運河の宿 おたる ふる川　滞在記

2020/01/14 - 2020/01/15

２月はちょっと忙しくなるかもしれないので、行けるとき行っちまえということで、小樽でわりと人気の「ふる川」でのんびり過ごしてみた。観光はなし。飲んで食べて寝て風呂入っただけの旅行記でごめんさい。

エリア 小樽(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円

14時過ぎに小樽に到着。

小樽の地酒「寶川」に寄ります。

酒蔵は街の入り口にありますが、ここは中心街にあるお店です。

ここで試飲をして、「ほたる雪」という、自分としては珍しく甘口のお酒を購入しました。

ふる川にやってきました。

全体的に「和」のテイストを意識したつくりになっています。

たぬきの置物がお出迎え。

ロビーも落ち着いた雰囲気です。

エレベーターに近い、バリアフリーの部屋を用意してくれました。

テーブルとニミソファ

運河ビューです。

貸し切り風呂に入りました。

レモンが浮いています。

洗い場はちょっと狭いけど問題なしです。

入浴後の飲料も用意されています。

１階と２階にそれぞれお休み処があってとても落ち着きます。

とてもレトロです。

昭和っぽい雰囲気をつくっているようです。

夕食は運河が見える食事処で会席です。
先付けズワイ蟹と長芋の寄せもの。薄味でとても上品です。

飲み物は日本酒３種飲み比べセット。雪原の舞（札幌・千歳鶴）、北の錦（栗山・小林）、寶川（小樽・田中）

家内はワインの３点セットをオーダーしました。スパークリング（ポールスター）、白（リースリング）、赤（マルケス デ アリエンソ）

お造りはニジマス、サメガレイ、ホタテ、ボタンエビ。どれも北海道産です。サメガレイの刺身は脂がほんのりのってコリコリしていて独特です。

酢飯とノリ、鰹節ののしがついてきました。刺身だけ食べるよりも刺身の味が引き立ちます。

こんな感じで巻いてみます。でも、このご飯が後から効いてきて、お腹がきつくなります。

これはオプションのタチポンです。お酒が進みます。焼き物に真鱈の幽庵焼きが出たのですが、写真を獲るのを忘れていたようです。

口代わりは、鯛の酒蒸し。実はお品書きでは揚げ玉葱にホワイトソースを使ったものでしたが、食事前に苦手なものや食べられないものはないか聞いてくれたので、その旨を伝えたら、ちゃんと代えてくれました。good jobです。

蒸し物は里芋のうま煮。牛肉やズッキーニなども柔らかく蒸し煮にしてありました。

あともう一品とご飯もの。写真の撮り忘れで、デザートまで飛びます。山中牧場のミルクち吉野葛よせにほうじ茶のシロップです。

爆睡したので、超早起き。朝風呂に入ります。１番風呂と思いきやスキンヘッドで体中にお絵かきをしたおじさんが２人いました。線彫りを途中でやめて色が落ちてきたという感じですが、向こうから笑顔であいさつをしてくれました。ちょっとシュールな情景です。
二人がすぐにいなくなったので、大浴場内をパチリ。

露天風呂も湯けむりであまり見えませんね。

脱衣場ではお掃除ロボットが常に動き回っています。ちょっとうるさいです。

朝食はバイキングでした。こじんまりとまとまっており、シンプルでとてもよかったと思います。

帰りに小樽市民もよく利用する「なんたる市場」に寄りました。

魚屋、肉屋、八百屋などが入ってます。お値段も安く、この日は毛ガニやウニの塩漬け、マグロなどを買いました。

朝、５時ごろの運河沿いの風景です。昨夜までは道路に雪はなかったのですが、湿った雪がどんどん降っています。小樽運河には雪が似合います。

ふる川のマスコット犬カナル。ちょっとツレナイです。なかなか写真も撮らせてくれません。
総じて「ふる川」は大変落ち着いた雰囲気であり、スタッフの動きや接客もいいと思います。食事は決して豪華ではありませんが、食材の鮮度抜群、丁寧な仕事がよくわかります。ここもよい点数をあげたいと思います。

帰りは市場から近い、小樽築港駅からエアポートにのりました。