2019/10/09 - 2019/10/17
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mistralさん
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時々秋になると、ヨーロッパを旅していましたが、夫の趣味と実益を兼ねての旅(実は学会に出席するという名目のもとでの旅)に同行していました。開催地に興味があるときには同行し、あまりない時には知らんぷりをしていたのです。
そろそろそんな旅も終わりになろうとしている今日この頃、今年は最後の機会になるかも?との思いも私たちにはあって、マドリッドに出かけてきました。
折から、台風が日本を直撃しているというネット上でのニュースを見ても、今一つ現実感を持つことが出来ず、甚大な被害をリアルなこととして知ったのは帰国後となりました。
今回の台風に見舞われた地域の皆さまには、心からお見舞いを申し上げます。
地球規模で進む温暖化によるもろもろの影響が年々深刻化。
身近なところで起こっていなければ、危機に対する捉え方が甘くなりやすいもの。私たち一人一人ができる少しずつの努力で、少しでもその進行を遅らせることができないかと想います。
(表紙写真は Paz 市場でハムを切るお肉やの職人さん)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
10月10日、マドリッド到着の翌日。
Sol 広場からすぐの立地にある
B&B Hotel Madrid Centro Puerta del Sol
の細い入り口通路。
右となりにはうどん屋さんがあって、いつも
賑わっていた。。 -
最初はボタンを押してドアを
開けてもらい
(以降はカードでOKとなる) -
細い通路を進み
-
右に曲がったところに
レセプションがある。 -
2泊したお部屋。
-
日本を発ったのは
10月9日 成田から AF275便 10:35
パリ着 16:10
マドリッドへの便は1時間後にあったけれど
乗り継ぎに余裕がなさそうで心配だったため
同日の AF4794便 20:10 を予約した。
ただしオルリー空港からの発着。
マドリッド着は 22:10 -
乗り継ぎまで4時間もあり
オルリー空港まで移っても余裕だと思っていた。
空港行の Bus Direct のティケットまで on lineで
購入して持参していた。(一人22ユーロだった)
ところが入国審査がかつてないほどに激混み。
中国からのビッググループが大挙して並んでいた!
すんなり通れると思っていたので、まずつまずいた。
(アクリルボックスのようなところが水回り) -
オルリー空港までのバスは3番乗り場。
寒い雨の中、かなり待っていたが時間ばかりが経過。
一緒に並んでいた、日本で合気道を学んでいたという
マルセイユまで行くという男性の意見では
このままずっと待っていても、私たちのフライトには
間に合わない可能性がある!?との意見を取り入れ
タクシーに飛び乗った。
更に悪いことにはずっと渋滞が続く道をのろのろと進んでいった。
空港到着は慌てていてハッキリと覚えていないが、
19時過ぎ?だった。 -
(上の写真2枚ともホテルの窓からの眺め。
左手にはすぐ Sol 広場がある。)
後で考えると余分だったとしか思えない手配は更に続いた。
ホテルを予約したBooking.com から
タクシーを予約しませんか?とのお知らせがあったため
夜遅いし、言葉も十分に通じないタクシーだと
Sol広場近辺にあるホテルまでたどり着けないかとの心配
もあって、予約してあった。
初めてのこと。
出口でネームボードをもって運転手さんが待ってくれている、
便名からフライトの遅延も把握している、
おまけにホテルの在りかも知ってくれている、とのことから
あとは楽勝と思っていたのに、
あてが外れた。
それらしいドライバーの姿がどこにも見当たらない。
周辺を捜し、外に出て停車しているタクシーに名前を聞きまわり
挙句の果ては、送られてきた携帯番号に数度にわたり連絡をして
1時間以上たってからやっと会うことができた。
(ドライバーによれば会社からの連絡は別のターミナル1到着との指示、
途中で気づき、2へ来たがタクシーの車列が延々と、、、)
