2020/01/04 - 2020/01/07
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2013tomoさん
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この旅行記スケジュールを元に
写真は成都の「武侯祠」で撮影した関羽の彫像である。
まるで生きているようで三国志の忠義のシンボルである関羽の
イメージを更に強めてくれた。
今日は三国志の英雄たちを「武侯祠」に会いに行く。
訪問すると彼らは現在も中国の人たちの心に活き活きと生きている
ようだった。
昨年、近所の古本屋で吉川英治先生の三国志(一)~(八)巻
(講談社1992年2月5日第14刷発行で当時の価格は1刷
680円)までの全巻を購入した。
古本1巻の値段は100円という安さで8巻全巻でも合計800円で
中国元に換算すると約50元である。
特に中国元に換算する必要はなかったが成都で劉備、関羽、張飛
そして諸葛良孔明といった三国志にゆかりのある中国の英雄たちを
祀っている「武侯祠」の入場利用が丁度50元である。
因みに私たちは60歳以上の免費適用対象者だったので入場料は
無料となった。
三国志八巻を古本屋で購入以来、私は枕元の横、トイレの中、
電車に乗るときにバッグの中に潜ませて何度も読んでいる。
これは私の「読書三上」の実践である。
サイトで「読書三上」を調べてみた。
〇三上の読書/「安岡正篤を学ぶ」安岡正篤一日一言
つまらぬ小説や愚論に類するものはなるべく読まぬように
すると共に、心が浄化されるような立派な書を読むべきである。
特に朝、それも一時間とは言わぬ、三十分でよい。
昔の人も枕上(ちんじょう)・馬上・厠上(しじょう)の三上の
読書ということを言っておるが、私は長年必ず厩(かわや)で読む
ことにしておる。
厠で読むだけの時間であるから、何枚も読めるものでもないが、
十年、二十年と経っと、自分でも驚くほどの量となる。
しかもこれは数量の問題ではない。
その時に受けるインスピレーションというものは、
到底書斎の中で何々の研究などやっておって得られるものではない。
況(いわん)やこれから安眠熟睡しようという枕のほとりにおいて
おやである。
寝る前に週刊誌等を読むのは最も愚劣なるものである。
わが家のトイレは私のミニ書棚と化して家族から顰蹙
(ひんしゅく)を受けている。
しかし陽明学の大家安岡先生も厠上(しじょう)を推奨されて
いるので問題はないと考えている(家族には「問題」だが)。
吉川英治先生は「三国志」第1巻の序で
「三国志の中に活躍している人は、現在でも中国大陸のいたる
ところでそのままに居るような気がする。」と述べている。
現在も中国人の心の中で活躍している三国志の英雄たちを求めて
訪問した「武侯祠」観光の顛末を報告したい。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
楽しく充実したパンダ基地見学が終わり
私たちは「武侯祠」に行くことにした。
移動手段は成都景区直通車だ。
これは成都の見どころを結んでいるシャトルバス
である。
「武侯祠」へのシャトルバス料金は一人12元(約192円)だ。成都ジャイアントパンダ繁育研究基地 文化・芸術・歴史
-
これが成都景区直通車。
パンダ基地の出口を出ると
これと同じ色のジャケットを着た男性が
行き先の確認とチケット販売をしていた。 -
シャトルバスは成都市内を南に暫く走り
「武侯祠」から少し離れた場所に停車した。
家内はスマホのGPS機能を使い百度地図で現在地を
確認していたのでバスの進行方向を確認することができた。
家内はハイテクシニアである。
(私は相変わらずローテクジジイだが)
バスの停車後私たち乗客は5分ほど歩いて「武侯祠」に
向かった。
私たちがパンダ基地から移動してきたシャトルバスからは
10人くらい降りた。
ドライバーが教えてくれた方向に探しながら5分位歩いて行った。
入場チケットは「武侯祠」入り口の左の方にある観光センター
に行って手続きしてと言われた。
入り口でパスポートを提示したがインフォメーションセンターに
行ってくださいと英語で書かれたメモを見せてくれた。
そこでパスポートを見せると発券してくれた。
60歳以上の老人は無料ですが
パスポートを見せて直接入り口から入れなかった。 -
観光センターには荷物を預けるロッカーもある。
-
トイレがあったので入場前に使わせてもらった。
-
「武侯祠」の見どころが書いている案内地図が壁に
掲示されていた。 -
観光センターの横には成都景区直通車のチケット売り場
があった。
シャトルバスを降りてたどり着いたこのチケット売り場の近くに
黄色のシャトルバスが停まっていた。
大きな道路で停まれるスペースもあるのに
何故チケット売り場の近くに停車しなかったのか。
この後行くルートで寄り道になるかもしれないからかな? -
「武侯祠」入り口前のモニュメントで記念撮影。
-
「武侯祠」の入り口。
-
「武侯祠」の門票(チケット)。
-
入園者は若い方が多い。
私は三国志のイメージとして年配の入場者が
多いと勝手に思っていた。 -
颯爽と歴史の風雲を生き抜いてきた三国志の英雄たちは
若い人たちのロマンをかき立てるのはいつの時代でも同じ
かもしれない。
現在の日本でも三国志の漫画やゲームが若い人に流行っている。 -
入場料金一覧表と開入時間。
-
販売規約として60歳以上は免費(無料)と書いてある。
「武侯祠」も老人に優しいところだ。 -
老人免費(無料)で入場するときは
有難い気持ちと同時に少し気後れして
恥ずかしい感じがする。
まだ完全な老人になり切っていないのか?
