2019/06/20 - 2019/07/02
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carina carinaさん
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ボローニャから日帰りでフェッラーラ へ。
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ボローニャ中央駅から9:15のRV二等車に乗り、フェッラーラ に9:46着。
駅から歩いて20分でエステンセ城到着。
写真はお城の中庭で、チケットオフィスなどがあります。
中庭にトイレがあったので入ったら€0.5とられました。
オフィスでMYFeカード€12購入。2日有効で、ほぼ全ての美術館に入れます。なのでかなりお得。
しかし…スキファノイア宮殿はまだ休館中。カテドラルもまだ地震のために修繕中。
そして、ボルディーニ美術館(これはMYFeカードでは入れないけど)もやってないと聞き、ちょっとがっかり。 -
気を取り直して、エステンセ城の中へ。
お城のミニチュアです。部屋いっぱいに作られた、立派なものでした。お城といっても、質実剛健な雰囲気。
私、個人的にイザベラ・デステが好きなので、エステンセ城の中にいるだけで、「ここをイザベラも歩いたんだろうなぁ」なんて、ワクワクしてしまいました。 -
お城の中の台所。さすが、たくさんかまどがあります。
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エステンセ城といえば、牢獄…(?)
ここはドン・ジュリオが閉じ込められていたところです。
ドン・ジュリオは異母兄弟と同じ女性に恋をして、ケンカというか刃傷沙汰を起こし、マントヴァ のゴンザーガ家も巻き込んですったもんだ。結局ここに50年以上閉じ込められていたそうです。いやいや、精神的に参ってしまうでしょう⁈ -
牢獄はいくつかありましたが、みな入口がこんなかんじに狭くて堅牢。そしてカビ臭くて、なにかわからないけど負のオーラがありました。
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ここ、1番奥の牢獄で、本当にやばい感じがしました。ちょうど観光客も途切れて一人になった時はもう…。
この日もめちゃくちゃ暑かったんですが、牢獄は背筋が冷たくなる冷気がありました。 -
地上階に上がり、こちらはオレンジのテラス。あー牢獄から生き返った!
とても明るくて、ここは良い気が感じられました。 -
部屋の中ですが、天井画を見やすくするための鏡が置かれています。
しかし、ルネサンスの名家エステ家のお城なのに、家具も絵画もなく、天井画や壁画しかないのは本当に寂しいものがあります。(家系が断絶したときにみんな没収されたんですよね) -
エステ家の家系図みたいなもの。
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お城をでます。
サボナローラ像があります。フェッラーラ の人って、サボナローラのこと、どうおもってるんだろうなぁと、ふと思いました。異端者…でも有名人。 -
近くのカテドラーレ美術館へ。右の建物です。左はカテドラーレの側面。
こちらの美術館は、小さいけど見応えありました。
お庭も小さいけど静かで良い感じでした。 -
ヤコポ・デル・クエルチャの「ザクロの聖母」。
美しいです。これ、もっとわかりやすく展示してくれればいいのに、隠すように置かれてるのはなぜなんでしょう? -
お目当てのコズメ・トゥーラの板絵「聖ギオルギウスと竜」。聖ギオルギウスがすごい表情してます。この顔はインパクトあるなー。あしの筋肉もすごい!
この板絵の裏に、さっきのザクロの聖母があります。
この板絵はカテドラーレのオルガンの飾り絵でした。この隣に受胎告知の板絵セットがあります。そちらはオルガンの扉絵だったそうです。 -
この、無名のマエストロによる「12カ月の扉」、好きです。
当時の人たちの月ごとの行事とか、様子が良くわかるし、すごく細かいところまで表現されていて見飽きません。人の表情も良い。 -
カテドラーレは、正面が幕に覆われています。側面は、商店が入っていて、こちらは営業してました。
あーカテドラーレに入れないの、残念。
しかし、地震からもう7年経っても、まだ修復できないんだな。 -
この日は日曜日。ランチ目当てのリストランテはもう夏休みに入っていたし、お昼ご飯食べ損ね。
近くのあったジェラートチェーン店グロムでジェラート。2種盛り€2.9。レモンとピスタチオ。 -
街の南側にある中世の商店街、ヴォルテ通り。
建物をアーチが掛かっています。アーチの中も住居みたいです。
日曜日というこもあってか、とにかく人がいない!