彼なりに、努力をしてくれたことは理解できた。 -
そんな苦労をしながら
10日の朝を迎えた。
ドアノブには朝食用のパンとお水の入った袋が
下げられている。 -
地下に降りていくと
フルーツと飲み物が用意されているスペースがあって -
そこではセルフサービスで
自由に利用ができる。 -
24時間オープンしているというスペース。
とても便利だった。 -
朝食ごは
10時からオープンするという
プラド美術館へ向かう予定。 -
広場の少し隅のほうには
「クマとイチゴの木」の像。
クマはマドリッドの紋章だそうです。 -
シェリー酒のブランド名で有名な
Tio Pepe の看板。 -
中心に立つ、カルロス3世の騎馬像。
彼は18世紀に街のインフラを改善し
マドリッドを近代化へと導いた国王として有名。 -
アレナル通り入り口に立つのは
マリブランカ像。
17世紀の作品のレプリカだそうです。 -
広場にある入り口からメトロへ。
メトロのティケット購入方法が変わっているとの情報。
ICカードが導入され、そこにチャージする方式となっていた。
自動販売機に何度もトライし、やっと購入できた。 -
赤いカードがそれ。
あとで翌日分をチャージしたつもりだったが
日にちが変わったら使えなかった事もあったので
どうやらチャージ当日しか利用できないらしい。
該当駅までの運賃、1.5ユーロとカード発行料、2.5ユーロを支払い。
機械によってカードのみの支払いしかできなかったり、コイン、紙幣
でも支払えたりチョイスができる。
一方で青いカードは、夫が参加料として受け取った
五日間有効のカード??
まだ使い方が良くわかっていない。 -
プラド美術館は
もともとは、フェリペ2世やフェリペ4世など
スペイン王によるコレクションがその基礎となっているが
今ではルーブル、エルミタージュ美術館とともに
世界三大美術館に名を連ねている。 -
3つのゲートがあるそうだが、
並木道を歩いていくと
最初に出会うのはベラスケス像。
ベラスケスの扉はどんな時に開くのか? -
現在はメインゲードとなっている
ゴヤ像が立つ広場。
ムリーリョ像のあるゲートがあと一か所あるようだ。 -
プラド美術館入り口。
すでにオンラインからティケットは購入済み。
シニア料金は半額ほどの7.50ユーロ。
予約手数料としてプラス0.5ユーロが加算される。
但しティケットにはバーコードが入っていないので
(友人の分はバーコード入り、15ユーロ)
窓口でIDを見せて確認を受けたうえで
ティケットの発券をうけるようにと書かれていた。
行列のまわりにいる係官さんから2番の窓口に行くように
との指示をうけ、発券していただき
その後ヘロニモスの扉から入場ができる。
それでも列に並ぶよりはずっと早い入場となる。
(写真はお昼すぎに撮影したもので、すでに並ぶ列はない) -
内部は撮影禁止。
以前は思いっきり写真を撮っていた記憶がある。
4トラの多くの方々が、この美術館についてアップされていますので
ここでは簡単に。
ボッシュ
「快楽の園」 -
フラアンジェリコ
「受胎告知」
他にもゴヤ、ベラスケスなどスペインを代表する画家の作品
ティツィアーノ、レンブラント、エル・グレコ、ルーベンスなど
著名な画家たちの作品が並んでいる。 -
同じ天使がパネルにもいたので
思わずパチリと。 -
美術館を切り上げ
Paz 市場へ向かうため、メトロのアトーチャに
向かっているところ。 -
1番から Bilbao で4番に乗り換え
Colon で下車。
コロン広場を通過中。 -
顔の彫像?!
-
一つ先の Serrano 駅からでも良かったのかもしれないが
Mercado de la Paz パス市場に到着。
1879年創業、70店舗が入っているようだ。
中心部にあるサンミゲル市場は観光客が対象のようだが -
この市場は
地元の方々を対象としているらしい。 -
折から
きのこ類もたくさん。 -
お肉屋さんも多数あって
-
そのうちの1店舗で
丁度ハムを薄切りしているらしい職人さんの
真剣な様子を、遠くから撮影。 -
お目当てだった
トロトロのトルティージャ。
中に入っているじゃが芋も柔らかく、半分ぐらいは
潰してあるようだ。
一緒に出してくださった酢漬けのイワシも絶品。
飲み物込みで、2人で10ユーロだった。 -
Casa Dani がそのお店。
メニューは多分一種類のみ?
