⑦成都（三国志とパンダ）、バスの降車駅が違う？成都行き新幹線に乗り遅れそうだ！（2020年1月4日）

2020/01/04 - 2020/01/07

写真は成都行き新幹線が出発する安順西駅です。
小雨（毛毛雨）が降る中を駅へ急ぐ私の後姿が映っています。
今朝は旅の計画があまりにもシュミレーション通りに順調に
進んでいったのですっかり油断してしまいました。
成都行きの新幹線駅が発車する安順西駅行きのバス路線が変更
されていたのです。
路線バスは違うバス停に停車！
運転手さんが「あんたらどこへ行くんだ？」とか
言っています。
新幹線出発まであと1時間。
どうしよう！
乗り遅れそうだ！
突然頭に中に中国のことわざが浮かんできました。
”禍福は糾える縄の如し”
（カフクハアザナエルナワノゴトシ）
（今は「ことわざ」どころじゃないだろう！）

サイトでこの言葉の由来を調べてみました。
「禍福は糾える縄の如し」の由来・語源は『史記』の言葉で
『因禍爲福　成敗之轉　譬若糾纆』
下し文は「禍によりて福となす、成敗の転ずること、
　たとえれば糾えるぼくのごとし」です。
※纆（ぼく）とは、すみなわのことです。
　ぼく（わたし）のことではありません。

荀子は言っています。
「夫（そ）れ学は通（つう）の為に非ざるなり。
　窮して困（くる）しまず、　
　憂えて意（こころ）衰えざるが為なり。
　禍福終始を知って惑わざるが為なり」
（本当の学問というものは、立身出世や就職のためではなく、
　窮して困しまず、
　憂えて心衰えず、
　禍福終始を知って、惑わないためである）
（孔子の門より出た荀子の言葉ー荀子は孟子と並び称される）
　知識を詰め込むだけでは、頭ばかりが重くなって転んでしまう。
　本当の知識人は、知識を知恵に変え、教養に変えられる人なのだ
　と思う。
安岡正篤の『知名と立命』（プレジデント社）より

同じ意味のチェーホフの言葉もありました。
「良いこともあれば、悪いこともあるよ」
（チェーホフ「谷間で」より）
　Есть хорошие и плохие вещи ?. (Чехов）
《Yest' khoroshiye i plokhiye veshchi 》 (Chekhov）

旅は本当に人生の縮図だと思います。
この顛末と成都のホテルまでの道行きを以下で説明いたします。

＜旅のスケジュール＞

（2019.12.28～2020.1.7　11日間）ホテルと列車は trip.com利用　　　　　　　　
12月28日（土）
スマホ機内モード　データローミングオフ
17:15成田空港(ＮＲＴ)　T1発NH947⇒成都空港(ＣＴＵ)T123:00着
ＡＮＡ　一人71,810円

〇12月28日(土)成都泊
　フレンチテーマ・ゴールド・プレイスホテル　一泊
成都歌巴菜法式主題酒店
№.52longqiao Road（東昇鎮竜橋路52号）
電話28　69286777　
朝なし3,388円は3月にカードで支払い済み
（タクシーで行く場合）12分
西航港大道中二段、航都大街一段
実際は真夜中12時乗車で16元256円でした。

12月29日(日)
成都歌巴莱法式主題酒店⇒歩行1.3公里龍橋路站上車地鉄3号線
（成都医学院方向⇒太平园站 下車⇒站内上乘歩行40米太平园站
上車地鉄7号線（外環）
⇒火車南站（D口出）下車⇒歩行400米成都南站
新幹線　、G8683車両。成都南8：06発、貴陽北11：36着、
乗り換え（3h30m）2等車　03号車　座席B,F、料金285元
（約4560円、二人分）
貴陽北12：29発、凱里南13：07着　
G1532車両1駅で38分料金58.５元（約936円、二人分）、
07号車座席A、B合計2人分、２等車、
乗り継ぎ含め約12,636円カードで支払い済み
手数料は一人30元と20元合計２人100元（約1,600円）かかった。

