2019/10/09 - 2019/10/17
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mistralさん
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最初はトレドからセゴビアへ移動する中継地点として
アヴィラに滞在することを決めたのだったが
調べていくうちに,そこは中世からの城壁に囲まれた街であり
ロマネスクの聖堂があることなどがわかってきた。
中世の面影が今なお色濃く残っている城壁の内側に滞在する
ということ、そして中世の館を改装し、ホテルとなったパラドール
に宿泊することによって、外界と館の雰囲気とが一体化された
ような空気感を味わえたことは幸運なことだった。
(Avila: ローマ帝国の植民地アベラが町の起源とされるが、
714年にはイスラム教徒の占領下におかれる。
1085年、カスティーリャ=レオン王アルフォンソ6世によって
町は奪還される。後、アルフォンソ6世の娘婿ラモン・デ・
ボルゴーニャの命によって市街地を取り囲む城壁が建設
された。ウィキより)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
パラドール・デ・アヴィラ(Parador de Avila)
滞在初日の10月13日朝。
建物は「Palacio Piedras Albas」という宮殿を
改装したのちホテルになったそうだ。
写真の下は部屋の鍵。 -
部屋から見下ろしている。
別棟の建物と庭園。 -
レストランの外に広がる
庭園部分。 -
街並の先に見える山々は?
-
内部は慣れるまでは
方向感覚を頼りに試行錯誤で
あっちへ行ってみたり、戻ったり。
この壺のある一角は
部屋を出てからの目印となった。 -
階段を下りて
-
フルール・ド・リスがデザインされた
壁のコーナーにたどりつくと -
中庭のある一角に
-
その近くの階段を上がったところが
-
レストランだった。
-
朝食後
前夜と同じカルメン門から街歩きに出発。 -
-
前夜見たライトアップされた夜景とは
また違った佇まいの城壁が連なる。
北側は芝生の斜面の上に
見張りの役目を果たしていた半円の塔が立ち並ぶ
壮観な眺め。
前夜散歩した折には、結構な高さの斜面を
子供たちが身軽な様子で駆け上がったり降りたりしていた。
(内側には通路があって、後程このあたりを歩いてみた。) -
城壁の外側を歩いて
サン・ヴィセンテ門までやってきた。
丁度ミニトレインが停車中。 -
9つあるという門の中では
2つの塔とアーチを持つ立派な城門。
もう一つの立派な門、アルカサル門のそばには
ユネスコの銘板があったようだ。
一帯は「アヴィラ旧市街と市壁外の教会群」として
1985年、文化遺産に登録されている。 -
ミニトレインの出発時間を聞くと
間もなくとのことだったので乗車して楽して観光。
アヴィラは修道院改革に尽力したサンタ・テレサ(1515~82)
生誕の地だそうで、16世紀には「聖者たちの町」と称され
修道院改革の中心地となった。
サンタ・テレサ門から城壁内部にはいり
サンタ・テレサ修道院前を通過中。 -
聖女テレサの生家があった場所に立てられた
ゴシック様式の修道院。 -
どこか?の城門から城外に出て
アダハ川を渡り -
ロス・クアトロ・ポステスという
アヴィラの町が一望できるという
展望台に到着。 -
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あいにくの逆光のため
城壁の様子を写真ではうまく表せない。 -
光線の条件さえ合えば
Avilaの文字と
背景には城壁にぐるりと囲まれた旧市街が
写るはずの絶好のスポット。 -
案内所でいただいたAvila 旧市街のマップ。
東西に約900m、南北に約450mあり、城壁の長さは
2.516㎞にもなるそうだ。
内外を結ぶ城門は全部で9つ。
特に立派なものは地図、右側中央にある
サンビセンテ門と、アルカサル門。
当日は左、上部の城門を出て城壁に沿って外周を
ぐるりと歩き、右手中央近くにあるInformationに入り
城壁を歩くための入場券を購入後、入場。
今まで歩いてきたあたりを逆に
今度は城壁上を半周ほど歩いた。 -
城壁の上に出た。
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隙間からは
うねるように連なる城壁外部の様子を
覗ける。 -
振り返ってみると
カテドラルと城壁が。 -
城壁上の道は思ったより
歩きやすく整備されている。 -
地図上の上のInformationのそばにあった
サン・ビセンテ・バシリカ教会。
サン・ビセンテ門のすぐ前に位置している。 -
ロマネスク様式の教会で
内部には素晴らしい棺もあるそうで
当日の日曜日のオープン時間は16時からと
案内所で確認済み。 -
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-
パラドール近くにあった
カルメン門に近づいてきた。 -
門近くまで行ったら
そこからは折り返して、もとの入り口まで
戻る。 -
左手にずっと見えていたのは
パラドールの庭園部分。 -
最初に歩き始めた城壁上あたりまで
戻ってきた。
カテドラルの後陣の半円形部分は
外壁側は城壁の一部として一体化していて
砦の役割も果たしている。
ここからは一旦外へでて
更に残りの半周を歩くには
ティケットを提示すれば再入場が可能となる。
(私たちは半周でリタイアした。) -
城壁から見下ろすと
何やらイヴェントがあるようで
しばらく前からバンドの人たちの演奏が
聞こえてきていた。 -
広場にも結構、人が集まっている。
-
夫々がピンクの風船を手にしていて
お互いが手をつなぎあって
城壁をぐるりと取り囲むイヴェントらしい?
後方の建物から城壁に上がっていった。 -
城壁の上から地上に降りてきた。
残りの半周はティケットを提示すれば更に
廻れるようだったが、
広場の一画にあるカフェに腰を下ろし
ランチタイム。 -
昼食後
カテドラルへ入場することにした。 -
司教座がおかれたAvilaに今も残るカテドラル。
起源は1107年まで遡るとされているが
おそらくは13~14世紀の、ロマネスクから
ゴシック様式に変化する過渡期に建設されたようだ。 -
ぐるりと取り囲むお花の模様が綺麗。
-
内部に入ると
雰囲気が今までのカテドラルとは
ひと味違った感じが。 -
内陣の天井。
赤い斑点入りの砂岩が多用されている。
この砂岩による模様が独特の雰囲気を出している
ことがわかる。 -
入ってすぐの身廊にある
アラバスターで造られたという
ルネッサンス様式の祭壇屏 -
-
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内陣から中央祭壇を見る。
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聖歌隊席
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サン・ビセンテ・バシリカ教会の
オープン時間まではまだ間があったので -
教会のそばにあったInformationへ。
内部は広々した快適な空間で
ベンチに腰をおろし
16時まで時間をつぶすことにした。
聖堂のオープンは、日曜日は16時からというので
そこで待機していたのだが
いよいよ16時となったので聖堂入り口まで行ってみると
おりから霊柩車が横付けされていて
中から棺が運び出され、聖堂の中へ吸い込まれていき
ドアは私たちの前で、固く閉ざされてしまった。
後に残されたのは放心状態の私(主に私だけ?)。
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