トレド旅行記(ブログ) 一覧に戻る
旅に出る前、マドリッドで2泊した後、どこへ行こうか?<br />最初はバルセロナへ?或いはアンダルシアへ?などなど迷いながらも<br />楽しいひとときだった。<br />年とるとともに、長い距離の移動は年々辛くなってきていて、マドリッド<br />周辺をこれまで廻ってきていなかったので、<br />今回はじっくりと腰を据えてみようと考えた。<br />トレドからアヴィラ、セゴビアへ。どこも城塞都市だった。<br />そしてアヴィラ、セゴビアにはロマネスクの教会があることを知った。<br /><br />今まで20代の折に1度、その後友人と、更に夫とツアーでと3回訪問している<br />トレドだったが、サ~っと通り過ぎてきただけの街だったような気がして、<br />もう一度じっくりと見てみたいと思った。<br />ほとんど旅の計画ができたところで、友人が参加されることになった。<br />友人にとっては初めてのスペイン。<br /><br />展望台から眺めた城壁に囲まれた街の姿は脳裏にしっかりと刻まれていたが、<br />その街の、特にライトアップされた様子を自分の眼で確かめたかった。<br /><br />(表紙写真はライトアップの始まったトレド旧市街)

マドリッド周辺にちらばる城塞都市を回った。 1.トレド

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2019/10/09 - 2019/10/17

38位(同エリア813件中)

旅行記グループ 2019年、秋、マドリッドから

8

56

mistral

mistralさん

旅に出る前、マドリッドで2泊した後、どこへ行こうか?
最初はバルセロナへ?或いはアンダルシアへ?などなど迷いながらも
楽しいひとときだった。
年とるとともに、長い距離の移動は年々辛くなってきていて、マドリッド
周辺をこれまで廻ってきていなかったので、
今回はじっくりと腰を据えてみようと考えた。
トレドからアヴィラ、セゴビアへ。どこも城塞都市だった。
そしてアヴィラ、セゴビアにはロマネスクの教会があることを知った。

今まで20代の折に1度、その後友人と、更に夫とツアーでと3回訪問している
トレドだったが、サ~っと通り過ぎてきただけの街だったような気がして、
もう一度じっくりと見てみたいと思った。
ほとんど旅の計画ができたところで、友人が参加されることになった。
友人にとっては初めてのスペイン。

展望台から眺めた城壁に囲まれた街の姿は脳裏にしっかりと刻まれていたが、
その街の、特にライトアップされた様子を自分の眼で確かめたかった。

(表紙写真はライトアップの始まったトレド旧市街)

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
グルメ
4.5
交通
4.5
同行者
カップル・夫婦
交通手段
レンタカー タクシー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 10月11日 <br />メトロ1番で Sol から Atocha Renfe までやってきた。<br />両駅ともエレベーター、エスカレーターが利用できたので<br />楽ができた。<br />大きな駅はホームに辿りつくまでがひと苦労。<br />駅員の方に教えていただき<br />ホームに入る前の簡単な荷物検査を受けた後に<br />やっとホームに到着した。<br /><br />マドリッド アトーチャ駅発 10:20<br />トレド着 10:52<br />インターシティ 08102<br />レンタカーのチェックアウトの時間を12時で予約していた。<br />

    10月11日 
    メトロ1番で Sol から Atocha Renfe までやってきた。
    両駅ともエレベーター、エスカレーターが利用できたので
    楽ができた。
    大きな駅はホームに辿りつくまでがひと苦労。
    駅員の方に教えていただき
    ホームに入る前の簡単な荷物検査を受けた後に
    やっとホームに到着した。

    マドリッド アトーチャ駅発 10:20
    トレド着 10:52
    インターシティ 08102
    レンタカーのチェックアウトの時間を12時で予約していた。

