悠久の時が流れるエジプト・ナイル川クルーズ8日(7)エジプト考古学博物館見学&帰国編

2020/02/02 - 2020/02/10

(7)エジプト考古学博物館見学&帰国編です。帰国した日は成田空港発の飛行機がもうなかったので翌日の飛行機で帰宅しました。
エジプト、楽しかったです(^_^)v
食べ物はコシャリやエジプトパン(アエーシ)、エジプト紅茶も美味しかったです。
物価は安くて、交渉すればさらに安くなります。消費税も取られないし買い物は楽しかったです。カイロではライフル銃を持った警官なのか兵士なのか…街中で見かけます。テロが多発する国なのでツーリストポリスが付いてくれるツアーの方が安全だなと思いました。ツーリストポリスは黒服に黒いサングラスをかけています。
ツアーの皆さんと仲良く旅が出来て楽しかったです。
エジプト、また必ず再訪したいと思います。

エリア カイロ(エジプト)

エジプト考古学博物館です。

エジプト考古学博物館のチケットです。

ここでの観光時間は3時間。最初だけガイドさんの説明と案内を受けて、あとは自由時間です。
閉館は17:00なので17:00にこの場所に集合となります。
出口を出たらもう入れないと注意を受けます。出口からミュージアムショップへと続いていて、カフェもあるようです。

ガイドさんと中へ入ります。メンチュテプ2世の像です。赤い王冠を被っています。

ラムセス2世の像です。つけ髭に短いスカートをはいてます。つけ髭は帽子から紐で吊るしていたそうです。手にカルトーシュの判子を持ってますね。

ギザのピラミッド(一番小さいピラミッド)でも知られるメンカウラー王（中央）とハトホル、パトの女神の像です。

ホルス神に守られているカフラー王の像です。ギザの三大ピラミッド(真ん中の大きさ)のひとつを造った王です。

カフラー王の後ろです。カフラー王の肩にのり後頭部をホルスが守っています。
このカフラー王を横から撮った顔が10EGPのお札になってました。ホルス神が守ってるのがよくわかります。
横からも撮れば良かった(--;)
気付くのが遅れました。失敗しました(-_-)

10EGPをはじめ、エジプトポンドのお札の絵柄は何種類かありますが、これが、私が持ってた10EGPのお札です。もう手元にはないので資料から転写しました。
カフラー王を横から撮った顔ですね。ホルス神が守っています。
他のお札は(3)ホルス神殿&コム・オンボ神殿の旅行記にのせてます。

クフ王の像です。本当に小さくて、その大きさは7.5cmです。クフ王の像はこれ一体だけだそうです。ギザの三大ピラミッドの中で最大のピラミッドを造った王です。

アクエンアテン王(アメンホテプ王)4世の像です。
アマルナに遷都し、アマルナ美術と呼ばれる芸術を生んだようです。妻は古代エジプト三大美女と呼ばれるネフェルティティ。
この像の腰のラインは女性のようですね(^^;

ジェセル王の等身大の座像です。階段ピラミッドを造った王です。
階段ピラミッド裏の部屋で1890年に発見された4700年前の一番古い像です。
石灰岩でできていて、目が空洞なのは、クリスタルが盗まれてしまったからだそうです。

王子ラーヘテプとその妻ネフェルトの像です。
メイデュームのマスタバ墓から発見されたもので、石灰岩でできています。

メイドゥムのガチョウ（The Meidum Geese）と呼ばれる絵。紀元前2500年ごろに描かれたとされるものです。

チェスです。紀元前からチェスがあったんですね。

黄金のカノプスの厨子です。4面をそれぞれイシス女神など4体の女神に守られています。

ツタンカーメンのカノプス壺です。上の黄金の厨子に入っていました。
第18王朝の王ファラオ、ツタンカーメンの死後、ミイラとともにその臓器を保管していた壺です。
4つの顔をもつ壺で1セットになっていて、それぞれに肝臓・肺・胃・腸が収められていました。

