2019/10/19 - 2019/10/23
68位(同エリア289件中)
ミータさん
この旅行記のスケジュール
2019/10/21
この旅行記スケジュールを元に
ホラショヴィツェはチェスケー・ブジェヨヴィツェ近郊の小さな村。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
チェスケー・ブジェヨヴィツェからホラショヴィツェへはバスで30分程。しかし、バスは1日数本しかない。最初は6:25発のバスに乗って9時前にチェスケー・ブジェヨヴィツェに戻ろうと考えた。しかし、その時間だとまだ夜明け前(日の出は7時半頃)にホラショヴィツェに到着し、ようやく明るくなるころ村を出発することになる。自分の計画のバカバカしさに気付いた。そこで、プラハ観光の時間を削って次の11:00発のバスに乗ることにした。
バスの時刻表は https://idos.idnes.cz/en/autobusy/spojeni/ で検索できる。ホラショヴィツェは”Holasovice/Jankov”と入れる。Lhenice行きのバスに乗ればよいが、ホラショヴィツェを経由しない便もある。 -
バスは定刻通り11:30頃ホラショヴィツェに到着。バス停は観光案内所の横にある。小さな村だが1998年に世界遺産に登録されている。
ホラショヴイツェ観光案内所 散歩・街歩き
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ホラショヴィツェは1840年から1880年頃に建てられたバロック様式の建物で統一されている。
1520年頃、ホラショヴィツェはペストの流行で2人の住民以外死に絶えてしまったそうだ。1530年頃、ボヘミア地方にオーストリアやバイエルン地方の農民が移住してきて、いくつかの集落を作った。ホラショヴィツェもその中の集落の一つで、ドイツ系の住民が中心だった。第2次世界大戦後、ボヘミア地方のドイツ系住民が追放され、村はしばらく放置されていた。しかし、そのお陰で古い家並みがそのまま残った。東西の冷戦が終わった1990年頃より荒れ果てた家を修復して、再び人々が暮らすようになったのだそうだ。 -
200mほどの細長い広場の両側に可愛らしい家が建ち並ぶ。
ホラショヴィツェの歴史地区 旧市街・古い町並み
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広場を挟んで反対側の家並。
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村の中心の細長い広場のバス停側にある小さな礼拝堂。木彫りの像の頭の後ろに星の輪があるから聖ネポムツキーだろう。
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素朴な木彫りの聖人(キリスト?)像などが飾られている。
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バロック様式といっても農家の家なので素朴な感じである。
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村の中心の細長い広場の中ほどに黄色の建物が2件。その壁には世界遺産のマークがあった。
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屋根が大きいのは屋根裏部屋に作物を保存していたためだろうか?
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それぞれの建物に独特の装飾が施されている。
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壁の模様の違いを見比べるのも良いだろう。
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広場の両側に家が建ち並ぶ。
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広場の端にたどり着いた。何しろ200mくらいなのであっと言う間である。
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黄色の壁。
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薄いブルーやピンクの壁.
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広場の中ほどに小さな池がある。その水面に建物が映りこんでいる景観が、この村一番の見所かもしれない。私はプラハ観光の時間を削ってでも、この景色が見たかった。
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広場の中ほどに2件だけ並んでいた黄色の壁の家。池とは反対側に世界遺産のマークがある。
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村にはレストランが2件だけある。ピンクの壁の建物がそのうちの1件だ。
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まだ12時前で少し早いが、バスの時間のことを考えて昼食をとることにした。
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飲み物はハーブティ。
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鱒料理を注文。メニューはチェコ語の他、英語とドイツ語でも書かれていた。
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12:20過ぎには食べ終えてレストランを出る。客は私の他に1組だけだった。世界遺産の村だが、私が訪れた時はそんなに観光客は多くなかった。
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バスの時間まで30分ほどあるので、もう少しだけ散策を続ける。村の外側には少し大きめの池がある。
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広場に面していない建物は壁の漆喰がかなり剥げ落ちていた。
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でも、きれいに漆喰が塗られていない建物も素朴で良い。
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不機嫌そうな猫。
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村外れにはストーンヘンジがある。
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しかし、ストーンヘンジは入場料が必要だった。ここが料金所。バスの時間もあるので見学は諦めた。
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通りからストーンヘンジのある辺りを撮影。
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ズーム機能で撮影すると、大きな石が円を描いて置かれているように見える。これがストーンヘンジなのね。
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小さな並木道だが、ここをバスが通る。右奥にヤンコフの村が小さく見える。
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再びホラショヴィツェの中心部に戻る。
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時間ギリギリまでホラショヴィツェの村を散策する。
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バスは12:50発。急いでバス停に向かう。バスは定刻通りやって来た。チェスケー・ブジェヨヴィツェからプラハ行きのバスに乗り換えるのだが、乗り換え時間は10分だけ。途中、小学生の集団が乗車したりしてバスは遅れ気味だった。心配したが、チェスケー・ブジェヨヴィツェに入るとかなりのスピードで走り、途中のバス停で停まることもなく、バスターミナルには定刻の5分前に到着した。
続く。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ほいみさん 2019/12/16 15:11:41
- ちぇこっとチョコ?
- >いつもビジネスクラスを使うだが、それでも60万円以上は出したくない
限界はそこにあったか!
ちょこっとチェコ、って、飛行機に関連した移動時間の方が長くなっちゃいそう。2月にちょこっとヨーロッパに行くかもしれない(行かなきゃならない)んだけど、往復の飛行機が辛い。
私がチェコにまさしくちょこっと行ったのは、社会主義時代だったのでプラハ以外に行くのは面倒く、他の都市には行ったことないんだけど、最近人気ですよね。物価も少し安そうなんで、周辺諸国を含め行ってみようかとは思ってます。
肉ジャガならぬ、肉ジャムはウケました。チェコでは「お袋の味」なのかも。
- ミータさん からの返信 2019/12/16 17:43:11
- RE: ちぇこっとチョコ?
- 飛行機代、スイス・ドイツ旅行が中国国際航空利用で往復30万もしなかったので、
もう少し出しても良かったのですが、往復ともビジネスクラスだと70万円を超えました。
中欧・東欧はトルコ航空(ターキッシュエアラインズ)が便利ですが、
帰りが19:30頃東京着なので翌日に仕事があると厳しいです。
しかもフライトキャンセルの悪夢が・・・。
チェコはビールの国なので、ほいみさんも楽しめると思います。
肉ジャム、昔の庶民には贅沢品だったのでしょう。
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