海外旅行は行く前が楽しい。色々調べて旅程を作って行くのが楽しい、と思いませんか?　2019年11月25日から12月2日まで、プラハ、ウイーン、ブタペストを夫婦二人で個人旅行して来ました。今回は奥さんの要望で、クリスマスマーケットと、美味しい料理を堪能するのが目的です。筆者はオーバー60のオッサンですが、この旅行記がこれから旅する人の参考になればイイなと思っています。<br /><br />■ツアーか個人旅行か<br />ツアーは美術館に並ばずに入れたり、日本人のガイドさんがガイドしてくれたりと楽でいいのですが、バス移動が好きではない（トイレが心配なのでビールが飲めない）のと、気の進まないお土産屋さんに連れていかれたりするので、最近は夫婦二人の個人旅行が中心になりました。奥さんは、何を食べるか、どこでショッピングするか、が自由になる(わがままが通る)個人旅行が気に入っているようです。<br /><br />■個人予約するか旅行会社に頼むか<br />個人で航空券・ホテル・列車を予約するか、旅行会社にお願いするか迷うところですが、今回は某旅行会社の19万円代（列車、サーチャージ、諸経費、税金等全て含む）個人旅行が空いていましたので、お願いすることにしました。かなり安いので、ホテルは大丈夫?と思いましたが、その懸念は後に現実となりました。<br /><br />■ホテル<br />ヨーロッパだと"ibis"で十分と思う二人ですが、朝食はしっかりと食べたい派です。バスルームはシャワーがあれば問題ありません。今回の旅行では、プラハ＝可、ウイーン＝不可、ブタペスト＝落第でした。<br /><br />■エアライン<br />オーバー60の身には長時間のフライトは堪えます。そうかといって、ビジネスを利用するのは勿体ないと思ってしまう性格なので、ヨーロッパの旅にはKLM/エールフランスを利用することがほとんどです。エミレーツやカタールの料金には魅力を感じますが、やはり長時間フライトを考えると二の足を踏みます。今回は下の子が、ヘルシンキはめっちゃ近いからお勧め! と言ったのでフィンランド航空を利用することにしました。が、、、大変な目にあいました。<br /><br />■現地通貨への交換（セディナカード）<br />可能な限り現地通貨には換えないのが基本なので、できる限りクレジットカードを使うようにしています。特にチェコ・コルナやハンガリー・フォリントは帰国後に日本円への交換が難しいので、交換する時も少額にするよう注意しています。今回はネットで最強カードと紹介されていたセディナカードを準備し、現地でキャッシングして現地通貨を用意しました。参考までにセディナカードのTTSと（googleの為替レート）を紹介しておきます。1コルナ＝4.828円（4.72円）、1ユーロ＝122.88円（120.36円）、1フォリント＝0.37167円（0.37円）で、帰国後一括返済時の手数料は80円でした。<br /><br />■wifiルーター<br />夫婦二人で行動するので、スマホがなければ身動きが取れません。wifiルーターはワイホーの「ヨーロッパ周遊Wi-Ho! 4G 1ギガプラン」4,792円/8日を契約しました。ネット予約画面では損害保険に加入するよう促されますが、加入している損害保険でカバー出来るので外しました。なお、使用は全く問題なく、小型軽量（オーバー60には重要！）で、バッテリーも一日持ったので重宝しました。<br /><br />■プラハ空港⇒ホテルへの交通手段<br />Prague Airport Transfersをネット予約しました。ベンツに乗る必要もないので小型車を予約して625CZK（約3000円）でした。トラブルで1度キャンセルして再度ネット予約しましたが、問題無く処理されていました。また、送迎も問題なかったのでお勧めです。なお、BOLTを使う手もありますが、タクシー乗り場では使えないのがネックになります。<br /><br />■海外旅行保険<br />プラハ、ブタペストに旅行する時に問題となってくるのが海外旅行保険です。保険金額1,000万円以上を要求されるため、クレジットカードの海外保険では足りません(元々今回の旅行代金はカード決済不可だったので、カード付属の海外旅行保険は使えませんでした)。そのため、ネットで一番安かった5,220円/2人・8 日の海外旅行保険を契約しました。<br /><br />■観光の事前予約<br />事前予約は、プラハ市民会館と、ブタペスト国会議事堂の2つのツアーを予約しました。結論からいうと、ブタペスト国会議事堂ツアーは参加者が多いので事前予約が必要と思います。プラハ市民会館ツアーは参加者6名でしたので、当日参加も可能でした。個人旅行なので日本語のガイドさんを雇うのではなく、現地の英語ツアーに加わる形です。説明はほとんど分かりませんが、気になった所はネットで検索できるので何とかなるものです。<br /><br />■手荷物<br />オーバー60になると体力の低下を自覚してくるので、バックパックを背負いたくなりますが、バックパックは人込みで簡単にチャックを開けて盗まれるし、カッターナイフで切られて盗まれることもあるので、私の場合は普段は肩に下げるバックを旅行先ではクロス掛けにして、人混みでは前に回すようにしています。中身は、パスポート、財布、スマホ、Wifiルーター、チケット、老眼鏡、食後の薬くらいです。もしスーツケースをロストしても、人跡未踏の地に行くわけではないので現地で買えばいいし、ある意味それもみやげ話になると思っています。<br /><br />■カメラ<br />今回の旅行にはコンパクトカメラと三脚を持っていきました。ブタペストのナイトクルージングで夜景を撮るのでスマホのカメラでは苦しいと思ったためです。実際スマホで撮った写真とコンパクトカメラで撮った写真は素人でも違いが分かるものになりました。一方三脚の方は重かったのと、セッティングがめんどうになったので、持ち歩かなくなりました。ツーショットが欲しい時は一眼レフを下げている人（多くは中国人）に頼みます。Excuse me. Could you take a picture?で振り向いたら、デジカメを渡して指さしながらThis is the shutter,and wide and zoom.で十分通じて、機嫌よく二三枚構図を変えて撮ってもらえます。撮ってもらった後に写真を確認しながら、good！とかbeautiful Thank you!と言えば向こうもニコッとするので、試してみてください。

