2017娘の暮らす大阪への旅6～京都八瀬の瑠璃光院で青もみじを観賞しましょう。その2

2017/05/28 - 2017/05/28

回顧録　3年前の旅行記です。

娘の暮らす大阪へ始めて旅行しました。
1人で暮らす大阪は、環境も言葉も違って寂しかったり辛かったでしょう。頑張り屋の娘は、親に心配をかけないようにと逞しく暮らしています。
この時期は大阪も過ごしやすいそうです。
娘と2人で過ごすのは、大学生以来～本当に久しぶりです。
初日は、アクアライナーに乗って大阪を観光しました。夜はライトアップされた大阪城や大阪中央公会堂を散策しました。
2日目は　長年の希望だった松下幸之助ミュージアムを見学して、その後京都へ移動して観光しました。
3日目は　京都の瑠璃寺を見てのんびり京都散策をしました。
娘と楽しく３日間を楽しく快適に過ごすことが出来ました。

本願寺歴代門跡もしばしば訪れたと記録に残され、明治の元勲三条実美公は、当時の庵に「喜鶴亭」と名づけて直筆の命名額を下されています（瑠璃光院に現存）。
その後、大正末から昭和の初めにかけて、12,000坪の敷地に延べ240坪の数奇屋造りに大改築するとともに、自然を借景とした名庭を造営。建築にあたった棟梁は、京数寄屋造りの名人と称された中村外二、築庭は佐野藤右衛門一統の作と伝えられます。
その後現在まで、日本情緒あふれる名建築・名庭として多くの人々に親しまれ、
囲碁本因坊位の対戦場となったことなどが知られています。
そして今、文化財の保護と公益を目的に、一般の方々にも公開する機会を持ち、
皆様に「心のやすらぎ」を提供するに至りました。

エリア 八瀬・大原・貴船・鞍馬(京都)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 新幹線 私鉄 徒歩

京都の瑠璃寺の続きです。
京都府京都市左京区上高野東山55
075 (781) 4001
ここ「八瀬」の地は、「矢背」とも記されるように、壬申の乱で背中に矢傷を負われた大海人皇子（天武天皇）が「八瀬のかま風呂」で傷を癒されてより、平安貴族や武士たちに「やすらぎ」の郷として愛されてきました。

外に見える新緑が美しくて、しばし見とれています。

外に見える新緑が美しくて、しばし見とれています。

瑠璃(るり)の庭
美しい庭園に心が癒されます。

この彫り物も素敵です。

掛け軸。

瑠璃(るり)の庭
美しい庭園に心が癒されます。

瑠璃色に輝く浄土の世界をあらわした当寺の主庭。
数十種の苔のじゅうたんをぬって一条のせせらぎが清らかに流れます。
美しい庭園に心が癒されます。

臥竜(がりょう)の庭
天にかけのぼる龍を水と石で表した池泉庭園。眺める人の心を解放し、昇運をもたらすといいます。

臥竜(がりょう)の庭
天にかけのぼる龍を水と石で表した池泉庭園。眺める人の心を解放し、昇運をもたらすといいます。

美しい庭園に心が癒されます。

美しい庭園に心が癒されます。

美しい庭園に心が癒されます。

美しい庭園に心が癒されます。

美しい庭園に心が癒されます。

美しい庭園に心が癒されます。

どこを見ても絵になります。

どこを見ても絵になります。

玄関
橋のたもとの池では優雅に泳ぐ錦鯉たちが元気よく出迎えてくれます。

玄関
橋のたもとの池では優雅に泳ぐ錦鯉たちが元気よく出迎えてくれます。

ゆっくり登る参道には100種以上の紅葉が植えられ、秋ともなると錦繍を競い合います。

こちらの美術館は、瑠璃光院の拝観チケットで見学ができました。
ルイ・イカール美術館で、瑠璃光院の特別拝観の時期にあわせて開館しているそうです。
＊2017年時点です。現在はコロナウイルスの影響で休館のようですから、ご確認をお願い致します。
ルイ・イカール美術館京都はアールデコ時代に活躍したルイ・イカールの作品だけを展示する美術館であり、瑠璃光院の付帯施設として2011年に開館致しました。

ルイ・イカール美術館へ入ります。
瑠璃光院のチケットで見学が出来ました。
そういう意味では2000円は妥当なのかもしれませんね。
庭園が綺麗です。

ルイ・イカール美術館
アール・デコの時代に活躍したフランスの画家ルイ・イカールの作品を展示する当美術館は、1958年に結ばれたパリ市と京都市の姉妹都市提携が50年を経過し、2つの都市の国際文化交流をさらに深めることを主旨に、京都八瀬瑠璃光院の一角に誕生しました。

