2019年12月～2020年1月 タイ鉄道で行くタイ・ウドンターニとノーンカーイの旅（5）ノーンカーイと夜は美味しいチムチュムを食べる編

2019/12/30 - 2020/01/05

今年のお正月はタイに行ってきました。

今回の第一の旅の目的はバンコク・フアランポーン駅を利用して
ノーンカーイまで乗り鉄の旅をする事。バンコクからウドンターニー駅
までは昼の列車と夜行列車が有りますが、夜行では景色が見れないので
朝バンコクを出発する列車を選びました。

その関係で旅行日数が少ない分ラオスまで越境が時間的にきついので
ビエンチャン観光はキャンセルとなりました。

第二の目的はやっぱりグルメ！タイ東北地方のイサーン料理 超美味しいチムチュムをいただきました。またバンコクでは人気のHP「激旨 タイ食堂！」を参考にB級グルメを堪能しました。行き方なども掲載する予定です。
第５回目は前回のウドンターニー観光の続きです。ウドンターニ駅からタイ鉄道東北線の終着駅ノーンカーイ駅に行きます。せっかくバンコク・フアランポーン駅から東北線でウドンターニまで来たので最終駅まで乗らなくては乗り鉄の気持ちがおさまりません（笑）
3年前にも同じ所を観光しましたが、メコン川を見て少し怪しい寺院に行って夜は本当に美味しかった！チムチョムをいただきました。

今回の旅行の目的
（１）バンコク・フアランポーン駅からタイ鉄道でノンカイまで乗車。

（２）タイ東北部（イサーン地方）の美味しい料理を食べる。

（３）タイ・バンコクではB級グルメをいただく事。

（４）バンコク唯一の観光、ワット パクナム。

（５）ラオス・ビエンチャンに日帰り旅行（この計画は断念したので達成で　　　きませんでした）

-全日程-
◎が今回の旅行記

12月30日（月）　
下関駅15:37分発（JR）小倉駅15:50分着
小倉駅16:22分着（こだま743号）博多駅16:38分着
福岡空港21:00分発　（JL332)　　羽田空港

12月31日（火）　
羽田空港10:45分発　（CX543）　香港15:00分着　
（当初の予定)
羽田発6時40分(KA391)香港着10:40分
香港発12:00 (CX653) バンコク・スワンナプーム空港14:05分

香港16:05分発（CX501)　バンコク・スワンナプーム空港18:15分着

1月1日（水）
バンコク駅15:00　（エクスプレス75）ウドンターニー駅15:15分

◎1月2日（木）
午前　ウドンターニー観光
ウドンターニー駅11:21分発　(タイ鉄道415列車）ノーンカーイ12:05分
ノーンカーイ半日観光
ノーンカーイ　発　（ミニバン）ウドンターニー

1月3日（金）　
ウドンターニー12:15分発（FD3355）バンコク・ドンムアン　13:20分着　
1月4日（土）
バンコク16:40分発　（CX712)　香港20:25分着

1月5日（日）　
香港11:05分発　（KA380)　福岡空港　15:25分着
博多天神16:20発　サンデン交通　ふくふく号　下関17:54分着

写真はメコン川沿いの龍

エリア ノーンカーイ(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

2020年1月2日（木）
前回（ウドンターニ観光）からの続きです。
今回はタイ鉄道に乗車、ノーンカーイに向かいます。

写真はウドンターニ駅

11時28分発　9分遅れのようです。

朝購入したチケットなので出発時刻は11時21分となってます。
9分遅れなら定刻と言ってもいいでしょう。
ノーンカーイまで11THB/40円

45列車が到着しました。　　

もちろん3等車です。

バンコク・フアランポーン駅からウドンターニ、今日は残りの区間を走破しないと気が済みません！ノーンカーイに向けて出発。

さわやかな風を受けて気持ちいい～。
昨日は長時間この状態が続いていたので髪の毛ボザボサ、鼻の中真っ黒、ウェットティッシュで顔を拭くと茶色くなったけど、今日の距離なら大丈夫です。

ナプー駅（Na Phu）に到着。

なにもないけどいい景色だなぁ～

ノーンカーイまで途中駅は2駅です。

ナタ駅（Na Tha）に到着。

次が終点ノーンカーイ。

ノーンカーイ駅（Nong Khai）に到着。

ナコンラチャシーマー駅発 Nakhon Ratchasima　ノーンカーイ行き415列車

☆ノーンカーイ駅

この先はラオス・ターナレーン駅（Thanaleng）に行く国際駅なのでイミグレーションのブースが有りました。
出国手続きができない（ラオス行きを断念）のが少し心残り。いつかはターナレーン駅に行きたい。

