2020年2月19日(水)～25日(火)<br />●第３日目 2/21(金) ポルト→アヴェイロ→コインブラ泊<br />【第２の都市ポルトから水郷アヴェイロと大学の町コインブラへ】<br /><br />記念の第10回目のヨーロッパ旅行は、ＨＩＳの「気軽にポルトガル７日間」に参加です。３連休の前後にピンポイントで３日休めそうだったので、早々と10月15日に予約を入れました。ポルトガルも冬場のヨーロッパもＨＩＳも初めてです。成田組と合わせても13人という、こんなコンパクトなツアーも初めて。快晴続きで、まるで初夏の爽やかさでした。とにかくどこもかわいらしく素敵な街でした。<br />新型コロナウィルスの被害が日に日に深刻になる中の旅行記作成、少々複雑な心境です。

■ ポルトガル北から南へ７日間(２) 3日目前半 ■

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2020/02/19 - 2020/02/25

223位(同エリア1103件中)

エリア

ポルト(ポルトガル)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 4.5

グルメ: 4.5

ショッピング: 4.5

交通: 4.5

同行者: 社員・団体旅行

一人あたり費用: 15万円 - 20万円

交通手段: 観光バス

航空会社: エミレーツ航空

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

利用旅行会社: エイチ・アイ・エス

第３日目2/21(金)3:47、フロアの端っこの扉に鍵がかかっていなくて、外の非常階段に出られました。踊り場から写したこれは夜の海です。けっこうな波でした。波濤とはこのことか。ロカ岬に先立って、早くも大西洋が拝めました。
0628、ホテル玄関。一度目が覚めるとなかなか眠れず、ごそごそ荷物整理やら充電やらして過ごし、ちょっと外に出てみました。冬場なのでまだ暗いです。
少し離れて建物の全景。愛想のないデザイン…。
0650朝食。本当は７時からのところを、出発が早いのでということで15分早くしてくれたそうです。「ポルトガルはこういうところ暖かい。ヨーロッパの中の日本みたい」とは添乗員さんの言。ふーん、そうなんや。シャンパンもありました。
イチオシ

スペイン人は良いも悪いも自己主張が強く、反対にポルトガル人はおっとりしているんだとか。
0715、昨夜の所へ荒々しい大西洋を見に行きました。
向こうの方にビーチリゾート的なところが見えました。
0725ロビー集合。ポーターサービスは付いていません、スーツケース各自持ち出し、全然へいちゃらです。出発前にもう一度ホテル全体を。
左隣の建物。よく見るとガラス張りの出っ張りがいっぱい。やはり日光をたくさん入れるためのものだったのか。
0750、ドウロ川の右岸(北側)を進んでいます。この橋を渡って来ました。
で、前方に鉄の橋が見えてきました。「ドンルイス１世橋」に似ていますが違います。下側の橋がありません。
これが「ドンルイス１世橋」です。上下二つの橋がかかっています。絵になります。ポルトガル旅行に行くのなら、ポルトも入っていないと絶対ダメ。と随分前から決めていました。ここに来たくて。
昨夕、橋の上から見えていた「セーラ・ド・ピラール修道院」が見えてます。橋との位置関係がわかります。多くの観光用写真がこの修道院のテラスから撮られているようです。
ちょっと渋滞気味なのか、バスは進んだり止まったり。前方には対岸の景色。昨夕はすごい逆光でしたが、朝日を受けて美しく輝いています。
「ドンルイス１世橋」のたもと①
バスの座席を左側にしていて良かった。
「ドンルイス１世橋」のたもと②
なにせ13名という少なさですから、ほとんどの人がひとり２座席をゆったり利用しています。催行最少人数15なので、キャンセルがいくらか出たのだと思います。
新型コロナウィルスのせいで、世界中がてんわわんやになりつつありましたから。
「ドンルイス１世橋」のたもと③
今これを書いている3/1現在、新型コロナウィルスの影響は、この旅行出発前と比べてはるかに深刻になっていて、なんだか怖ろしくなります。もう１週遅かったら私たちもキャンセルしていたかも。
ギリギリのタイミングで普通に旅行ができたのか。運が良かったです。ウィルス怖さで東洋人を忌み避ける…といった目に合うことも一度もなかったです。
すぐにこんなトンネルに。ここも昨日、橋の上から見えていました。
0800、トンネルを抜けじきにこの広場の脇で下車。現地のガイドさんと合流してポルト観光の始まりです。トラベルイヤホンはありませんでした。広場中央のこの像は「Monument Infante Dom Henrique」です。エンリケ航海王子？エンリケは英語ではヘンリーです。
広場北側の赤い建物、よく目立ちます。「Mercado Ferreira Borges」とあるます。いろいろなショップが入っている商業施設のようです。右下は警察署。
イチオシ

