2019/10/09 - 2019/10/17
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マドリッドからトレド、アヴィラ、セゴビアと周辺部を
レンタカーで回ってきた。
どの街もマドリッドからバスを利用すると日帰りも可能な
近郊に位置している。
今までセゴビアは未踏の地であったので、今回はどうしても
旅程に組み入れたかった。
シンデレラ城のモデルとなったアルカサル、そして
2000年もの長きにわたり聳えているという水道橋をこの目で
見たいと思っていたが、
更に思いがけなかったのは、
いくつものロマネスクの教会が、ひっそりといまだに
日々の礼拝に使われているということがわかった時だった。
その多くは観光客には開放されていないようだが、
2箇所だけは一定時間に見学ができそうで
期待でいっぱいになってのセゴビア訪問だった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホテルの部屋で一休み。
-
マヨール広場に面して建つホテル(中央)
インファンタ・イザベル。
この広場中央にあったサン・ミゲル教会で
カスティーリャ王、エンリケ4世の死後
1474年、イザベラ1世が戴冠式を挙げたそうです。
(教会は1532年崩壊したため、広場から少し
奥まった地に移転したため、現在は残っていない。) -
イザベラ1世は
夫のアラゴン王、フェルナンドと共に
グラナダのイスラム勢力を制圧、
レコンキスタを完成させた。
広場の反対側には大聖堂も聳えている。
美しくスカートを広げているような姿から
大聖堂の貴婦人と呼ばれているそうです。 -
マヨール広場から水道橋へ向かって歩き出すと
間もなく左側にみえてくるのが
サン・マルティン教会。
12世紀建造のロマネスクの聖堂。
この教会の立つ広場の俗称はシレナ(人魚)広場
だそうです。 -
この教会は一定時間でないと
内部の見学ができないかと思っていたが
開いているようだ。
入場時、セットの入場券を購入。
カテドラル、美術館、教会2箇所がセットになった
ストリップ状のもの。 -
事前に
Segovia Sacra というサイトを見つけ
カテドラルと教会などの入場券が幾つかセットに
なっているものがある事を知っていた。 -
教会はそれぞれの入場時間が微妙に
ずれていたりしたので、
充分に把握しておかないと
見損なってしまうかと心配していたが、
その後改正された?のか
入場時間の制限がなくなったのかもしれない。
https://www.segoviasacra.es/en/opening-hours-and-prices/
上記から教会のオープン時間などが分かります。 -
祭壇はサッと見て
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興味を惹かれるのは
-
こんな彫刻たち。
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外側の回廊にある
-
柱頭彫刻の数々。
-
塔は14世紀に再建された
一部バロック様式の尖塔を抱く。 -
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-
柱頭彫刻にセイレーンと思われるものが。
広場の名になっているシレナはギリシア神話でセイレーンのことを指す。
(もともとは上半身が女性、下半身が鳥の海の生き物だが、
中世以降は人魚のこともシレナと言われるようになった。)
この広場の名前の由来も、セイレーンから来たものかもしれないが、
もっとセイレーンらしい彫刻があったのかもしれない。 -
もち送りには
おじさん達の顔が。 -
サン・マルティン広場に立つファン・ブラボの像。
旗を持って立っている。
今でもスペインでは英雄視されているそうだ。
イサベル1世の孫の神聖ローマ帝国皇帝、カール5世は
1516年,カルロス1世として、カスティーリャ、アラゴン両国王と
なったが、フランドル地方で育った王はスペイン語が話せなかった
為側近を伴って赴任。多額の上納金を課した事などから各都市で
不満が爆発、ブラボを中心として反乱が起こったそうです。 -
周辺には
おそらく,各家の持ち主が
こだわりの意匠を施しただろう壁面の
家々が次々とあらわれる。 -
-
-
水道橋へ向かう途中、左手に
カサ・デ・ロス・ピコスという
とげとげで覆われた建物がある。
ピコスとは「尖ったもの」の意。 -
15世紀建造。
デザインと防衛の役目も備えているそうだ。 -
広場に出ると、目の前に水道橋が聳えたっていて
その姿に圧倒される。
アーチの下は、今では車両は全面的に通行禁止となっているが、
少し前までは大型バスも通っていたそうだ。
全長958m。アーチの数は166。最高の高さ、28.10m。
実際はグアダラマ山脈水源から、アルカサルまで水を引くため、
全長は14965mにも及ぶそうだ。 -
世界遺産のプレート、
1985年、「セゴビア旧市街と水道橋」
として世界遺産に登録された。 -
城壁と水道橋がぶつかっている地点。
(水道橋は壁を超えた向こう側まで続き、その後は
旧市街の地下をローマ水道として終点のアルカサル
まで流れている。)
階段の左手にツーリストインフォメーションがあり
翌日のマドリッドまでの直行バスの時刻も
調べていただいた。
この後、階段を上がり、水道橋を横から見渡せる地点
まで上がっていった。 -
上方にはマリア様の像が見える。
この像は後の時代に置かれたそうです。 -
15キロ東方にある
グアダラマ山脈から町まで
水道をひくために
2000年前に建造された古代ローマ水道橋
(Acueducto de Segovia) -
-
接合部には
モルタル、セメントなどは
一切使用していないそうだ。
当時の建築技術がいかに優れていたかを
物語っている。
石に開いている穴は、積み上げる際につけられたもの。 -
階段を上がって展望地点まで行くと、
下から見上げていただけではわからない
景観が広がる。 -
-
-
翌日には、水道橋から覗いている地点あたりまで
ロマネスクの聖堂を訪ねていく予定。 -
石工さんの残した目印?
