2019/10/29 - 2019/11/11
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鉄人29号さん
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この旅行記のスケジュール
2019/11/06
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ホテル・リヤド・マラプレース
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ホテル・リヤド・マラプレース
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昭和生まれのオヤジには、カサブランカは“こだわりの街”です。
何故かって?、思春期に映画「カサブランカ」に感動し、社会人になって「カサブランカ・ダンディ」を歌い、「カサブランカの花」を贈ったからです。
で……最近、テレビの旅行番組でよくモロッコを取り上げるようになり、フナ広場の喧騒やサハラ砂漠に沈む夕日を見ていると……居ても立ってもいられなくなりました。と言う事で、今回の旅行先はモロッコに決定です。シャウエン、フェズの絶景と、マラケシュ、カサブランカでのオヤジのイラッ体験をお楽しみ下さい。※ モロッコの通貨1DH=11.72円で計算。
日程
10/29(火) 23:30関西空港→
10/30(水) 05:45ドバイ空港→12:46カサブランカ空港
10/31(木) カサブランカ→車両移動→シャウエン泊
11/01(金) シャウエン→車両移動→フェズ泊
11/02(土) フェズ観光(泊)
11/ 03(日) フェズ→車両移動→ハシラビート(砂漠)泊
11/04(月) ハシラビート→車両移動→ワルザザート泊
11/05(火) ワルザザート→車両移動→マラケシュ泊
■11/06(水) マラケシュ泊
11/07(木) マラケシュ泊
11/08(金) マラケシュ→鉄道移動→カサブランカ泊
11/09(土) カサブランカ泊
11/10(日) カサブランカ空港→15:05同空港発
11/11(月) 01:30ドバイ空港→19:05関西空港日程
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空
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11月6日(水) 旅行9日目。
今日から本当の一人旅。
午前8時、無料の朝食が付いているとのことなので屋上に上がってみました。 -
出てきたのがコレ。
CafeにTea、オレンジジュース&ヨーグルトと飲み物は豊富ですが、後はほぼパンばかり。オヤジ、ソーセージや玉子料理も欲しかったのですが、これがモロッコの一般的な朝食とか。美味しくいただきました。
ちなみに、左の玉子焼きの様な物はモロッコ風のパンケーキ(Baghrir)。特徴は小麦粉は使わず“セモリナ粉”を使っていること。モロッコ人はこれを朝食に食べる人が多いとか。
※ “セモリナ粉”とは、デュラムコムギを粗く精製したもの。クスクスを
作るのに用いられる。 -
で、早々にフナ広場から街歩き開始です。
ジャマ エル フナ広場 広場・公園
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フナ広場からムーレイ・イスマイル通りを通り、「クトゥビア」のあるハウマン・エル・フェタキ通りに出ると、黄色いプチタクシーや、
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クチ(幌付き馬車)が観光客を呼び込んでました。
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でもオヤジは……その近くにある写真の「Hotel De Foucauld」の前にある、
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バス停から市バスに乗ります。
バス停を撮そうとしたところ、こんなロングバスが来たのでパチリ。バスに隠れている歩道前が乗り場になります。 -
もちろんバス停にはバススタンドがあり、このスタンドには③、⑥、⑩番のバスが止まります。
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こちらには④、⑤番のバスが止まります。
ちなみに、このバス乗り場には、①、②、③、④、⑤、⑥、⑩、⑭、⑮、⑯、⑲、66番のバスが止まります。
※ ここから⑤番に乗ると国鉄マラケシュ駅へ、⑮に乗ると
「マジョレル庭園」に行けました。 -
で……オヤジは国鉄マラケシュ駅に行きたいので、写真を撮りながらバスを待っていると……⑤のバスがやって来ました。なのでオヤジ飛び乗りました。
が……もうお気付きですよね。オヤジが飛び乗ったバスは⑤番ではなく⑮番です。オヤジには15の1が見えませんでした。
てもオヤジ、バスに乗っても全く気付きませんでした。オヤジ……やっちマッターです。 -
ちなみに夜のバスは、こんな風にLED表示なので⑤が分かりやすいです。
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で、市バスの乗り方ですが、乗る際に運転手に現金を渡します(地元の方はICカードで払う方もいます)。オヤジは10DH支払って6DHのお釣りとレシートをもらいました。
写真がそのレシート。ちなみに料金は始発から終点まで一律4DHです。 -
で……バスは旧市街から国鉄マラケシュ駅がある西の方には行かず、北へ北へと走って行きます。なのでオヤジ、Google マップで現在地を確認し、この段階で初めて乗り間違えに気付きました。
そこで、運転手に「Station OK?」と聞くと、顔をしかめて「No!」。
オヤジ「そうだよね」と思いましたが、一応「オーマイガー」と叫んで困った顔をしました。すると運転手さんが指で逆Uを書き、“バスはフナ広場に戻るので、このまま乗ってなさい”と教えてくれました。オヤジ、ホッです。 -
で、フナ広場から約30分乗った“とある広場”で終点。折り返し時間まで、車内でオヤジと運転手の二人きりになりました。写真はその車内。オヤジ、トホホです。
で……暫くすると地元の方が乗って来て運転手と何やら話してます。アラビア語なのでオヤジには全く分かりませんが、降車する際に分かりました。おそらく、
地元客: 運転手さん、この中国人誰?