  • トレドの駅舎が素晴らしいとの評判。

    トレドの駅舎が素晴らしいとの評判。

  • ムデハル様式の駅舎内部は<br />イスラム教とキリスト教の建築様式が融合したとされる。<br />右側は切符売り場のようだ。

    ムデハル様式の駅舎内部は
    イスラム教とキリスト教の建築様式が融合したとされる。
    右側は切符売り場のようだ。

  • イスラム風の馬蹄形の窓は<br />ステンドグラスで彩られている。

    イスラム風の馬蹄形の窓は
    ステンドグラスで彩られている。

  • 格天井には細かい模様が施され<br />周辺を縁取る飾りは大型のレース模様のよう。

    格天井には細かい模様が施され
    周辺を縁取る飾りは大型のレース模様のよう。

  • 床タイルには<br />小ぶりの可愛らしい模様のタイルが点在。

    床タイルには
    小ぶりの可愛らしい模様のタイルが点在。

  • トレドを離れるときは、レンタカーでの移動になるので<br />駅舎を去るのは名残惜しかったが<br />最初に向かったのはレンタカー会社。<br /><br />スタッフさんとのやりとり。<br />他にもオートマのベンツもあるよ、と勧められる。<br />大きい車は、駐車場へ停めるのに苦労した経験から<br />そのままでOKとお断りする。<br /><br />道路を渡った、ちょっと先の方にある広場?に<br />車は停めてあるから、と鍵を渡される。<br />ナンバーはxxxねと。<br />いつものことだけど、自分たちでその車を探して、<br />傷はないか確認。<br />しばらくはマニュアル車に慣れるまで足慣らしして、<br />GPSをセットしておもむろに発進し<br />パラドールに向かった。<br /><br /><br /><br />

    トレドを離れるときは、レンタカーでの移動になるので
    駅舎を去るのは名残惜しかったが
    最初に向かったのはレンタカー会社。

    スタッフさんとのやりとり。
    他にもオートマのベンツもあるよ、と勧められる。
    大きい車は、駐車場へ停めるのに苦労した経験から
    そのままでOKとお断りする。

    道路を渡った、ちょっと先の方にある広場?に
    車は停めてあるから、と鍵を渡される。
    ナンバーはxxxねと。
    いつものことだけど、自分たちでその車を探して、
    傷はないか確認。
    しばらくはマニュアル車に慣れるまで足慣らしして、
    GPSをセットしておもむろに発進し
    パラドールに向かった。



  • 旧市街を回り込むような道路を走って<br />パラドールに到着。

    旧市街を回り込むような道路を走って
    パラドールに到着。

  • 駐車場。<br />真ん中のフィアットが<br />お供となったレンタカー。

    駐車場。
    真ん中のフィアットが
    お供となったレンタカー。

  • 後ろにはスーツケースが一つしか<br />入らなかった。

    後ろにはスーツケースが一つしか
    入らなかった。

  • レセプションから内部を。

    レセプションから内部を。

  • 上階からレセプションを見下ろして。

    上階からレセプションを見下ろして。

  • お部屋に入って

    お部屋に入って

  • まず向かった先は<br />ベランダ。

    まず向かった先は
    ベランダ。

  • 眺望を重視して<br />シティビューのお部屋を選択してあった。<br /><br />パラドールまで来て、夫が、電車の中にiPadを置き忘れたことに<br />気づいた。30分の短い乗車時間にもかかわらず、iPadを出して<br />何やら見ていたことには気づいていたけれど<br />まさかそのままにしてくるなんて、と今更言っても仕方がない。<br /><br />ホテルのレセプションに相談に行った夫。<br />列車の番号、指定席だったので、何号車か、座席の番号まで<br />はっきりしているので<br />遺失物係?へ問い合わせをするようにアドバイスを受け<br />URLも教えていただいたので、私のiPadからメールを<br />送ることになった。<br />(結末は後日の旅行記にて)

    眺望を重視して
    シティビューのお部屋を選択してあった。

    パラドールまで来て、夫が、電車の中にiPadを置き忘れたことに
    気づいた。30分の短い乗車時間にもかかわらず、iPadを出して
    何やら見ていたことには気づいていたけれど
    まさかそのままにしてくるなんて、と今更言っても仕方がない。