ルイ・イカールはアールデコ時代にフランスで活躍した画家であり、時代の空気を今に伝える重要な作品を数多く残した。イカールは華やかな女性たちを繊細で優雅なタッチで表現し、第一次世界大戦を生き抜いた独自の戦争観でエッチング作品を多く生みだした。中でも、イカールの絵に出てくる女性は皆、妖艶な魅力をかもしだす。１９５０年６２歳で没するまで、数々の作品を世に送り出し続けた。作品の大半は銅版画で、複雑なテクニックを駆使し、手彩色を加えるなどして、心理の微妙なきらめき、時代の趣味やリズムが生き生きと反映されたものとなっている．

ルイ・イカールの作品。
この美術館は彼の作品だけを展示しています。

1888年9月12日　 南フランス、トゥールーズ市に生まれる。
1905年（17歳）　パリで絵はがき工房の仕事を得る。エッチングやリトグラフなどの技術を習得。
1912年（24歳）　バルセロナで最初の個展
1913年（25歳）　ワグラム画廊がイカールの作品をアメリカ合衆国に販売。
1914年（26歳）　ゲント（ベルギー）の展覧会に出品、栄誉賞受賞
1918年（30歳）　第一次世界大戦が終わり、11月復員。
1920年（32歳）　ファニー・ヴォルメールと正式に結婚。シモンソン画廊で油彩画の個展。
1922年（34歳）　ニューヨークの百貨店の画廊ベルメゾンで個展。
1923年（35歳）　アメリカ合衆国内の個展巡回のためフィラデルフィアへ。
1927年（39歳）　レジオン・ドヌール５等勲章受章。
1932年（44歳）　ニューヨークのメトロポリタン画廊で油彩画の展覧会。
1933年（45歳）　デュマ・フィス作「椿姫」のポスター制作。
1940年（52歳）　ドイツ軍侵攻をテーマにした連作「エクソダス」を制作。
1944年（56歳）　パリ解放とともに版画制作再開。
1950年（62歳）　12月30日モンマルトルの自宅で死去。

ルイ・イカールの作品。
この美術館は彼の作品だけを展示しています。
馬と女性がテーマのようです。

ルイ・イカールの作品。
この美術館は彼の作品だけを展示しています。
馬と女性がテーマのようです。

この美術館は芸術作品の鑑賞だけでなく、作品が展示された空間そのものもお楽しみいただきたいとの思いを込め設計されています。ルイ・イカール作品のコレクターの私邸という設定のもと、大きく5つの展示スペースを設け、各スペースそれぞれにも趣向を凝らしています。

ルイ・イカールの作品。
この美術館は彼の作品だけを展示しています。

ルイ・イカールの作品。
この美術館は彼の作品だけを展示しています。　　　　

ルイ・イカールの作品。
この美術館は彼の作品だけを展示しています。　　

ルイ・イカールの作品。
この美術館は彼の作品だけを展示しています。　　　　　

ルイ・イカールの作品。
この美術館は彼の作品だけを展示しています。　　　

この美術館は芸術作品の鑑賞だけでなく、作品が展示された空間そのものもお楽しみいただきたいとの思いを込め設計されています。ルイ・イカール作品のコレクターの私邸という設定のもと、大きく5つの展示スペースを設け、各スペースそれぞれにも趣向を凝らしています。

気持ちの良い道を歩きながら、バス停まで歩きました。

昔の橋かな？
構造がレトロで素敵です。
こういう物がきちんと残っているのには感動します。

とにかく水も新緑も綺麗で、素晴らしいです。

とにかく水も新緑も綺麗で、素晴らしいです。

叡山ケーブル
このケーブルを昇ると比叡山へ行くようです。
時間があれば行ってみたかったですが、京都からここまで来るのにバスが混み合って予想より時間がかかってしまい残念でした。

叡山ケーブル「ケーブル八瀬駅」横にある回遊路です。小径に点在する京都近代化の遺産もあるようです。
「八瀬比叡山口」駅下車、徒歩約5分
075-781-4338（京福電鉄鋼索係）

「八瀬もみじの小径」は、約3,700㎡の敷地内にモミジが群生し、自然と共に四季折々のモミジが楽しめるスポットです。
約300mの回遊路には平安遷都1100年事業の成功を顕彰する「平安遷都紀念橖」、ラジオ塔や水力発電所跡などの京都近代化の遺産もあるようです。

