GWの疲れを癒す旅：1.広州番寓

2019/05/23 - 2019/05/24

GWのメキシコ旅行、大好きな遺跡見物を堪能でき、また歴史や言語に対しての自分の不勉強を痛感し、しっかり準備をして再訪したいと思いました。
その一方、せっかくの長期休暇でゆっくりできませんでした。

そこで今回はマッサージと友人と会う以外の予定を入れず、ゆったり旅に出掛けました。
ちょうどバニラエアがピーチに吸収されることからセールを頻繁に行っていたため、２万円以下で香港往復を予約しました。

5/24 1035NRT→1455HKG(JW303)
5/26 1545HKG→2110NRT(JW304)

香港到着後は友人の待つ広州番寓へ。
かなりきついスケジュールでしたが、無事辿り着けました。

エリア 広州(中国)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 1.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田空港に到着、チェックイン後にきつねうどんで朝食。
自分でも分かっているけど、天かすをいっぱいかけてしまう貧乏性、反省すべき点です。

ピーチクリームパンをネットで予約しようとしたが、どこを探してもありませんでした。
チェックインのときにも尋ねたが、ダメでした。
そこで飛行機搭乗したときにCAに確認したら、そこで注文を受け付けてくれました。
その場でお金を支払いました。
離陸後寝ているところ、しばらくして持ってきてくれました。

ピーチクリームパンを半分に割ったら、桃の香りがすぐに広がりました。
中はクリームがびっしり入ってます。
クリームの量が多いので、ちょっと食べにくい。
個人的には全体の量は変えず小さいもの二つの方が一口サイズで食べやすいと思いました。
ちょっとした間食に最適、おいしかったです。
ただ一緒に出たコーヒーがぬるかったのが残念です。

香港に予定より３０分近く早く到着しました。
この後は空港から船に乗って広州へ向う予定。
でも時間がギリギリだったので、上環からの船や深セン・珠海から高鉄に乗る別案も検討していたのでちょっと安心していましたが…
飛行機が停止しボーディングブリッジが近づいてくるがなかなか接続しない！
外を見ると作業員が眺めているばかりで時間が過ぎてゆく。

そもそも香港14:55到着で、15:20出発の船に乗るなんて結構な冒険でした。
それでも14:55には飛行機を降りることができ、急いでチケット売り場に小走り。
今回は広州番寓に向かいますが、1日2便なので乗り逃したら大変。
受付の係員も出発直前で端末に注文が入るか分からないから、急いでクレカ情報などを入力。
無事チケットが発券されたので、急いでスカイピアに向いました。

乗船時に係員がかなりの勢いでアップグレードを薦めてきました。
客室に入ったら乗客は5人ほど、乗客が少なすぎて仕事もないから営業活動に躍起になっていたようです。
船は新しくきれいだけど、人がいなさすぎてクーラーの効きがよすぎるため肌寒いくらい。
窓際にはUSB端子が設置してあり、充電できるようになってました。
時間が合えばかなり快適な移動手段だと思いました。

広州番寓蓮花山港に到着。
乗客が少ないので、入国審査は待ち時間なくすぐ終了。
その後はちょっと悩ましいことが。
それは、香港空港→広州番寓蓮花山を計画したときから気になっていた、蓮花山港からの移動方法。
ここには地下鉄駅がなかったので、路線バスかタクシー利用かなと思っていました。

乗客の出迎えの人がいるし、乗客が少ないからタクシーがいるか分からない状況で港の外に出ようとすると、脇で係員にバスについて質問している人がいました。
もしかしてと思い、建物の外に出るとバス停発見、それも無料！
バスは4路線あるが、実際は港から地下鉄4号線石碁駅を経由して番寓賓館に向うA線とC線が合体したもの。
乗客が少ないから、バスではなく大型バンです。

バスは地下鉄4号線石碁駅で乗客を降ろしてましたが、3号線番寓広場駅近くも通ったので、運転手に言えば近くで降ろしてくれるかもしれません。
3号線は広州空港までつながっているので利用価値が高く、今後の旅行計画のときに参考になるかも。
なおバンは番寓賓館まで行かず(大通りに出ると渋滞で面倒くさいからだと思います）、番寓賓館まで歩いて5分ほどのところで降ろされました。

