2019・秋のモロッコ旅行　その5-1、北から南へ大移動　モロッコ高速鉄道に乗車

2019/12/08 - 2019/12/08

毎年秋前になると、エティハド航空が安くなる。という事で、今回はモロッコ便が安かったので、行ってきましたよ。

12/2 (木)　成田(17:10PM)→アブダビ(00:40AM)
12/3 (金)　アブダビ(02:45AM)→カサブランカ (08:00AM)
12/10 (水)　カサブランカ (10:00AM)→アブダビ(8:00PM)
12/11 (水)　アブダビ(10:25PM)→成田(00:30PM)
78,780 円

5日目。この日はまたまた移動日。タンジェから、なんとカサブランカを越えてマラケシュまで一気に南下です。
モロッコ初の高速列車にも乗車しましたよ。

エリア マラケシュ(モロッコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございますのタンジェ。

朝ごはんは屋上のテラスでいただきます。

パンにヨーグルトに卵にオレンジジュースに、ミントティーもついていて、
とにかくお腹が膨らみます。

しかし冬の屋外、これが朝はまだ寒いんだな。
厚着必須の朝食でした。

そんなこんなで、リヤドをチェックアウト。

今日は移動日、タンジェから一気に南下してマラケシュ を目指します。

朝の広場。さすがに日曜日だから、人の動きはそこまで多くないかな。

バス停です。ここで駅の方向へ行くバスを待ちます。

が、待てど暮らせどバスは来ず。休日ダイヤなのかどうかもよくわからない。

まぁ、これが異国ってもんよ。

結局タクりまして。タンジェ駅へと向かうわけです。

やはりタクシーは早いし心地よい。

街並みを見ながら。新市街あたりは一切触れなかったタンジェの町だったな。

10分もかからないで、タンジェ駅に到着です。
でかいなぁ、きれいだなぁ。

タンジェ駅 駅

中は普通に駅舎です。

さて、ここで切符を購入。窓口は激混みだったので、自動券売機でマラケシュ行きを購入。

モロッコの鉄道切符は、購入すると列車の時間や乗り場まで書いているから親切。

ということで、高速鉄道と普通列車を乗り継ぐ形でマラケシュ を目指します。
479ディルハム。

駅構内に椰子の木。

さて、何気に時間がないんだ、すぐさまホームへ。

タンジェとカサブランカ を結ぶ高速鉄道。
最近できたばかりということもあり、きれいです。

11時発の列車です。

基本２階建ての列車。

こちらが先頭車両。

なだらかな車体は、ヨーロッパ的な形ですね。

基本的には指定席で、１等車の２階が割り振られていました。

カサブランカまではあっという間なんだろうな。

いざ出発。

高速列車は、しばらくは専用移動を走ります。

川を渡り、南下。

大地を一気に通り過ぎます。

しばらくしたら、急に霧に包まれたりも。

そんなこんなでラバトに到着し、高速列車はまだまだ南下する。

天気も回復。まもなくカサブランカに到着です。

ラバトあたりからは、通常の線路を共有。

タンジェを発って2時間ちょっと、高速列車は終点のカサブランカに到着。

ここで特急列車に乗り換えて、今度はまだまだなんかしてマラケシュへと向かいます。

カサ ヴォヤジャー駅 駅

乗り換えまで少し時間があるので、駅構内をぶらぶら。

きれいです、Wi-Fiも飛んでいます。

カーサ・ヴォヤージュ駅。

カサブランカ の交通の要。

そんなこんなで、お時間を迎えました。

今度はマラケシュへ。

こちらがマラケシュ行きの列車。

年季が入っていますね。

今回も一等車を選択。

６人のコンパートメントですが、寛げました。

出発直後はいかにもな街並みなんですが、

しばらく走ると、周りの様子が変わってきました。

荒涼と言いますか、茶色が多くなってきた景色。

それでも列車は爆走して南下していきます。

土というか岩というか、砂利というかなんというか。

とにかく、植物っぽいものもだんだんと少なくなってきた。

砂漠の山のような、とにかく物凄い光景が広がる大地を駆け抜けてゆく列車。

小腹が空いたので、プリンスワッフルを。

さくっと美味しくいただけます。

砂漠の方面に向かっているのかと思いきや、やっぱり岩岩しているところをメインに走り抜けてゆく。

茶色、時々、緑。

意外とこういった光景もよく目にした。

途中駅のベンゲリルに到着。

まだまだ先は長いぞ。

特急列車の如く、ほとんど駅には止まらずに駆け抜けてゆく。

ただ、それでも相当の時間がかかっているわけで。

時々主要駅に止まっては、都市部な光景も見せてくれるモロッコです。

ようやく到着、マラケシュです。

カサブランカを出発して３時間で到着です。長かった。

マラケシュ駅 駅

長い旅路を終えた人々が駅に向かいます。

お疲れ列車。

マラケシュ駅構内。

とにかく、人、人、人。なんだこの様相は。

ということで、真っ直ぐ突き抜けて外に出る。

マラケシュ駅の外観。

これがまた、見事なまでにイスラムデザインで美しい。

さて、ここから本日の宿がある中心部へと目指します。

マラケシュ駅 駅

駅前からバスに乗って、途中の広場まで移動。

4ディルハム。

そこからはひたすら地図を頼りに歩いていきます。

舗装されているのかいないのか、とにかく埃っぽい道もあって、ちょっと大変だった。

それよりも、意外と暑いんだな。

そうこうしているに、本日のお宿に到着。

こちらもリヤドなホテル。
「L'arbre bleu Hotel」

Riad Arbre Bleu ホテル

開放感おある天井、まさしくこれがリヤドですな。

ウェルカムなミントティーも、大変嬉しいサービスです。

目の前にはプールもありますが、入れるのか、入れないのか。

あまり入ろうとは思わないな、見ているだけで十分な感じ。

そんなわけで、１泊だけ。

本当に１泊だけなんて、もったいないよな。
470ディルハム。

ダブルベットを１人で使用。のびのび。

シャワーもあるし、一応湯船にもなる。

ただ、ネットがつながりにくかったのが難。

でも、言うことなしですよ。

屋上もありますが、特にこれといったものもなし。

そんな感じで、いよいよマラケシュの街へと繰り出します。