三浦の大根畑と富士山

2020/02/17 - 2020/02/17

　三浦の大根と言えば三浦大根が有名であったが、大きな三浦大根では農作業者の高齢化で抜くのが大変だと小柄な青首大根が植えられている。しかし、中には昔ながらの三浦大根を作っている農家もいる。三浦海岸駅から線路沿いに河津桜の桜並木の始め辺りの狭い空き地に大根を使った漬物や野菜を並べ、軽トラの荷台にも大根を並べて野菜を販売していた農家の人たちがいたが、良く知られた三浦キャベツは別にしても、大根には三浦大根、青首大根の他にも蕪（カブ）のようなサラダ大根や皮が赤く中は白い小柄な大根もあったのだが、小松ヶ池西側入口にある農家の納屋の中でも販売していた大根の種類は同じであった。三浦大根の大が250円、小が150円、青首大根などは1本が100円の値段が付いている。消費税込みであるから間違いなく街の八百屋さんよりは安い。しかし、大根では重い。三浦大根を2本買ってレジ袋に入れて持って帰る人がいたが、この人たちは京急の電車ではなく、車で来たのであろう。
　昨年の台風で倒木している小松ヶ池脇の坂道を上がろうとすると、この倒木の辺りにはウグイスが来て鳴いているのだが、まだ鳴き初めなので、「ホーホケ」程度だ。坂の上は三叉路になっており、右には農家があり、母屋は瓦屋根の平屋だ。左は大根畑で開けている。ふと西を見ると富士山が見えるではないか！三浦海岸辺りからは富士山は見えないものと思っていた。現実には半世紀近く前に1年余り住んだことがあるのだが、富士山を見たことがなかったからだ。半世紀近くも経ってようやく富士山を見られるとは…。
（表紙写真は大根畑越しに富士山）

エリア 三浦海岸・三崎(神奈川)

倒木のこの辺りにウグイスが鳴いている。弓なりの竹の真ん中に写っているのは台湾リス。小松ヶ池の周辺も台湾リスの生息域になっているのか…。

大根畑。

大根畑。強風が吹きすさむ。

大根畑。

大根畑の先に富士山。カメラを構えるとカメラ毎強風で飛ばされそうだ

富士山。

富士山。

大根畑の先に富士山。手前は収穫済みだ。

大根畑の先に富士山。

大根畑の先に富士山。

大根畑と富士山。

大根畑と富士山。

大根畑越しに富士山。

大根畑越しに富士山。

大根畑越しに富士山。

大根畑越しに富士山。

大根畑の下にピンクの河津桜。京急線が通る。

大根畑の下にピンクの河津桜。