運転手: 乗り間違えた間抜けなヤツだよ。
地元客: で、どうするの?
運転手: フナ広場までUターンさ。
地元客: 普通、外国人はタクシーだよね。よほど金がないんだね。
運転手: みたい。ハハハ。
てなことを言ってたような気がします。ちなみに、帰りの料金4DHもしっかり取られました。 -
で……バスが出発したので、オヤジ、今度はGoogle マップで位置確認しながらの乗車です。するとアレ、地図の現在地の横に「マジョレル庭園」と書いてます。なのでオヤジ予定を変更して降車することにしました。
すると先程のバスの地元客が、オヤジに「フナ広場はまだ先だ。ここではない」と忠告してきました。なのでオヤジ「マジョレル庭園に行くことにしました」と言うと「ならここだ」と送り出してくれました。やっぱり運転手から事情を聞いてたんですね。オヤジ、恥ずかしかったです。 -
で、“イヴ・サンローラン博物館”の案内板発見。
欧米人ツァー客がゾロゾロと歩いて行くので、チケット売り場は直ぐに分かりました。 -
最近は、観光地の入場はネット予約が常識。予約していると専用の入り口からスムーズに入れます。
※ 写真中央の数名が並んでいるのが予約者専用入り口。 -
で、予約なしの人は……お~この行列。
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オヤジ約40分程並んでやっと入場できました。入場料70DH(約820円)。
マジョレル庭園 広場・公園
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では案内板に従って見学です。
「マジョレル庭園」は、フランス人画家「ジヤック・マジョレル」が造成し、彼の死後にフランスのデザイナー“イヴ・サンローラン”が買い取り、別荘として使用するようになったことで有名な庭園です。
オヤジ、“イヴ・サンローラン”の名前はバブル時代によく耳にしました。 -
最初に入った所にあるのがこの噴水。
この青色は“マジョレル・ブルー”と言うらしいです。要は濃いコバルトブルー。“マジョレル”とは、この庭園を造成したフランス人画家「ジヤック・マジョレル」からきてます。 -
で、この建物の前にあるのが……
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青い水路。人気スポットです。
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確かに青色がキレイですね。
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で……ここが一番人気のスポット。
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それは、“青い壁に黄色い窓”のコントラスが“映える”からです。
でもね……モデル次第ですよね、ホント。だからオヤジ、間違っても自撮りはしません。 -
こちらは立派なサボテン。
「ジヤック・マジョレル」は、世界各地から多種多様の植物を取り寄せ独特の空間を造り上げてます。 -
ここも良い感じです。
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イチオシ
下からのショツト。
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こちらはオヤジの背丈より大きいサボテン。
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建物の青にも映えます。
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で二つ目の噴水。
噴水の正面から建物を撮るとベストショツト。でも庭は立ち入り禁止。ベストショツトを見るにはポストカードを買うしかありません。世の中そんなもんです。 -
フジ棚?。ここも人気スポットです。
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池に睡蓮。モネの絵画を思い出しました。
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案内板があったのでよく見ると、
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こんな説明でした。
② ボカルネア リクルカータータ(メキシコ)
③ トリコセリウス フアシャ(アルゼンチン)
④ エキノカクタス グルソニ(メキシコ)
⑤ トリコセリウス テルスチェックイ(北アルゼンチン)
⑥ セファロクレウス セニリス(メキシコ)
