2019/11/02 - 2019/11/09
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ひらのたさん
この旅行記のスケジュール
2019/11/02
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NH205
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飛行機での移動
オーストリア航空OS521
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膝の裏が「ピキーン」となったのは、出発前日の夜。あまりに激痛に、その場から動けません。何とか病院に行って診察してもらったところ、骨折ではないものの原因は不明とのこと。生まれて初めて松葉杖を借り、痛み止めを処方してもらい、包帯でぐるぐる巻きで固定したものの、普通に歩くのも一苦労。これからの旅に向け、不安はぬぐえません。
そんな膝を痛めた状態で、イタリアの膝の裏、北イタリアを攻めてきました。
松葉杖を相棒に巡った北イタリア旅行記を、全6回にまとめます。
まずはその1。ウィーン空港経由で最初に目指したのはヴェネツィア。あいにくの雨模様で、傘を差しながら、濡れた石畳を慣れない松葉杖で恐る恐る巡ります。
怪我人扱いしてくれないANA便に乗るのにも苦労します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ANA オーストリア航空
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今回の相棒の松葉杖。
松葉杖は、人生初めての経験です。
これでどこまで行けることやら。羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
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今回のフライトはANAのNH205。事前に足元の広い非常口席を予約していたのですが、非常時に乗客を誘導できないということで、前席のあるエコノミー席に変更させられました。
膝を包帯でぐるぐる巻きにしていて膝を曲げるのが困難な状況であることを説明し、また私はSFC会員かつプラチナステータスを保有していて、事前にプレエコのアップグレード空席待ちの予約をしていたことをお伝えし、足元の広い席への変更を依頼したのですが、叶いませんでした。
私がカウンターに行った時点ではプレエコ席が2席空いていたとのことなんですが、その2席はその後、他のどなたかに割り当てられたようです。もしかしたら、私よりも重傷の怪我人に手配したのかもしれませんが。
搭乗後にその席を確認してみたら、見た目は普通の方が座っていたようでしたが、外見では判断できない怪我人の方もいらっしゃいますからね。たまたまそういう人が、私の直後に2名も現れたんだと思います。
最近のANAって、そういう感じのようです。
シートに着席すると、CAさんによって松葉杖を数列前の座席裏のスペースに持っていかれました。
搭乗中何度かトイレ等で席を立ちましたが、CAさんから「松葉杖、大丈夫ですか?」と声を掛けられることはなく、降機の際もCAさんは松葉杖を持ってきてくれることも声を掛けることもありませんでした。
ちなみに帰りはビジネスクラスだったのですが、その際はちゃんと声を掛けてくれました。
要は、扱いはカネ次第ってことですな。
法人企業としては正しいと思います。 -
ANAへの失望感を忘れるために、お気に入りのビデオに没頭です。
「孤独のグルメ」からの、、、 -
「水曜どうでしょう」。
ちょうど、「ヨーロッパ20ヵ国完全制覇 完結編」をやってました。 -
「水どう」で、今回で行く予定のサンマリノ共和国やボローニャを予習です。
、、、あんまり参考にならないけど(^^;;; -
ビデオを見たりうたた寝したり食事したりして11時間超のフライトを過ごし、午前6時頃にようやくウィーン空港到着です。
入国審査は秒殺。早朝のためか列も少なく、あっという間に終わりました。ウィーン国際空港 (VIE) 空港
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ウィーン空港には、ジェイミー・オリヴァーのお店が何店舗もありました。
「ジェイミー・オリヴァーの簡単レシピ!食材5つでおいしい料理」、よく見てます。 -
次の乗り継ぎまでは時間があります。
せっかくなので、オーストリア航空のラウンジで時間をつぶします。オーストリア航空ラウンジ セネターラウンジ (ウィーン国際空港) 空港ラウンジ
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時間に余裕があるので、シャワーも借りました。
アメニティは大したことないですが、シャワー浴びられることがありがたいです。
ここで湿布を張り替え、包帯も巻き直します。 -
ラウンジの食事はこんな感じ。
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朝ということもあってか、利用客は少なく、静かです。
各テーブルにコンセントが配置されていればよいのですが、そこまでは行き届いていませんでした。
それでもコンセントが近くにある座席を確保し、スマホを充電しつつ、朝食をいただきます。 -
搭乗時間です。
沖止めされている駐機場まではバスで移動し、タラップで搭乗です。
松葉杖にタラップは少々しんどいです。 -
機体はエンブラエル社のE95。3席×2列のコンパクトな機体です。
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搭乗時間は1時間程度でしたが、機内サービスもちゃんとありました。
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あっという間にヴェネツィアに到着しました。
外はあいにくの雨模様のようです。ベネツィア マルコポーロ空港 (VCE) 空港
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バスで、本日の宿があるメストレへ。
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一旦、荷物を預けにホテルに行きます。
ベスト ウエスタン プラス ホテル ボローニャ ホテル
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メストレ駅からヴェネツィア・サンタルチア駅へはトレニタリアで。
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サンタルチア駅に到着です。
サンタ ルチア駅 駅
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初めてのヴェネツィアです。
運河が街の至る所に延びています。
というより、まさに生活道路ですね。
玄関開けるとそこは運河、という生活、想像できません。 -
ヴェネツィアと言えばゴンドラですよね。
でも、曲がらない膝と松葉杖を抱えて傘を差して乗船するのもどうかと躊躇し、今回は残念ながら見送ることにしました。
せめて、ゴンドラを楽しんでいる人に手を振ってみます。 -
雨は降ったり止んだり。
傘は手放せません。
