8日間のエジプトツアー（３）：４日目（アスワン＆アブ・シンベル）

2020/02/28 - 2020/02/28

「おひとり様参加限定　感動のエジプトナイル川クルーズ　8日間」というツアーに参加して、念願のエジプト旅行をしました。

4日目　カイロから空路、アスワンへ；アブ・シンベル往復；アスワン泊

エリア アブ・シンベル(エジプト)

午前1時20分、モーニングコール。2時25分、ホテル出発。カイロ空港発5時の国内線でアスワンへ。朝食はサンドイッチ・ボックス。

カイロ→アスワンの眼下は、広大な砂漠と、細く流れるナイル川。

アスワン・ハイ・ダムでできたナセル湖。

アスワン・ハイ・ダムの天端（てんば）は広い道路。建設当時の写真パネルが多数見られ、興味深い。このダムは、第２次中東戦争（スエズ戦争）の原因となったナセル大統領のスエズ運河国有化（1956年）による財源と、ソビエト連邦の協力により、1970年に完成した。構造は、堤の高さが111 m、堤の全長が3600 mのロックフィルダム。

アスワン・ハイ・ダムから下流側（パノラマ画像）。

アスワン・ハイ・ダムから上流側、ナセル湖（パノラマ画像）。

サハラ砂漠の砂。香水の瓶に入れてお土産になる

アブ・シンベルまではサハラ砂漠の中を約300km。往路は、画像右の休憩所でワンストップ。復路はノンストップだった。

蜃気楼で、湖水があるかのように見える。延々と続き、これまで見た中では最高の蜃気楼（逃げ水と言うべきか・・・）。

砂漠には、ピラミッドに似た小山が多数。

スーダンとの国境近く、アブシンベルのレストランでランチ。ヌビアの文化なのだろう、建物がカラフルで、明るい。
注）ヌビア (Nubia) は、エジプト南部アスワンあたりからスーダンにかけての地方の名称。「アイーダ」におけるエジプトの敵国が、オペラでは「エチオピア」、ミュージカルでは「ヌビア」となっている。

アブ・シンベル神殿（Abu Simbel）の中のアブ・シンベル大神殿が見えてきた。ここは、世界遺産「ヌビア遺跡群」の1部。

アブ シンベル大神殿 城・宮殿

アブ・シンベル大神殿の正面。1960年代、ナイル川にアスワン・ハイ・ダムの建設計画により、水没の危機にあったが、ユネスコによって救済され、移設された。

アブ・シンベル大神殿。大神殿の四体の像は建造主のラムセス2世。左から2体目は神殿完成の数年後に起きた地震によって崩れている。

ラムセス2世像の右側2体。

アブ・シンベル大神殿の入口両側に、ラムセス2世の最初の正妃で、古代エジプト三大美女の一人と言われるネフェルタリの像。

入口右側の浮き彫り。

捕虜の浮き彫り。

捕虜の浮き彫り。

アブ・シンベル小神殿。最愛の王妃ネフェルタリのために建造され、2体のネフェルタリ像と4体のラムセス2世像が交互に置かれている。

アブ シンベル小神殿 建造物

ラムセス2世像。

中央がネフェルタリ（Nefertari）像。ラムセス2世の最初の正妃。古代エジプト三大美女の一人。

神殿の前は、美しいナセル湖。

アスワンまで戻り、クルーズ船に乗船。夜には、ヌビアン・ダンス・ショー。日本の盆踊りに似たところがある。