魅惑のシャンパーニュ地方とロマネスク薫るブルゴーニュ８日間　2

2019/11/11 - 2019/11/19

ランス観光の続きです。

エリア ランス (シャンパーニュアルデンヌ地方)(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

バスで移動してフジタチャペルへ。

正式名称は平和の聖母礼拝堂。

日本人画家の藤田嗣治とG.H.マムの社長で代父でもある友人ルネ・ラルー が建てた礼拝堂です。

ロマネスク様式の礼拝堂で内装、庭の樹木の選択、壁画（フレスコ画）、ステンドグラス、全て藤田嗣治が設計しました。

庭の十字架。

子供の姿のキリスト像です。

中へ。

正面に描かれた平和の聖母。

幼いキリストを膝に抱えた聖母が描かれています。

聖母の周囲には多くの修道女が従えられており、女性的な場面になるよう意識して描かれたとか。

右下にはサインが。

「王座のキリスト」　

キリストの膝の上に子羊が置かれ、福音書記者に示す4つのの動物に囲まれいる様子が描かれています。

膝の子羊は身体がシマシマなので猫じゃないかとガイドさんが言ってましたよ。

藤田さんは猫が好きだったとか。

「最後の晩餐」

この下にフジタ夫妻の遺骨が埋葬されています。

地元の名匠シャルル・マルクが製作したステンドグラス。

旧約聖書を主題に制作されました。

七つの大罪のフレスコ画。

「葡萄を収穫する聖母」

ステンドグラスがある出窓部分の壁には、シャンパンの樽に腰掛ける聖母とキリストが。
聖母を樽の上に腰掛けさせるという斬新な図像を描くにあたって、フジタは法王に許可を取ったと伝えられています。

こちらの壁には。

「受胎告知」

ちょっと恐ろしいステンドグラス。

「キリストを抱く聖母マリア」　

平和の聖母が2組の女性グループと子どもたちを祝福、守る様子が描かれています。

向かって右側2人目の黒髪の女性が、マダムフジタだそうです。

フレスコ画は漆喰を塗った壁が乾ききらないうちに素早く描かなければならないため、失敗が許されません。

毎日12時間、壁と向かい合い、わずか90日間で仕上げとされています。

完成したときには80歳でした。

ネズミがいたり。

猫がいたり。

入り口上の「キリストの磔刑」

右側には、ひざまずくラルーとフジタの自画像が描かれています。

時間があったので建物の周りを歩いてみます。

建物自体も可愛いです。

ステンドグラスの部分ですね。

観光客は私達だけだったので、ゆっくり見ることができました。

30分程の滞在でした。

バスでランチの場所まで移動します。

バスの窓から。

４０分程でシャンパンカーヴに到着。

ここで始めに工場見学です。

ランスのちょっと下あたり。

入ってびっくり凄い車だね。

案内がフランス語なので苦戦している添乗員さん。

英語の説明書を見ながら解説してくれました。

その時はちゃんと聞いているんだけど、忘れちゃうよね。

シャンパンが積まれているよ。

濁りを沈殿させて透き通ったシャンパンにするとか。

サクサク進んでランチになりました。

ビュッフェ風ランチ。

今回のツアーは14名。

8名が一人参加の女性でした。

シャンパンの試飲付き。

私はリンゴジュース。

酒のツマミかよ。

手作りケーキ付。

午後２時ホテルに帰ってきました。

これからフリータイムで夕食もフリーです。

１時間くらいお昼寝タイムにしま～す。

Sちゃんは近くのMonoprix(モノプリ)へ。

行ってらっしゃいｖ