    ホテルのレセプションに相談に行った夫。
    列車の番号、指定席だったので、何号車か、座席の番号まで
    はっきりしているので
    遺失物係?へ問い合わせをするようにアドバイスを受け
    URLも教えていただいたので、私のiPadからメールを
    送ることになった。
    (結末は後日の旅行記にて)

  • ベランダにも出てみて眺望を確認してみた。<br />改めての絶景にしばし見入った。<br /><br />周辺のお部屋の人たちの気配は<br />まだベランダにはない。<br />下方に見えているベランダはレストラン付属のもの。

    ベランダにも出てみて眺望を確認してみた。
    改めての絶景にしばし見入った。

    周辺のお部屋の人たちの気配は
    まだベランダにはない。
    下方に見えているベランダはレストラン付属のもの。

  • ひと休みしたのち、<br />丁度お客さんを運んできて空車になったタクシーに乗って<br />カテドラルへ向かった。<br />複雑に入り組んだ旧市街をいきなり車で走るのは無理、<br />と判断してのこと。<br /><br />まずは、その街の中心にあるカテドラルを訪問して<br />ご挨拶をする。<br />13世紀に着工し、270年もの歳月をかけて完成したという<br />ゴシック様式の大聖堂。<br />バチカンのサンピエトロ大聖堂、イギリスのセントポール<br />大聖堂、セビリアの大聖堂に次ぐ大きさだそうだ。

    ひと休みしたのち、
    丁度お客さんを運んできて空車になったタクシーに乗って
    カテドラルへ向かった。
    複雑に入り組んだ旧市街をいきなり車で走るのは無理、
    と判断してのこと。

    まずは、その街の中心にあるカテドラルを訪問して
    ご挨拶をする。
    13世紀に着工し、270年もの歳月をかけて完成したという
    ゴシック様式の大聖堂。
    バチカンのサンピエトロ大聖堂、イギリスのセントポール
    大聖堂、セビリアの大聖堂に次ぐ大きさだそうだ。

  • カテドラルのティケット売り場は<br />丁度反対側にあった。<br />出入口もファサード側ではなくティケット売り場<br />のある南側にある。<br />入場料は確か10ユーロ。高い入場料に驚いたが<br />さすがに内部は豪華絢爛だった。<br /><br />鐘楼は改修中。

    カテドラルのティケット売り場は
    丁度反対側にあった。
    出入口もファサード側ではなくティケット売り場
    のある南側にある。
    入場料は確か10ユーロ。高い入場料に驚いたが
    さすがに内部は豪華絢爛だった。

    鐘楼は改修中。

  • 中に入ると高い天井に圧倒される。<br />

    中に入ると高い天井に圧倒される。

  • 主祭壇。<br />高さ30メートルあるそうだ。<br />新約聖書からキリストの生涯に関する<br />20の場面が描かれているようだ。

    主祭壇。
    高さ30メートルあるそうだ。
    新約聖書からキリストの生涯に関する
    20の場面が描かれているようだ。

  • 聖歌隊席。<br />中央に立つ、トレドの守護神である<br />白いマリア像。<br />キリストとマリアが向き合っている姿が<br />新鮮な印象。

    聖歌隊席。
    中央に立つ、トレドの守護神である
    白いマリア像。
    キリストとマリアが向き合っている姿が
    新鮮な印象。

  • 椅子の一つ一つに細かい彫刻が。<br />レコンキスタが終結したグラナダ戦争を<br />モチーフとしているとのこと。<br />

    椅子の一つ一つに細かい彫刻が。
    レコンキスタが終結したグラナダ戦争を
    モチーフとしているとのこと。

  • 聖歌隊席上部にある<br />金色に輝くパイプオルガン。

    聖歌隊席上部にある
    金色に輝くパイプオルガン。

  • 主祭壇裏側にある<br />トランスパレンテと呼ばれる<br />祭壇衝立の一部。<br />

    主祭壇裏側にある
    トランスパレンテと呼ばれる
    祭壇衝立の一部。

  • この像はどこにあったのか?

