2019/12/28 - 2020/01/02
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mistralさん
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高雄滞在も3日目となった。
定番の観光地は以前ツアーで訪れた折にサッと回っていて
あまり興味は湧かず
自分たちならではの訪問地は何処かなあ?と探してみたら
何やら路地めぐりが楽しそう。
狭い路上にある色々なお店が、前夜行ってみた夜市のお店
巡りにも繋がっていそうで、興味が出てきた。
高雄滞在の最終日も定番の観光地めぐりもせず、美味しい
ものの食べ歩きもせず、歩き回った旅行記です。
(表紙写真は大溝頂老街で見かけたレトロなアート)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2020年1月1日
鹽?結街(Yan Cheng St.)
(何て読むんでしょう?えんていがい?)
にふらふらとやって来た。
ちょっとした勘で、面白そうな通りの予感が? -
狭い間口の商店と
その上にズラリと並んだ同じサイズの看板
が面白い。 -
芸術特区にも近いせい?
ちょっとしたところに
アートを感じる。 -
縁石を兼ねた石のボールにもアート。
-
道路の真向かいに突然派手な寺院
が現れた。 -
黄色の屋根と
周辺に張り巡らされた赤い提灯
屋根の龍など
ひときわ目を惹く。 -
これぞ台湾?!といった装飾。
-
中に入り、参拝しお賽銭を入れたら、
近くにおられたおばあさんから
お水をいただいた。 -
そのまま徒歩で高雄市立歴史博物館へやってきた。
-
1938年、日本統治時代に清水建設(当時は清水組)
の設計により市庁舎として建設された。
1992年、高雄市役所は高雄市政府に改名
1998年、博物館として使用されるようになった。
日本の帝冠様式(帝国主義全盛のころの日本建築)
というそうです。
鉄筋コンクリート造。 -
内部には展示があるのだが
建物を見るのが目的だった。 -
廊下、窓のデザインなど
大正から昭和の時代を感じさせるもの。 -
古い大学病院みたい。
-
綺麗なアーチ型の天井をもつ廊下。
-
-
ホールで上方を見上げたら
柱頭飾りが目についた。
雀が羽ばたいているような形らしい。 -
階段を上がりながら上部の撮影。
西洋と中国風のハイブリッドのデザインだそうだ。 -
ホールにある堂々とした階段。
-
手すりに施された彫刻も重厚感がある。
-
見学を終えて外へ出たら
台湾の国旗が翻っていた。
青天白日満地紅旗と呼ばれるそうだ。 -
陶器製だという茶色の排水管(竪樋)。
-
中央の塔の上部にある壺状の飾り。
-
良くみると菊のデザインのパネルが連なっている。
-
数多くある窓は、各所でデザインが
変わっている。 -
外観の薄いみどり色が綺麗だなあと見ていたが
後で調べてみたら
当時は戦争中のため敵機からの爆撃を避けるため
薄緑色の国防色にしたとのこと。 -
すぐそばを流れる「愛河」のそばで
しばらく風に吹かれてぼ~っとしていた。
もともとは日本統治時代に運河として開拓された
川だそう。 -
暑い季節には絶好の日陰になりそうな
大樹。 -
しばらく歩いて
イタリアンレストランに入ってみた。
麺がちょっぴり台湾風だった。 -
このあと、更に路地の
大溝頂老街を探して歩いていると
google mapでは
この先を右折するように案内がでた。
曲がり角にあった丸い看板も古そう。 -
狭い道の両側に
商店が連なっている。 -
-
三郎面包厰というパン屋さんを
探してやってきたのです。
ここのパンを買うためにあちこちからやってくるらしい。
当日も並べてあったバターロールのような20個入りのパン
が人気なのだとか。
中にマーガリンが入っていて、軽く温めると
美味しいとのこと。 -
すぐそばには
レトロなストリートアートが描かれていて
その前にあるベンチに座って
近くで買ったものなど食べられそう。 -
-
-
他にも有名店がいくつかあるようで
当日はお店が閉まっていたりして
通り過ぎてしまったのは1月1日ゆえ? -
もう一方の出口に辿りついた。
1月1日でない別の日だったら、また別の
面白いお店を発見できたかも。 -
細い路地を出たところ近くにあった
アーケードの柱が
