2019/10/29 - 2019/10/30
90位(同エリア160件中)
毒多ぁさん
「Go2DX! 小型アマチュア無線機を持って海外旅行」、私の旅のコンセプトです。
返還前の香港で英国のアマチュア無線の試験を受け合格、その後英国本土に渡り上級となった筆者は、15年後に縁がありエストニアの電子市民になりました。それを記念してエストニアでのコールサインを取得、今回念願だった「無線機片手にエストニア周辺旅行」を敢行、その珍道中を紹介します。
今回はその4。2019年10月30日、ベラルーシのミンスクに滞在中。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ベラヴィア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
欧州3日目なのですが、体感的にというかなんとなくですが身体が日本時間のまま。現地時間の午前2時とか3時とかには目が醒めてしまいます、だって日本では遅い朝ですもの。そんなわけでホテルのテレビをつけてみました。
当然言葉はわかりません、全く意味不明。しかしこのチャンネルだけは何やっているか理解できました。万国共通ですね! -
初の顔出しです(苦笑)。自撮り棒のデビューです(滝)。
この日はミンスク市内で仕事(後述)ですが、仕事以外の時間帯は折角ですので市内を視察(それを世間では観光と呼ぶ)しました。
ガルニホテルは駅から15分ぐらいですので、駅近くの観光スポットにはだいたいそれぐらいの時間で訪れることが可能です。もちろん徒歩です、グーグルマップが頼りです。
ここはКасцёл Святых Сымона і Алены(聖シモン・聖エレーナ教会)です。
地元の方と思われる方から「您好!」等と声をかけられたりしました。ベラ国はずいぶんと中国資本が入ってきているようです、団体客も中華系の方が多かった印象、っていうか少なくとも市内で日本人を見ませんでした。 -
ホテルミンスク前の大通りを地下道で渡って出たところが、このあたりで一番海抜が高い感じがしたので、道路わきのベンチに座りハンディ機を取り出しました。
2mをスキャンしますと地元アマチュア局の交信(ロシア語?)が聞こえてきました。寒かったのですが10分ほどワッチし、それが終わるのを待ってから強い信号の局(EU1なんちゃら)を『英語で』コールしてみました。
「EWうーーん1ZB なんとかかんとか、パジャールスタ」
応答(というより反応に近い?)があったようですが、1)こちらへの応答だとするとこちらのコールサインを間違っている雰囲気 2)何しろロシア語(ベラルーシ語?)では何言っているかわかりません。
再度「ディスイズ Echo Whisky slash Echo Si-era One Zulu Bravo ツーリスト ミンスクシティ オーバー」とゆっくり目の英語で送信。
本来こういう場合は相手に敬意を表し、先方の言語で挨拶すべきなのですが、今ここでロシア語で送信してしまうと以降絶対に英語にはならない予感がして、あえて下手糞っぽい英語で呼びかけるのですが…。応答なし。
「すぱしーぼ This is EW/ES1ZB Minsk Clear!」と深追いを終了!
ロシア語もっともっともっと勉強してから来ればよかったなあ!
※後で気づくわけですが、同じE始まりコールサインのエス国のを使ったのが敗因だったかも。同じCEPTの英国M0WRJとか使えばよかったかもです、アイルランドのコールEI2KTでは同じ理由でダメ??
なお、歩道を歩いている人が超少ない印象なのですが、ここの大通りの下には地下街がありますので皆さんそちらへ。地下に潜ると無線できませんので、風邪ひき覚悟でここに座りました。 -
その後ガイドブックには載っているだろうと思われる近隣の施設を駆け足で巡って、この日の用務先「ベラルーシ国立科学大学」に到着。
ここから先大学内は撮影禁止ということですし、本務に関連することなので詳細は避けますが「ベラ国で近年急にIT産業が惹起してきた理由」とか興味深い情報を得ました、別途論文化する予定です。
なお、大変残念なことに、当地ではeduroamが使えませんでした。
eduroam公式公式→https://www.eduroam.org/
※大学固有のWi-Fi電波は表通りからでもアクセス可能ですが、IDが学籍番号や職員コードとなっているため部外者の私は使えません。 -
用務を完了して以降フリーです。
大学から歩いて5分でミンスク中央駅に到着。昨夜到着した時の夜景のも荘厳ですが、昼間見る「ミンスクゲート」もなかなかいけてます。昨夜怒鳴られたことを教訓に、付近でも喫煙マナーはしっかり守りますね。
轍を踏まないようにすると同時にここから少しだけ鉄分入れます。
ミンスク中央駅の駅舎はナウすぎる(この言葉は既に死語かと)のですが、外のミンスクゲートを借景しているところは和のテーストを感じたりします。
昼間は近郊路線しかないようですが、夜にはウクライナ行きとかの夜行も出るらしいので別の賑わいがあるのでしょう。そのあたりは鉄分の皆さんに解説をお願いしたいところです。 -
中央駅の北側にある地下鉄1号線115番駅(別途各駅には名前がついていますが、数字で覚えていた方が何かと便利そうだったのでそうしました。百の位が1号線とかいう線番、下2桁が駅を示しています)から「国立図書館」を目指します。