〇　成都のG8682双流空港駅７：４９発貴陽北１１：３６
　　　貴陽北G4690 　１２：２９発　凱里１３：０７着
2019年12月29日（日）　凱里南駅からホテルまでバスで移動
（約1h）。
（バス）凱里南駅⇒（徒歩2分）100m凱里高鉄南駅乗車（21路）
⇒州医院站下車⇒徒歩(130m) 凱里和譜・敦普酒店（地図）

ダウンロードした百度地図の出し方。
百度地図左上の顔のマークをタップ。左下の離地図をタップ、
その後また離地図タップ、〇〇市をタップ。
凱里は　南苗族タップ、左の査看地図をタップ。

PCから地図の印刷の仕方、上右端の工具箱を右クリック、
印刷を選び左クリック。
スマホの使い方
ダウンロードした地図の出し方　左上の顔マークをタップ、
離地図をタップする。

これは何度やっても忘れるので書くことにした。

〇ハーモニアス ドゥンプー ホテル(Harmonious Dunpu Hotel)
凱里和譜敦普酒店
中国 凱里 No.70 Shaoshan South Road
（凱里 韶山南路70号永楽路）
電話86-855-2299999
朝あり275元
12月カードで4372円支払い済み。
※不要な荷物はホテルに預け身軽にして鎮遠に移動する予定。

１２月30日（月）凱里駅から鎮遠駅へ移動　
ホテル⇒州?政管理局站（2路）⇒火車站 下車⇒徒歩50米⇒凱里駅

B27937445、K112、12:08凱里発13:29鎮遠着（1h21m）
2駅（二人で69元40元のトリップコムの手数料含む、
69元は日本円で約1,126円）
車両: 17, （12/14予約済み）
（移動方法） 鎮遠站⇒徒歩（10m） 火車站上車(鎮遠1路)⇒
祝圣橋站 下車⇒徒歩（240m）⇒鎮遠咏波楼客桟（33分）
鎮遠宿泊　
〇The romance of CUE BABO Building（鎮遠咏波楼客桟）朝なし
舞陽鎮鉄渓街２０号　電話86-855-5723218
(ツイン)(バルコニー付)1階
カードで3月1部屋2人分2,715円支払い済み
和平村（旧日本軍捕虜収容所）を訪問予定
火車站下車⇒歩く 鎮遠站まで24分
12月31日（火）
・K111、14：33鎮遠発15：45凱里着（1h12m）2駅、硬座
（69元、約1,12６円）
車両: 16,（12/14予約済み）
（ホテルへの行き方）
凱里站 ⇒徒歩（40m）火車站 上車（2路又は1路）⇒州医院站下車
⇒徒歩(130m)
凱里和譜敦普酒店
〇凱里宿泊12月31日（火）1泊9018873594　朝食有　
ハーモニアス ドゥンプー ホテル(Harmonious Dunpu Hotel)
5,931円3月カードで支払い済み。
凱里和譜・敦普酒店　音召　山南路７０号(永楽路入口)
１月１日（水）イン1月2日（木）アウト1泊
楽天で303元4818円12月支払い済み、
ツイン　朝食有
ハーモニアス ドゥンプー ホテル(Harmonious Dunpu Hotel)
凱里和譜・敦普酒店
　
１月２日（木）　安順へ移動
（州医院站から凱里南駅までの行き方）55m
⇒凱里和譜・敦普酒店から歩行350ｍ州医院站上車（21路）⇒
凱里高鉄南站 下車⇒歩行210ｍ ⇒凱里南站
2等車(予約済み)　
凱里南駅11：21発⇒安順西駅12：34着（1h13m）　
G2117　2等席、車両08、座席A窓側0　B
二人分209元（約3,344円）手数料40元（640円）、
カード合計4,00９円
（安順西駅から凱旋大酒店までの行き方）
ホテルまで53分：安順西站⇒バス乗り場徒歩
（390m実際は近かった)
高鉄西站上車(8路)⇒花牌坊站 下車、
11路に乗り換え 花牌坊站上車⇒南馬广場站 下車⇒
徒歩（100m） 凱旋大酒店

