カンボジア周遊の旅(4/6)コンポンチャム編

2020/02/08 - 2020/02/16

2月8日出国、16日帰国の9日間でカンボジア旅行へ。シェムリアップを起点・終点として、タイ国境近くのプレアヴィヒア遺跡やベトナム・ラオス国境、ラタナキリ州の少数民族の村のほか、川イルカのクラチェ、バンブーブリッジのコンポンチャム、バンブートレインのバッタンバンを周遊しました。

エリア その他の観光地(カンボジア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: Agoda

▽2月12日(水) 5日目
おはようございます。この日はクラチェ州からコンポンチュナン州へ移動し、バンブーブリッジやワットノコールなどを観光します。

部屋の窓からは、綺麗な日の出が見えました。

6時半ごろ、朝の散歩に出かけます。

鎧をまとったような家。エアコンの室外機が何台も見えるので、お金持ちなんでしょうね。

カンボジアの田んぼの風景。

長閑（のどか）な風景に心が癒されます。

ホテルに戻り、朝食にします。宿泊者はセットメニューです。マンゴージュースとコーヒー。

リバー ドルフィン ホテル ホテル

目玉焼きにトースト。フルーツをサービスで付けてくれました。どれも美味しくて完食。

8時にホテルをチェックアウト。コンポンチャムへ向けて出発です。

ルーンプレアスダイッコン遺跡（プレイノコール）に到着しました。コンポンチュナンの中心部から南東に40キロ余り離れた場所にあります。こちらの銅像は9世紀のコン王で、境内に残っている遺跡を建造したとされます。

遺跡の横に現代寺院が建造されており、とても面白い景観です。

遺跡のアップ。トムさんによると、この遺跡の建造時期は左側が7世紀、右側が9世紀だそうです。

遺跡の下の方には、聖水を流すヨニが残っています。

境内には、全長45メートル、高さ13メートルの寝釈迦仏が祀られています。

象と船の展示物。こちらの象の牙は、水牛の角を削って作られているようです。

境内から約200メートル離れた所にある、クノンクラウ遺跡。トムさんによると、6世紀に造られたものだそうです。だとすると、プレアンコール時代で最も古い遺跡となります。

遺跡の中には、最近のものと思われる四面仏像が祀られています。

コンポンチャムの街に入り、ワットノコールへやって来ました。12世紀に建てられた砂岩造りの寺院です。

ワット ノコール 史跡・遺跡

ヴィシュヌ神が出迎えてくれます。

寺院の中心部には、古い砂岩の祠堂を囲むように現代の本殿が建てられていて、とても面白い構造になっていました。

デバダー(女神)に口紅は塗らないでほしい…。

コンポンチャム観光の目玉、バンブーブリッジへやって来ました。乾季の12月ごろメコン川の中州の島に竹製の橋が架かり、5月ごろまで使われるそうです。

料金は1人往復2,000リエル（0.5US$）だったと思います。コンポンチャムのバンブーブリッジは、2017年までは車やバイクも渡れる橋でした。しかしながら中州の島にコンクリート製の新しい橋が架かったため、2018年からは歩行者と自転車のみの利用となりました。

横幅は2メートル程。歩くと編んでいる竹がギシギシと音を立て、竹のきしみで体が少し揺れます。

橋の長さは、写真を撮ったりしながら歩いて10～15分なので、700メートル位だと思います。

中州側に橋を渡りきると、川岸にビーチハウスが見えてきます。メコン川で水遊びをする場所になっているようです。

折り返して街側に向かって歩くと、綺麗なモスクが見えました。カンボジア国内にはチャム（チャンパ）族を中心に、イスラム教徒が人口の4パーセントを占めているそうです。

レストランに移動して昼食にします。

ビールはお気に入りのABC（スタウト）。

料理は野菜炒めにしました。

昼食を終えたら、14時にLBNアジアンホテル (LBN Asian Hotel)へチェックイン。

部屋からはメコン川が綺麗に見えました。

ベッドはクイーンサイズ。

ソファーやテーブルを含めて、室内は新しく綺麗です。

洗面所。

バスタブは広々。お湯も熱いのが出ました。

シャワールームは独立。

トイレも綺麗。今回の旅行で泊まったホテル（1泊朝食付きで36～45US$）では、一番安いのに部屋は一番良かったです。

16時にホテルを出発。プノンプロス（男山）の寺院にやって来ました。

プノン プロス、プノン スレイ 寺院・教会

プノンプロス（男山）寺院の境内には猿が沢山居て、

まだ明るいのに、お盛んなカップルもいました。

プノンスレイ（女山）の山頂へは、急な石段を登ります。

プノンスレイ（女山）の山頂に建つ寺院。

プノンスレイ（女山）からプノンプロス（男山）を眺める。

この日最後の観光はキズナ橋。

キズナ橋 滝・河川・湖

キズナ橋は日本政府の援助により、カンボジア初のメコン川を渡る橋として2001年に開通しました。キズナ橋近くのメコン川沿いには遊歩道が整備されていて、コンポンチャムは綺麗な街でした。

メコン沿い通り 散歩・街歩き

カンボジアの500リエル（0.125US$）札には、キズナ橋が描かれています。

夕食は今風なレストランで。

この店ではビールは扱っておらず、近くの店で買ってきてもらいました。そのため、氷に入れて冷やします。カンボジアでは口に入れる氷と、物を冷やす氷は別に売られています。口に入れる氷を提供している店ならば、お腹を壊すことはありません。問題は、どちらの氷を使っているのか、日本人には見分けがつかないことです。個人的には、小さくて丸っこい氷ならば口に入れても大丈夫な氷だと思っています。

料理は手羽先のフライドチキン。シンプルな塩味でしたが、結構美味しかったです。

ライスは餅米。当然ながら、オコワの食感でした。食事を終えたらホテルに戻って、おやすみなさい。《バッタンバン編へ続く》