Pan Yu ホテル

今日の宿泊は番寓賓館ではありません。
その向かいのチェーンホテルです。
スマホで予約したときは窓なしで狭い部屋だったけど、チェックインしたら別の部屋でした。
中国らしいです。

ハンティン ホテル グァンヂョウ ファンユー ブリッジ ウォーキング ストリート ホテル

チェーン系だけど、こんなメモ書きが置かれてました。
最近の中国はこういった気配りやサービスがちょっとずつ浸透して来ました。
面子を気にする中共は、外国人に馬鹿にされないようマナー向上に躍起になってます。
逆に、日本の暴走老人たちの非常識ぶりの方が目立つように思えます。

今回番寓に来た理由は友人に会うため。
しかし出発直前に連絡があり手術したので、すぐに退院はできたが仕事は1ヶ月くらい休まざるをえないとのこと。
お見舞いに行こうか尋ねたところ、それならご飯おごれということでした。
番寓は交通の要所といった感じ、思ったよりお店が少ないです。
合流後はとりあえず近くのレストランに入りました。

蒸し魚に豚肉の豆乳鍋、空心菜炒めに牛蒡の甘辛煮。
写真以外にも鶏肉と唐辛子の炒め物、豚肉の梅肉炒めとかなりの量を注文してしまいました。
当然食べきれるはずもなく、お腹いっぱいになってしまいました。

友人はまだまだ体調不良ということで、食後にお土産渡してお別れ。
一人で街ブラしました。
10時半すぎだけど、まだまだ開いているお店がありました。

成田空港まで使っていたBluetoothイヤホンが充電できなくなってしまいました。
しょうがなく次のものを買うまで、つなぎのイヤホンが欲しかったのでミニソウに来ました。
無印とダイソーを足して2で割ったようなミニソウ、当初から日本企業のフリをしたお店です。

昔は住所が渋谷区『神社前』などと偽日本ぶりが明らかだったのですが、最近はしっかり訂正しております。
価格帯が300～500円くらいのものが多いので、日本の100均に比べると品質はいいほう。
100均品質だと心配だけど、そこまでお金をかけたくない場合、使い捨て感覚で利用するには最適です。

街ブラしていると、お茶屋さんが建ち並んでいる通りがありました。
喉の調子が悪かったので立ち寄りました。

喉の調子や軽い頭痛などの病状を話すと、店主が紙コップに各種お茶を注いでブレンド。
飲むと思ったよりスッキリしているがやはり苦い。
良薬口に苦し、そう思って飲み切りました。
お茶の成果でしょうか、ちょっと喉が軽くなった感じです。

中国の街を歩けばかならず見つかる、中共のプロパガンダです。
実は中国共産党の人たちはかなりお茶目で冗談が大好きです。
2行目の「自由　平等　公正　法治」なんて、現代中国には全く存在しないものなのに核心だなんて（笑）
これらを現在香港の人達から奪い取ろうと、一所懸命頑張っている最中です。

ホテルに戻る前にちょっと買い物。
いつもはタピオカミルクティだが、今回は百香果を注文しました。

中にはタピオカ、ナタデココが入ってます。
喉越しスッキリでおいしいです。
ところで百香果ってなんだろう、後で調べたらパッションフルーツでした。
百香の発音がbaixiang(パイシアン)だから、音をそのまま中国語に当てたのかな。

ドリンク店のお隣には串モノ系のお店が並んでいます。
ホテルに帰ってからのツマミが欲しかったので購入しました。

最近中国でよく見かける、一個一個は小さいが大量の本数の串モノ屋さん。
最近は物価上昇が止まらない中国、安いけど本数が40本と多めなところもウケている要因かもしれません。

本当に40本あるのか分かりません。
本数は多いが、1本は結構小さい。

一口どころか、半口で終わってしまう大きさです。
小ささは本数でカバーするという感じ。
レストランなどで利用価値がない細かいものを利用しているのかも。
そう考えると結果としてフードロスに対応していると思えてきます。