    この像はどこにあったのか?

  • ドーム状の天窓から<br />光が差し込んでいて<br />神々しさで溢れている。

    ドーム状の天窓から
    光が差し込んでいて
    神々しさで溢れている。

  • あちこちには彫刻がびっしりと<br />施されている。

    あちこちには彫刻がびっしりと
    施されている。

  • 聖職者の間。<br />壁一面にキリストの生涯が<br />フレスコ画で描かれている。

    聖職者の間。
    壁一面にキリストの生涯が
    フレスコ画で描かれている。

  • 受胎告知の場面。<br /><br />広大なカテドラル内部を見学ご<br />広場の片隅でひと休みして<br />歩き出した。

    受胎告知の場面。

    広大なカテドラル内部を見学ご
    広場の片隅でひと休みして
    歩き出した。

  • トレドの街のあちこちに<br />こんな、車一台がやっと通れそうな路地が<br />網の目のように走っている。

    トレドの街のあちこちに
    こんな、車一台がやっと通れそうな路地が
    網の目のように走っている。

  • サント・トメ教会へ向かう途中にあった<br />マザパンを売るお店を見つけた。<br /><br />お店のおじさんも、他にお客さんもなく<br />ひまだったのか、にこやかに私たちのお相手を。<br /><br />マザパンはイスラムから伝わったとされていて<br />アーモンドと砂糖などから作ったお饅頭?<br />クッキー?のようなお菓子で<br />トレド名物となっている。<br /><br />

    サント・トメ教会へ向かう途中にあった
    マザパンを売るお店を見つけた。

    お店のおじさんも、他にお客さんもなく
    ひまだったのか、にこやかに私たちのお相手を。

    マザパンはイスラムから伝わったとされていて
    アーモンドと砂糖などから作ったお饅頭?
    クッキー?のようなお菓子で
    トレド名物となっている。

  • いろいろなセットがショーケースにある。<br /><br />やり取りは簡単な英語で。<br />賞味期限は?など聞きたかったが<br />たぶん通じないだろうと断念。

    いろいろなセットがショーケースにある。

    やり取りは簡単な英語で。
    賞味期限は?など聞きたかったが
    たぶん通じないだろうと断念。

  • 詰め合わせを買ってみた。<br /><br />他にもバラでも幾つか購入。<br />ばら売りを買い、お味見をしながら歩いていて<br />やはりもう少し買っておこうと、<br />一旦さよならをして、お店を出たのに引き返し<br />更には翌日も再訪した。<br />さすがにおじさんも顔を覚えて下さり<br />お水のプレゼントがあった。

    詰め合わせを買ってみた。

    他にもバラでも幾つか購入。
    ばら売りを買い、お味見をしながら歩いていて
    やはりもう少し買っておこうと、
    一旦さよならをして、お店を出たのに引き返し
    更には翌日も再訪した。
    さすがにおじさんも顔を覚えて下さり
    お水のプレゼントがあった。

  • サント・トメ教会へ向かって歩いている。

    サント・トメ教会へ向かって歩いている。

  • ここの目玉は何と言っても<br />エル・グレコによる<br />「オルガス伯の埋葬」<br />1586-1588 制作<br />エル・グレコの代表作と言われているそうだ。<br />

    ここの目玉は何と言っても
    エル・グレコによる
    「オルガス伯の埋葬」
    1586-1588 制作
    エル・グレコの代表作と言われているそうだ。

  • 以前訪問した折りの記憶では<br />もっと薄暗い部屋に展示されていたような。<br />思いがけず明るい空間での対面だった。<br /><br />ゴンサロ・ルイス伯爵の埋葬が、参列者に<br />見守られる中、執り行われている場面が描かれている。<br /><br />上部の天界には キリスト、<br />中央右にヨハネ、左に聖母マリア 他にも聖人が多数描かれている。<br /><br />下部は現生の参列者たち、トレドの有力者たちと言われているそうだ。<br />後列で正面を向いているグレコ本人、前列左にはグレコの息子もいる<br />そうだ。<br /><br />(写真はネット上の写真をお借りしています。)<br />