思いのほか手が込んでいるデザインで
驚いた。 -
その後タクシーでやって来たのは
打狗英国領事館文化園区 -
入ってすぐ
山の下にあるのは領事館
(この後石段を上がっていったところに
あるのは領事館邸) -
「打狗」の意味は
高雄の原住民、平捕族がこのあたりを「竹林」を意味する
「ターカウ, Takau」と呼んでいたそうで
その後「打狗」の文字が当てられ、
日本統治時代の1920年、日本語の発音と似ている「高雄」
に改められたそうです。 -
正面のお庭に並んでいる
当時の英国人の衣装をまとった人形たち。 -
-
狭く急な石段を上へ上へ
-
ラピュタ風の根っこもあって
-
ゼイゼイしながら頂上にたどりつくと
ここからは一気に眺望が開け
高雄港が一望にできる。 -
高台にあるため
夕日を眺めるには絶好のスポットであり
夜にはロマンチックな夜景も楽しめるそう。
当日はまだまだ日も高く、日が沈むまでには
時間がかかりそうだった。 -
山の上にある
領事館邸 -
1879年イギリスにより建設された。
1895年、下関条約によって台湾が日本の領土と
なり、その後領事館、官邸は日本政府の管轄となった。 -
1946年、国民党政府に引き継がれた後
中央気象局高雄観測所となった。 -
内部も見学でき
一角にあるローズハウスでは
アフタヌーンティーも楽しめる。
ただ当日は予約客で一杯のようだった。 -
外部にも同じ系列店の営業らしいガーデンがあり
そこでお茶などを頂いた。
(入場券についていた割引券が利用できる) -
領事館裏手にも出入口があって
そこから出ようとしたが
下りの階段が大変そうだったので
引き返してもと来た石段を
下りることにした。 -
-
前々日に来た
西子湾駅に向かっている。 -
-
-
フェリー乗り場の桟橋の上をまたぐ
橋を渡ると間もなく駅へ。 -
帰り道、バイクの上でじっとしていたニャンコ。
西子湾駅から乗車してホテルまで帰り
当日の夜は2日続きの夜市通いで
前日はお腹が一杯になって食べられなかったけれど
気になっていた海鮮粥などをいただきました。 -
翌日の2日
地下鉄で高雄国際機場まで。
(高雄国際空港に隣接しているので
とても便利) -
-
高雄発 9:55
成田着 14:15 JAL812
で帰国した。
始めは恐る恐るだったが、段々楽しめてきて
また行ってみたい!に変わった台湾の旅だった。
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旅行記グループ
2019 暮れからの台湾
この旅行記へのコメント (6)
-
- churros さん 2020/06/12 11:48:16
- 旅行記拝見しました
- !Hola!mistralさん、旅行に行けない寂しい日々が続きますね。
ご訪問とイイねありがとうございました。
高雄はあまり印象が薄く観光も覚えてないんです、高雄市役所なかなか良いですねぇ~内部の造りは京都市役所や大阪府庁の様で、ノスタルジックな雰囲気ムンムンで絵になりますね、昨年暮れから年が明けたら台湾に行きたいなぁ~、と思っていたのですが高雄をじっくり見直して見ようと、mistralさんの旅行記で触発されました、早く台湾との行き来が出来る様になるとイイですね。
churros
- mistralさん からの返信 2020/06/12 15:55:45
- Re: 旅行記拝見しました
- churrosさん
こんにちは。
こちらの方へ、ご丁寧にコメントをいただき
ありがとうございました。
私は拝見するだけで失礼していまして申し訳ありません。
台湾でchurrosさんがお泊まりになった立派なホテル、
素敵でしたね。
又台湾へは旅されたい、とのコメントがありました。
私も、あの郷愁をそそられる街の佇まいには
惹かれております。
台湾は今やコロナウィルスの感染者はゼロとか。
早期の国をあげてのウィルス対策が功を奏しているのでしょう。国外から入国する人に対して厳重警戒の様子。
まだまだ旅するにはハードルが高そうですね。
今までは、行きたい時に行きたい所へ
それが当たり前の事と思っていましたが、
そうではなかった事が、今回のウィルス騒動から
わかってきました。
それでも、再び自由に旅に出られる時まで
健康で過ごしたいですね。
mistral
-
- milkさん 2020/04/15 23:28:39
- 私の知らない高雄がいっぱい!