パスポートを提示したがインフォメーションセンターに
行ってくださいと英語で書かれたメモを見せてくれた。
そこでパスポートを見せると発券してくれた。 -
「三国聖地」と刻まれた石碑前で記念撮影。
書物で読んだことを歴史的事実として実感した
瞬間である。
今も三国志の英雄たちはここで生きている。
私も歴史的時間の流れの中に同時存在している。 -
観光案内書があった。
日本語解説のパンフレットは
頂けなかった(無かった)。 -
「武侯祠」の中は結構広いので標識に頼りながら
観光することにした。 -
「武侯祠」の正面にある劉備殿だろうか。
成都武侯祠 建造物
-
中央に明るく輝く劉備像が見える。
-
隣に目の玉を剥きだした恐ろしい顔をした
銅像があった。
きっと豪傑の張飛像だろう。
忠義の英雄で有名な関羽像はここでは確認できなかった。 -
劉備象の前で記念撮影。
吉川英治先生の「三国志」と
中国歴史の正史にも登場してくる
劉備玄徳とが重なり合う。 -
私たちは「武侯祠」の更へ奥へ進んでいく。
-
「三義廟」という額が掲げられているお廟にやって来た。
-
このお廟にはリアルな像が鎮座していた。
これは劉備玄徳だ。 -
これは関羽だ。
「官渡の戦い」で袁将軍の猛将顔良をあっさりと
首にした後、曹操の恩義はこれで果たしたとして
劉備の元へ颯爽と向かう話は有名である。
私が「三国志」を読んでイメージしていたのと
同じだ。
関羽は後日、中国(中国文化が及ぶ至る所)で
神格化され関帝廟に祀られ多くの参拝者が
今も訪れている。
教育の神様として子供にも人気がある。
強いだけでなく優しい豪傑である。 -
張飛である。
いかにも豪胆無比な豪傑の顔をしている。
「長坂(ちょうはん)の戦い」では迫りくる曹操の
万余の騎馬軍団に対し一人で立ちはだかって退却させた
話は有名である。 -
この標識は劉備が諸葛良孔明を蜀の軍師として
迎え入れるため3回訪問したという逸話を表して
いるのだろうか。 -
「水師表」という文字が見える。
劉備が没したのち園子劉禅を守りながら魏を5回北伐し
最後は五丈原の戦場で没した天才で英傑な軍師孔明は
中国ではもちろん日本でも人気が高い英雄である。
孔明が魏の国を北伐する時に書いた水師表は彼の忠誠心と
決意が明らかにされた名分で涙なしには読めないとして
有名です。 -
期限500年ころに別の場所にあった諸葛良孔明を祀った
が移築され、
1390年(明の洪武)に蜀献王朱椿がその「武侯祠」に参拝
して以降、君臣を合同して祀る祠堂として考えられるように
なったそうです。 -
更に奥に行くと「桃園の義」をモチーフとした
劉備、関羽、張飛の3人が佇んでいました。
3人の若き英雄はこの桃園で
「姓は違い生まれた日が別でも、死ぬのは同じ日だ」
と誓い合いその関係は終生変わりませんでした。
この混沌とした現在でも心に響く良いお話ですね。
若い観光客が参拝していました。 -
人間の心情は時と場所が異なっても
同じなのでしょう。
私も脱帽してお参りしました。
歴史的な時間と現在が一致した瞬間です。 -
私たちは「武侯祠」のもう一方の出口を出ます。
ここにもチケット売り場がありました。
ここから入る時は60歳以上は
パスポートを見せるだけで入れるかもしれません。
これから武侯祠博物館の周囲を囲む世にできた明清時代の
街並みの雰囲気を残す「錦里(きんり)」を歩きます。
この通りはお芝居小屋や食べ物の屋台通りとしても有名です。 -
「錦里(きんり)」の通りには大勢の観光客が
そぞろ歩きを楽しんでいました。 -
京劇でしょうか。
芝居小屋がありました。 -
これは看板の内容からすると
もう少し艶めいた
現代風舞踏ショーでしょうか。 -
大きな紙カップをもって食べ歩きをしている人もいます。
私もそろそろお腹が空いてきました。 -
「どこか美味しそうなお店はないかなぁ~?」
という顔をして歩いています。 -
「酒」と書いている提灯がぶら下がっています。
ビールも飲めるのかな? -
ありました!