広場西側に「ボルサ宮殿」以前は証券取引所として使われていた立派な建物。内部は見所いっぱいですが、我々は外観のみ。
イチオシ

0810、ボルサ宮殿の左側にまわると「サンフランシスコ教会」の入口です。ここも内部が素晴らしいのですが外観のみの観光です。ガイドさんが説明を続けています。
対岸の風景。リバークルーズ船？それとも水上レストランか。
対岸の風景。
対岸の風景。何の鉄道でしょうか。高層団地もありますね。ポルトはポルトガル北部の中心で、リスボンに次ぐ第２番目の都市です。歴史地区外にも、たくさんの人の暮らしがあるのですね。
バスが待っている駐車場まで移動。歩道のような所を歩いていますが、線路が通ってます。
火事で焼けたと思われる建物。これどうするんでしょう。
その横には空きになっている建物。川に面した南向きのいい立地です。
下流側に大きい現代的な橋がありました。「アラビタ橋」というのでしょうか。
0825頃、バス発車。次のポイントへ。坂道をぐんぐんのぼっていくと前方に塔が。「クレリゴス教会」の塔です。有料ですが上れます。景色が素晴らしいとのこと。
クレリゴス教会の横をすり抜け坂を下って、昨夕の「リベルターデ広場」正面に出て、道が一方通行だからくるっと回って昨日と同じ所で下車。
ここから徒歩で「サンベント駅」に行きます。
「市庁舎」の正面です。
イチオシ

で、すぐに駅前にでました。近い！本当に見えている範囲です。内部がよく紹介されていますが、外観もなかなか立派です。
駅の左横の教会「サント・アントニオ・ドス・コングレガードス教会」の真ん前です。
同じところから、これも昨夕バスを乗り降りした「ポルト大聖堂(カテドラル)」を撮りました。
イチオシ

0840、「サンベント駅」に入りました。四方の壁面に青く大きなアズレージョがあります。内装外装ともに美しい駅舎です。
プラットホームは奥です。券売機が列車のすぐそばに置いてあります。
いちばん大きいアズレージョはこれになるでしょうか。
隅に行ってこれ以上後ろに行けないポイントから全体を撮ります。ツアーのみなさんはだいたい中の方であちこち撮ってます。
側面部をまっすぐ撮ってみます。一枚一枚何かストーリーがあるのでしょう。上の方にはアズレージョではないものもあります。
TVの「世界に車窓」はいつも観てます。黄色い車両がかわいらしいです。すぐにトンネルになってます。
ＷＣはホームの隅っこにちゃんとありました。この車両の向こう側です。
プラットホーム側から見た駅舎。ちゃんと鉄道駅として機能しています。電車から乗客がぞろぞろ出てきます。改札みたいなものはありません。
さっきと反対側から、まっすぐに撮ってみました。そろそろ時間です。
ＳＬのアズレージョもありました。さて、この後は自由時間です。バスを下りた所に再集合です。約１時間勝負！添乗員さんのおすすめプランは、①クレリゴス教会の塔に上って景色を楽しむ　②世界一美しい本屋「リヴラリア・レロ」へ入館する　③円ぐタルトの名店でお茶する　時間的に三つは難しいとのこと。
サンベント駅を出てもと来た道を戻ります。駅の北東方向の風景。
前方の坂の上に「クレリゴス教会」とその塔が見えてます。夫婦で相談して本屋さんに行こうと決めました。塔は階段をずいぶんのぼるらしいし。本屋はハリーポッターがらみで世界的に有名で、ものすごい待ち時間になることも多いらしいし…。
坂道の左右にはいろいろなショップがあります。にぎやかな所なのでしょうが、まだ早いので静かな感じです。
土産物屋さんのショウウィンドウです。いいですね。
坂の下を振り返るとこんな感じでした。距離はさほどないです。
教会の右側面に塔への入口がありました。ここで塔へ行く人と別れました、じゃまら後で。
雲一つない快晴です。さぞ良い景色が見られるでしょう。
で、そこから歩いてすぐの所に、例の本屋さん「レロ・イ・イルマオン」がありました。中央の旗が立っている建物です。入場券を別の所で買って並んで開店を待つそうです。
販売まで少し待たなければなりませんでした。でも、一番乗り集団です。
そのちょうど向かいの建物の玄関。かっこいいです。
0910頃、いよいよチケット販売開始です。以前はもっと近い所だったけれど、たぶいん来客が多いので、ちょっと離したのでしょう。シーズンはえらい行列らしいので。
チケットを買って、本屋さん入口に２列で並びます、先頭から10人目くらいでした。わくわく。みるみる列は長くなっていきました。
0926、チケット売り場への案内図です。この時、同じツアーのＯＬさんコンビがやって来ました。あの塔へ上って写真撮って下りてきてまたここに並ぶんだとか。若い！！元気！！チケットはここで買うんだよ。
左方向に見えている素敵な建築。後で撮りに行けるでしょうか？時間あればですが。
0930、開店です！！カメラ持った人が押し寄せます。人が写っていないのが撮れてよかったです。曲線を描く美しい階段が、あの魔法学校の動く階段のイメージにつながったとのこと。
どんどんこんな感じになっていきます。
２階へも早めに行きました。
ぞろぞろ入場してきます。
中央にある階段、左右に分かれてはまた中央で合わさるという複雑な形です。隅々まで丁寧に作られていて高級な雰囲気です。
らせん状の所もあって動きがおもしろい。迷路みたいな感じもありますね。
２階の隅っこから内部を。天井にはきれいなステンドグラスふうの照明。
おお、本棚にいっぱい「顔」が…。時間が無いので、あちこちキョロキョロしながらうろうろします。時折、家内と出会います(笑)
これも人がはけた一瞬をとらえた貴重な写真。この中央に立って上から撮ってもらうといい感じです。さっきのＯＬコンビさんがようやく入場してきて、二人そろいの写真を撮ってもらいっこしました。
イチオシ