〇トライアンファルホテル(Triumphal Hotel凱旋大酒店)、
1月2日イン4日アウトで2泊する。朝付き
561000 中国 安順 西秀区
Next to Nanma Plaza, Intersection of Xingguang Road and
Beihang Road
地址：貴州省安順市西秀区南馬大道南馬广場
電話番号：[phone]/33462666
3月カードより1泊3,569円支払い済み、

（凱旋大酒店から安順西駅までの行き方）
凱旋大酒店⇒歩行330ｍ開発区地税局站上車（17路）⇒
西高鉄站 下車⇒歩行590ｍ 安順西站　実際は8路に乗り換え必要

1月4日（土）新幹線　EB〇〇安順西駅から成都東駅へ移動
　10時01安順西駅発⇒成都東駅14：40着
（4ｈ39ｍ）G2886車両1等車、04号車、座席A、C隣席だった
（2人で17,558円カード）
切符は7元112円。地鉄2号線→地鉄3号線
1ｈ6分 | 27.1キロ 歩行1.2キロ
成都東站-出車D　地鉄2号線（犀浦方向）6站⇒春熙路站 下車
⇒站内換乘 歩行1１0米⇒地鉄3号線 春熙路站上車
（双流西站方向）13站
⇒航都大街站（B口出）下車⇒歩行６４0ｍ　江河フイ国際酒店

〇1月4日　（土）　成都に3泊（4日イン７日アウト）　
ジアンホーフイ　インターナショナル　ホテル　
成都江河フイ国際酒店
朝食付き、2シングルベッド　
ブッフェ（一人48元）の朝食付き　４階から７階
成都市航都大街二段356号 (成都) No.356,Section 2,Hangdu Street
電話: [phone]
　CNY （13,140円、1泊二人分4,380円）12月カードで支払った。

1月7日（火）
（ホテルから成都空港までフリーシャトル頼む。
又は早朝タクシーか？）
成都双流国飛机場（3時間前の6：30には到着したい）
実際はフリーシャトル7時出発7時15分到着した。
（帰国）1月7日、9:30成都空港T１発1NH948⇒成田空港T1、
15:20着
※早く帰りたいので宅配便は使わない。
楽天プレミアムカードのプライオリティパスのラウンジがある
とのとこ。

