2004/12/30 - 2005/01/04
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JIC旅行センターさん
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■本当のロシア。シベリアの冬。人の温かさ。大都市では味わえないすばらしい体験をしました。
年末年始にノボシビルスクとアルタイ地方を訪れました。ルートは関空→タシケント→ノボシビルスク往復です。通常ならば、ソウル経由かウラジオストク経由がポピュラーなルートなのですが、どちらもスケジュールが合わず、今回はタシケント経由になりました。格安で関空・成田から就航しており、モスクワやペテルブルグへは同日乗り継ぎが可能なので、なかなか便利です。
到着の翌日、ノボシビルスクで慌ただしく冬物を買い揃えアルタイ地方へと出かけました。位置的にはノボシビルスクから約250キロ南下した辺り。車を走らせるに連れて雪が深くなり、途中からはどこが道路でどこが畑なのかわからなくなってきて(ガードレールなんてない)、よくこんな状態で運転できるな…と感心&恐怖心をもちつつ、道なき道をひたすら走りました。建物もすれ違う車も街灯もなく、信号はすでに何時間も見ていない、という場所です。
雪が降り出し、辺りが薄暗くなってきたころ、100年前も200年前も全く同じ景色なのではと思えるような田舎の風景が現れました。「映画で見た昔のシベリアのままだ。」と思いました。真っ白な雪世界の中にぽつんぽつんと木造の平屋の家が建ち、煙突からは煙が出ていて、白樺やもみの木が家の周りに立っています。映画の世界に迷い込んだのは、12月31日、大晦日の夕方でした。美しい田舎のはずれに私たちの宿泊地「ルースキー・ドム(ロシアの家)」がありました。
ロッジ形式のホテルで、ロシアの森の中に点々とロッジやバーニャ(ロシア式サウナ)が建てられています。お部屋は簡素で、鍵も無く、トイレも共同というワイルドな環境でした。その上、食事やお風呂の度に外にでないといけないわずらわしさはありましたが、シーンと静まった中で新雪を踏みしめる音だけが響き、凍った空気が顔の皮膚をパリパリにする寒さ、月明かりのダイヤモンドダストが辺り中キラキラと輝く美しさ、雪と森のにおい、外に出るからこそシベリアの冬を体感できたのです。あの感覚は一生忘れません。
ロッジから30メートルほどの所にいちばん近いバーニャ小屋がありました。バーニャの中は燃えたぎる火でものすごく暑いし、かといって外はすごく寒く、出たり入ったり私たちは右往左往。そしてついに雪の中へダイビング。-30℃の外に水着姿で出る寒さ、はだしで雪の上走る冷たさは格別、慣れているロシア人は大はしゃぎで雪合戦を始めるし、雪の中に押し倒されるし、必死で逃げて来ました。凄い、これが本物のロシアのバーニャです。ワイルドです。白樺の枝を水につけて体をたたいてマッサージするのです
が、とても気持ちよかったです。同行した小さい子供たちも一緒にバーニャに入ったのですが(お風呂もシャワーもないので仕方なく)、じっと我慢していました。子供なりに、これしかないんだ、ってわかっているみたいで、真っ赤な顔をして汗いっぱいかいていました。子供って適応力があるのだと感心。バーニャにはシャワーもなく、あるのはドラム缶に貯めた雪解け水だけ。これで洗うの・・・?
バーニャを出てから最大級に温かく着込み、夜の森へ行きました。ロッジを出てしばらく歩くと、真っ暗な森に焚き火の炎だけが明るく浮かび上がっています。デッドマロース(サンタクロース)とスネグーラチカ(雪娘)が歌いながら火の周囲を回っています。幻想的でロシアの御伽噺のような世界です。揺らめく炎が周りの雪に反射してきらきら輝いています。寒さを忘れるくらい素敵で、童心に戻ってわくわくします。そして何発もの打ち上げ花火と共に新年がやってきました。
ルースキー・ドムはオールインクルーシヴで、全食事、飲み物、エンターテイメントもすべて料金に含まれています。船の形をしたレストランは24時間オープンしていて、いつ行っても食事を出してもらえます。アルコール類も飲み放題。朝でも夜中でも昼でもOKです。
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