- mistralさん、こんばんは☆
遅ればせながら高雄の旅行記を拝見させて頂きました。
高雄市立歴史博物館や英国領事館邸など、素敵な建物が沢山ありますね。
領事館邸にあるローズカフェのアフタヌーンティーはいつか行こうと狙っています♪
でも、予約しておかないと難しそう...。
三郎面包厰というパン屋さんのロールパン、気になります!
そしてこの辺りのレトロなストリートアートも可愛いですね。
高雄の空港は台北に比べたらずっと空いているので、台湾に行くときにはまた高雄から入ろうと考えています。
今年も行くつもりでいたのですが、こんな状況になってしまって行かれるのかどうか...。
早く普通に旅行に行かれる日が戻って来て欲しいですね。
milk
- mistralさん からの返信 2020/04/16 12:08:00
- Re: 私の知らない高雄がいっぱい!
- milkさん
こんにちは。
メッセージまで、有難うございます。
コロナウィルスの猛進は、想定以上みたいで
地球規模での危機的状況になっていますね。
昨年の秋には、のほほんとスペインを旅していたことを
考えると、まるで夢のようです。
本当ですね。一体いつの日に、普通に旅ができることやら。
高雄空港は、空いているし、地下鉄駅とも連絡していて
便利だと私も思いました。
物価も、台北よりは安いのでしょうか。
なにぶんにも、食べ歩きをした訳でもなく
ちょっと変わった街歩きをしてきましたので
比較ができないのですが。
ただ、台湾の人々の穏やかな優しさ、安心して旅ができる事
など、皆さんがリピーターになられる事が
良く分かりました。
台湾は、コロナ対策も進んでいたようで
西欧諸国、日本などの方が、かなり立ち遅れている事を
考えますと、今後とも
注目すべきお国、と思っています。
お互いに、見えない敵に気をつけて、この時を
切り抜けられますように。
mistral
-
- るなさん 2020/03/16 12:57:57
- まだ見ぬ台南
- mistralさん、こんにちは♪
台湾には何度か行っていますが、未だ南には行ってないんです。
レトロ感は台北以上ですよねぇ~いいなぁ。
日本統治時代の建物もとても優雅です。
領事館の建物は淡水の雰囲気に似てるかな?
でも、高雄ってこんなに港町だったんですね~知らなかったわ。
台湾の田舎風景も癒されますねぇ♪
いつもサクッと2泊とかで行ってるので、台北食べ歩き専門(笑)たまにはこうして郊外にも足を延ばすのもいいな。
今やこうなってしまってはどこにも行けない状態でストレスたまりまくりです。
いつもの仲間で日々ブチブチ言ってますよ(泣)
mistralさんもまたお時間ありましたら是非ご参加なさってね!!
るな
- mistralさん からの返信 2020/03/16 18:21:31
- Re: まだ見ぬ台南
- るなさん
こんばんは。
私も方にもコメントをありがとうございました。
皆さん、いろいろな旅のご予定がおありのようでしたので、今回の騒動には翻弄されまくり、ですよね。
行った先でも、帰国してからも肩身の狭い思いをするのは
困りますものね。
アジアに不慣れで、年と共に、さくっと行ってこられる近場の国に行ってみようと
台湾を選びました。
食べ歩きも沢山は出来ず、のんびりできる田舎を目指しました。昭和、もしかしたら大正?を偲ぶような光景に
あちこちで出会い、ちょっとはまったようです。
淡水もいらっしゃっているんですね。
又、旅行記、お邪魔します。
今後ともよろしくお願いします。
mistral
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