房総半島縦断の徒歩旅行～坂東三十三観音霊場結願へ（3/5）

2019/12/20 - 2019/12/20

数年前から取り組み始めた坂東三十三観音霊場詣り。残すところを外房銚子から館山への三ヶ寺となり結願（けちがん）を目指すこととしました。
古の人々の信仰心には及びませんが、せめて同じく自らの脚でお詣りしようと房総半島の北東端の銚子から南西端の館山まで、およそ200km近い道程を4泊5日の予定で歩きます。
基本ルールは、全て徒歩にての移動、ただし日没1時間前までで当日の目的地まで5kmを残す場合は交通機関を使う（あれば…）です。
宿は予め予約してあり、おおまかな計画に沿って歩きます。
尚、巡礼旅という性格上、一切のお酒は断ちます。食事については特段の制限は設けません。

エリア 勝浦(千葉)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩

三日目の朝、今日も夜明け前に発ちます。

この旅でコンビニの社会インフラとしての有難さをしみじみ感じました！

朝の鳥…

房総の夜明けの空

偶然に出くわしたのが「風船爆弾打ち上げ基地跡」！

戦術上はもちろん、戦略上も意味がなかったのでは、と思う残念な兵器です

この辺りは長生村といいます

猫も平和理に暮らしていました

学童通学と一緒に歩く

幾つかの集落を越えて

寒椿の生垣をこえて

いよいよ次の札所へと

音羽山 清水寺に到着、ここから長い坂道を登ります

仁王門から入り

四天門と過ぎて

閻魔さま、

赤穂浪士を巡り、

千尋の池、その向こうは鐘楼堂

坂東三十三観音霊場 第三十二番札所の本堂へ

本堂内部は絵馬に溢れ、往時の民衆の信仰心の篤さを感じます

他の参詣者も居ない中、心静かに般若心経をお唱えします

頂戴した御朱印

一旦内陸部へ入りましたが再び外房の海岸線へと戻ります

お昼は「かねよ食堂」へ

やはり炭水化物！カレーライス！

あ、イワシのフライも美味しそう！頼んじゃいました…
これはいい食堂だ。

砂浜の続く九十九里から、岩場の外房に入るとトンネルが頻繁に出てくる

別の歩行者用トンネル

御宿の漁港

岩場と漁港

こういうのが外房らしい海岸風景なのだろう

変化のある海岸線

これまでとは違い、海岸線からかなり高いところに道がある

夕暮れが迫ってきましたが、まだ勝浦の町に入っていません。

またしても歩行者用トンネル

車道と一緒のトンネル。結構危険です。

ようやく勝浦市街に入る

頂戴した御朱印

勝浦市街を見おろす高台にあるお社。

拝殿

勝浦の町が一望です

勝浦市内で立ち寄りたかった遠見岬神社。その麓で勝浦の朝市が開催されます。

遂に日が沈む。

宿に入る前に金目鯛の夕食としました。

今日の宿は海沿いの質素な部屋。

本日の歩行は、45.5km、6万4千4百歩でした。
二日連続の45km＋、どう一日に50km程度が限界なのか。