（参考）各都市の読み方（正確な発音は難しい）
貴州　クイチョウ　成都changde チョンドウ　日本人ズーベン
貴陽クイヤン　安順アンシュン

エリア 成都(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

私はブログの『⑤四川成都（三国志とパンダ）と貴州の旅。
安順で「予約没有（無い）！」と言われパニック！1月2日～4日』で
次のように述べました。
「開発区地税局バス停で安順西駅までのバスルートを
確認します。
17路バスに乗れば安順西駅まで乗り換えなしで行けることを
確認しました。
…でも実際は路線変更があり乗り換えが必要だったのです。」
私たち二人は1月2日にバス停まで行って自分たちの目で直接
路線図を確認し、新幹線の安順西駅まで乗り換えなしで行けることを
確認していました。
従いまして1月4日は心のゆとりをもってバス停に向かいました。
（駅に1時間前に到着するように少し早めに
　ホテルを出発したのが幸いしました）
開発区地税局バス停では１７路バスはなかなか来ませんでしたが
大きなスーツケースを持っている人が待っていましたので
私たちは安心して辛抱強く待っていました。
ようやく１７路バスがやってきました。
私たちはホッとして車内に乗り込み空いている座席に座りました。
しかし運転手さんへ行き先の駅名を描いたメモを見せて
行き先を確認することを忘れていました。
これは全くの油断です！
バスは渋滞することなくズンズン走って行きました。
途中で「西駅」という道路標識が確認できましたので更に安心
してしまいました。
バスは途中で停車し何故かスーツケースを
持った人たちがぞろぞろ降りて行きます。
少し不安感が過りましたが
「この17路バスの終点は安順西駅だ」という思い込みが頭の中に
刷り込まれていましたので私たちはそのままバスに乗って行きました。
バスは更に走り新興ショッピング街のようなところを過ぎて人気のない
バス停に停車しました。
バスの運転手さんが振り返って私たちに言います
「ここは終点だぞ！あんたら何処へ行くんだい？」
「えー！ここは安順西駅じゃないんですか？
安順西駅は遠いいのですか？歩いてでも行けるのですか？」
と拙い中国語で運転手さんへ矢継ぎ早に質問します。
すると運転手さんが「ファンパールー！」とか言っています。
私は聴覚もパニックになっていたので最初は聞き取れません。
「何ですか？」と聞き返しますと、
運転手さんは「ファンパールーだよ！」と繰り返します。
（待てよ…。”パールー”って8路のことだ。ということは”ファン”は
換（ファン）のことかもしれない）
ということに気が付きました。
運転手さんは私の差し出したメモノートに
「座17路去換8路車」と書いてくれました。
これは「17路線に座って行って18路に乗り換えろ」
という意味です。
でもこの17路バスは何時出発するのと又不安になります。
運転手さんへ「私たちの新幹線は1時間後に出発します！」と訴えます。
運転手さんは「俺について来い！」と言ってバスを降ります。
私たちは荷物を持って彼の後を追いかけます。
するとすぐ横にバスが一台停まっていました。
よく見ると17路のバスです。
運転手さんはそのバスの運転手さんへ何かを伝え「早く乗れ！」と
言っています。
私たちはそのバスに乗り込みます。
私がこのバスの運転手さんへバス料金の2元を払おうとしますと
「不要！（必要ない）」と言われました。
きっと先ほどの運転手さんが口添えしてくれたのかもしれません。
バスは暫くして出発しました。
私たちが乗った17路バスは少し走って8路の路線バスに乗り換える
バス停に停車しました。
後方を見るとなんと8路バスがすぐ後ろにピッタリ連なって
走っているではありませんか！（やばい！）
17路バスが停車すると私たちは転ぶようにして降車し、
後ろにピッタリ停車している8路バスの乗車口に走り寄ります。
丁度「プシュー」という音がして入り口のドアが閉まりました。
私は懸命に「乗車したい！」と大きく手を振ります。
「プッシュウー！」と音がして再びドアが開きました。
「やったー！」私たちは無事に安順西駅行きのバスに乗れたのです。
まったく「”禍福は糾える縄の如し”
（カフクハアザナエルナワノゴトシ）のことわざの通りでした。
バスは安順西駅バス停に無事到着しました。
向こうに駅が見えるのですが結構歩きます。
駅から降りたときも結構歩いたが忘れていたし
バスが駅前についてくれると勘違いしていました。
私たちはバスが着いてからこの広い広場を
歩いて突っ切らなければ駅に到着しません。

私は早足に駅へ急ぎます。
すると家内は
「まだ時間がタップリあるから
そんなに急がなくても良い。
私は間に合うと思っていた。」
と言うではありませんか。
女性はいざという時でも腹が座っているとは
このようなことを言うのでしょうか。

安順西駅に何とか到着しました。
駅の隣の大きな建物があり
どちらも駅の様なので迷いました。
しかし皆が歩いて行く方が駅でした。
私はまだ気がせいているせいか
家内のキャリーバックを右手で引っ張りながら
前をズンズン歩いています。

安順西駅の入り口から振り返って見た
風景です。
新しい駅なので広々としています。

入り口のセキュリティチェックも無事に通り過ぎ
駅舎の中に入ってまず時刻表を確認します。

私たちの成都東駅行き新幹線G2886は
4分遅れで出発すると表示されていました。
出発時間までまだ30分あります。
家内は「売店を少し見てくる。」と
ゆとりがある行動です。