カウンター席のみで、後ろで席が開くのを待つほど。
私たちは、フリースペースにある席を確保したので
そちらへお料理を運んでゆっくり食事をした。 -
出口に向かう。
-
夕刻、
Corral de la Moreria という名のタブラオを
予約してあった。
1956年創業の、格式も高いというタブラオ。
ショーチャージ、1人47.95ユーロのみ先に支払い
食事代は当日に。
Blanca del Rey という素晴らしいバイラオーラがいた
そうだが、タブラオのオーナー夫人だそうで
今も舞台の監修をされているようだ。 -
当日は第一部のショーのスタートは20:00から。
食事も美味しいとのことで18:30に予約してあった。
ところが近くまでメトロ、そこから歩いて向かったのに
どういうわけか逆方向に歩いてしまい
タクシーを捕まえたのに何故か当日は交通規制が厳しく
どんどんタブラオから離れざるを得なくなり
到着したのは7時を過ぎてしまっていた。 -
コースのディナーは時間的に無理と断られたが
一品だけは注文できることとなった。
席も、残っていた舞台が見えにくい席。
時間どおりに到着していればかぶりつきの席で
見られたのに、と心のこりでいっぱい。
写真の撮影も、最初の5分?間とのアナウンスがあった。
迫力のある舞台。
中央に聳える柱のせいで、一部は見えず残念! -
11日 朝
トレドに向かうため、アトーチャ駅にやってきた。 -
最初のスタートはトラブル満載で
旅行記としては大した情報を載せる事も出来ず
ご訪問いただいた方には申し訳ありませんでした。
続いて トレド、 アヴィラ、 セゴビアへと続きます。
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旅行記グループ
2019年、秋、マドリッドから
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この旅行記へのコメント (6)
-
- norio2boさん 2020/10/03 22:14:14
- 旅行記拝見!
- パリ経由のマドリードの旅行記拝見拝読しました。
みなさんが自由で生き生きとご旅行されている様子を知るのは楽しいです。
いつもコメント頂きありがとうございます。
今年も4分の3があっという間に過ぎ航空券も3つキャンセルしました。
たった1年前の旅なのに
今の世界の状況考えると隔世の感があります。
自由に旅行出来たあの頃が「とても贅沢な時代」だったと思います。
TOKYOオリンピックが実施されれば国際間の移動の手順が明確に合意されるかも知れないと期待しています。
僕たち一般の観光旅行はPCR陰性証明書と2週間の隔離が条件とされると思います。
これは、ワクチンとか治療法が確立されるまで現実的に海外への観光旅行は出来ないと同じことだと思います。
さらに世界各地の観光スポットも疲弊し変わり果てていることに愕然とする予感がします。
当分は、4Tのみなさんの昔の旅行記拝見を楽しみにしていたいと思っています。
ブリューゲルの総集編第3部ですが、ボチボチやっています。
アップしたらコメント頂けるとうれしいです。
- mistralさん からの返信 2020/10/04 07:09:00
- Re: 旅行記拝見!
