世界遺産・バターリャ修道院―ポルトガル４

2020/01/07 - 2020/01/14

キリスト教修道院見学の後、約４７ｋｍ離れたバターリャへ

昼食後、世界遺産であるバターリャ修道院の見学

バターリャはポルトガル語で「戦い」を意味する街だそうです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　参照：Ｗｉｋｉ

エリア バターリャ(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

バターリャ修道院のすぐ横手にあるレストランで昼食。

パンとサラダ

アサリとポークのアレンテージョ

デザートはムースだったかな？

レストランを出るとすぐバターリャ修道院。
広い公園の中にポツンと建っているように見える。

バターリャ修道院の手前にある像は

地元の英雄アルバレスの騎馬像。

正面入口は迫力満点。

こういうのをゴシック建築というのでしょうか。

上から順にアップしてみます。
最上部

入口のアーチの上、中間部。

扉のすぐ上

扉の右側６人の像。

扉の左側の６人の像。

入場すると天井が高く、迫力のある柱が並んでいます。

バターリャ修道院は、ドミニコ修道会の修道院であり

ポルトガルにおける後期ゴシック建築の傑作です。

１４世紀の終わり頃、王位の継承戦争が起こり

隣国のカステーリャ王とポルトガルの王族ジョアン１世が争った。

ジョアン１世の棺と

エンリケ航海王子の棺などが安置されている。

チョット不気味な感じがします。

キリスト誕生の絵画や

正面にキリストの像が見えます。

キリスト像

もう少しアップで。

こちらもキリスト像。

細かな格子のステンドグラス。

ジョアン１世の回廊。

１３８５年、国の存亡をかけたたたかいがバターリャ近郊であり

ジョアン１世が勝利しポルトガル国王となる。

勝利を記念して、１３８６年修道院の建設を始める。
正式名は「勝利の聖母マリア修道院」

建設が長引いたためゴシック・マヌエル・ルネサンス等、様々な建築様式となった。

建設開始から２世紀が経ち

その間７人の王と１５人の建築家がこの修道院建築に携わっている。

第一次世界大戦で亡くなった兵士の墓標
両サイドで兵隊さんが立ち番をしていました。

所々に小さな彫刻が見られます。

１６世紀半ば、平行して工事をしていた

ジェロニモス修道院の建設に力を入れるため

ジョアンヌ３世国王の判断で工事を中断

バターリャ修道院は未完のまま歳月を過ごすことになる。

２世紀が経った１７５５年にリスボン大地震が発生

バターリャ修道院も被害が出ました。

修道院としての役割は

１８３４年、政府による修道会解体命令で

ドミニコ会が解散したことで突如終わってしまう。

未完のまま廃墟となったバターリャ修道院。

未完なので一部屋根のないところもある。

廃墟となっていたバターリャ修道院ですが、

１８４０年に国王フェルナンド二世が修復を宣言。

１９１０年にポルトガルの王政が倒れ

共和国になってからも２０世紀前半まで修復が続けられた。

１９８０年には博物館に転用され、建物自体が文化財として扱われ

長年の修復と保護の結果、１９８３年に世界遺産に登録された。

バターリャ修道院近くのお土産屋さんに寄ってみた。

軒下のディスプレイが可愛い。

雑貨が多いようです。

可愛い物がたくさん有りましたが、特に欲しいものもない。

鰯のお皿がちょっと気になるなー

雲行きが怪しくなってきました。

駐車場近くにこんな可愛らしい花が咲いていました。

バターリャからホテルのあるエスピーニョまで約２１０ｋｍ

１７：３５エスピーニョのホテル「プライアゴルフェ」着。
近くのスーパーで買い物してからホテルで夕食。

生ビールが2.5ユーロ
　サラダと

メインはビーフ
　デザートはケーキでした。

今夜は早寝が出来そうです。