2019年11月末　フルムーン夫婦の中欧旅行記-1（準備が好きだ編）

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2019/11/25 - 2019/12/02

1397位(同エリア4267件中)

旅行記グループプラハ・ウイーン・ブタペスト　フルムーン夫婦の食べ歩き旅行記（2019年11月末）

フルムーンさん

海外旅行は行く前が楽しい。色々調べて旅程を作って行くのが楽しい、と思いませんか?　2019年11月25日から12月2日まで、プラハ、ウイーン、ブタペストを夫婦二人で個人旅行して来ました。今回は奥さんの要望で、クリスマスマーケットと、美味しい料理を堪能するのが目的です。筆者はオーバー60のオッサンですが、この旅行記がこれから旅する人の参考になればイイなと思っています。

■ツアーか個人旅行か
ツアーは美術館に並ばずに入れたり、日本人のガイドさんがガイドしてくれたりと楽でいいのですが、バス移動が好きではない（トイレが心配なのでビールが飲めない）のと、気の進まないお土産屋さんに連れていかれたりするので、最近は夫婦二人の個人旅行が中心になりました。奥さんは、何を食べるか、どこでショッピングするか、が自由になる(わがままが通る)個人旅行が気に入っているようです。

■個人予約するか旅行会社に頼むか
個人で航空券・ホテル・列車を予約するか、旅行会社にお願いするか迷うところですが、今回は某旅行会社の19万円代（列車、サーチャージ、諸経費、税金等全て含む）個人旅行が空いていましたので、お願いすることにしました。かなり安いので、ホテルは大丈夫?と思いましたが、その懸念は後に現実となりました。

■ホテル
ヨーロッパだと"ibis"で十分と思う二人ですが、朝食はしっかりと食べたい派です。バスルームはシャワーがあれば問題ありません。今回の旅行では、プラハ＝可、ウイーン＝不可、ブタペスト＝落第でした。

■エアライン
オーバー60の身には長時間のフライトは堪えます。そうかといって、ビジネスを利用するのは勿体ないと思ってしまう性格なので、ヨーロッパの旅にはKLM/エールフランスを利用することがほとんどです。エミレーツやカタールの料金には魅力を感じますが、やはり長時間フライトを考えると二の足を踏みます。今回は下の子が、ヘルシンキはめっちゃ近いからお勧め! と言ったのでフィンランド航空を利用することにしました。が、、、大変な目にあいました。

■現地通貨への交換（セディナカード）
可能な限り現地通貨には換えないのが基本なので、できる限りクレジットカードを使うようにしています。特にチェコ・コルナやハンガリー・フォリントは帰国後に日本円への交換が難しいので、交換する時も少額にするよう注意しています。今回はネットで最強カードと紹介されていたセディナカードを準備し、現地でキャッシングして現地通貨を用意しました。参考までにセディナカードのTTSと（googleの為替レート）を紹介しておきます。1コルナ＝4.828円（4.72円）、1ユーロ＝122.88円（120.36円）、1フォリント＝0.37167円（0.37円）で、帰国後一括返済時の手数料は80円でした。