待合室のいつもの光景です。
はやる心もようやく落ち着いてきました。
成都東駅までは4時間39分の旅です。
列車の中ではゆっくりできそうです。

安順西駅のあるレストランメニューです。
ハヤシライスのようなメニュー一皿が28元（約448円）です。
新幹線の駅内レストランですから少しお高いメニューだと思います。
炒飯は20元（約320円）でした。

私たちは出発の20分前にプラットホームに向かいます。

乗車する車両のあるプラットホームで新幹線の
到着を待ちます。

乗車口が停車する位置に立ちます。
でも大抵車両はずれて停車しますのでいつでも
横にスライドして移動できるようにしています。

新幹線が鼻先にあるビームを光らせながらホームに
入ってきました。

私は新幹線の丁度先頭の鼻先がカメラに映るように
身構えていましたがタイミングが少し遅れてしまいました。
でも運よく家内のスマホに美しい鼻先が映りました。
これはいつもの自然な（？）連係プレーでしょうか。
（これで新幹線の好きな孫たちに見せてあげることができます）

やはり新幹線の車両は少しずれて停車しました。
一般の列車だったか新幹線だったか忘れましたが
車両が半分くらい前に停まってしまう時もありました。
でも行き過ぎるよりはいいのかもしれません。

座席が横4列の車両内部です。
今回は1等車にしましたので快適な旅が出来そうです。
安順西駅10時01発⇒成都東駅14：40着（4ｈ39ｍ）の旅で　
1等車、2人で料金は日本で予約して17,558円でした。
（一人分は約8,880円です）。

1等車には長身でハンサムな専属CAがいて
私たちのお世話をしてくれます。
女性乗務員も若くて美人さんです。
座席には足置きがあるしリクライニングも結構倒せるので
快適でした。
日本でグリーン車に乗車したことがありませんが
同じようなサービスなのでしょうか？
でもドリンクやお菓子のサービスまではないと思います。
スペインの鉄道（レンフェ）では食事サービスがあり
機内サービスと同じでワインもおまけ（？）で追加して
頂けました。

走り出して暫くすると飲み物や箱に入った
お菓子が配られました。
ドリンクは左の酸っぱい果実ジュースと水、
または小さめのコカ・コーラから選びます。
左の鮮花餅はバラなどの花が入ったお餅です。
以前、昆明で2度も買いましたが娘や孫たちの評判は今一つです。
スナックが入った箱には新幹線のイラストが描かれていましたので
中身と一緒に日本で私たちの帰りを待っている孫たちのお土産になりました。

座席のシートにはバーコードが印刷されていて
これを読み込めば色々な鉄道サービスが受けられると
書いてありました。
スマホで読み込んでみましたが良くわからないので消しました。

新幹線のタイプ別車両の見取り図です。
参考に撮影しました。
今まで乗った新幹線は連結された車両数は
少ないです。
大都会では違うかもしれません。
スピードは300ｋｍ位出ていました。

新幹線内で飲食するときのメニューです。
飲料メニューではコカコーラ（可口可楽）が
7元（約112円）と書いてあります。
日本の物価とあまり変わらないように思いました。

新幹線の車窓からの光景です。
成都（昔の蜀の都）に向かっていますので
まさしく「蜀犬日に吠える」の状況で
霧に覆われた曇り空でした。

新幹線の水洗トイレです。
トイレットペーパーも設置されています。
でも家内が使用するときのことです。
洋式の身障者用の自動式開閉ドアの
使い方が分からないのかカギを閉めないで
使用しているおばさんがいたそうです。
「プシュー」とドアが開くとおばさんが座って
使用中なので二人とも驚いたと言っていました。
入ったら中からまたカギを掛けなければなりませんし、
出るときはカギを開けてからドアの開く緑のマークを押します。
おばさんはカギをカチャカチャしても出られないようなので
家内が外から開くの緑のマークを押して開けてあげたと
言っていました。