-
教会のものと思われる塔がいくつか
見えている。 -
-
案内板には
番号から教会などの名前がわかるように
なっていたが
時間も十分になくて、すべての教会を
訪問できず残念だった。 -
当日はお天気に恵まれて
素晴らしい景観を見ることができたのは
ラッキーなことだった。
旅の神さまには感謝です。
(当日夜には冷え込み、雨降りとなった。) -
いくら見ていても
見飽きることのない景観が。 -
-
遠くに連なって見えるのが
グアダラマ山脈。 -
水道橋のすぐそばにあるレストラン、
メゾン・デ・カンディドは
仔豚の丸焼き、コチニージョで有名。 -
屋根にあるのは風見鶏ではなく
仔豚がのっている。 -
-
階段を降りていく途中にあった
聖母子像。 -
-
-
あちこちで見られる壁面の意匠
エスグラフィアド。 -
化粧漆喰を削って描く装飾技法は
あちこちの壁面に施されていて -
その意匠は
各々の家ごとに競っているかのようだ。
ここは紋章までついている。 -
-
-
-
マヨール広場へ戻ってきた。
-
セゴビア・サクラのティケットに含まれている
カテドラルに向かいます。
1525年から建設が始まり、50年余りの歳月を
かけて竣工。
後期ゴシック様式の建築。
建設を担当したホアン・ジル・デ・ホンターニョは
サラマンカ、アヴィラ、セビージャの大聖堂も
手掛けたそうです。 -
正式名称は
「Catedral de Santa Maria de Segovia」
主祭壇、天井部分 -
回廊部分へ
-
-
カテドラルの内部写真が残っていないのは
撮影禁止だったから? -
-
夜は、カンディドと並びコチニージョの
もう一方の有名店、ホセ・マリアを
ホテルから予約していただいていた。
歩いてすぐのところにあるお店。
http://www.restaurantejosemaria.com/en/ -
お店入り口近くはバルになっていて
立ち飲みの地元の人でいっぱい。
おそらく観光客は、奥のテーブル席で
落ち着いての食事。
サラダと -
巡礼道を歩いた折においしかった
プルポ(タコ)のガリシア風,
パプリカ風味の一皿。 -
仔豚さんが運ばれてきたと
思ったら -
暫くするとトントンという音が。
向こう側で焼き上がった仔豚の丸焼きを
お皿で切り分けている。 -
お皿で切れるほど
仔豚は柔らかいということのようだ。 -
母乳しか飲んでいない
生後わずか3週間の仔豚を
調理するという
かなりかわいそうなお料理。 -
私たちはここでもコチニージョは
3人で一皿を注文。
あの仔豚さんがそうかしらと思ったら
別のテーブルへと運ばれていった。 -
私たちの一皿は
別の方向から運ばれてきて
更にナイフでさばいて下さった。
皮はパリパリとして香ばしかったけれど
私にはプルポの方が好みかも。
3人で飲み物と共に90ユーロだった。 -
外に出たら
かなり夜になってから冷え込んだようだ。
標高1000メートルの大地に位置しているというセゴビア。
いよいよ翌日は残されたセゴビアの街を歩き、
バスでマドリッドに帰ります。
いよいよ旅も終盤です。 -
最後に当日と翌日の2日間で目に留まったロマネスクの教会の
地図をつけました。
他にもまだまだありそうな街の雰囲気です。
実際、中に入れたのは10、63番の2箇所でした。
ミサの折、開いていれば入場出来るかも、との書き込みなど
見ました。
なお、右下方から伸びているのが水道橋、
反対側左端にあるのがアルカサルです。
旧市街を城壁が取り囲んでいることが、かすかな細い線で
表されています。
53.左上 La Vera Cruz Church
23.中央上 San Esteban Church
10.中央 San Martin Church
57.中央下 San Milan Church
63. 右 San Justo y Pastor Church
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2019年、秋、マドリッドから
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この旅行記へのコメント (4)
-
- マリアンヌさん 2020/06/11 10:29:33
- サン・マルティン教会