☆ノーンカーイ駅　Nong Khai

ノーンカーイ駅では市内行きのトゥクトゥクが定員いっぱいで待ってましたが、すぐ駅を離れる気が無く少し駅を散策します。

ノーンカーイ駅（ウドンターニ方面を映した画像）

この先がラオスのターナレーンまでつながります。

駅から離れた所でトゥクトゥクのおいちゃんに声をかけられノーンカーイ市内まで連れってもらいました。ター・サデット市場まで40THB/145円

ノーンカーイ駅から市内まではかなり距離があるので歩いて行くのは現実的ではありません。

ター・サデット市場
メコン川沿いの遊歩道に平行した通りの市場。

雑貨とかお土産屋さんが多い市場。
ただ通っただけでした。

メコン川
対岸はもちろんラオス（人民民主共和国）

今回も近くて遠いラオス！
ノースコーリアほどではありませんが。

メコン川沿いの遊歩道を歩いていると寺院や龍が見えます。

Wat Lamduan（ワット・ラムドゥアン）

Wat Lamduan（ワット・ラムドゥアン）の前には2頭の向かい合った大きな龍が。

人と比べると分かる通りかなり大きい。
けっこう迫力があります。
（実はここに来たのは2回目なので遊歩道にこの龍がいるのを知っていました）

ゴールドとグリーンの龍、この色彩が存在感を大きくしている気がします。

ロンさんの顔をアップ！

では次の観光地に移動。市内を歩きながらトゥクトゥクに声を掛けます
（目的地まで片道100THB/363円　少し遠いのと帰りも予約、目的地で待ってもらうのでOKしました）
　

それで着いたのがワット・ケーク
レンガを積み立てたような大きな像が出迎えてくれます。

寺院の入り口、入場料が必要です。
実はこの寺院、普通の寺院ではありません。
中はちょっとしたミステリーワールドです。

外国人料金　40THB/145円

寺院というよりも園の中に入りました！
正面に像さんの石像（どうもコンクリ像みたい）

象さんの周りで犬が吠えている像が迎えてくれます。
タイでこのように犬に囲まれたら本当に怖い！噛まれて死にたくない。

タイ語で説明が書いてありますが分からないのでいろいろ想像しながら見学しましょう。

その次はアニメの世界に出てくるようなまん丸の目をしたうつ伏せで寝ている像。
口を見ると顔をぶりついているので少し恐怖を覚えますが笑える顔が怖さを相殺し不思議な気分になります。
横から見ると人の身体ではなく蛇が合体していて何が何だかわかりません。
本当に不思議ワールドです。

ワット・ケークのメイン会場に来ました。

お釈迦様を見守るナーガ、舌が長くワット・ケークの中では以外にリアルな像です。

やさしいお顔の仏像さん

仏教とヒンドゥー教が入り混じった大小の像が並んでおり、寺院と言うよりもテーマパークのような感じ。

ネズミの上に乗ったガネーシャ像。
これはヒンドゥー教の像ですね！

境内は広いのでゆっくり見ると意外に時間がかかりそう。

次は大き口を開けたナマズみたいな顔、目が離れているのでマヌケな顔をしています。

なまずのお口から入るようです。

お口の向こうに大きな顔の像が。

中には3面の顔と6本の手がのびた像がありました。上の方に小さなお顔があってインパクト大です。

その周りにはいろいろなモチーフの像があります。
丸い園内の像は人の一生を順番に表しているようなのですが可愛かった像を紹介。
日本でいえば小学校に入学したばかりの子供時代を描いているのか分かりませんが
ほほえましい感じです。

出口の近くに来ました。
槍やナイフなど武器を持った８本の手を持つ2体の像。

面がひとつしかないので阿修羅像ではないと思うのですがヒンドゥー教の神様なのでしょうか？

トゥクトゥクのおいちゃんに45分で戻ると言ったのでそろそろ帰る事に。

帰りの足は確保していたのでバスターミナルまで行ってもらいます。
帰りも100THB/364円　45分待っていてくれた事を考えれば納得です。

トゥクトゥクのおいちゃんありがとう！

バスターミナルに到着した時、ロットゥー（ミニバス）は既に満員ですぐウドンターニに向けて出発してしまいました。

チケットを購入
次の出発まで30分待ちです。55THB/200円

時間があるので近くの市場を散策。

マンゴー3個お買い上げ　3個で18THB/65円　激安！
冷蔵庫で冷やしてからいただきました。1個22円のマンゴー甘くて美味しかったです。

ロットゥーが入ってきました。定員が少ないのでロットゥーの入り口ドアにみんなが群がります。
ゆっくりしていたら定員オーバーで乗れない事もありそう。

運転席の後ろの席をゲットできたので良かったです。

15時40分ウドンターニに向けて出発。

ウドンターニまで約1時間ぐらいでした。

セントラルプラザ ウドンターニ前で下車
ノーンカーイ行きロットゥーのチケット売り場・発着もセントラルプラザ前に変わってました。
ホテルに戻り夕食の時間まで休憩。

夕方ノーン・プラチャック公園に出かけました。

ホテルでゆっくりしすぎて夕焼け空の時間に間に合いませんでしたが、夕暮れをバックにアヒル君の写真が撮れました。

以前来た時はギラギラのライトアップだったのですが今年は綺麗なライトアップが無かった感じでので楽しみにしていた夕ご飯を食べに移動します。

昨夜偶然見つけたチムチョム専門店。
昨日通りかかった時は満席でしたが早めに来たのですぐ入れました。

少しだけ愛想がないおじさんに「チムチョム」1人前を注文しました。
「ムー？」と聞かれたのでもちろん「ムー」豚と答えて注文終了！

そんで出て来たのがこのチムチョム！昨日とは違ってチムチョム専用の鍋でした。

お肉が昨日とはぜんぜん違います。これは期待ができます。

それではいただきま～す。
美味い！このスープの味どのように表現していいかわかりませんが、
初めは少し辛い感じですが本当に激旨です。
タイ料理（そんなにいろいろ食べている事ではありませんが）の中で１番
大好きな料理となりました。感動ものです。
お店のおじさん少し愛想がないけどこれだけ美味しい料理をいただけるなら感謝の気持ちしかありません。