    以前訪問した折りの記憶では
    もっと薄暗い部屋に展示されていたような。
    思いがけず明るい空間での対面だった。

    ゴンサロ・ルイス伯爵の埋葬が、参列者に
    見守られる中、執り行われている場面が描かれている。

    上部の天界には キリスト、
    中央右にヨハネ、左に聖母マリア 他にも聖人が多数描かれている。

    下部は現生の参列者たち、トレドの有力者たちと言われているそうだ。
    後列で正面を向いているグレコ本人、前列左にはグレコの息子もいる
    そうだ。

    (写真はネット上の写真をお借りしています。)

  • 教会を出て、象嵌細工のお店を覗き、<br />宿へ帰ろうと思うころには、一時のぞろぞろと歩く<br />観光客の姿はすっかり途絶えていて、夕刻となっていた。<br /><br />(歩きながら見かけた城壁部分。)

    教会を出て、象嵌細工のお店を覗き、
    宿へ帰ろうと思うころには、一時のぞろぞろと歩く
    観光客の姿はすっかり途絶えていて、夕刻となっていた。

    (歩きながら見かけた城壁部分。)

  • そろそろ宿へ帰り、暮れなずむ街並みにともる灯りを<br />見なくてはと、急にあせってきた。<br /><br /><br />

    そろそろ宿へ帰り、暮れなずむ街並みにともる灯りを
    見なくてはと、急にあせってきた。


  • と思ってもタクシーの姿は旧市街の中では見かけなく<br />なっていた。<br />来るときにはタイミングよくやって来たタクシーに乗ってきたが、<br />帰りのことまでは考えていなかった。<br /><br />結局、街を取り囲むように流れるタホ川沿いを走る道路<br />まで下りていって、行きかう車の中からやっとやってきた<br />タクシーの空車を見つけて、パラドールまで帰ってくる<br />ことができた。<br />

    と思ってもタクシーの姿は旧市街の中では見かけなく
    なっていた。
    来るときにはタイミングよくやって来たタクシーに乗ってきたが、
    帰りのことまでは考えていなかった。

    結局、街を取り囲むように流れるタホ川沿いを走る道路
    まで下りていって、行きかう車の中からやっとやってきた
    タクシーの空車を見つけて、パラドールまで帰ってくる
    ことができた。

  • 滑り込みセーフの時間だった。

    滑り込みセーフの時間だった。

  • 間もなくアルカサールの一部の<br />点灯が始まった。

    間もなくアルカサールの一部の
    点灯が始まった。

  • 左側では先ほど訪れたカテドラルも<br />ライティングが始まっている。<br />多分、アルカサールと同じ時間だったかも。

    左側では先ほど訪れたカテドラルも
    ライティングが始まっている。
    多分、アルカサールと同じ時間だったかも。

  • 二か所が真っ先に点灯し

    二か所が真っ先に点灯し

  • 次に道路に沿って<br />ポツン、ポツンと灯りがともり始めた。

    次に道路に沿って
    ポツン、ポツンと灯りがともり始めた。

  • 明度がどんどん落ちていって

    明度がどんどん落ちていって

  • だんだん街全体を暗闇が支配するように<br />なっていった。

    だんだん街全体を暗闇が支配するように
    なっていった。

  • 途中から(実はいつもだけど)<br />今、目にしている光景とカメラに納まっている<br />画像とにはズレがあることを感じていて<br />その辺を、この目で見ている通りに表現するために<br />あれこれと試行錯誤していた。<br />何分にもいつもはAUTO機能以外では撮影していないので<br />これはやむを得ないことだが。

    途中から(実はいつもだけど)
    今、目にしている光景とカメラに納まっている
    画像とにはズレがあることを感じていて
    その辺を、この目で見ている通りに表現するために
    あれこれと試行錯誤していた。
    何分にもいつもはAUTO機能以外では撮影していないので
    これはやむを得ないことだが。

