ニュージーランドのワイン、憧れのマールボロ地方（南島）には行けませんでしたがワイナリーには行ってみたい。そんなわけでオークランドからフェリーに乗ってワイヘキ島へ行ってきました。<br />あまり大きくないワイヘキ島ですが、ワイナリーはたくさんあって、何日でもたのしめそう。<br /><br />ニュージーランドのワイン美味しい！<br />

初めてのニュージーランド・楽園発見　パート3

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2020/02/07 - 2020/02/12

145位(同エリア983件中)

エリア

オークランド(ニュージーランド)

オークランドからフェリーで30分程で行けるワイヘキ島(Waiheke Island)には３０程のワイナリーがあって、そのほとんどが島の西側にあるそうです。
ワインテイスティングには是非行きたかったので調べていると、オークランド郊外にもよさそうな所はけっこうありますが、一番効率の良いアクセスはレンタカーなのです。右ハンドル・・・。ニュージーランドの旅行後半ではレンタカーで回るのを予定していますが、まだ心の準備がぁー。
すごく張り切って朝８時１０分のフェリーでワイヘキ島へ。ダウンタウンが離れていくー。
レンタカーせずに、でも何軒かワイナリーに行きたい・・と思って決めたのがワイヘキ島。しかもGET YOUR GUIDEというサイトで丁度良いものをみつけました。
ワイヘキ島へのフェリー往復と島内でワイナリー巡りに使える観光バスの一日券です。NZ$65でした。

（観光地のランギトト島を通過）
普通にフェリーのチケットを買うと、片道がNZ＄７．５０だったので、微妙なお値段ですが、市バスを利用するより頻繁にバスは来そうだったので予約しておきました。

（モツタプ島を通過）
フェリー２階の中間は半屋内席、というかドアがないので。売店がありましたが営業していませんでした。
フェリー２階の前方は屋内席
朝乗ったフェリーは大き目のボートで天辺のデッキに上がる事ができました。
ワイヘキ島に到着。
ワイヘキ島ではマティアティアという町の桟橋に着きます。ここにアプローチする寸前までオークランドのダウンタウンは見えているのでホントにすぐそこ。
この日もめちゃいい天気でした。冷たいお水を入れたフラスクをちゃんと持って来ました。
桟橋の横の小さなビーチにはカヤックのレンタルなどあったので、ワイン以外の楽しみもありのようです。

ワイヘキ島は結構アップダウンあるのですが、体力のあるかたなら自転車レンタルが一番効率いいそうですが、バスからの印象では自転車で、ワイナリー巡りはきつそうです。
これが市バスの路線図。ATHOPカードが使えます。私の買った観光バスは朝の１０時からワイナリーの営業が終わる時間まで運行していました。この日はバス車内で最後の運行は午後6時半をフェリー乗り場から出発する便ですよ、と案内されました。
ワインバスが始まるまで時間があったので、市バスでオネロアの町へいきました。
アーティスティックでちょっとヒッピーっぽい雰囲気が島っぽい。
朝の９時でも営業しているレストランは３軒ほどでしたので眺めのよさそうな所に入りました。

Wai Kitchen
149 Oceanview Road
Oneroa
オネロアビーチが眩しいテラスで朝ごはん。あー、バケーションだー！
サーモンとポテトパンケーキみたいなの。ポーチドエッグがまるでソースみたいでした。レモネードと。
テイクアウトでマフィンとコーヒーを買っていく人が何人かきてました。
食べ終わってオネロアビーチまで降りて行ってみました。途中にベンチもあってのんびりした小道をおりてきました。
チャプチャプ遊べそうな浜。ワンちゃんの朝の散歩をしている人がちらほらみえました。
バスの停留所まで歩いて３分ぐらい。小さな町で、ワインバスと市バスの停留所は共用されていました。
バス停からも海がみえた。
10時にフェリー乗り場を出発してきたバスに乗りました。バスは観光バスなので観光ガイドを聞きながら2階建てバスからのどかな景色を見られます。
左に写っているのがバス停で、その後ろに木に半分隠れているのはワイヘキ島ミュージアム。次回絶対行きたいとおもいました。ミニミニサイズのミュージアムはどんな展示をしているんでしょうか。
ワイヘキ島のワイナリー、テイスティングルームの営業はほとんどが11時から12時にオープンするので、私は行くのに時間のかかりそうなオブシディアンへ行く為にオネタンギの町でバスをおりました。オブシディアンワイナリーはバス停から30分程歩いて行きます。
オネタンギビーチ。
オネタンギは一応小さなホテルやレストランがありますが、殆どが普通の住宅か、サマーハウス的な所。
南半球でもここまで南に来るの初めてなので、オーストラリアとか、他の所はどうなのかなぁーと思いましたけど、ニュージーランドって太陽光線強いですね。じりじりやけていくのが肌に感じられました。
イチオシ

それにしても人が居ない。
この辺りのバケーションハウスに一週間ぐらい滞在したい。毎日海で泳ぎたーい!
途中で海辺から坂道を登って行きます。帰りに見つけたのですが、上り安いようにビーチアクセスの階段があったんです。この時は知らなかったのでクネクネと坂道を登っていきました。
だんだん海が見えなくなって、辺りは住宅ばかり。こういうのって道間違ってるんじゃないかな～って不安になる一瞬ですが、
ありました。ワイナリーの看板。あまりにも地味で、歩いてなかったら見落としてしまいそうですよね。
ぶどう畑がちらっと見えて、安心。
イチオシ