「八瀬もみじの小径」

四条大橋の袂から先斗町通りに向かいます。
鴨川のせせらぎを横目に、細く続く石畳の道、先斗町。
今日のランチは京料理　先斗町　春神です。
東海道五十三次の終点三条大橋の袂から四条通りまでのこの通りは、先斗町歌舞練場をはじめ、今も花街特有の風情が目に留まります。 両側には紅殻格子の町家が並びます。
前日の夜にも来ましたが、夜とは雰囲気が全然違いますね。

京料理　先斗町　春神
今日はこちらのお店でランチを頂きます。
娘が予約をしてくれていました。
鴨川近くの贅沢な空間で味わう、老舗の流れを汲む京料理だそうです。

京阪本線の祇園四条駅から徒歩約1分。四条大橋の袂から先斗町通りに足を向けると、街の喧騒が少し遠ざかり、今も花街特有の風情が漂う。『京料理 先斗町 春神（はるかみ）』は先斗町を入ってすぐのところに店を構える日本料理店。
個室を予約してくれていました。
さすが我が娘、ぬかりはないよね。

いただけるのは正統派の京料理。旬の京野菜や鮮魚、京都肉、また京都ならではの生湯葉や生麩などを、数々の和食の店で修業を積んだ店主が腕によりをかけ、華のある料理に仕上げていく。北山杉や京漆など、京都の素材をふんだんに用いた店内は、温かな和の雰囲気の中にモダンなセンスが活かされており、つい長居をしてしまう居心地の良さ。掘りごたつ式の個室のほかテーブル席もあり、気の置けない友人との会食や気軽なデート、カジュアルな接待などで、肩肘張らず本格的な京料理を味わうことができる。幕末の志士が駆け抜けた悠久の時に想いを馳せながら、ゆったりと贅沢な空間で大人の食事会をお楽しみいただきたい。HPより

『京料理 先斗町 春神（はるかみ）』のパンフレット。
旬の素材を使った京料理を心ゆくまでお楽しみいただけます。遥か昔へ思いを馳せながら、また京町家の情緒を感じながら、深まりゆく宵闇の中の仄かな光に抱かれるかのように、どうぞ、ごゆっくりとおくつろぎくだきい。 HPより

このお店は全室個室なので寛げます。
『京料理 先斗町 春神（はるかみ）』の料理。
すみませんが3年前なので、記憶はあいまいなのですが美味しかったです。

『京料理 先斗町 春神（はるかみ）』の料理。

『京料理 先斗町 春神（はるかみ）』の料理。

『京料理 先斗町 春神（はるかみ）』の料理。
すみませんが3年前なので、記憶はあいまいなのですが美味しかったです。

『京料理 先斗町 春神（はるかみ）』の料理。
すみませんが3年前なので、記憶はあいまいなのですが美味しかったです。

『京料理 先斗町 春神（はるかみ）』の料理。
すみませんが3年前なので、記憶はあいまいなのですが美味しかったです。
娘に感謝します。
ご馳走様でした。

食後鴨川を散歩をしました。
京都市内の南北を流れる約33kmの河川です。大都市にありながら清澄さを保って憩いの場として、デートスポットとしても人気です。四季折々で京の風情を感じられます。

鴨川を散歩をしました。

鴨川を散歩をしました。

京都市内の南北を流れる約33kmの河川で、大都市にありながら清澄さを保って憩いの場。

鴨川を散歩をしました。

鴨川を散歩をしました。

鴨川を散歩をしました。

鴨川を散歩をしました。

京都駅に戻りました。
京都タワーが見えます。
疲れてホテルに戻ってしまったけれど、登っておけば良かったです。
でも娘とのんびりしたかった。

京都タワーが見えます。

「ホテル近鉄京都駅」へ戻りました。
朝荷物を預けていました。

ロビーで帰りの新幹線の時間まで、娘とのんびり過ごすことにします。
私は大阪で娘の会社と住まいを見てきたので、目的は済んでいます。
後はどこでも良いから娘と一緒に居たかっただけですから。
娘が精一杯のおもてなしをしてくれました。
ありがとうございました。

最後に愛娘の写真を撮ります。
次は東京で会えるかな？

午後の新幹線で帰ります。
正面に見えるのが、たぶん今朝チェックアウトをした「ホテル近鉄京都駅」です。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。