串カツやさんです。
目の前で食材を選びそれを職人さんがたれに付けてくれます。
早速お店に入り注文をしました。 -
ここの串カツやさんで座って食べました。
「見る」、「聞く」、「食べる」と人間の基本的な楽しみを
満たしてくれる「錦里(きんり)」の街並みでした。 -
余り辛くしないようにお願いしました。
選んだたれに付けた串カツは紙コップに入れ
お店のテーブルで座って食べました。
熱くて美味しかったのですがやはり辛かったです。
ここは辛いので有名な四川料理の土地でした。 -
お洒落な串カツ屋さんもありました。
若い女性客が多いです。
アイスクリームも売っていました。 -
お店の前で唐辛子を石うすで曳いています。
これ観光客用かな? -
私もチャレンジしてみましたが
石うすはびくともしません。
観光用のパフォーマンス用なのでしょう。 -
このお店で日本へ持って帰るお土産を買いました。
落花生おこしです。
色々な種類の実をおこしなどにしています。
たくさんの種類を味見して一番おいしいものを買いました。
中身の写真は次のブログに掲載予定です。
日本に帰ってから皆さんに食べていただくと美味しいと
人気が高かったです。
このお店の創業は1775年で無形文化遺産に登録されている
という表示がありました。
明日行くイトーヨーカドーの地下の専門店と
成都空港の免税店でも売っています。
イトーヨーカドーの地下の専門店は販売員が居て
ばら売りを見ました。
値段は変わらないと思います。 -
途中で諸葛良孔明が顔を洗ったという井戸
がありました。
ここは歴史と文化が混在しています。 -
瓢箪屋さんがありました。
街を歩く成都娘は美しくお洒落です。錦里古街 史跡・遺跡
-
精巧な細工のお店です。
成都は文化だけではなく商業の中心地としても
栄えていたそうです。 -
現代風のカラフルなお土産が売られています。
-
これは飴細工のお菓子屋さんです。
お店の中で職人さんが実際に作っていました。
日本でもお祭りになるとこのような屋台が出ます。 -
お店に2020年という飾りがありました。
中国語では「アールシー、アールシ―」と発音しますが
私が発音しても通じました。 -
私たちも皆さんと一緒になってニコニコしながら
「錦里(きんり)」の街並みを歩いていたと思います。 -
これは「錦里(きんり)」の出口にあった案内図です。
「武侯祠」を囲む門前町という雰囲気でした。 -
「武侯祠」と「錦里」の街を出て
最寄りの3号線地下鉄駅「高升橋駅」に
向かいます。
道順は出口にある観光案内所で聞きました。
観光ボランティアの若い女性の方に英語で
説明して頂きました。
私も今年は2020オリンピックの都市ボランティアを
担当する予定ですので日本を訪れる観光客のご支援が
少しでも出来ればと思っています。 -
3号線地下鉄駅「高升橋駅」へは徒歩で10分ほどでしたが
教えて頂いた通りの道順で無事に到着いたしました。
百度地図の成都市は日本でダウンロードしていたので
WI-FIなしでも見られました。
スマホの現在地情報も見ながら行きました。
これでホテルに帰れます。
明日の午前中は唐詩で有名な杜甫の草堂を訪ね、
昼からはショッピングです。
最終日も気を引き締めて楽しみたいと思っています。高升橋駅 駅
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