2019/03/14 - 2019/03/19
753位(同エリア903件中)
ヒビーさん
関東旅行二日目です。
午前中は所沢航空発祥記念館を見学します。
長くなるので前編・中編・後編に分かれています。
まずは前編です。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
9時30分頃です。
本川越駅から西武新宿線で航空公園駅に着きました。
駅を出てすぐに所沢航空記念公園がありました。
ぷー 「さあ~今日からクマ君と一緒に行動だね」
ぐでたま「楽しみなんだわ~」 -
イチオシ
目の前には国産初のターボプロップ双発近距離輸送機のYS-11が展示されています。
昭和37年8月30日に試作機1号が初飛行に成功し、全部で182機製造されたそうです。
ここに展示されているのはTS-11A-500Rで、平成9年4月13日を最後に引退し、全日空から埼玉県に寄贈され、6月に設置されたそうです。
その後YS-11は平成18年に民間路線から全て退役したそうです。
ぐでたま「飛行機の中って見れるん?」
ぷー 「見れるようだけど期間が限られているんだって」
YS-11の他にも格納庫の公開も期間が限られていますが行われているそうです。 -
所沢航空記念公園マップです。
ここはかつては米軍所沢基地でしたが、返還により昭和49年3月に基地の一部約50ヘクタールが公園として計画され、昭和53年3月に所沢航空記念公園が開設されたそうです。
園内には所沢航空発祥記念館の他に、各種運動施設や野外ステージ等が整備されており、公共団体の催し物等も開催されていて、埼玉県西部地区のスポーツ・文化の交流の拠点となっているそうです。
ぷー 「東京ドームに換算すると10個分以上の広さになるんだって」
ぐでたま「そう考えると、とても広いんだわ~」 -
イチオシ
目の前に航空発祥記念館が見えてきました。
敷地内で紙飛行機を飛ばしているグループもいました。
ぷー 「近くに紙飛行機が落ちて来たよ」
ぐでたま「壊さないように、拾ってあげるんだわ~」 -
航空発祥の地と書かれた石の横には説明文が書かれていました。
後ろには展示されているC-46輸送機の周りに作業用の枠で囲われていました。
所沢市が航空発祥の地と言われているのは、明治44年4月に日本初の飛行場が所沢に開設されたからだそうです。
ぷー 「明治時代まで遡るんだね~」
ぐでたま「明治44年って、今から何年前なん?」
ぷー 「え~っと、88年前かな?」
ぐでたま「ぷー君並みの、歴史なんだわ~」 -
航空発祥記念館に入ります。
開館時間は9時30分から17時までです。
入館料は展示館は大人510円(当時)でしたが、あらかじめ割引券を印刷して持って来たので100円引きでした。
割引券で5人まで使えますが、スマホ等での提示は不可能なので印刷しておく必要があります。
ぐでたま「これで少し、得をしたんだわ~」
ぷー 「ヒビーらしいや・・・」
大型映像館も別料金で入館でき、展示館とセット券だと値段もお得になるそうです。
この他にも同居している家族6人までを対象としたファミリーパスポートや、60歳以上の夫婦(片方が60歳以上であれば可)を対象としたシルバーカップルパスポートもあるそうです。 -
エントランスロビーには会式一号機のレプリカが天井から吊るされて展示されていました。
1911年に日本で製造されたそうです。正式名称は臨時軍用気球研究会式一号機だそうで、略して会式一号機と呼ばれたり、当時は徳川式の名で知られたそうです。
軍用機としては初の国産機とされ、現在では原寸大レプリカがここに展示されています。
会式機としては全部で7機製造されたそうです。
ぷー 「今からもう100年以上前だね」
ぐでたま「さすがにぷー君よりも、歴史があるんだわ~」 -
受付で入場券を購入して展示館に入りました。
ぷー 「どんな飛行機があるのかな~」
ぐでたま「楽しみなんだわ~」 -
入ってすぐに目にしたのは数々の飛行機が置かれているだけでなく、天井から吊るされて展示されていました。
ぐでたま「ロビーのより重いけど、大丈夫なん?」
ぷー 「エンジンは外してあるんだろうけど、地震が来たら怖いよね」 -
館内は広く、多数の展示品があるので見ているうちに迷子にもなりかねません。
こちらには繁忙期の為なのか、臨時インフォメーションが設置されていました。
ぷー 「これなら外国人観光客や目や耳の不自由な方でも安心だね」
ぐでたま「親子連れでも、安心なんだわ~」 -
入口のすぐ近くにはノースアメリカンT-6Gが展示されていました。
ノースアメリカン社製のレシプロ高等練習機で、1930年代から1960年代にかけて使用されたそうです。
主にアメリカやイギリスで使用され、第二次世界大戦後には日本を含む多くの国で使用され、全部で1万5495機が製造されたそうですが、現在は全て退役しているそうです。