坂道をどんどん下っていきました。途中で遭遇したかわいい鳥ちゃん。
砂利道にはいったら
この子にめっちゃ吠えられましたが到着。
すごく暑かったので、よく冷やした白が美味しくいただけそうですが、気候的には赤の方が美味しいのでは？？と。
かわいい屋外テラス席でテイスティング。
一軒目のワイナリー、オブシディアン(Obsidian)。オブシディアンとは火山石の一種でガラス石。ぶどう畑の土壌にこのオビシディアンがたくさん混ざっていたのが名前の由来
テイスティングのテラスのテーブルにオブシディアンが１つずつ飾ってあります。テイスティングはリストから4種類をえらべるパターンです。小規模なので6種類のワインを生産。
ピノ・グリ(白)の次にロゼを頂きました。ロゼはテンパニーロとメルローのブレンドっていうのが珍しいなぁと思って頂きました。個人的な感想は、『もう少しがんばりましょう』かな。ピノ・グリはドライでまぁまぁでした。
残りの２種類はヴィトレオウス（Vitreous)という赤のブレンドとリザーブを頂きました。赤は白とロゼとは比べ物にならない各段においしかったです。特にリザーブの方は、ワイン好きな方は経験あると思いますけれど、グラスに注がれる瞬間から、色と液体の流れかたから、あ、何だかよさそうな・・・、みたいな。
一本買っていきました。
飲まなかった２種類はシャルドネとシラーでした。シラーも美味しいと思います。
もう一か所、オブシディアンに近い所、カシータ・ミロ（Casita Miro)へ行くつもりでしたが、お休みでしたのでオネタンギのバス停までもどりました。
オネタンギ湾。
帰りに見つけたビーチへの近道。
階段です。ちょっと日陰もあって、これはありがたい。
オネタンギビーチ。来た道をもどりました。あまりビーチに人がいないのは夏休みが終わったからなのか、それとも紫外線がきついから？
ニュージーランドの夏休みはクリスマス前から１月いっぱいだそうなので、これが１月だったらもっと人がいたんだろうな。
バスに乗ってタンタラスワイナリーへ。ここは多分一番人気があるところっぽい。
タンタラスから徒歩圏内にテ・モツワイナリーとストーニーリッジワイナリーがあります。
この３つのワイナリーには素敵なレストランもあって、予約なしで食事するのはかなり難しいようです。ウェブサイトの写真を見る限り雰囲気もお料理もよさそうです。
わたしはもう一軒のワイナリー、ワイルドエステートでお昼にする予定。
まずはタンタラスへ。
テイスティングは、４種類か８種類のどちらかが選べます。私は８種類のテイスティングをえらびました。白３、ロゼ１、赤４です。ランチでのテーブル待ちの方々もいて結構混雑していました。ワイナリーのオーナーさんのワンちゃん（黒いラブラドールみたいな子）がうろうろしてました。
テイスティングルームはワイヘキ島にありましたがぶどうは種類により、別の畑があるようです。ソーヴィニョンブランはマールボロ地方のものらしいですね。ソーヴィニョンブラン、やっぱり美味しい。甘いフルーツの香りが良いのですが、ドライです。

ブリュ、ロゼ、シャルドネも頂きましたがこれらはホークス・ベイの畑のぶどうでした。
ピノ・ノワール、これもマールボロ地方の畑のようですね。ピノ・ノワールは育てる環境がわがままなぶどうなのだそうですが、『よくできました。』ぐらいかな。

タンタラスのロゴですが、二つのクロスした鍵は、ホテルなどのコンシェルジュのしるしなんです。おもてなしのスピリッツが込められているそうです。
試飲した残りの赤３種類はワイヘキ島の畑のぶどうでした。

一番おいしかったのはこちらのヴォワレ。（他はイヴォークとエクルーセ）シラーです。ワイヘキ島ではシラーが良いのあるのかも？？
タンタラスのお隣のワイルドエステートでちょっと遅めのランチ。テマツクベイの生牡蠣。ワイヘキ島のローカルです。
ワインはこちらのワイナリーのソーヴィニョンブランにしました。これもぶどうはマールボロ地方の畑のもののようです。
チキンピッツァも食べたんですけど写真撮り忘れました。

私が食べてる間に殆どの人が外に遊びに行っちゃいました。ここではオモチャの射撃ゲームとかで遊べます。
ワイヘキアイランドブリュワリーのジンジャービール（ノン・アルコール）がここで飲めるそうなので、ワインバスのお兄さんがおすすめしていたので酔い覚ましに頂きました。とりたてて美味しいわけでもなかったけど、生姜の味が強めで、酔いが取れた感じ。

この時点で３時半ぐらいでした。これで今回のワイナリー巡りを終了しました。

結果から言うと、ワインバスのチケットは市バスの時間を調べておけば必要なかったかもしれないですね。でもワインバスの方が市バスの３倍ほどの頻度で利用できます。