2020/01/03 - 2020/01/03
15位(同エリア50件中)
あおしさん
台湾4日目。
今日は高雄から台湾鉄道の南回線に乗りました。
南廻線は平成になってから開業し、台湾を鉄道で1周できるようになりました。
海沿いを走る車窓の美しい路線です。
南廻線で台湾原住民であるバイワン族の村にも寄ってみました。
夜は高雄の夜市でB級グルメを食べ歩きしました。
南廻線 (4K)
https://www.youtube.com/watch?v=Ya9cTfPpydg
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
高雄のホテルを出て、高雄駅へ。
まずは普通電車でスタート。
高雄から枋寮という駅までは高雄都市圏なので、電車が頻発しています。
特急のような電車ですが、普通電車です。高雄駅 駅
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車窓はいかにも熱帯、南国の雰囲気です。
屏東駅 駅
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まずは途中の竹田駅で途中下車します。
この付近は鉄道は都市圏鉄道らしく高架化されましたが、日本統治時代の駅舎が保存されています。竹田駅園 広場・公園
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この駅舎は現在はカフェ&観光案内所として使われていました。
竹田駅園 広場・公園
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竹田駅からさらに電車で枋寮駅へ。
電車はここまで。
この駅からは電化されていないデイーゼルカーの南廻線になります。枋寮駅 駅
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南廻線は特急「自強号」や急行「莒光号」は1時間に1本程度走っていますが、普通列車は1日1本しかありません。
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11時28分発台東行の普通列車は台湾で唯一旧型客車が使われています。
レトロで、窓の開く列車です。 -
南廻線は右手に海を見ながら走ります。
というわけで、みなさん、右側の座席に。
私も右側の座席を確保しました。
どうやらほぼ全員観光客、日本でいえば「18きっぱー」みたいです。 -
枋寮駅を出て15分ほどすると、右手に海が見えてきます。
台湾海峡です。
鉄道は高台を走るので、とても広く海が見えます。 -
11時53分、枋山という駅を出ると、ここから山間部を列車は走ります。
40分ほど無人地帯をひたすらトンネルと山の中。 -
山の中の駅。
信号場と思ったら、あとで調べたところ、枋野駅という駅でした。
日本でいう「秘境駅」です。
この列車と上りの普通列車、1日1往復しか列車は停車しません。 -
12時28分、反対側の海沿いの町、大武駅という駅に到着します。
この駅からも海が見えました。
ここで単線なので列車交換なのですが、交換する列車が15分ほど遅れてしばらく停車。
まあ、みなさん、急ぐわけでもなく、ホームに降りたり、記念写真を撮ったり、ちょうどいいインターバルでした。大武駅 駅
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大武駅のホームからも海が見えます。
先ほどの台湾海峡の反対側の海、太平洋です。
太平洋沿いに街並みも広がっていました。 -
列車交換後、台東に向けて出発します。
列車は太平洋沿いにひたすら走ります。
窓が空くので、とても気持ちのいい車窓です。
青とエメラルド・グリーンの太平洋はとてもきれいでした。金崙駅 駅
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枋寮駅から約1時間、太麻里駅で途中下車しました。
太麻里駅 駅
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1日の利用者は200人ほどの駅ですが、立派な駅舎です。
駅員さんもいました。
日本のJRだと200人くらいの駅だと、駅は無人駅になり、駅舎も壊されてしまっているでしょう。太麻里駅 駅
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駅前から太平洋に一直線の道路。
太麻里の街は海沿いにあります。 -
太麻里駅から2キロ、徒歩30分ほどのところに、台湾原住民の集落・新興村があります。
台湾は国民の98%までは中国大陸から渡ってきた漢民族ですが、2%ほど台湾の昔からの原住民が住んでいます。
原住民の集落は交通の不便な山間地が多いのですが、この村は駅から2キロほどで来ることができる交通の便のいいところです。
駅から歩いていくと、山の中に新興村の集落が見えてきました。 -
駅から約30分、村に到着です。
村の入り口にあるバイワン族のオブジェ。 -
新興村の街並みです。
バイワン族は石を積み重ねた家に住んでいたそうですが、町の家は普通の家でした。
まあ、当たり前の話で、日本だってアイヌの人は藁葺屋根の家に住んでいるわけじゃないですからね。 -
バイワン族の家と倉。
公園の一角に保存されていました。
さすがに現在ではこのような家には住めないでしょう。 -
それでもこの村の家々には、バイワン族の独特の塗装がされています。
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この家の塗装はお見事。
また家のお守りでしょうか、石碑のような彫刻もありました。 -
バイワン族の石碑。
日本語のカタカタも刻まれていました。
台湾の原住民の言語は分かれていたのですが、日本の統治時代、台湾の人々は日本語を強制されました。
結果としては、各民族は日本語で別の民族と意思疎通ができるようになったそうです。 -
この家はこの村の民宿です。
こういう民宿に泊まるのも楽しそうです。 -
バイワン族は現在でも首長の一族と他の平民とで厳しい身分差別があるそうです。
この家がこの村の首長でしょうか。
どうやら国会議員か県議会議員のようです。
「台湾原住民族代表」という漢字が読めました。 -
新興村の小学校です。
この小学校にもバイワン族の塗装や彫刻が多くありました。 -
帰りは太麻里駅から高雄まで急行列車で戻ります。
普通列車は自由席ですが、急行列車は全車指定席。
運賃は167台湾元(約600円)。
2時間近く列車に乗って600円とは本当に台湾の鉄道は安いです。太麻里駅 駅
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急行列車「莒光号」。
デイーゼル機関車が客車を引っ張る列車です。
日本のJRも平成はじめまではこういう客車の急行列車が全国を走っていましたが、今は急行列車そのものが無くなってしまいました。 -
急行列車とはいえ、車内は特急列車と変わりません。
太麻里駅出発時点ではガラガラでしたが、その後次々にお客が乗ってきて、高雄に着くころは満席でした。 -
日本では新幹線くらいしかなくなってしまった車内での駅弁販売。
日本円で300円ほど。
安いです。 -
台湾の幕の内弁当?
お肉とごはんの組み合わせ。 -
夕暮れの台湾海峡。
もう少し時間が早ければ夕日が見えたのに。残念。枋寮駅 駅
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夜は高雄の夜市(六合国際観光夜市)へ。
広い通りが歩行者天国になっており、いかにも夜市という感じです。
多くの屋台も出店しています。六合夜市 市場
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まずはこの夜市の有名店、「地球の歩き方」にも載っている「荘記海産粥」という屋台へ。
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ここでは海産粥を。
港町高雄らしく、カニ、イカ、エビ、カキ、アサリなど海の幸をふんだんに使ったおかゆです。
120元(約400円)。 -
夜市をぶらぶら歩いていたら、おもちの屋台も見つけました。
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2つのおもちで50元(約180円)。
好きな種類を選べます。
1つは日本のノリとしょうゆのおもち。
もう1つはノリと煉乳の台湾のおもちです。
煉乳とおもちとは変わった組み合わせですが、結構いけました。 -
よくわかりませんが、いい匂いがしたので、この屋台にも。
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よく中身はわかりませんでしたが、薬膳スープのようで、このスープはとてもおいしかったです。
「薬膳」なので健康にもいいのかな。
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