0942、ずっと居られないので、そろそろ。出る時チケットを見せると、記念のパンフレットみたいな冊子がもらえます。本を購入すると５?分値引いてくれます。どちらにしてもお値打ちです。
最後に、きらいな縦位置でもう一枚だけ。
イチオシ

0942、さっき気になっていた所へ。「カルモ教会」です。側面の大きなアズレージョが美しい。
アップにするとこんな感じです。
で、その向こうにギリシャ神殿のようなデザイン所が。なんと「Hospital Santo António: Edifício Neoclássico」という大きな病院の一部分です。
で、これは、「ポルト大学」です。帰国後調べて知ったわけですが、あの時ほんのちょっと足伸ばしただけで、いろいろ見られていたのです。
再集合場所まで急ぎます。できたらちょっと買い物したいです。「クレゴリス教会」の側面です。
0948、運よくトラムが通りかかりました。バスが邪魔をしました。坂を下りていけば集合場所です。
1000集合でした。この後、ドウロ川対岸のワイン工場に向かいます。
トラムがやって来ます。リスボンのとはちょっとデザインが違います。
川沿いの道路にはこんなふうにせり出した部分もありました。
「ドンルイス１世橋」のたもとのトンネルに戻ってきました。
いよいよ渡河です。昨日の夕方ははこの真上にいたのです。
1012、川を渡ってすぐの所で下車しました。絶景に歓声が上がります。気持ちいいお天気の中、ワイナリーまで写真撮りながらてくてく歩いて進みます。
まだ２月なのに、春本番、というか初夏のような実にさわやかな日和です。神様ありがとう。
「カイス・ダ・リベイラ」と呼ばれるドウロ川に面した美しいエリアは、対岸から眺めてこそです。
何枚撮っても撮り足りない感じです。あまり写真撮らない感じの方も、ここはスマホで撮っておられました。
イチオシ

お店の窓越しに。ここでお茶したら天下一の気分になれます！
こらは、ポルト大聖堂の裏手あたりです。
「ドンルイス１世橋」何度も撮ってしまします。これでもずいぶんカットしています。誰かに見てもらうというよりも自分自身の整理のために旅行記作っているようです。
イチオシ

日光の具合がちょうど良いと思います。太陽が高くなるとコントラストが付きすぎて硬い感じになるので。
イチオシ

1024、「サンデマン」の前に到着しました。予約が1030ということで、ちょうど良かったです。ここまでゆっくり歩いて来られましたし、ベストな感じでスケジュールが進んでいたのです。
頭上を「ロープウェイ」が通っています。これにも乗りたかったのですが、またいつか必ず…、です。

どうも写真が多すぎて…この後、アヴェイロ経由でコインブラまで行く日なのに…２冊に分けることにします…続きは後半で…