房総半島縦断の徒歩旅行～坂東三十三観音霊場結願へ（2/5）

2019/12/19 - 2019/12/19

数年前から取り組み始めた坂東三十三観音霊場詣り。残すところを外房銚子から館山への三ヶ寺となり結願（けちがん）を目指すこととしました。
古の人々の信仰心には及びませんが、せめて同じく自らの脚でお詣りしようと房総半島の北東端の銚子から南西端の館山まで、およそ200km近い道程を4泊5日の予定で歩きます。
基本ルールは、全て徒歩にての移動、ただし日没1時間前までで当日の目的地まで5kmを残す場合は交通機関を使う（あれば…）です。
宿は予め予約してあり、おおまかな計画に沿って歩きます。
尚、巡礼旅という性格上、一切のお酒は断ちます。食事については特段の制限は設けません。

エリア 九十九里(千葉)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 2.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩

二日目の朝、夜明け前に出発します。

今日は九十九里浜に沿ってひたすら南下します。

まずは山武市にある「成田山御本尊上陸聖地」に至ります。

不動明王さま

現代の我々が思うのとは違い、古代から中世にかけては上方から東日本への交通は、今の千葉県茨城県が水上からの要衝として利用されていた筈です。

この辺りは市町村合併の歪さがモロに現出していて、頻繁に行政区域が変わります。縦割り行政の影響で地元の公共交通（バスですが）が自治体間で効率的に運営されていない印象を受けました。

そして歩く歩く

九十九里浜沿いでよく見かける建築様式

そろそろお昼にしたい頃

鰯を干す光景が！

と、「きたなシュラン」で採り上げられたお店「金沢食堂」が！

なめろうと

イワシ天丼

イワシを見ながら歩く歩く

ほのぼの

歩く歩く

所々でレトロな街並みにであいます

今日の行程は結構キツイ

当地で頻繁にみかける伝統建築スタイルの門

ここは想い出の海岸、九十九里ビーチタワー。

頻繁に自治体が替わり、引き続き市町村合併の歪さを感じます。

変わった地名にでくわす

ようやく今日の宿に着きました。予想とおりの木賃宿ですが、巡礼の旅なのでこれもよし！

今宵は宿の近くで中華麺ですます。

本日の歩行は、44.km、6万3千8百歩でした。