- norio2boさん
おはようございます。
コメントをいただきましてありがとうございました。
昨年の秋は、いえいえ今年のお正月ごろまでは
自由にあちこちに飛び立てていたことを思い出しますと
まさか地球規模でウィルスに席巻されてしまうなんて
想像だにしておりませんでした。
歴史を遡ってみますと、人類は今までもウィルスとの攻防
を繰り返して来たことがわかります。
この地球は、私たち人間が独り占めしてはならないとの
警告のようにも思います。
このような事態になって初めて、私たちはもっと謙虚で
なければならない、と思います。
そうは言っても、この半年の間の自粛生活に
だんだん疲れがでてきた昨今の私です。
norio2boさんのブリューゲル総集編
ライフワーク?のような力作のさらなる仕上げですね。
アップをお待ちしております。
mistral
-
- churros さん 2019/10/22 20:57:33
- マドリーは少し行かなくなると変わりますね。
- !Hola!amiga,早速お邪魔しました。
コロンに顔型のモニュメンタルが出来たんですね!、メトロもビジェテじゃなくなってる、つい2~3年前には無かったシステマでしたのに、なんだかラ・パスも綺麗になった様ですね、ラ・パスは高かったでしょう?メルカド・アントン・マルティンの方が安いですよ、プラドからも歩いて行けますし中には日本料理の食べれるBARも。
アビラ・トレド・セゴビアも拝見させて頂きますね。
churros
- mistralさん からの返信 2019/10/22 22:20:56
- Re: マドリーは少し行かなくなると変わりますね。
- churossさん
早速のご訪問、そして沢山のご投票、さらにはフォローまで。
色々と有難うございました。
スペイン通であられるcyurossさんでもご存知ないことが
あるんですね。
因みにICカードの導入は2018年だったようでした。
あちこちのメルカドにいったわけではありませんので
価格の比較が出来ず、
トロトロの、という言葉に惹かれて
はるばるパス市場に行ってみました。
サンミゲルでしたらもっと近くでしたのに。
パス、綺麗でした。
市場という感覚とはちょっと違ってました。
高級品が、とも書かれてましたので、お肉などは質も良いものが多いのかもしれません。
そう言えば、そこの一店舗でオッパイチーズを見かけたました。
心惹かれたのですが、まだ旅は始まったばかりで、
断念したのでした。
churossさんへお返事を書いていて、思い出しました。
mistral
-
- yunさん 2019/10/22 20:07:38
- 錦秋 旅も人生も
- mistralさん おかえりなさい
何か起きる時は、何故だか次から次へと・・・続いてしまうもの。
GoodもBadも受け入れなきゃいけないけれど、
旅はなるべくスムーズに気持ちよく、進みたいですね。
タブラオ到着遅れは、mistralさんにとって特に残念だったのでは?
プラド美術館、半日ではとても心残りだった事を覚えています。
市場にも行ってない。ぜひ再訪したい街です。
その折は勇気をだしてタブラオにも行かれるかな~
「これが最後かも…」の想いは、私も身近です。
日常、脳の端っこに、いつも居座るようになりました。
最近、週末毎に断捨離に取り組んでます。
今日も、同じ本が2冊出てきまして…、我ながら情けなくショボン。
これからの人生は「こんな自分」と折り合いつけて、過ごすものなのでしょうね。
プロローグにある「興味があまりない時は知らんぷりしていた」との告白。
思わずクスッとすると共に、mistralさんでもそうなんだ~と安心しちゃいました。
アヴィラもセゴビアも未訪にて、楽しみにしています。
yun
- mistralさん からの返信 2019/10/22 22:46:00
- Re: 錦秋 旅も人生も
- yunさん
こんばんは。
コメント、有難うございました。
錦秋、良い言葉ですね。
輝かしく色鮮やかな秋、のような人生を迎えて
旅もそれに相応しく味わえれば良いですね。
(私はそこから晩秋に向かっているかも。)
順調に旅が進む時もあるけど、時に山あり、谷あり。
人生も一緒ですね。
何か旅でトラブルが起こると、yunさんがレンタカーを借り出して間もなく、車をどこかにのりあげた?一件を思い出します。そこから立ち上がり、旅を続行された勇気を。
挫けず、良く頑張られたなあと。
それに比べたら大したことない、と思いなおします。
yunさんが断捨離?!
同じ本が二冊、の経験、私も良くあります。
買う折にはさんざん迷って買ったのに、しばらくしたら
もう一冊出てきて、愕然とした体験。
最近、マリアンヌさんが通っておられる、金沢百枝先生によるロマネスクの講座に時折参加させていただいてます。
他に4トラ会員のお二人も共にです。
ロマネスクの可愛らしい怪獣たちに癒されています。
mistral
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マドリード(スペイン) の旅行記
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旅行記グループ 2019年、秋、マドリッドから
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