、冬桜は、長い期間を通じてパラパラと咲くので、およそ一か月くらい見頃が続く。そんな点でも、春の桜とは印象が違う。
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イチオシ
近くに寄って枝を見ると、このように花はまばらに咲いているのである。
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桜山頂上付近には、まだ色鮮やかさが残っているイロハモミジがある。
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桜山頂上にある石碑。そばの説明板によると、この地方で算出する緑泥片岩製の石板で、南北朝時代の供養塔だという。地元の有志によって、石碑保護のため覆屋が作られたそうだ。
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頂上に昇る最後の場所は202段の階段になっていて、体力に自信がない人、高齢者は注意せよなどという、いささかおせっかいな立て札が立っていた。階段の途中から下を振り返ったところ。黄葉に朝日が差し込んでいる。
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黄葉や紅葉は、逆光で見ると鮮やかさが増す。
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イチオシ
まばらな花の付き方をする冬桜も、まとまるとボリュウム感が出て桜らしい風情になる。
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彼方に藤岡市街地が遠望できる。
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紅葉と冬桜
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頂上の石碑の近くには注連縄が張られた高木があった。御神木?
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まもなく冬枯れになろうとしている木々
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冬桜と黄葉
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冬桜と黄葉
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イチオシ
イロハモミジと冬桜
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時々、冬桜をアップで撮る。
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モミジと冬桜
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イチオシ
黄葉と冬桜
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20人ほどのハイカーの集団がやってきた。皆さん、冬桜と紅葉のコラボレーションに口々に感動を口にしていた.
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ツツジとモミジの紅葉に挟まれて冬桜。
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少し引いて、アングルを変えてもう一枚。
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イチオシ
さらに、もう一枚。モミジの鮮やかさはこの辺り(頂上から東側の斜面)が一番だ。
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落ちモミジも撮っておこう。
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冬桜一輪。
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2時間ほど、桜山公園の園内を行ったり来たりして撮影後、もう一つ近くの冬桜が見られる場所、城峯公園へ移動。ここは、県境を越えて埼玉県神川町である。
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こちらも、紅葉と冬桜のコラボが狙いだ。
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ここの冬桜は、十月桜である。桜山の小葉桜とは花びらの形がちがうのがわかる。
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何と、狂い咲きしたツツジが一株あった。
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木製の展望台が設えられている。
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名前の通り十月桜は、十月が開花のピークを迎えるので、すでに終わりに近い。だが、まだ十分花は残っていた。春の桜と違って花期が長いのである。
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黄葉と十月桜。
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紅葉と十月桜。
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まだ昼前なので、近くの三波石峡という国の名勝・天然記念物に指定された景勝地があるというので、そちらにも足を延ばしてみようということになった。
途中、観光地ではない山道でフォトジェニックな景色が見えたので、比較的広い路肩に車を停めて、しばしの撮影タイム。 -
イチオシ
植林された杉林の中に帯状の広葉樹の自然林が残り、広葉樹の黄葉の部分だけが日光があたっている。
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手前には枯れ尾花が風に揺れている。
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この辺りは群馬県と埼玉県の県境だ。彼方まで杉林の中に浮かんだ島のように広葉樹の自然林が散在している。
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一部をアップで。
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もう一枚アップで。
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ここでも冬桜が見られた。群馬県と埼玉県の県境には、数は少ないもののあちこちで冬桜が見られた。
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巨大なシュロのような植物。冬はかなり寒冷な土地のはずだが、こんな山の中の寒いところでも育つものなんだ。
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形の良い円錐形の黄葉が下の方に見えた。ヒマラヤ杉かな。
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三波石峡(さんばせききょう)。緑泥片岩という名の堆積岩が地下深くの熱と圧力で変成した変成岩の巨岩、奇岩がごろごろ転がっている長さ1.5kmほどの峡谷である。ここの緑泥片岩は三波石と称して庭石によく使われるという。
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この峡谷は、神流川(かんながわ)をせき止めて作られた下久保ダムの下流に位置している。かなり大きなダムである。首都圏の重要な水源の一つなのだろう。
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林道から渓谷に降りる階段が6か所設けられているが、あまり人がおとずれることはないらしく、かなり痛んでいた。まだ谷底まで日の光が届かず、撮影はいまいちの状況。
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林道沿いをブラブラしながら、時々シャッターを切る。赤い実をたくさんつけた潅木と三波石峡の流れ。
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ここにも冬桜が咲いていた。
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三波石峡の冬桜。
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峡谷の対岸の山の斜面の景色。ここも杉林の中に黄葉した広葉樹が散在している。
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駐車場のそばに皇帝ダリアが咲いていた。
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12時を回り、3人とも撮影に飽きてきたので帰宅の途に着く。国道462号(十石峠街道)を藤岡ICに向かう途中、藤岡市(旧鬼石町)にある蕎麦屋「天神茶屋」で蕎麦の昼食を摂る。味は普通といったところ。
いつもの撮影小旅行よりずいぶん早い帰宅となった。
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