2019年11月末　フルムーン夫婦の中欧旅行記-4（ウイーン・クリスマスマーケット編1）

2019/11/25 - 2019/12/02

関空→ドバイ空港→プラハ→ウイーンと移動して来ました。
市庁舎前広場のクリスマスマーケットと食べ歩きの記録です。
1ユーロ＝122.88円で換算しています。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 2.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空 エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

■エリゼ ホテル⇒プラハ駅
フロントで聞くと「徒歩15分でいける、近いのよ」と言われたので、信じて歩き出しました。奥さんは手荷物だけで楽そうですが、こちらは凸凹した石畳の道を重たいスーツケースを転がして歩くので結構大変です。確かに10分程度で駅に到着しましたが、配車アプリBOLTの便利さを知った身としては、駅から遠くのホテルでも良かったよな～、とつぶやくしかありません。

■プラハ駅⇒ウイーン駅
3年前も同じ列車移動だったのでドキドキ感はありません。空港にあるようなボードで自分の乗る列車のホームを確認するのですが、ウイーン行きはなかなかホームが決まりません。3年前はホーム欄が空白になっているので焦りましたが、今回は余裕です。出発10分前くらいになって、ようやく「7S」とホームが表示されました。待っていた乗客が一斉に動き出します。ホームに行ってみると乗るべき列車がありません。アレッ？と思いホームのディスプレイで確認していると、発車数分前に列車が入ってきました。

乗車し、スーツケースをスーツケース置き場において着席すると、すぐに動き出しました。2等席ですが快適です。4時間余りを景色を見たり、数独をしたりして過ごしました。

■エンジアナホテル
ウイーン駅で客待ちしていたタクシーで移動しました。遠回りした上にカードが使えない車だったので、以後タクシーは使わなくなり、BOLTで白タクを呼ぶようになりました。このエンジアナホテルもヨーロッパによくある年季の入ったホテルです。場所はベルヴェデーレ宮殿の近くにあるので、街の中心街にはトラム71番かタクシーを利用する必要があります。部屋は隣の部屋とドアで繋がっているタイプのツインでした。真夜中に隣の部屋の女性が笑ったり拍手したりして騒々しかったので、フロントに注意してもらおうと思い、電話をかけようとしましたが、フロントの電話番号が分かりません（普通はフロントの電話番号を書いたカードがあるはずですが…）。仕方が無いので間仕切りのドアをノックして、Excuse me! It's midnight now! Be quiet please!と怒鳴ると静かになりました（パリのホテルでも同じような目にあいましたが、その時は英語が通じなかったので困ったことがあります）。一方浴室にバスはあったのですが、排水ダイヤルが壊れていてロックしません。そのためバスを使った後は排水が終わるまでダイヤルを握っておく必要がありました。朝食は想定範囲内ですが、フレッシュサラダの種類が少なくなりました。オーバー60の旅行者には不向きなホテルだと思います。

■Al Caminetto
奥さんに、お昼は何にする？と聞くと、またイタリアンとの答え、中心街に行けば美味しいイタリアンにありつけるでしょ、とオペラ座までBOLTで呼んだ白タクで移動しました。5分、4.8EUR(590円）。結構ウロウロ探してAl Caminettoに入りました。

なんていうか、パリ オペラ座の近くにある店の雰囲気に似ていて旅行者慣れしている印象を受けました。パスタとピザ、コーヒーと黒ビールで32EUR(3,930円)でした。味はイメージ範囲内です。

お腹が一杯になったので、シュテファン大聖堂に向かって街歩きです。
大聖堂の前にも小さなクリスマスマーッケトがありました。

■シュテファン大聖堂
3年前に来たときは、奥さんをだまして塔に登りましたが（エレベーターはありません。町並みと屋根が綺麗です。お勧めです！）、大聖堂の中には入らなかったので入ってみました。厳かな雰囲気のある教会で、信仰の場といった感じが漂っています。

■馬車にひかれそうになった
シュテファン大聖堂前で、目の前を馬車が通り過ぎたのでぼーとしていたら、馬車がUターンして来て、あっという間に視界一杯が馬になりました。馬と目と目が合い、あわてて逃げたのですが、奥さんは笑い、馭者はスマン!と言って何事もなかったように遠ざかって行きました。真っ直ぐに向かって来た馬の目は一生忘れません。

■シュテファン通り
クリスマスの飾り付けが綺麗なシュテファン通りをブラブラしました。焼き栗を売っています、17個で5EUR(600円)です。関空で並んでいた時にミュンヘン在住の男性が、栗の季節なので新栗で作ったモンブランは美味しいですよ、と言っていたのを思い出し一袋買いました。天津甘栗のように甘くはありませんが、素朴な甘さがありホクホクしています。今回の旅行で食べた中でベストかも知れません、お勧めです。Mannerの直営店があったのでお土産を買いました。値段は普通ですが、SPARでは買えないクリスマスバージョンのMannerがあります。

■L Heiner
トイレ休憩で入ったカフェです。明るい雰囲気の店で、お客さんはローカルのお年寄りがほとんどです。ドイツ語なので何を話しているのか分かりませんが、ぴーちくぱーちく話しています。奥さんはMarzipankartoffel、私はエクレアを注文、飲み物は2人ともカフェラテで16.8EUR(2,060円）でした。イメージ範囲を飛び越えた味です。しばらく口にしたことがない激烈に甘いケーキで、毎日このケーキを食べていたら間違いなく糖尿病になります。頑張って食べましたが完食できませんでした。奥さんは早々にギブアップしていました。

■グラーベン通り
みんなウインナーを食べながらワインを飲んでワイワイやっています。

■市庁舎前広場
ホーフブルク王宮の北側を通り超して市庁舎前広場まで来ました。クリスマスマーケットは人で一杯です。

ハート型チョコレートを売っています

ランタンディスプレイもハート型でした

かなり高速で回転してました

チョコレートの噴水

雨がパラパラ降ってきたので会場を後にして夕食に向かいます。旅行中ウイーンは雨が降ったり止んだりのぐずついた天気でした。

■シュヴァルツェンベルグ
先回の旅行で気に入ったカフェに来ました。満員でしたが、「食事」と言ったらリザーブ席に案内してもらえました。

奥さんはフリターテンズッペとサラダを注文。私ははシュニッツェルとお気に入りの黒ビールを注文しました。お会計は54.5EUR(6,700円)でした。満腹になったところでBOLTで車を呼んでホテルに戻りました。

2019年11月末　フルムーン夫婦の中欧旅行記-５（ウイーン・クリスマスマーッケト編2）
https://4travel.jp/travelogue/11579070