房総半島縦断の徒歩旅行～坂東三十三観音霊場結願へ（1/5）

2019/12/18 - 2019/12/22

数年前から取り組み始めた坂東三十三観音霊場詣り。残すところを外房銚子から館山への三ヶ寺となり結願（けちがん）を目指すこととしました。
古の人々の信仰心には及びませんが、せめて同じく自らの脚でお詣りしようと房総半島の北東端の銚子から南西端の館山まで、およそ200km近い道程を4泊5日の予定で歩きます。
基本ルールは、全て徒歩にての移動、ただし日没1時間前までで当日の目的地まで5kmを残す場合は交通機関を使う（あれば…）です。
宿は予め予約してあり、おおまかな計画に沿って歩きます。
尚、巡礼旅という性格上、一切のお酒は断ちます。食事については特段の制限は設けません。

エリア 銚子(千葉)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

この旅のプラン
銚子、いすみの札所を巡り、館山の札所三十三番を目指し、ほぼ海岸線沿いに歩きます。4泊5日の予定です。

早朝に家を出ます。これから五日間は毎日このかんじでしょう。

特急しおさい

霧の濃い朝でした。

巡礼の旅の出発から如何かとは思いましたが、朝からチキン弁当を！

以前には無かった？卵焼きとドライトマトが付いてグレードアップでしょうか？

さて銚子駅に到着。

初日のほぼ25kmの歩行距離が始まります。

銚子市内のレトロな建物。

坂東三十三観音霊場 第二十七番札所 飯沼観音圓福寺に着きました。

晴天下の本堂

お堂で般若心経をあげさせていただきました。

頂戴した御朱印

それでは今日の目的地、矢指ヶ浦へ向けて歩き出します。

これまたレトロな駅前風景。

銚子市街を出るとキャベツ畑が広がります。

長閑な道筋

田舎の道端

ひたすら歩く

飯岡漁港に着きました。こちらで昼食とします。

飯岡漁港近くに「しらす亭」というお店を見つけて入りました。

生しらす

なめろう

生しらうお
しらうおは成魚、しらすは鰯のこども、ここが大きな違い。

午後の日射しの中を歩く

下総国二之宮 玉崎神社さま

戴いた御朱印

ひたすら海岸線を歩く

陽が陰り始める頃に、

ようやく目的地に到着です。

こちらが初日に投宿する矢指ヶ浦温泉館です。

質素ですがきれいなお部屋へ通されました。

こちらは千葉県でも最も古い温泉のひとつだそうです。やや緑がかった良いお湯でした。

今回は巡礼旅ということで、一切のお酒は断ちますが、食事は地元の良きものを摂ってよいことにしています。事前に調べておいた「鮨よし」さんで、まずは貝のお刺身から。

アジ！房総のアジ美味し！

鯖！銚子あたりのものらしい。見かけ以上に脂が載っていた！

コハダも握ってもらいました。

えんがわ！

穴子で〆です。
普段はお寿司にはお酒がつきものですが、今日は断酒のいつにない愉しみ方でした。

温泉館へ戻りました。

宿の子猫が部屋に訪ねてきました。
初日はこれにて終了です。

本日の歩行は、25.6km、3万5千5百歩でした。