ジャッカル(犬)の頭部を持つ神様アヌビスですね。
やっぱりカッコいいです(*^-^*)

ツタンカーメン王の玉座です。椅子の左右のひじ掛けに改名前の名前(カルトーシュ)と改名後の名前(カルトーシュ)が刻まれているようです。

古代のファラオは切れ目のない輪、すなわち「永遠」を意味するカルトゥーシュの中に自分の名前を刻みました。

ツタンカーメン王の顔です。まだ少年のようです。

扇です。

ツタンカーメン王の立像です。
王家の谷の王墓の玄室の入口を守るように左右に2体立っていたもののひとつです。

ツタンカーメン王の黄金のマスクが展示されてる部屋は撮影禁止です。(この写真は絵葉書から転写)
ツタンカーメン王のエリアの中にはこの黄金のマスクの他に数々の財宝も展示されていました。
この黄金のマスクの耳に耳飾りの穴があいてます。男性は耳に穴をあけないので女性用のマスクを急遽ツタンカーメン王のマスクにしたのではないかと言われています。
また、ツタンカーメンの最も内側の棺と最も外側の棺もここにありました。王家の谷の墓所にツタンカーメンのミイラは納められ眠っていましたが、真ん中の棺に納められているようです。
最も外側の棺は木製に金箔です。

このエリアには撮影禁止マークもあり、中には監視員もいて写真を撮ってたりスマホを手に持ってる人に注意と言うか怒ってました。
別料金でツタンカーメン王の黄金のマスクと2ショット写真撮れます。と言うか撮ってくれます。自分で撮影は出来ません。

ファラオの黄金のマスクです。棺のマスク。ミイラのマスクですよね(--;)

黄金の人型です。

ミイラが普通に展示されてました。マミールーム意外にも展示されています。髪の毛も残ってます。

こちらは幼児のミイラです。

この箱に入ってるのもミイラです。何でもミイラにしてたんですね。

マミールームは別料金でした。ミイラが展示されてる部屋です。2階のマミールームのチケット売り場に並んで180EGP払って中へ入ります。
中は撮影禁止です。何体ものミイラがケースに入れられて展示されていましたが、とても綺麗な状態のミイラもありました。髪の毛や爪や歯まで綺麗に残っていましたし、ミイラの色も黒くなく綺麗な状態でした。黒くなってしまってるミイラもありました。
マミールームから出て他の人を待ってると、スマホを手に持って(おそらく撮影した？)マミールームを出て来た若い女性(韓国人？)は足下を見てなかったみたいで勢いよく出入口の段差で転けました。スマホを慌てて拾ってました。痛かったと思うけど、スマホの方が大事みたいですね。
撮影禁止マーク付いてるのにスマホを手に持ってたから…きっと…(-_-)
まあ、怪我してなければいいですけどね。

エジプトではカメラやビデオ持ち込み料金を取る場所もありますがフラッシュ撮影は禁止です。撮影禁止マークのある所はカメラ、ビデオ、スマホも撮影禁止です。

博物館の天井です。

下を見下ろします。

吹き抜けになってます。
下に降りて出口を出てショップを見て回りました。パピルスのしおりとかが、とても安く売ってました。多分、偽物でバナナの皮ではないかと…。

バステト(黒猫の女神)もここのは露店よりクオリティーは良かったですが、やっぱり顔が…(^^;
目も全体に真っ黒で…。値段も高めでした。
いいのがあればもう1個、購入したかったけど、どれも今ひとつだったので諦めました(._.)