■wifiルーター
夫婦二人で行動するので、スマホがなければ身動きが取れません。wifiルーターはワイホーの「ヨーロッパ周遊Wi-Ho! 4G 1ギガプラン」4,792円/8日を契約しました。ネット予約画面では損害保険に加入するよう促されますが、加入している損害保険でカバー出来るので外しました。なお、使用は全く問題なく、小型軽量（オーバー60には重要！）で、バッテリーも一日持ったので重宝しました。

■プラハ空港⇒ホテルへの交通手段
Prague Airport Transfersをネット予約しました。ベンツに乗る必要もないので小型車を予約して625CZK（約3000円）でした。トラブルで1度キャンセルして再度ネット予約しましたが、問題無く処理されていました。また、送迎も問題なかったのでお勧めです。なお、BOLTを使う手もありますが、タクシー乗り場では使えないのがネックになります。

■海外旅行保険
プラハ、ブタペストに旅行する時に問題となってくるのが海外旅行保険です。保険金額1,000万円以上を要求されるため、クレジットカードの海外保険では足りません(元々今回の旅行代金はカード決済不可だったので、カード付属の海外旅行保険は使えませんでした)。そのため、ネットで一番安かった5,220円/2人・8 日の海外旅行保険を契約しました。

■観光の事前予約
事前予約は、プラハ市民会館と、ブタペスト国会議事堂の2つのツアーを予約しました。結論からいうと、ブタペスト国会議事堂ツアーは参加者が多いので事前予約が必要と思います。プラハ市民会館ツアーは参加者6名でしたので、当日参加も可能でした。個人旅行なので日本語のガイドさんを雇うのではなく、現地の英語ツアーに加わる形です。説明はほとんど分かりませんが、気になった所はネットで検索できるので何とかなるものです。

■手荷物
オーバー60になると体力の低下を自覚してくるので、バックパックを背負いたくなりますが、バックパックは人込みで簡単にチャックを開けて盗まれるし、カッターナイフで切られて盗まれることもあるので、私の場合は普段は肩に下げるバックを旅行先ではクロス掛けにして、人混みでは前に回すようにしています。中身は、パスポート、財布、スマホ、Wifiルーター、チケット、老眼鏡、食後の薬くらいです。もしスーツケースをロストしても、人跡未踏の地に行くわけではないので現地で買えばいいし、ある意味それもみやげ話になると思っています。

■カメラ
今回の旅行にはコンパクトカメラと三脚を持っていきました。ブタペストのナイトクルージングで夜景を撮るのでスマホのカメラでは苦しいと思ったためです。実際スマホで撮った写真とコンパクトカメラで撮った写真は素人でも違いが分かるものになりました。一方三脚の方は重かったのと、セッティングがめんどうになったので、持ち歩かなくなりました。ツーショットが欲しい時は一眼レフを下げている人（多くは中国人）に頼みます。Excuse me. Could you take a picture?で振り向いたら、デジカメを渡して指さしながらThis is the shutter,and wide and zoom.で十分通じて、機嫌よく二三枚構図を変えて撮ってもらえます。撮ってもらった後に写真を確認しながら、good！とかbeautiful Thank you!と言えば向こうもニコッとするので、試してみてください。

エリア

プラハ(チェコ)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

ホテル: 2.5

グルメ: 4.5

ショッピング: 4.5

交通: 4.5

同行者: カップル・夫婦（シニア）

交通手段: 鉄道タクシー徒歩

航空会社: フィンランド航空エミレーツ航空

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

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■配車アプリ（BOLT）
ネットで検索すると、ブタペストのホテルが辺鄙な所にあるのが分かったので、配車アプリをインストールしていくことにしました。インストールしたのは、FREE NOW、BOLT、UBERの3種類です。結論を言えば、BOLTがあれば3都市とも問題なく行動できることが分かりました。ルートや料金が明朗なので、不良タクシーにありがちな遠回りを気にすることもなく旅行を楽しむことが出来ます、お勧めです。

次回はフライトがキャンセルになった話です。
2019年11月末　フルムーン夫婦の中欧旅行記-２（出発できるの？編）
https://4travel.jp/travelogue/11575673