2019年12月-2020年1月イギリス旅行記 4日目

2020/01/01 - 2020/01/01

新しい年が始まりました。元旦は、ロンドンにある世界遺産の１つ、マリタイム・グリニッジ（海港都市グリニッジ）に行ってみます。

エリア ロンドン(イギリス)

朝食はブッフェです。照明暗めな落ち着いた席で、ゆっくり味わうことができました。

地下鉄でカナリー・ワーフ駅まで向かいます。そして、ドックランズ・ライト・レイルウェイ（DLR）に乗り換えます。

初めて訪れたロンドンの新都心、カナリー・ワーフ。通常はビジネスマンが行き交う街のようですが、さすがに元旦は閑散としています。

ちょっと、ロンドンとは思えない……ピカピカな街ですね。DLRの車両も新しいです。

カティ・サーク・フォー・マリタイム・グリニッジ駅（←駅名長い）を出て少し歩くと、カティ・サーク号が見えてきます。内部の展示の見学には入場料が必要ですが、お土産コーナーまでは無料で入れます。

ディスカバー・グリニッジ・ビジターセンターです。歴史の解説や面白い展示物もあるのに無料で、ここは訪れる価値ありです。

兜をかぶってポーズを決める夫。なかなか楽しいセンターでした^_^。

グリニッジ・マーケットを通り抜けて、天文台の方向へ。スコッチエッグの屋台が美味しそうでした。

広大なグリニッジ・パークを歩きます。お散歩に連れて来てもらった犬たちが、芝生のうえで大はしゃぎしています。木の上を駆け回るリスも。

丘の上の天文台から見下ろした公園です。右手にはO2アリーナ、左手にはマリタイム・ミュージアム、その奥にはカナリー・ワーフの高層ビル群が見えます。過去と現在がミックスされたような不思議な風景です。

美しい24時間時計。時計数字の4の表記がⅣではないことに注目ください（っていうか、IIIIってありなんですね）。

お約束の子午線またぎです。世界中からやって来た観光客が、順番待ちしながら撮影します。この後、夫とのツーショットを、イタリアから来たお父さんに撮影していただきました（とても感じのよい方でした）。
観光地の魅力は、場所そのものと、そこに集う人々の笑顔だと思います^_^。

ランチはBuffalo American Grill & Tex-Mexで。フレンドリーで美味しいお店でした^_^。
マリタイム・グリニッジでは、思いのほか楽しい時間が過ごせました。

いったんホテルに戻った後、ピカデリーサーカス駅に向かいます。今夜、観劇する「オペラ座の怪人」のチケットを受け取るために劇場窓口へ。チケットは日本でネット予約していましたが、今夜はほぼ満席だそうです。

今日は友人がロンドンに到着する日でもあり、お茶する約束をしています。Hotel Cafe RoyalのCakes & Bubblesで待ち合わせ。
少し時間があったので、側にあったMangoに入店すると、素敵なパンツが買えました^_^。

Cakes & Bubblesはとても煌びやかなカフェで、気分が上がります。私はお店オススメのチョコレートケーキ＋バニラアイスと赤ワインのセットを、友人はキャロットケーキと紅茶をオーダーしました。長い付き合いの友人ですが、同じ時期にロンドンにいたのは初めて。なかなか貴重な機会です。
サービスしてくれたお兄さんは、とても優しい方でした^_^。

お茶した後は、再び劇場に戻り、夫と落ち合いました。チケットの受け取り時には劇場窓口に入れたのでそこを待ち合わせ場所にしていたのですが、開演前になるとチケットなしでは扉の内部に入れてもらえなかったそうです。夫よ、ごめんなさい。

こちらの劇場では、1990年の夏にも「オペラ座の怪人」を観たのです。アンドリュー・ロイド・ウェバーの楽曲の素晴らしさ、舞台芸術（特に地底湖を進むボートの場面）の素晴らしさに衝撃を受けました。

せっかくの機会なので、stalls（一階）をとっていました。前の座席との間隔がかなり狭いため誰かが座席と通路間を移動する時には、立ち上がるマナーも懐かしい感じでした^_^。

約30年ぶり（！）ですが、変わらず素晴らしい舞台でした。今回は、怪人がオリエンタルな衣装を着て作曲に没頭している時の幸せそうな様子ーー音楽の天使である時間ーーが特に印象に残りました。

すっかり夜は更けましたが、頭の中ではまだ音楽が鳴っており、ハミングしながらホテルに戻りました。生まれ変わったら、ミュージカル女優になりたいものです。