添乗員さんからいただいたしおりです。裏向きになったしおりを1枚ずつみんなで順番に引いていって、なんとバステトを引き当てました♪ヽ(´▽｀)/

博物館を出てレストランへ向かいます。

ここで、エジプト最後の晩餐です。この後、空港に向かうので、ツアーで仲良くなった皆さんとLINEの交換をします。みんなで撮った写真とかをお互いに送りあいます。

エジプトでの最後の食事です。

クルーズ船で食べたコシャリや唐揚げ、魚のフライやスープを始めとした前菜、フルーツは美味しかったです。レストランで食べる料理はオイルを使った料理が多くてオイル味がするので私には完食は難しいですね。
パンはどこでも美味しかったです。

エジプトポンドが残っているので紅茶を頼みました。エジプトの紅茶はあっさりした味でとても飲みやすくて好きです。エジプト人はこれにたっぷりお砂糖を入れるらしいですが、このまま飲んだ方が美味しいと思うんですけど(^^;

カイロ空港へバスで向かう途中、横をロバが通りました。人と荷物がたくさん乗った荷車を引っ張ってます。

カイロのネオンが見えます。また、いつか必ず来るからねぇ➰って思って見てました。
飛行機は後ろの席で3ー3ー3が2ー3ー2になってる席の通路側でしたが、隣はいなかったので１人で2席使えました♪(´▽｀)♪♪
体を横にして寝れました。

最初の機内食です。お肉を選びました。眠たくて味を覚えていません(-_-;)

2回目の機内食です。朝食みたいですが、日本は夕方です。

エジプト航空は男性のCAさんが多かったですね。
サービスは、良くもなく悪くもないって感じでした。食事は熱々で提供されるのが嬉しかった(^-^)

そろそろ成田国際空港に着きます。赤く染まる空に山が見えてきました。

アップにすると、富士山です(^O^)
綺麗だな富士山(^^)

エジプト航空のアメニティのポーチです。

中身です。行きに配られた分は荷物になるので置いてきましたが、帰りは持って来ました。
耳栓、ウオッティ、ソープ、歯ブラシ、歯みがき粉、ボールペン、靴下等が入ってました。

東横INNから見える成田空港です。

今日はもう成田空港に到着後に乗れる飛行機は全て終わっていて、後泊するしかなくて成田空港の第1ターミナルが見える東横INNに宿泊しました。
成田空港に一番近いホテルです。

おはようございます。
朝の成田空港第１ターミナルが見えます。

今日はANAのプレミアムクラスを予約してたので、成田空港第3ターミナル乗り継ぎの所にあるANAのラウンジを利用します。
おにぎりとサンドイッチを１つずつ取りました。
JALみたいに、スープや味噌汁がないんですね(-_-;)
成田空港だからでしょうか？他も同じかな？
ANAの場合プレミアムクラス利用でもANAスイートラウンジは使えなくて普通のANAラウンジの利用になるようです。
JALだと国内線ファーストクラス利用の場合、ラウンジもサクララウンジではなくダイヤモンドプレミアムラウンジ使えます。

おかきがあります。

かしわおにぎりと海苔を巻いたおにぎりです。

クロワッサンやデニッシュ等のパンです。

こっちは小さめのサンドイッチです。

ドリンクバーのエリアです。

バスで移動して歩いてトラップに上がります。

プレミアムクラスの席です。

食事はお弁当箱で出てきました。
JALの陶器での提供の方が豪華に見えますね(..)
さらにCAさんもSFC会員らしき方への接客と一般客との対応も少し違いました。残念な限りです(´Д` )

JALでJGC会員ではない時にファーストクラスを利用したけど隔たりのない好印象の対応でした。
やっぱりANAとの相性は良くないのかな～(..)

食事の後に洋菓子が配られました。美味しかった(^q^)
時間的にANAが良かったのでANAを予約し、プレミアムクラスにも一度乗ってみようと思って乗りましたが、なんだかガッカリで、プレミアムクラスに乗ることはもうないかもです(TT)
あ～、やっぱり相性ってあるのかな～(--;)

エジプトの感想は、生活は豊かではなく厳しいんだと感じました。チップやバクシーシ(富める者が貧しき者に与える施しのこと)を要求してきます。テロ対策の１つに観光客をテロから守る為ツーリストポリスが各観光地で付きます。
でも、エジプトの人はおおらかで買い物は楽しかったです。雄大で太古の昔からある神殿、ピラミッド、お墓、壁画や文字には本当に感動しました。

また、もう一度訪れてみたいと思います。