  • 今のカメラは必要以上に明るく撮ってくれて<br />しまうので<br />若干、ブルーがかった空気感にしたいと思って<br />設定を変えると、今度は青味が強くなってしまい、、、<br />なかなか難しい。<br />

    今のカメラは必要以上に明るく撮ってくれて
    しまうので
    若干、ブルーがかった空気感にしたいと思って
    設定を変えると、今度は青味が強くなってしまい、、、
    なかなか難しい。

  • そうこうしているうちに街全体がすっかり暗くなった9時、<br />レストランへ向かった。<br /><br />パラドールでの夕食を予約したのはチェックイン時。<br />出遅れてしまったので、予約時間は9時からと遅くなった。<br />その分、テラスから移りゆく夜景をじっくり見られたのは<br />ラッキーだったので待ちくたびれた感はなかった。<br /><br />食事は3人でシェアすることに。<br />ビーフステーキ、コロッケと<br />フルーツなどが入った彩り豊かなサラダ<br />これに各々で飲み物をとって 約64ユーロだった。<br />丁度良いボリュームで満足できるものだった。<br /><br />

    そうこうしているうちに街全体がすっかり暗くなった9時、
    レストランへ向かった。

    パラドールでの夕食を予約したのはチェックイン時。
    出遅れてしまったので、予約時間は9時からと遅くなった。
    その分、テラスから移りゆく夜景をじっくり見られたのは
    ラッキーだったので待ちくたびれた感はなかった。

    食事は3人でシェアすることに。
    ビーフステーキ、コロッケと
    フルーツなどが入った彩り豊かなサラダ
    これに各々で飲み物をとって 約64ユーロだった。
    丁度良いボリュームで満足できるものだった。

  • お部屋のテラスから<br />まだまだ残された時間に<br />夜景を楽しんだ。<br /><br />お隣のお部屋の方は、夕暮れごろから<br />テラスに陣取り、ワインなどを飲まれながら<br />のんびりと過ごされているようだった。<br />おつまみなどを用意して、そんな楽しみ方でも<br />良かったな、と思った。<br />

    お部屋のテラスから
    まだまだ残された時間に
    夜景を楽しんだ。

    お隣のお部屋の方は、夕暮れごろから
    テラスに陣取り、ワインなどを飲まれながら
    のんびりと過ごされているようだった。
    おつまみなどを用意して、そんな楽しみ方でも
    良かったな、と思った。

  • いつもながら適確な画像を残すことのできない<br />腕前にがっかりし、

    いつもながら適確な画像を残すことのできない
    腕前にがっかりし、

  • 次のチャンスまでには<br />技術のアップを目指したいと<br />今は思っているけど、

    次のチャンスまでには
    技術のアップを目指したいと
    今は思っているけど、

  • きっと次の機会も<br />付け焼き刃の写真になることでしょう。<br /><br />10月11日の夜もふけていって<br />おやすみなさい。。。です。<br /><br />翌日は旧市街をあと少し散策して<br />アヴィラへ向かいます。

    きっと次の機会も
    付け焼き刃の写真になることでしょう。

    10月11日の夜もふけていって
    おやすみなさい。。。です。

    翌日は旧市街をあと少し散策して
    アヴィラへ向かいます。

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この旅行記へのコメント (8)

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  • あの街からさん 2020/05/03 09:09:04
    パラドールからの夜景素敵です。観て見たかったぁ
    mistralさん
    〈トレド〉私もイビサ島からの帰路
    アトーチャ駅から往復して行ってきましたので
    トレドの駅から懐かしく・楽しく拝見しました。
    二階建てバスでぐるりと回ったのですが
    パラドールからの絶景は外せないと
    行きは丘の下のバス停からタクシーで
    帰路は坂を下りながらタクシーを拾おうと
    歩き出しました。ところが空車のタクシーが
    なかなか来ず、とうとう下のバス停まで歩く事に。( ̄O ̄;)
    坂道からの絶景と共に忘れられない思い出になりました。笑
    それにしても、トレドの夏はまるでフライパンの上の様に暑かったです。
    mistralの訪れた季節はベストチョイスですね。

