年末年始らしい事もせずロンドンで博物館・美術館漬け(1)～大英博物館でピ猫と再会

2019/12/29 - 2020/01/03

2019-2020の年末年始はロンドンへ。約10年ぶりの訪問です。
断然一人旅派なのに、何故かロンドンは一人だった事がありませんでした。同行者に気を遣いながらの博物館や美術館の見学は、正直結構な消化不良だったので、いつかは一人で、と思いつつ先送りしていたのですが、遂に再訪です。

まずはANA 新造機やら、自動化ゲートでだいぶスムーズになったと聞いていたLHRでの入国やらのあれこれの渡航。そして現地1日目の前半は大英博物館へ。
何度か訪れてはいますが、自分のペースでの見学はやっぱり満足度が違いました。

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

年末の混雑を考えて早めに出発したら、予想以上に早く到着した羽田空港。
久しぶりに送迎デッキに出てみました。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

この辺りのお店は、来るたび増えている気がします。
羽田の日本橋。つい撮っちゃいます。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

つい撮っちゃいますパート２。
就航している航空会社のヒコーキが並べられている展示ですが、ANA はスターウォーズジェット。
ラウンジは、今回はアップグレードでスイートの方だったのに、今まで経験したことがないほどの混雑で落ち着けなかったので、お茶だけいただきゲートへ。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

HND-LHRは新造機！
Fはシートサイズはあまり変わった印象はありませんが、コントローラーがかっこいい液晶！
窓は電動でシェードが降りてくるタイプ。収納や鏡は使い勝手が格段にアップ。個人的にはタブレットやメニューを入れるところにある鏡が大きいのが◎

モニターはほぼ全面が画面になっている４K。きれいなのは勿論ですが、かなり大きく感じます。

ディズニーリゾートが見えた～！

スカイツリーと東京の街並みが広がる先に富士山。
映画のシーンみたい。

アミューズの盛り付けが変わりました。
以前のものよりもパイが美味しい。

往路は和食。
お節っぽい八寸で、一足先にお正月気分。

旅はまだ始まったばかりですがひと休み。

セカンドミールはよねむら監修の和風ロールキャベツ。中はもち米です。
赤ワインベースのソースの色が職業柄ちょっと嫌なのですが、ソレを連想させる香りや味ではないのでよかった。

LHRに到着。
Face direction of travel …いきなりイギリス英語。良いです。

ところで、なぜこんなに久しぶりのロンドン かというと、LHRの入国審査にうんざりというのが最大の理由。つい先送りしていましたが、少し前に自動化ゲートが導入され、スピーディだったよと複数の人から聞き、だったら…と決断。
が！残念ながらこの自動化ゲート、結構な割合で認識されず有人ゲートに回されています。ゲート周囲のスタッフも「あー、またか」という感じ。まずカメラの位置がえらく遠い。何でわざわざこんなに認識度が下がる事を？？？…はい、私も弾かれました。
幸い、有人の優先レーン用のバウチャーをいただいていたので、待ち時間はそれ程ではありませんでしたが、「どこから来た」「東京、羽田」「どこの国だ？」みたいなくだらなすぎるやり取りにがっかり。
HND-LHRなんて毎日数便飛んでるのに知らん訳ないでしょう!?

ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港

ラッシュ時だったので、ホテル到着は予定より1時間くらい遅れてしまいました。
直航便の割に疲労度はいつもと変わらない気がします。

ザ レジデント ソーホー ホテル

お部屋はミニキッチン付き。ポット、ネスプレッソマシン、電子レンジのシンプルなもの。料理はできません。水道はブリタの浄水器付き。
この日は最寄りの駅にオイスターカードだけ買いに行って就寝。

ザ レジデント ソーホー ホテル

ロンドンっぽくない快晴の翌朝。
こんなタウンハウスの街並みは間違いなくロンドンですが。

徒歩でやってきた大英博物館。
開館前ですが、既に結構な人が集まっています。

大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー

有難いのは開館時間前に館内に入れること。開館時間まで展示室の前で並んだり、既に開いているショップを冷やかしたりできます。
一番最初に展示してあるロゼッタストーンには基本皆かぶりつきになるので、少し飛ばしながらサクサク回ります。

大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー

アステカのテスカトリポカの仮面が怖い。
人骨に石を貼って作られているこれを、祭祀などが身に付けていたそうな。

大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー

蛇の裏側が鏡で見えます。サグラダ・ファミリアの螺旋階段みたい。

大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ウルの牡山羊像。立って草食んでる感じが良いです。

大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー

猫のミイラ。
丁寧に編み込まれています。大事にされていたのね。

大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー

大人気の青カバさん。
お友達がルーヴルやメトロポリタンにもいます。

大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー

お昼。朝は行きがけにテスコで買ったスムージーを１杯飲んだだけだったので、さすがにお腹が減って来ました。
博物館のグレート・コート・レストランで、がっつりラムラックなどいただいてしまいました。

大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ご飯の後は、大好きなイスラムのタイルとか、焼き物などを堪能。

大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー

伊万里とそれをうつしたマイセン が並べてあります。
マイセンの方は、余白を嫌った構図だったり、鳥の顔とか微妙に西欧風にシャープだったりして興味深い。

大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー

会いたかった～！のピアス猫ことバステト神と再会。
お土産売り場には、ファンシーな縫いぐるみまで置いてある人気者です。

大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ロゼッタストーンのあたりからぐるっと一周すると最後にたどり着く、Enlightenment はジョージIII世のコレクションのライブラリーの雰囲気を残した、博物愛好家のコレクションルームっぽい展示。これはこれで趣があります。

結局、ロゼッタストーンの人だかりは全く解消しない‥というか、昼を過ぎると入場者もどんどん増え、収拾がつかない感じ。なので次の目的地へ移動します。
やっぱり人気の博物館は朝イチが正解のようです。

大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー