2019年12月-2020年1月イギリス旅行記 2日目

2019/12/30 - 2019/12/30

イギリス2日目（12月30日）はブライトンに移動です。留学時代の大家さんであったヴィヴィアンとは、30年近くクリスマスカードのやりとりをしています。彼女がホーブやシーフォードで営んでいたB & Bにお邪魔したことはありますが、現在住んでいるロッティングディーンを訪れるのは初めてです。

エリア イギリス

2日目朝はお部屋で簡単な朝食を食べた後、10時過ぎに世界遺産・ロンドン塔へ向かいます。昨夜検索した情報で、2 FOR 1 Offers in Londonというしくみを知りました。ナショナルレイルでロンドン行き切符を買った当日に使えるバウチャーで、観光スポットの入場料2人分が1人分になります。ロンドン⇄ブライトン往復切符があるのでこれは利用せねばとネットで手続きし、フロントでプリントアウトしてもらったのです。

地下鉄マンションハウス駅からタワーヒル駅まで。出口を出た時点から予感はあったのですが、やはりそこには長い行列が……。正午にはブライトン行きの電車に乗るため、並んで入ってから15分も観れないとなると、さすがにもったいないですよね。
というわけで、外から写真を撮った後、移動します。手前にはスケートリンクが設置されていました。

昨日撮影したスカイガーデンのあるウォーキートーキーは、逆の通りから見るとこんな感じです。

ロンドンブリッジを渡って、ロンドンブリッジ駅まで歩きます。途中にバラマーケットを発見したので入ります。

チーズ、パン、ハム、野菜くだものや蜂蜜などが、美味しそうにディスプレイされています。活気あふれるマーケットでした^_^。

ザ・シャードはロンドンブリッジ駅と直結しています。レンゾ・ピアノ氏の建築は日本人にもなじみがありますが、長い間活躍されていたのですね。

ロンドンブリッジ駅には、地下鉄とナショナルレイルがあります。ナショナルレイルのホーム4番から出発なのですが、最初にいた階には10番以上のホームしかなく、あせりました^_^;。下の階に降りて4番ホームの表示を確認した後、電車で食べるサンドイッチなどを購入します。

お天気に恵まれてよかったです。今回の旅行中は雨は降らないかも^_^。12時15分の電車を待っています。

電車が来ました。進行方向の座席に座れ、トイレも近くにあり、安心です^_^。

13時12分、ブライトン駅に着きました。屋根の感じが懐かしい……。改札を出て数分後、ヴィヴィアンに会えました！　外出用の杖を持っているほかは、8年半前とほとんど変わらなく見えました^_^。駅前のバス停Bからロッティングディーン行きのバスに乗ります。往復5ポンドのバスチケットを購入しました。

20分くらいでロッティングディーンに着きました。メゾネットの2、3階にあるお家の中を見せてもらいました。リビングには世界中から送られてきたクリスマスカードが飾られています。

バルコニーからは（写真に写せてないですが右側に）、イギリス海峡が観れるのです。リビングに居ながら、朝から夜まで移り変わる海の色を楽しめるなんて素敵です！　

お土産に持参したダウンマフラーを気に入ってもらえて嬉しかったです。キャメル色が髪の色と近くて似合っていました。ヴィヴィアンは色白、目の色は青でキュートなのですが、年齢が不詳です^_^;。私の母よりは上かなぁと思いますが、昔からの友人のほか、移り住んだ町でも友人をつくり、趣味を楽しんで暮らしている様子で、私もリタイアしたら見習いたいです^_^。
チャイニーズペインティングを習っていると聞いてましたが、上手ですね。

夫が風邪のため喉が痛くて喋れないのと説明すると、近くの薬屋で喉の薬を買ってくれました。のど飴タイプで効くようです。

薬屋さんに寄った後、町を案内してくれました。日曜日に通う教会（お花を活ける当番がくるのがプレッシャーだそう）、お気に入りのドレス屋さんのショーウィンドウ、雑貨屋を営むお友達、来年のカレンダーを買ってお土産にもたせてくれたクリームティのお店……。ヴィヴィアンの大切なコミュニティを紹介してもらえました^_^。

すぐそばのホワイトホースホテルでランチを食べようと誘ってもらいました。2人がけの席しか空いてなくて困っていたら、先客の男性が、テーブルを交換してくれました。ヴィヴィアンいわく、自分も人に親切にするように心がけている、それは自分にかえってくると。
夫はビーフパイがメインのお皿を。

私は軽めに、エビを炒めたもの。揚げたトーストがついています。
ゆっくり食事をしながら、たくさんおしゃべりができました。ヴィヴィアンは、パブでの経験があったから、B&Bの経営がうまくいったこと。昔歌手だったこともあるので、今も歌が好きなこと。太極拳を習い始めてから、身体が動きやすくなったこと。一番好きな都市はパリ。お父さんは難聴だったけど、家族で楽しく過ごしていたこと……。

名残惜しいけど、そろそろ帰る時間です。メゾネットに戻ると、お手製のクリスマスケーキをもたせてくれました。ホテルに戻っていただいたら、とても美味しかったです^_^。
バス停で帰りのバスを待つ私たちをバルコニーから見守ってくれたヴィヴィアン。すっかりお世話になりました。

帰りのバス（2階席）から撮った夜のパレスピア。

夜のブライトン駅を後にします。ロンドンブリッジ駅に着いた後、ホテルに戻り、早めに寝ました。
今回の旅は夫が背中を押してくれたものですが、ヴィヴィアンに会えて本当に嬉しかったです^_^。夫に感謝しています。