⑦ ピロソセレウス オグレウス(北東部ブラジル)
⑧ カルネギア ギガンテア(メキシコ)
⑨ リュゥゼツラン マクロアサハタ(メキシコ) -
で、庭園内唯一のCafe。
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イヴ・サンローラン氏の記念碑。
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出口近くの竹林。
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やはり落書きがありました。
で……約1時間の見学の後、「マジョレル庭園」を後にし、マラケシュ鉄道駅に向かいます。 -
ムーレイ・アブドゥッラー通りをトコトコ歩いて南下、ドゥカラ門に出たら右折、
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この人の顔が見えたら、目の前が……
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マラケシュ鉄道駅(ONCF)です。「マジョレル庭園」から徒歩30分でした。
マラケシュ駅 駅
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正面から見たところ。
オヤジ最初、ホテルか宗教施設かと思って通り過ぎました。 -
駅舎内はこんな感じ。
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左右に2箇所、写真のようなチケット売り場があります。オヤジ このカウンターで、2日後のカサブランカ行きのチケットを購入しました。
基本的に駅員さんはアラビア語かフランス語対応です。ですがオヤジがアジア人と分かると、英語対応してくれました。駅員さんは風貌からして、おそらくフランス人(出身)だと思います。
その間約3分、会話や金銭のやり取りがごくスムーズ。オヤジ久しぶりに“日本レベルの接客”に触れ感激しました。 -
購入したチケットがこれ。
・ 9:50マラケシュ駅発、列車番号610号、
12:28Casa voyageurs駅着
・ 2等クラス 24号車 座席番号106
と書いてます。
ちなみに、この列車はフェズ行きなので、Cas Port駅へはCasa voyageurs駅で乗り換えるか、タクシー移動になります。 -
でオヤジ、チケットを手に入れたので、少し駅舎を見学です。
駅舎内から入口を見るとこんな感じ。モスクの装飾をイメージしたガラス壁なんですかね?お見事です。 -
イチオシ
駅舎2階から見るとこんな感じ。
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1階フロアーはこんな感じ。
モロッコ3番規模の都市ですが、列車の運行便が少ないので乗降客が少ないです。 -
駅のホームはこんな感じ。
長距離列車は約1時間前から入線してます。 -
運行案内板。
アラビア語とフランス語が交互に入れ替わります。オヤジ、チンプンカンプンです。 -
駅舎の商業施設を見ていると……
アレ、“センチュリー21モロッコ支店”の看板がありました。アメリカの企業とは知ってたんですがモロッコにもあったんですね。ちなみに“センチュリー21”は、世界最大の不動産仲介ネットワークとか。 -
物件があったのでよく見ると、分譲アパートみたいです(おそらく)。
・ 戸数はベランダ付きの77㎡から140㎡が7戸。
・ 間取りの1例をあげると、リビング、2ベッドルーム、バス、
キッチン、バルコニー。
・ 価格は7.500DH/㎡
と言う事は、販売価格が約676万円~約1.230万円 と言うことになります。この価格、貧富の差が激しいモロッコなので一概には言えませんが、高校教師の月収が約4万円弱みたいなので、やはり高嶺の花なんでしょうね。 -
では、ハッサン2世通りをトコトコ歩いて東進し、
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“11月16日広場”に出たらこんな案内板があったので、フナ広場(Place Jamaael Fna)の矢印方向に進みます。
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で、「コブ門」を通ってフナ広場を目指します。
“門”と言われてもピンとこないでしょうが、写真の両側をよく見て下さい。道路を挟んで黄土色の建物のようなものがあります。これが“門”です。この門に続く壁が、旧メディナを取り囲んでいます。 -
で……少しフナ広場に下った左側に「伝統工芸品館」がありました。