地下鉄に乗るためのトークン(プラスチック製のコイン)は、駅の窓口で購入しました。窓口のおばさんは見るからに英語が駄目っぽい(外観で判断してはいけないのですが)ので、
「指でチョキ(往復なので2枚)を出してクレジットカードを見せる」
という究極のボディランゲージで突破しました。開き直っている感じこそしますが、このようにコミュニケーションが取れるのは素敵です。
地下鉄駅はロシアのそれに感じが似ていますが「深いところにある」印象はありません。東京でいったら銀座線のような感じです。 -
3回目の顔出し(爆)。
図書館最寄りの122番駅にはすぐに到着(7つ目の駅ですね、数字で覚えておくと便利です)。時間も余りありませんのでゆっくり見学はしませんで、実はこの隣にあるスーパーの方に興味があったので、ベラ国の一般の方はマーケットでどんな買い物をしているのか、そっちの視察にいってしまいました。
このあとは空港に向かうことになります。
地下鉄で115番駅に戻って空港バスに乗るか、逆方向1号線の終点まで行って(そこにも停車する)空港バスに途中から乗るか、大いに迷いましたが、終点124番駅からバス停までがどうも自信が無く、勝手知ったる中央駅バスターミナルの方が安心、と引き返しました。
ガルニホテル最寄は中央駅ではなく地下鉄116番駅であることも分かりました。次回は、空港バスを途中の124番駅前で降りて地下鉄アクセスしても良いかな、と思いました(そのほうが微妙に速そう)。 -
中央駅前ターミナルから空港バスを利用します。ところがバスの券売機がどうも上手く取り扱えません(空港の券売機は、途中地下鉄駅とでの途中下車と終点の中央駅までしか選択が無いが、駅前バスターミナルでは行き先が無限に近くあり・・)。
しかも「300-З系統(空港行き)」バスが入線しています。チケットなし、ベラルーシルーブル現金なし!どうしようか、と思っておりましたらその3で書いた「現地の方が運転手にカード渡して直決済」していたことを思い出し「エアポート」と言いながらカードを出してみました。
端末にピ!即決済。簡単だなあ、券売機の苦労は何だったのか。
そして、いくら国際線とはいえ出発の3時間前に空港到着です。18時15分発の18時15分発のB2-845(AirBalticBT7413コードシェア)に搭乗です。
※しかし、国営Belaviaのかたまりの中に2便挿入しているAirChinaの存在感は凄いなあ… -
時間があったので冷静にターミナルを再観察。到着時に見つけられなかったもうひとつのケータイ会社「Life :)」を発見しました。
なんと、出発ロビー(2階。MTS社があった一階は到着ロビー)の、しかも柱と柱の間の奥まったところにポツンと。いやぁ、ここにこれがあるとは到着客はなかなか気づかないですね、1階の端っこ(MTS)が有利なのか、2階だけどほぼターミナルの真ん中(Life :))が有利なのか、大いに判断に迷うところです。 -
(再度の顔出し、写真はなぜか左右反転)…
時間があるので、再度ハンドヘルドで挑戦しました。空港は台地の上にあるらしく、到着ロビー階に行くまでもなくいろんな信号が聞こえてきました。
438MHzのレピータはカーチャンクすると信号が返ってきます。一応IDを名乗ってCQ出してみましたが、やはりエイリアンなコールサインに慣れていないのか、応答はありませんでした。
聞こえてくるそれ以外の信号波、どれもこれもどいつもこいつも「信号は聞こえるが内容はわからない」ものばかりです。あ、今のコールサインかなあ、というのが時折わかるだけです。やはり、音声通信ではなくAPRSとか電算機仕掛けの方がこういう場合やりやすそうです。
以降は専ら航空無線(流石に英語でやってましたよ…)ワッチオンリーです。 -
APRSdroidが記録していた受信局一覧です。
EU1A01とか凄いコールサインですが、これはレピータ局です。さっき利用したばかりです。
そうこうしているうちに充分時間がつぶれました、出国することにします。
続きはその5で。
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この旅行記へのコメント (1)
-
- 墨水さん 2020/11/13 21:48:54
- 運用可能なの?。
- 毒多ぁさん、今晩は。
周波数帯幅は、各国により違いが有るので、無線機を外国に持ち込む場合は、該当国の許可を修得する必要が有りますが、その辺は大丈夫なんですかね?。
第三国での運用に当たっては、該当国に申請して「運用上のコールサイン」を割り当ててもらうか、保有しているコールサインの運用を許可してもらうか、国により判断が別れてるので、運用許可は修得してるんですかね?。
短波帯なら、海外交信に慣れた局が拾ってくれる可能性が有りますが、その場合は、コールサインを発給した国からの運用のみです。
ハンディ機2m、430等での運用(絶好の条件)で、最大50km位かな~っ。
毒多ぁさんのコールサインをそのまま運用するのは、ムリが有ると思われますけど。
墨水。
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