左手には松葉杖、右手には傘を差して、濡れた石畳や階段を歩くのは、なかなか気を使います。 -
町中には、こんな落書きというかアートも。
ヴェネツィア、よく沈みますからね。
我々が訪問した1週間後には、記録的な高潮でヴェネツィアが数十センチの高さまで浸水したそうです。
もしそれに遭遇していたら、とても松葉杖では観光できませんでした。 -
フラリ橋から見たサンタマリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会。
ヴェネツィアは運河だけの街だと勝手に思い込んでいましたが、あちこちに教会があります。
フィレンツェに運河が入り込んだ感じです。サンタ マリア グロリオーサ デイ フラーリ教会 寺院・教会
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狭い通りから望む塔。
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ヴェネツィアの目的の一つが、このバンクシーの絵。
数日前にテレビで見て、ぜひ行ってみたいと思い、ここにやってきました。
空き家の壁に書かれた、たいまつを掲げた子ども。
水面すれすれに描かれていて、ボートがなければ描くのは困難だったはず。
ということは、きっと作成にあたっては協力者がいたんだと思います。
そんなバンクシーの作品に足を止めて見ているのは、我々以外他には誰もいませんでした。
知名度が低いのか、それとも実は偽物なのか(^^;;; -
タイミングを見計らってヴァポレットに乗ろうと思っていたのですが、なかなかタイミングが合わず、松葉杖でひたすら歩き続けています。
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くちばしが長い仮面、これもしばらく前のテレビで出てきました。
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今日のランチとして目星を付けていた「Bar All'Arco」。
地元民が酒盛りしていて、店内はおしくらまんじゅう状態。
イタリア語が話せない人間は、とても注文できる状態ではありません。
タラで作ったマンテカートをつまみに、アペロールで作ったスピリッツを飲もうと思っていたのですが、泣く泣く断念です。 -
空腹を抱えたまま向かったのが、定番のサンマルコ広場。
世界で最も美しい広場らしいのですが、雨模様ということもあり、正直、世界一感は感じませんでした。サン マルコ広場 広場・公園
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せっかくなので、サンマルコ寺院に入ってみることにしました。
行列ができていましたが、30分くらいで入ることができました。サン マルコ寺院 寺院・教会
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寺院の中は撮影禁止でしたが、テラスから外の景色は撮影しても大丈夫とのこと。
急な階段をどうにか上り、「インフェルノ」でも出てきた馬の銅像4頭とご対面です。 -
テラスからサンマルコ広場を見下ろした様子。
2本のポールが、ラグビー場みたいです。 -
隣の建物には、24時間の時計と思われるオブジェが。
サン マルコ時計塔 博物館・美術館・ギャラリー
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時計塔の上には、鐘を叩く2人の像が。
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ヴェネツィアに限らず、北イタリアのあちこちで見かけた、翼を付けたライオン。
これ、きっとキメラですよね? -
もう少し足を延ばして、ため息橋も見に行きました。
フィレンツェでもこういう橋を見ますが、決定的に違うのは、下に運河が流れていること。
晴れていればもっと絵になったのに(>_<)ため息橋 建造物
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ここ、「ツーリスト」で舞台になったホテルですよね?
ホテル ダニエリ ベニス ホテル
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すっかり暗くなってしまいました。
昼食をとる機会を逸し、ヴァポレットにも何となく乗り損ね、松葉杖をつき傘を差し、とぼとぼと駅を目指します。 -
サンタルチア駅から、メストレ駅まで戻ります。
サンタ ルチア駅 駅
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メストレ駅からホテルまでは歩いて数分。
ほぼ目の前で、らくちんです。
部屋は広めで、スーツケース2つを余裕で広げられます。ベスト ウエスタン プラス ホテル ボローニャ ホテル
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エクスペディアの会員特典で、ワインを1本サービスしていただくことができました。
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バスルームはこんな感じ。
浴槽付きの部屋です。
ヴェネツィアに泊まると高いですが、メストレなら値段を抑えて広い部屋を予約することができます。 -
夕食は、近くのスーパーで調達しました。
せっかくなので、パルマハムを200グラムほど切っていただきました。
久しぶりの食事にほっと一息です。
これで初日は終了。
明日は、インスタ映えで人気急上昇らしい島に渡ります。
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旅行記グループ
2019年11月 膝を怪我した男、イタリアの膝裏を攻める
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2019年11月 膝を怪我した男、イタリアの膝裏を攻める(その1:雨のヴェネツィアを松葉杖で闊歩)
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2019年11月 膝を怪我した男、イタリアの膝裏を攻める(その2:映えスポットは雨でも映えるか?)
2019/11/02~
ベネチア
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2019年11月 膝を怪我した男、イタリアの膝裏を攻める(その3:サンマリノの坂道だってへっちゃら)
2019/11/02~
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2019年11月 膝を怪我した男、イタリアの膝裏を攻める(その4:ボローニャはポルティコの街)
2019/11/02~
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2019年11月 膝を怪我した男、イタリアの膝裏を攻める(その5:青は藍より出でて藍より青し)
2019/11/02~
パドヴァ
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2019年11月 膝を怪我した男、イタリアの膝裏を攻める(その6(最終回):やり残したことは何だ?)
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