お肉、野菜　などでスープは甘くマイルドな味になり
更に美味しくなります！お皿いっぱい有った肉も完食です。

ごちそうさまでした！　ビールと合計290THB/1,054円

ホテル前のロータリー
チムチョムのお店から10分もかからない（1本道）で到着。
楽しいウドンターニとノーンカーイの1日が終わりました。

明日はバンコクに戻りB級グルメの旅はもう少し続きます。
2020年1月28日　投稿

2019年12月～2020年1月 タイ鉄道で行くタイ・ウドンターニとノーンカーイの旅（6）バンコク激ウマ！タイ食堂、B級グルメ食べ歩き編に続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11592577

この旅行記へのコメント （4）

• ちゃっぷさん 2020/01/28 23:04:23

  ちょうど入れ替りだったんですね

  Longchampさん、こんばんは。
  
  3日にLongchampさんがウドンターニーを離れて、翌日に僕がウドンターニー入りしたんですね。
  こちらの旅行記を拝見して、メコン川を対岸に眺めた時の記憶が蘇ってきました。
  心残りはLongchampさんが堪能されたチムチュムを食べなかった事ですね。
  いつかまたウドンターニーやノンカーイは再訪したいなぁと思います。
  大変参考になる旅行記をありがとうございました。
  
  ちゃっぷ
  

  Longchampさん からの返信 2020/01/30 05:49:53

  RE: ちょうど入れ替りだったんですね

  ちゃっぷさん、こんばんは！
  
  おなじ所に同じ時期に同じような目的で旅をしたちゃっぷさんの旅行記
  楽しく拝見させていただきました。
  
  ３年前に初めてイサーン地方に行ってメコン川を見た時に次に来た時は
  ラオスまで行きたい！と思ってましたが今回ダメでした。
  次にノーンカーイに行く時はお互いラオスまで足を延ばしましょうね！
  
  チムチュムは本当に美味しい料理なので次に行く時はちゃっぷさんも
  ご賞味していただけたらと思います。
  自分もイサーンまで行かなくてもバンコクで必ず食べる事にしました。
  
  ちゃっぷさんが朝食で食べたカオピヤックとカイガタ。とても美味しそう
  初めて知った料理だったので食べてみたいと思いました。
  
  それでは次のマニラ編楽しみにしております。
  
  　　　　 Longchamp
  

• ハイペリオンさん 2020/01/28 14:03:12

  懐かしいワットケーク

  こんにちは。
  
  ワットケーク、大変懐かしい思いがこみ上げました。
  
  ここは、約30年前に訪れました。今は入場料を徴収
  するんですね。当時は無料で、展示物も適当に並ん
  でいたように思います。現在はきれいに公園らしく
  なっていますね。
  
  ここは、ラオスのお坊さんがラオス共産化の際にタ
  イへ逃げて、それから作ったらしいですね。対岸の
  ラオス側のタデュアという町の近くに、同じお坊さ
  んが作ったワットシェンクワンという仏像公園があ
  り、そこにもおよそ趣味がいいとは言えない仏像群
  が並んでいました。
  
  チムチュム、私も一度は食べたいと思っているので
  すが、一人で入る勇気がなくて・・・。肉の量がか
  なり多いように見えますが、あれで一人前ですか？
  
  
  

  Longchampさん からの返信 2020/01/30 06:35:25

  RE: 懐かしいワットケーク

  ハイペリオンさん、こんにちは。
  先日ご返事お送りしたつもりだったのですが最後の送信を
  押し忘れご連絡たいへん遅くなりまして申し訳ございませんでした。
  
  ワットケーク、30年も前ですか？中もだいぶ変わっていたのでしょうね。
  寺院というよりもテーマパークのような感じでみておりました。
  
  ここを建てたのはルアンプー・ブンルア・スラリットという僧侶さんみたい
  ですね。
  すべての像はこの方の思想が反映されているみたいでどんな方なのか
  本当に興味がわきます。
  
  ところでチムチュムですが、となりのテーブルをみたら自分の鍋より
  大きかったのでたぶん一人前と思います。
  写真ではお肉の量多いように見えますが美味しいので普通に食べられる
  と思います。自分も完食しました。
  
  バンコクでもチムチュムのお店あるようなのでタイに行く時はまた食べたい
  と思ってます。
  ハイペリオンさんも是非ご賞味して下さいね！
  
  　　　Longchamp