日本では1955年1月から自衛隊への供与が開始され、航空自衛隊167機、海上自衛隊48機が引き渡されたそうです。
なお、静浜基地で保管されている機体は2015年の時点では国内で唯一飛行可能だそうで、年に数回エンジンの始動が行われているそうです。
アメリカ軍からの払い下げが多数流通して低価格だったこともあり、戦後の映画にも改造して多数登場したそうです。
ぷー 「退役してから40年以上経つんだね~」
ぐでたま「よく頑張ったんだわ~」 -
シコルスキーH19です。
アメリカのシコルスキー・エアクラフト社が製造した実用貨物ヘリコプターです。
1949年に試作機が初飛行し、1951年にアメリカ陸軍が正式採用したそうです。
社内名称ではS-55だそうで、その名称で世界各国に販売されたそうです。
全世界で1828機が製造されたそうです。
日本では1962年までに合計72機がライセンス生産され、1970年まで使用されたそうです。
また、この機体も映画に多数登場したそうです。
ぷー 「日本では多くの救難任務で活躍したんだって」
ぐでたま「今までお疲れ様なんだわ~」 -
ぷー 「危険近寄ルナって書いてあるよ」
ぐでたま「そりゃ回転してる時に近寄ったら、危ないっしょ」 -
ぐでたま「中に担架が、入ってるんだわ~」
ぷー 「中の様子は見えるけど、入れないね」
昔の写真を見る限りでは中に入れる時期もあったらしいですが、現在では入れなくなっていました。 -
ぷー君の目の前にはヒューズOH-6Jが吊るされて展示されていました。
1963年にアメリカで初飛行し、1965年の生産開始から1420機のOH-6Aが製造されたそうです。
生産したヒューズ社は後にマクドネル・ダグラス社の傘下に入り、MDヘリコプターズとしてOH-6を元にした民生機の製造販売が行われているそうです。
日本では川崎重工業が1969年から1997年までに日本向けのOH-6Jを始めとして民間機や後継機を含め、延べ387機生産されたそうです。
2019年度内には全機退役するそうです。
映画の他にもアニメやゲーム等にも登場したそうです。
ぷー 「日本では自衛隊だけでなく、民間でも使用されたんだね」
ぐでたま「色々と、活躍したんだわ~」 -
バートルV-44です。
1949年にアメリカのパイアセッキ・ヘリコプター社が製造したそうです。一般的に空飛ぶバナナと呼ばれたそうで、車輪・スキー・フロートを取り付けられる多用途ヘリコプターで、北極圏などの救難活動でも使用されたそうです。
日本では航空自衛隊が救難機として10機運用し、陸上自衛隊が研究用として2機調達したそうです。
ここ以外にも各務ヶ原市、浜松市、北海道美幌町で展示されているそうです。 -
近づいてみました。
ぷー 「これって何だろう~」
ぐでたま「押すなって書いてあるんだわ~」
ぷー 「押したらどうなるんだろう~」
ぐでたま「押すなよ~」 -
九七式戦闘機(レプリカ)の上にはパイパーL21が吊るされて展示されていました。
パイパー・エアクラフト社が製造し、1949年に初飛行してから総生産数は1万216機程だそうです。
現在でも練習機やグライダー曳航機として使用されているそうです。
日本では1953年に自衛隊の前身である保安隊に62機供与され、パイロット養成として使用されて、陸上自衛隊が発足すると訓練・連絡用として1965年頃まで運用されたそうです。
ぷー 「セスナ機より遥かに安いんだって」
ぐでたま「安いって言っても、普通には買えないんだわ~」 -
九七式戦闘機の横には台が設置されており、そこから操縦席を見る事ができました。
こちらはテレビドラマで実際に使用されたレプリカだそうで、2016年
4月19日から展示されているそうです。
実物は福岡県筑前町立大刀洗平和記念館で展示されているそうで、そちらは写真撮影は禁止されているそうです。
旧日本陸軍が、陸軍初の低翼単葉戦闘機として1940年前後の主力戦闘機として運用されていたそうです。
中島飛行機が開発し1936年10月に初飛行し、3386機製造されたそうです。
1938年の日中戦争で実戦投入され、その後もノモンハン事件や太平洋戦争初期辺りまで運用されていたそうです。
ぷー 「本物かと思ったら、レプリカだったんだね」
ぐでたま「良くできてるんだわ~」 -
イチオシ
工場と呼ばれているブースにはセスナT310Qが分解展示されていました。
ぷー 「中に入る事ができるんだって」
ぐでたま「早速入ってみるんだわ~」 -
ぐでたま「よっこいしょっと」
ぷー 「本当に乗った気分になれるよね」 -
ぷー 「座るだけでなく操縦桿とか動かす事もできるんだって」
ぐでたま「大人も子供も、楽しめるんだわ~」
1階部分の滑走路・駐機場・工場部分を見終わったので前編はここまでにします。
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