    パラドールからの夜景素敵です。
    観て見たかった。
    mistralさんの旅行記で思いを浮かべることが出来ました。
    この先のスペイン旅も楽しみにしています。

    あの街から

    mistral

    mistralさん からの返信 2020/05/04 20:28:46
    Re: パラドールからの夜景素敵です。観て見たかったぁ
    あの街からさん

    こんばんは。
    メッセージを有難うございました。

    イビサ島へ行かれる前にはマドリッドの市内を廻られ
    帰路にトレドへ行かれたんですね。
    今、旅行記を拝見していたかしら?とちょっとお邪魔して
    みましたが、トレド旅行記は未発表でした?
    トレドは充分日帰りが可能ですものね。

    その折のスペイン旅は、マドリッド近場をゆっくり回り
    今まで見落としていた街でのんびり過ごす、
    がテーマでした。
    実際は、現地ではのんびりすることもなく、
    相変わらずあくせくと歩き回っていましたが。

    夏のトレド、まさにフライパンの上で焼かれるような
    暑さですね。
    タクシーがなかなか捕まらず歩かれたとは大変な事でした!
    確かに流しのタクシーを捕まえるのには、私たちも
    大変苦労しました。
    一時は対岸にあるパラドールまで、歩きを覚悟したほどでした。
    絶景を眺めながらの歩き通された体験、
    過ぎてしまえば良き思い出でしょうか。

    新型コロナウィルスの猛威が鎮静化して
    また旅に出る事ができる日の再来が待ち遠しい日々です。

    mistral

  • マリアンヌさん 2019/11/28 18:04:45
    夕景
    mistralさん こんにちわ。

    何度もトレドを訪れていらっしゃるとのこと、羨ましい限りです。
    私は若い頃、ツアーで一度だけ立ち寄りました。

    パラドールからの景色、絶景ですね。
    個人的に歴史ある家並みを俯瞰して眺めるのが、とても好きなので憧れの景色です。重ねてマジックアワーは、旅の今しかない特別の時間、心に染み渡りますよね。写真は、一眼レフやミラーレスに憧れるもデジカメの私には、ただ撮して来るのが精一杯、mistral さんのお写真は十分素敵です。

    トレド、あまりに昔でアナログな写真が残るのみなので、懐かしく拝見しました。エル・グレコの展示も変わったんですね。
    続きも楽しませていただきます。

    マリアンヌ

    mistral

    mistralさん からの返信 2019/11/28 23:47:10
    RE: 夕景
    マリアンヌさん

    こんばんは。
    たくさんのご投票とメッセージもありがとうございました。

    > パラドールからの景色、絶景ですね。
    > 個人的に歴史ある家並みを俯瞰して眺めるのが、とても好きなので憧れの景色です。

    マリアンヌさんも、定点観測とされて
    移り変わる景色をお写真に残しておられますね。
    旅をしていても、贅沢な時間の過ごし方と思います。
    俯瞰しての眺めというのは、どこでも出会えるわけではないので
    今回は、念願がはたせました。

    重ねてマジックアワーは、旅の今しかない特別の時間、心に染み渡りますよね。

    その折には、撮影の腕前をもっと磨かなければと思うのですが、
    すぐに忘れてしまうので、いつも後悔ばかりです。

    12月5日の金沢先生の講座、今回は申し込みをしました。
    皆さん、お忙しい折の講座ですが、今回はお会いできるかしら?

    mistral
  • sanaboさん 2019/11/02 23:42:53
    トレドのパラドール
    mistralさん、こんばんは

    トレド旅行記、大変懐かしく拝見しました。
    特にパラドールはお部屋からの眺望が素晴らしく
    暮れゆく旧市街の情景を夢中になって写真に収めたことを
    思い出しました。
    一昔前のフィルムカメラでは薄暗くなるともうシャッターをきれなくて
    明るいうちが勝負でしたが、今どきは夜景も綺麗に撮れるから
    その分楽しみが増えた気がします。
    たしかにmistralさんが仰るように、自分の目で見る色合いと
    画像とのギャップを感じることもありますが、それもまた面白さとして
    私などは開き直っていつもオートモードのお任せモードのままです(笑)
    トレドの後はレンタカーでアヴィラやセゴビアを周られたのですね。
    アヴィラは未踏の地なのでどのようなところかとても楽しみです♪

