2020/02/21 - 2020/02/26
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塩野七生さんの「コンスタンティノープルの陥落」を読んでから、いつかはイスタンブールを訪問したいと思っていました。2019年にローマを訪れてからますます第二のローマと言われたコンスタンティノープル(イスタンブール)に行きたくなり、ANAマイルで2020年2月のイスタンブール往復のビジネスクラス特典航空券を発券しました。往復ともANA欧州便とターキッシュエアラインズ便を乗り継ぐルートです。国内でコロナウイルスの流行が始まったため中止も考えましたが、(あくまで当時の見方としてですが)ヨーロッパ、トルコは日本よりも感染者が少ないし安全だろうと考えて行くことにしました。1日だけ現地ツアーを利用しましたが、他は個人で公共交通機関を使ってまわりました。現地では誰もマスクをしておらず、中国大陸からの観光客はいませんでした。視線が気になることはありましたが、黄色人種だからといって特に不快な経験をすることはありませんでした。イスタンブールは3泊で観光に使えるのは2日半でしたが、行きたかったところをまわりながらトルコ料理を味わえました。イスタンブール新空港のターキッシュエアラインズラウンジを堪能することもできました。この旅行記は日本出発から到着1日目までです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ANA ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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神戸からの国内線で羽田に着き国際線に乗り継ぎます。案内係の方に一旦国内線ターミナルを出て国際線ターミナル連絡バスに乗る方が早いですと言われましたが、乗り継ぎ客しか乗れないし普段は通れない空港施設内を経由することもあり、国内線国際線乗り継ぎ専用バスを利用しました。バス乗り場までは非常くてわかりにくかったです。時節柄ANAラウンジ入場は自粛し、待合で待機しました。
羽田空港 第2旅客ターミナル 空港
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深夜1時台発のウィーン行きANA205便ビジネスクラスのスタッガードシートです。搭乗率は良好で、ビジネスクラスは半分以上が外国人でした。
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深夜便なので夕食はなく、おつまみのアミューズだけです。ラーメン等の軽食を頼むこともできたのですがが、眠いのでおとなしく寝ました。
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夕食がないからか、朝食は他路線より内容が良いようです。外国人が多いためか希望の洋食から変更をお願いされてしまったのですが、これはこれで満足でしました。
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早朝のウィーンに到着しました。
ウィーン国際空港 (VIE) 空港
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ウィーンからイスタンブールまではターキッシュエアラインに乗り継ぎ。欧州内ビジネスクラスということで座席はエコノミー席と変わりません。真ん中をブロックして飲み物置き場にしただけのものです。
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2回目の朝食です。サラダ、ジュース、チーズ、トマトときゅうりのヨーグルト和え、オリーフ、フルーツとパン。
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メインはオムレツとゴズレム(トルコ風の平たいチーズ入りペストリーと説明がありました)からゴズレムを選択しましたが、あまり美味しく感じませんでした。
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イスタンブール新空港に到着。クリスマスのイルミネーションなのでしょうか。日本のアマゾンで買ったトルコのSIMカードを挿入しました。クレジットカードでトルコリラをキャッシングするつもりでしたが、交換レートの良い銀行窓口があったため日本円現金をトルコリラに両替しました。下の階にあるバス乗り場へ行き、道路に向かって左端にある機械でイスタンブールカードを入手しました。ホテルに近いタクシム広場行きのHavaistバスを探して乗車し、イスタンブールカードで支払いました。イスタンブールカードにトルコリラをチャージすると地下鉄、トラム、ケーブル、渡し船、近郊電車に現金より安く乗れます。トラブルもあるという噂のタクシーを避け、もっぱら公共交通で移動しました。
アタテュルク国際空港 (IST) 空港
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タクシム広場近くのインターコンチネンタルホテルイスタンブールに到着。まだ午前中なのにチェックインさせてくれました。タクシム広場に近く、交通、飲食とも非常に便利でした。
インター コンチネンタル イスタンブール ホテル
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タクシムからカバタスまでの地下ケーブルカーに乗車。トラム1号線に乗り換えてアヤソフィアの最寄り駅スルタンアフメト駅へ向かいます。タクシム広場から旧市街へは地下鉄でも行けますが、トラム1号線は地上をボスポラス海峡沿いに走って金角湾を鉄橋で渡ります。沿線の景色を楽しめるので、観光客にはこちらがお勧めです。
フニキュレル (地下ケーブル) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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アヤソフィアに到着。閑散期で中国人観光客もいないためか、予想したほどの長い行列はありませんでした。20分ほどで入れました。
アヤソフィア 寺院・教会
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1453年の陥落までコンスタンチノープル総主教座となっていた教会でしたが、陥落後はモスクに改造されました。現在は博物館になっており、改造時に塗りこめられていたキリスト教の絵画を見ることができます。キリスト教とイスラム教が共存しているようなユニークな施設です。
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2階に上がると状態の良い壁画もあります。
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2階の回廊から全体を見渡すことができます。一部工事中ですが、大きなドーム天井も見ることができました。1453年のコンスタントに陥落時には逃げ遅れた市民がここに集まり、略奪された宝物と一緒に奴隷として売られたと言われています。6世紀に建造された歴史の証人のような建造物を訪れることができ、大満足でした。
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機内で2回朝食をとっていたため、昼食はとりませんでした。トラム1号線とメトロ3号線を乗り継いでイスティクラル通りのシシャーネ駅で降りました。夕食は観光客の利用が多い高級ロカンタのハジュ アブドゥッラーへ行きました。並んでいる前菜を選ぶこともできますが、普通に着席して注文しました。定番の野菜スープです。
ハジュ アブドゥッラー 地元の料理
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メインはラム肉の煮込み。骨付きで量はたっぷりですが、あっさりしているので食べきれました。
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これも定番のミックスフルーツのコンポート。酒類はありませんので、コーラとチャイを飲みました。夕食には少し早めの時間帯だったためか、それほど混んでいませんでした。訪問時には外国人客はおらず、お客のトルコ人は比較的上品そうな人が多い印象でした。
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観光客むけのパフォーマンス付きトルコアイスは割高な上に清潔かどうか分からない、と聞いていたためマドというカフェのイスティクラル通り店でテイクアウトしました。清潔、明朗会計で多種類から好きなのを選べます。ホテルの部屋で食べました。
マド スイーツ
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シティービューの一番安い部屋で予約していましたが、インターコンチネンタルホテルのアンバサダーなので、海峡側に替えてくれました。左手にボスポラス海峡大橋も見え、それほど高層階でなくても夜景はきれいでした。すぐ近くにサッカー競技場があり、この日はナイトゲームでちょっと音が気になりましたが。
インター コンチネンタル イスタンブール ホテル
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