新幹線は成都東駅に到着しました。
ホームは旅の乗客でごった返していました。
ここから地下鉄で私たちが宿泊するホテルに向かいます。

移動のルートは事前に調べています。
成都東站-出発D出口⇒地鉄2号線（犀浦方向）6站⇒春熙路站 下車 ⇒
站内換乘 歩行110米⇒地鉄3号線 春熙路站上車（双流西站方向）13站⇒
航都大街站（B口出）下車⇒歩行640ｍ　江河フイ国際酒店（百度地図あり）
地下駅からホテルまでは百度地図で移動工程を何度も確認しています。
切符を買う時お札は10元以上かコインは使えたと思います。
お釣りは1元コインが出てきました。
バスにたくさん乗ったので1元札がすぐなくなります。
9月の旅で1元札を30枚も貯めていたのになくなり
ホテルで細かく小額紙幣に両替してもらいました。
200元のデポジットを返し貰う時に頼んだのです。

地下鉄3号線の地下鉄航都大街で下車します。
地下鉄3号線は明日の訪問予定地パンダ基地まで
乗り換えなしで1本で行けますので便利です。
伊勢丹やイトーヨーカ堂がある成都の中心部も
通ります。
写真はバスの停留所です。
ホテルまでS０１で行けますが
反対車線なので着いたら信号を2回渡ります。
反対にメトロに行くときはホテル前のバス停から
1駅1元でメトロの入り口で停車します。

地下鉄3号線の地下鉄航都大街はこの下です。
駅から降りたら赤い車のタクシー？のおじさんが
声を掛けてきました。
でも私たちは荷物も少ないのでホテルまで歩きます。

ホテルから最寄りの地下鉄「航都大街」までの道程の
風景です。
歩いて７分程度でした。
駅に行くにはホテル前からバスで1駅ですが
私たちは乗りませんでした。
明日は赤ちゃんパンダに会える「パンダ基地」と
三国志の英雄たちが祀られた「武侯祠」を訪れる予定です。
私たちの旅も最終章の第4楽章が始まりまりました。
顛末については次回と次々回で説明いたします。

航都大街駅から歩いて７分ほどで3泊するホテル
「江河フィ国際酒店」に到着しました。
歩道は平らで広くて歩きやすく危なくありません。

ロビーはお正月飾りできれいです。

ホテルのロビーです。
正面玄関の入り口、大きいガラスが特徴的だと思いました。
写真の立派な盆栽はプラスティックの作り物ですが
下の鉢植えは本物でした。
80歳だったかお婆さんの誕生祝いを2階の中華レストランで
やっていてロビーでは受付が出ていました。

私たちが宿泊している7階のエレベーターホールは
広すぎです。

1階のロビーフロント前には甘いお茶と
お湯と水が出るサーバーのサービス設備
があります。

外から帰ったら早速甘いお茶を頂きます。

空港シャトルの案内がロビーにあります。
30分毎空港に出発と書かれてあります。
予約した時に「時刻通りシャープに出発するので
出発時刻の少し前に集まって下さい。」と言われました。
帰国日は7時のシャトルを予約して7人乗りの車で出発し
15分位で成都空港のT１に到着しました。
人数によって車の大きさは違います。

ホテルの部屋の窓から風景です。
空港近くの整備された街並みです。

広い道路なのに車は少ないです。
ここは中心部と違って渋滞は無しです。

私たちの部屋です。
2重のカーテンは別々に電動で動きます。
昼間に部屋に帰ってくると自動的にカーテンが
開いたりするので驚いてしまいました。
窓は広くて眺めも良かったです。
また棚が横に広く使いやすかったです。

トイレとシャワー室は別々で便利です。
でもここで困ったことが起こりました。
玄関、洗面とトイレなどの照明が自動消灯システムに
なっているのです。
トイレを使用中でも暫くすると電気が消えて夜中だと
暗闇になってしまいます。
仕方がないので片手を上にあげるとまた電気がパッと
明るく点灯する仕組みです。
（少しくらい体をモゾモゾしても点灯しませんでした）
私はトイレで本を読む習慣がありますので途中で
消灯すると本が読めないので困ります。
消灯した時は仕方がないので両手を上げて万歳の姿勢をして
電気を点灯させていました。
トイレの中で時々万歳をしなくてはならないのは「お手上げ状態」
だと思います。