    sanabo

    mistral

    mistralさん からの返信 2019/11/03 09:03:34
    Re: トレドのパラドール
    sanaboさん

    おはようございます。
    いつもありがとうございます。

    旅に出る前、sanaboさんのトレド旅行記を拝見しました。
    その折は随分の長距離ドライブだった記憶があります。
    ご主人さま、そしてナビゲーターを務められるsanaboさんも、
    随分と頑張られたことでしょう。

    レンタカーを借りる折には、私も国際免許証を取得して
    不測の事態?!に備えます。
    そんな事態に陥ったこともなく、今まではなんとか車を返却してきました。
    今回はセゴビアで返却したので実質の走行距離は300キロ
    そこそこ。借りなくても良いくらいですね。
    そんな短距離でも、毎回苦労しつつのドライブとなります。

    それでも、レンタカーの旅の便利さがあって、なかなか
    離れ難くありましたが、、、
    そろそろわが夫婦の年齢を考えると、最寄の交通機関利用
    での旅に方向転換した方が良いのかもしれません。

    カメラの腕前は上達することもなく、
    と言っても学ぼうともしていないので、当たり前なのですが、
    このままAUTOモードでいくこととおもいます。
    アヴィラの街、セゴビアへの中継地、ぐらいの感覚で選んだのですが、
    想像以上に良かったですよ。

    mistral
  • yunさん 2019/11/02 22:27:13
    薄暮の時間
    mistralさん 

    トレド旧市街って「役者揃い」と思いませんか。 
    適度な面積、坂が生み出す雰囲気、カテドラルの存在、目に楽しいお店の数々って。
    そして、対岸からすべてを望めるパラドールの立地に至っては、もはや出来過ぎな程。
    その役者をいくつも見逃した私は、もう一度行かねばなりません。

    夕暮れも、夜景も、撮影とても難しいですよね。
    カメラで頑張って全く駄目で、携帯撮影のほうが遥かに綺麗だったり。
    私はそんな経験だらけです。

    夕暮れを追って素敵な時間の流れ。
    表紙の1枚がとても美しいです。
    二つのライトアップを囲む家並みの色合いは、ピンクともオレンジとも違う…、なんと言えばよいでしょう。「淡さ」がとても好きです。
    設定もマスターされたら、次回は鬼に金棒!
    (mistralさんに「鬼」は似合わないですが)
    yun

    mistral

    mistralさん からの返信 2019/11/03 08:36:13
    Re: 薄暮の時間
    yunさん

    おはようございます。
    いつも有難うございます。
    トレドの旧市街で、入り込んだくねくねとした細い路地
    を歩き回った経験はあっても
    かつて寒風の吹き渡る展望台で、街を俯瞰して眺めた記憶は
    あったとしても
    やはり今回のライトアップされた街の姿を見られたことが
    一番の体験だったように思いました。
    4トラの皆さんの旅行記で、灯りの灯った街の姿を拝見する
    につれ、置き忘れていたような、いつか果たさなくては
    ならないような、そんな気持ちになっていたのでした。

    yunさんのおっしゃるように、
    「役者揃い」のトレドの街の姿は、どれを見損なっても
    勢揃いにはならなかったんですね。
    今回、街の中を大して歩き回らずとも、満腹感!
    でもって次の街へ向かえましたもの。

    表紙の一枚は、まだ映像と実際の景色とが一致して見える
    ギリギリ最後の時あたり?
    その後マジックアワーの訪れと共に、カメラの技量が
    問われてきますね。未熟な腕ではとても。
    私も、携帯で撮った写真の方が綺麗、と感じる写真が多くあります。次回の旅は、カメラを持たずに、
    などど考えてしまう今日この頃です。

    mistral

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