入場無料。伝統工芸館 専門店
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館内はこんな感じ。46の展示室があります。
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建物に入った所はこんな感じ。
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こんなエリアも。
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こちらは皮製品の部屋。
アレ、撮影禁止のマークが……既に撮っちゃった。 -
手頃な値段のこんな物も。
この「伝統工芸品館」は、
・ 品質が良く品数が豊富
・ 値札が付いていて値段交渉無用
・ 店員の営業トークがない。
ので、商品の相場を知るためにもお土産屋さんに行く前に、是非立ち寄ったらいいかと思います。 -
で、やっとフナ広場に戻ってきました。ホテルで少し休憩して……
-
スークを見学したいと思います。写真は起点となる「スマリン門」。
スマリン門 建造物
-
で、スークのメイン通り「スーク・エル・ケビール通り」を進んで行きます。
地元の方は、デジカメで写真を撮られるのを嫌がります。スマホならやや寛容なんですがね。なのでオヤジ、できるだ地元民の顔が写らないように撮影です。 -
通路が欧米人観光客らで飽和状態。
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メイン通路は、どこまで言ってもこんな状態。なので早々に見学を終え……小腹が空いたので、
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フナ広場で「タンジーヤ」専門店として超有名な「シェ・ラミン・ハッジ・ムスタファ」(Chez Lamine Hadj Mustapha)に入店。オヤジ、テレビの旅番組でこの店を知りました。
※ 「タンジーヤ」とは壺に肉やスパイスなどを詰めて蒸し焼きにした
もの。 -
まだ、夕食には早いので、2階席はオヤジ一人。
まぁオヤジは一人飯なので、混雑時に入ると雑に扱われるので、閑散時に入店するよう心掛けてますがね。 -
アレ、テーブルの下を見ると足踏みミシンでした。
店内のテーブルの足は全て足踏みミシン。凄い再利用です。(若い人は知らないでしょうがね) -
壁に、スペインのサッカーチーム「レアルマドリード」の選手が来店した際の写真がありました。
-
メニューはこんな感じ。客の殆どがタンジーヤを注文します。
・ タンジーヤ 150DH(1Kg) /ハーフ75DH
・ 羊の頭 75DH
・ 野菜のタジン 60DH
・ モロカンサラダ 10DH
・ 水と飲み物 10DH
・ ミントティー 10DH -
オヤジはタンジーヤ・ハーフ(75DH)を注文。
店員さんが写真左上の壺から、熱々のお肉を出してくれました。 -
UPで撮るとこんな感じ。
お味は……しっかり蒸されててお肉がホロホロ。少し辛いスパイスも丁度いい具合。本当に美味しいかったです。
でも……オヤジは牛肉と思って食べてたんですが、骨を見るとアレ?、牛の骨と違います。となるとイスラム圏で豚はあり得ないし鶏でもない。と言うことは羊と言うことになります?。
オヤジの味覚はこの程度でした。残念。 -
で……マラケシュと言えばフナ広場の屋台なので、オヤジも体験したいと思います。
ジャマ エル フナ広場 広場・公園
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一軒目は6番の“カタツムリ”の屋台。
この店もテレビの旅番組で取り上げられてました。撮影を頼むとこの笑顔。それには理由があるんです。
オヤジ、「日本のテレビで見たよ」と日本のテレビに映った彼を写真にプリントアウトして渡しました。すると彼は大喜び、テレビと同じポーズを取ってくれました。 -
カタツムリはこんな感じ。
値段はお椀サイズ5DH、丼サイズ10DH、ボールサイズ20DH。オヤジのは10DHです。
お味は……エスカルゴやサザエのような歯応えがなく、ちょつと微妙。土産話にはいいかもね。
-
続いて、“シーフードフライ”で有名な14番の屋台。
オヤジが空いた席に座ると、「食べるのか?」と聞いてきました。オヤジは「食べるから座ってるんだ!」と腹立たしく思いましたが、グットこらえて首を縦に振りました。で……フライ盛り合わせとポテトフライ&揚げ茄子を注文。 -
日本人としては、手づかみで雑に盛り付けているのが気になります。
-
で、出てきたのがコレ。パンは無料で付いてきます。