- mistralさん こんにちは。
スペインは、ツアーで2度まわっただけ。しかもロマネスクに目覚めていなかったから
いつかは、少しでも行ってみたいと思っています。
当然ながらスペインにもロマネスク教会、結構残っているんですね♪
サン・マルティン教会、いいですねぇ。アーキトレーブとか柱頭に彫刻残ってますね。
何となく地理的に遠からずのせいか北イタリアのロマネスクにも近いものを感じます。
(まったく素人ですけど)
セゴビアの水道橋は、圧巻ですね。この目でみたら一層感動的でしょう。
ローマの水道橋は南仏で見ただけですが、建築もさることながら傾斜で水を運ぶってあの時代に凄すぎますよね。
カサ・デ・ロス・ピコスは、フェッラーラのディアモンドの館と構造が同じように見えます。西欧は陸続きですからね。
遅ればせながら、続編も楽しませていただきます。
マリアンヌ
- mistralさん からの返信 2020/06/11 14:31:39
- Re: サン・マルティン教会
- マリアンヌさん
こんにちは。
今日は、もしかしたらお休みですか?
コメントまでありがとうございました。
そうですね、
私もツアーを利用して旅に出ていた頃は、いろんな事に
目覚めていなくて (近く、城壁をテーマにして、過去の
旅を辿った旅行記をアップすべく準備中です)
今にしたら、せっかく行ったのに!と残念に思う地が
多数あります。
トゲトゲの館、私はポルトガルのどこかで見た記憶が。
イタリア、南仏、スペインと陸続きですものね。
私もモモ先生の講座に参加していて
雰囲気の同じようなデザインの柱頭彫刻を目にします。
職人さんの行き来も、きっとあったことでしょう。
ありがとうございました。
mistral
-
- sanaboさん 2019/12/17 20:16:28
- 懐かしいセゴビア
- mistralさん、こんばんは
コメントが後になってしまいましたが、再びお伺いさせていただきました。
セゴビアはスペインで最初に訪れた町でしたので、感動も格別で
思い入れのある街となりました。
何と言っても水道橋の雄姿に惚れ惚れとし、圧倒されました。
やはり地震国でないのが幸いしたのでしょうか、2千年もの歳月
あのような姿をとどめていること自体、驚きですね。
mistralさんが見つけられた小さな穴は、石を運び上げる時の
ものだったのですね~。私は全然気づきませんでした。
観光名所といったらあとはアルカサルと大聖堂くらいだと
思っていましたら、mistralさんにとりましては興味の宝庫である
ロマネスクの教会が沢山あったのですね。
ホセ・マリアは我が家も行きましたので懐かしかったです。
わずか3週間の命だった仔豚ちゃんには気の毒な気もしましたが
やっぱり一応食しておかねば…というか、焼きあがった姿を
一目見たいと思ったのでした(笑)
タコのガルシア風はスペインのどこでいただいても
柔らかくて美味しかったことを思い出しました。
結局、最後は食べ物の話題になってしまいましたが…^^;
今年もあと半月となりましたね。
ご自愛なさり、お元気でお過ごしくださいませ☆
sanabo
- mistralさん からの返信 2019/12/17 22:22:09
- Re: 懐かしいセゴビア
- sanaboさん
こんばんは。
メッセージをありがとうございました。
マドリッドへの旅の前、セゴビアでsanaboさんが食されたコチニージョは、ホセマリアでだったということを知り、私もそちらへ行こうとほぼ決めていましたので、よしよしok、と思いました。
その折はどうやら投票をする事も忘れ、旅立っていったのでした。大変失礼いたしました。
今改めてじっくり拝見致しましたが、カーナビのTom Tomの評価も含め、色々共通の体験などが多いなあ、と改めて思いました。
確か、リスボンのホテルも一緒だったり、コッツウォルズでのトートバッグの買物もお揃いだったり、などなど。他にもまだ色々ありそうな気が。
帰ってきて思い出すと、本当に圧倒されるような存在感のある水道橋のあるセゴビアという街は格別の存在ですね。
来年もお互いに元気で旅ができますように。
mistral
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