このヴォルテ通りを歩いていても、ひとっこ一人あいません。お店もほとんどないし、観光客もいないので、夜はちょっと怖いかも。 -
街の南の端にある、考古学博物館。元はコスタビーリ宮というお屋敷でした。
こちらのお庭は迷路みたいになっていました。 -
考古学博物館の中、誰もいません。
またしても独り占め状態です。
フェッラーラ 近くから出土された器などがたくさん。
エトルリアの物ですね。
エトルリア人は古代ローマ以前にイタリアに住んでいた人たち。
ギリシャと関係が深かったんでしょうね。ギリシャ風の図柄。 -
エトルリア人のお墓の様子。
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黄金のアクセサリー類。
すごい!見事です!
すごく繊細で精密な模様が入っていました。
高い技術があったんだなぁ、エトルリア人って。
黄金のイヤリングなどもたくさんありました。 -
考古学博物館を後にして、歩いてディアマンテ宮へ。街の中心を通って、けっこう歩きました。
建物の外壁に四角錐のような飾りがついていて、それが日に当たるとダイヤモンドのよう見えるから、ディアマンテ宮というらしい。この四角錐、大理石を切り出していて、1万個?ぐらいあるそう。 -
中庭。なんかホッとしますね。
ディアマンテ宮では、エステンセ城で見かけた観光客もいて、独り占めとは言えませんでしたが、すいてました。 -
絵画館の入口。
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コズメ・トゥーラ。
独特だなぁ、この苦渋の表情。それと対照的に無表情の若者。 -
ガローファロの作品。
ガローファロはフェッラーラ 出身で、ラファエロのお手伝いをしたこともあるそうです。
「フェッラーラ のラファエロ」と呼ばれているとか?
こちらは牧歌的な初期の作品。 -
小さいけど、エル・グレコの作品。密度が濃いなぁ。
近づいてよーく見ました。 -
こちらもガローファロ。
向かって右下の聖ギオルギウスがカッコいい!
聖ギオルギウスはフェッラーラ の守護聖人です。
しかし、初期の頃とはずいぶん作風変わってますね。 -
フェッラーラ 駅への帰り道。
日本食レストラン発見。この星のマークは、ビールの…パクリ?お寿司食べ放題のお店みたいです。 -
街の城壁跡。街をぐるっと巡っていて、横が散歩道のようになってます。犬の散歩してる人をよく見かけました。
フェッラーラ 駅へ。駅周辺は外国人(難民)が多いなぁ。
17:15のRVでボローニャへ戻ります。 -
いったんホテルに戻ってから、チェントロへ。
日曜日なので歩行者天国になっていて、路上アーティストや大道芸人、謎のパフォーマンス集団などがいました。 -
今夜がボローニャ最後。
またメルカートにきて、お魚屋さんでカジキのロースト(€6.8)とタコのサラダ(€5)、glignoloというスパークリングワイン(€4.5)で夕食。飲み足りなくて、あとからランブルスコ(€3.5)も追加。
美味しかったー! -
帰り際、ついVenchiでジェラート。ちょっと高めでpiccolo€3.2+パンナ(生クリーム)€0.7。パンナ、いらなかったなぁ。
あと、イータリーでバルサミコ酢、乾燥ポルチーニ、トリフ塩を購入。荷物増やせないのでお土産は最小限に。
ホテルに戻って、荷物まとめる。
フェッラーラ 、見たいものが修復中で見られなくて、悔いが残る。しかし、いつ修復は完了するのかな?
お金も人手も不足してるのかな。時間が経つほど、さらに劣化していくだろうに…。
クラウドファウンディングとか活用してるのかな?とか、いろいろ心配になってきた。
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