シャワー室です。
可動式のハンドシャワーで熱いお湯が出ました。
床の排水も良かったです。

これはお茶セットです。
ポットとコーヒーなどの紙パックが置いてありました。
中国ではコーヒーが高価なのでコーヒーを置いている
ホテルは少ないです。
お茶セットの前に置いている赤いパックは火災発生の際に
顔に装着する防煙マスクセットです（実際は下に置いてありました）。
このマスクセットを設置しているホテルは結構ありました。
私たちが宿泊したホテルは新しいためかスプリンクラー設備がありました。

主人がコーヒーセットの陶製のスプーンを床に落として割って
しまいました。
フロントに「弁償金を支払います。」と申し出ると
フロントの女性は上司に確認して「没問題」（大丈夫です）
と言ってくれました。
お礼に日本のあられセットをあげました。

参考として掲載しました。
ホテルの火鍋セット2人前分が10８元（約1,720円）です。
中国の地方都市の物価に慣れてしまった私たちには高価な
お料理に見えてしまいました。

成都から行ける観光スポットの情報パンフレットです。
有名な観光地に成都から安く行ける情報が掲載されていました。
次の中国旅行は成都拠点を検討しても良いかもしれません。

ホテルで成都市内の地下鉄路線図を頂きました。
観光名所がイラスト入れで描かれていますので
便利でした。
新しい地下鉄の地図も駅で頂きました。
この地図の情報では3号線と10号線が空港手前の
双流西駅でつながったようです。
他にも地球の歩き方の最新号には掲載されていない
新しく開発された路線で駅がたくさんつながったようです。

地下鉄の便利情報マップもいただきました。
始発終電時間や料金が掲載されています。

ここで成都の地下鉄の様子を説明します。

地下鉄ホームには駅名が案内されていて
列車の進行方向の矢印があります。

成都では新しい路線が開発されるので
「地球の歩き方」に掲載されていない
新しい駅の数がどんどん増えています。

地下鉄の車内です。
壁に地下鉄職員たちの大きな絵が
描かれています。

地下鉄車内の床にはスローガンが
大きく書かれていました。

今は地下鉄車内が空いている時間帯です。

地下鉄車内の窓に路線の案内図がありました。
殆どの人は座席でスマホを操作しています。
日本の地下鉄車内風景と同じですね。

ホテル最寄りの地下鉄の入り口です。
地下へ降りるエスカレーターもありました。
地下鉄各線の始発と最終時間が書かれています。

駅の壁に掲示されている地下鉄車路線の案内図です。
東京の地下鉄路線案内図よりシンプルなので迷うこと
は少ないです。

切符の自動販売機はもう慣れました。
使いかたは日本と同じですし、
駅名が漢字で書かれているので大丈夫です。

地下鉄の切符自動販売機の画面です。
自分が行きたい駅の部分を指で触れます。
慣れると操作は簡単です。

切符の自動販売機です。
操作方法も上に書いてありました。
大きな駅では教えてくれる係の人がいました。

切符の自動販売機です。
大きな駅などはカード専用で現金使用不可
と書かれている販売機もあります。
良く見て現金支払いが可能な販売機に移動する
ことが必要です。
成都東駅で教えてもらいました。

地下鉄の改札口です。
セキュリティーは必ずあります。

自動販売機で切符を買いセキュリティーを通って
自動改札口を通ります。
入る時は上にピッと充てるだけで、出るときは下にある差込口に
切符を差し込むと回収されます。
切符はそれを使いまわしています。

使いまわしの切符はいろいろなタイプがあります。

夕食はホテルの横にある大衆食堂で食べました。
料金は主人が飲んだ果実酒を含めて二人で34元（約544円）
でした。

レストランのメニューです。
ご飯は一人1元（16円）と書かれています。
これは激安です。