お味は……フライ盛り合わせはそれなりですが、揚げ茄子を潰したのをパンに付けて食べると大変美味しいです。胡椒などで味付けしてますが、潰しているので食感が新鮮。帰国しても自炊して食べたいと思いました。 -
続いて31番の“モロッコ料理”屋台。
店員に「串焼き美味しいよ」(Brochettes)と呼び込まれて入店しました。
店員: (メニユーを指差し)串焼き何本にする。
オヤジ: 40DHのやつ。
店員: 70DHにしないか。全種類付いているから。
オヤジ: 40DHでいい。
店員: ダメダメ、絶対に70DHがお得。
オヤジ: (アラビア語が分からないので、交渉に疲れ)OK、OK。
店員: サラダはどうだ。
オヤジ: (もうウンザリなので)OK。(モロカンサラダ10DH)
お味は……肉がパサパサで、7本食べるのに一苦労でした。
で、お勘定が80DHなのでオヤジが100DH(約1.172円)支払うと、店員が「お釣りがない」とジェスチャーで伝えてきました。オヤジ「おかしいだろう」とジェスチャーで抗議すると、相手はアラビア語で応戦。意思疎通ができない交渉は大変なエネルギーがいるので諦めるしかありません。
なのでオヤジが諦めて帰ろうとすると、その店員が「無料のミントティーが付いてるよ」と一言。オヤジ、カッカしているので日本語で「いらねぇ」と捨てゼリフです。 -
で……オヤジ意気消沈ですが、ネットに「僅か5DH(約58円)でこんなに新鮮なオレンジジュースが飲めます」書いてあったので、最後に“ジュース”屋台に入りました。
で……Mサイズのジュース(10DH)を頼んで20DH札を払うと、またも「お釣りがない」とのこと。あ~また罠にかかってしまいました。オヤジがしつこく交渉すると……
店員: 分かった、分かった(と、1個のコインを返してきました)。
オヤジ:(確認すると1/2DHと書いたコイン)コレじゃない。10DHだ。
しつこく抗議すると、怒った店長が、屋台から下りて来て、「右手を開け」と迫ります。オヤジ、してやられました。このストーリー旅行前にネットで読みました。要は手にコインを握っていた場合、手を開かせて「なに言ってんだ。お前は既にお釣りを持っているじゃないか」と凄んでくる手口です。
オヤジが頑として手を開かなかったので、後は平行線です。でも10DH(約117円)でこれ以上争っても、時間の無駄です。なのでオヤジ、「警察に訴えてやる」との捨てゼリフを吐き、「あ~もう、モロッコ人は嫌いだ」と心の中で叫びました。 -
で意気消沈で歩いていると、こんな水売りのオジサンに遭遇。
オヤジ「10DHのチップを払えば、それだけの対価(モデル)を払ってくれる人にお金を使った方が気分が良い」と思いパチリです。 -
で、フナ広場もすっかり夜。
-
で、人集りがあったので覗いて見ました。何やらベリーダンスの様なことをしてます。
で、オヤジがカメラを向けた瞬間、ダンサーの顔がオヤジのレンズを覆い、ドスのきいた声で「ウォー」と吠えてきました。え? ダンサーは中年親爺だったの?、オヤジ仰天です。なのでチップ10DHを払い撮影許可をもらいました。
で、いくら撮影しても被写体が動いているので上手く撮れません。なので何回か撮り直していると、また「ウォー」と吠えてきました。オヤジ「さっき払ったではないか」と抗議すると、「それはあいつの分だ。俺はまだもらってない」とのこと。オヤジもうウザくなって「もう結構」と捨てゼリフを吐いてその場を後にしました。
ちなみに、肥満中年親爺達の腰振りパフォーマンスは超お見事。「腰振り?」と思う方に説明すると、サンバやフラダンスの女性の超高速腰振りのことです。これを肥満中年親爺がやるんだから、10DHの価値ありかな? -
イチオシ
フナ広場はもうウンザリです。これ以上いると、オヤジ暴れだしそうです。なのでCafeの2階に上がり、静に旅情を楽しみました。“これぞフナ広場”と言う風景でしょ。
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イチオシ
写真で見ると静かですが、実際は民族音楽、テクノ音楽、人々のざわめきで活気に溢れてます。オヤジ、非日常的なこんな空間が大好きです。
で……少し不満を言えば、照明が今は蛍光灯…… -
昔の裸電球時代のフナ広場の風景が見たかったです。
※ 写真は観光ポスターを撮影。 -
月が高く上がってますが、フナ広場の喧騒はまだまだ続きます。
-
フナ広場に続く“ムーレイ・イスマイル通り”もこの賑わい。
-
で……オヤジ、欺され、欺されたフナ広場に疲れたので、ここで地元住民に混じって一休みです。
で、20時になったのでホテルにご帰還。今日はフナ広場で不愉快なことが続き、オヤジ、イライラの限界です。もう閉店ガラガラです。続く。
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