2019/11/02 - 2019/11/09
108位(同エリア242件中)
ひらのたさん
この旅行記のスケジュール
2019/11/04
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旅行前日に膝を怪我し、松葉杖なしでは歩くこともままならない状態で臨んだ北イタリアの旅。
その3、3日目です。
今回の北イタリア旅行で一番楽しみにしていたのが、サンマリノ共和国。
戦争をしたことのない国、世界で5番目に小さい国、そしてTHE ALFEEの高見沢さんに騎士の称号を与える国(^^;;;
松葉杖でどこまで登れるか心配ではありますが、案ずるより産むが安し、行けるところまで行ってみようと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
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3日目の朝。
この日は快晴に恵まれました。
傘を差さずに済むのは、松葉杖を手放せない怪我人にとってはありがたいです。 -
朝食。
毎度の自炊です。
イタリアと言えば定番のリゾット。
CONADやCOOPで2人分1ユーロ程度で売っていて、とても安くておいしいです。
毎朝ほぼこのメニューでした。 -
さて、出発です。
北イタリアの11月上旬は、かなり肌寒いです。
私は厚手のカーディガンに薄いブルゾンを持っていきましたが、ライトダウンを持っていってもよかったと思うくらいです。
おしゃれなイタリア人は、すでにダウンやコートを着ていました。ボローニャ中央駅 駅
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今日の目的地はサンマリノ共和国。
今回の旅の一番の目的地です。
まずは、トレニタリアの最寄り駅となるリミニを目指します。
うかうかしていたら2等席が売り切れてしまい、意に反しての1等席確保です。
膝を怪我した状態のため、サンマリノ行きをどうしようかと悩みましたが、松葉杖(と痛み止めと時間)があれば意外とどこでも行けるということを前日までのヴェネツィアで体験しましたので、予定通りサンマリノを目指すことにしました。 -
インターシティがやってきました。
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これが1等車。
座席は広く、すべての座席にひじ掛けと電源があります。
シートはゆったりふかふかで、包み込まれるようです。
座席はボックス席。真ん中にテーブルがあり、見知らぬ人とテーブルを囲むのがトレニタリアらしさです。 -
リミニまでは、のどかな田園風景が続きます。
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1時間ちょっとでリミニ駅に到着です。
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駅を降りると、道路を渡ったところにバーガーキングと並んでタバッキがあります。
ここでサンマリノ行きのバスチケットが買えるとのこと。 -
店に入ると、確かにバスチケット売っていました。
ここで往復10ユーロのチケットを購入。
他のお客さんも、ここでバスチケットを買っていました。
この時期、サンマリノ行きのバス(平日)は1日10本。
季節によって本数や時刻は変更されるそうなので、最新の情報はバス会社のHPをご確認ください。
念のため、自分の備忘録を兼ねて、以下にurlを貼っておきます。
https://www.benedettinispa.com/ -
サンマリノ行きのバス停は、タバッキやバーガーキングの先、数十メートルの場所にあります。
バス停はこんな感じ。 -
今日も、旅の相棒、よろしくです。
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11:55発のバスがやってきました。
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バスに乗り込みます。
車高の高いバスは、松葉杖だと乗り降りするのに苦労します。
座席は半分くらい埋まりました。 -
リミニからサンマリノまではだいたい50分の道のりです。
分かりづらいですが、ここがサンマリノの国境線。
入国審査などはありません。
意識していないと、国境を渡ったことにも気付かないかも。 -
国境を渡ると、道路は一転上り坂になります。
バスはあっという間にサンマリノを駆け上ります。 -
バスの終点、San Marino P.le Calcigni Park 1A bus に到着です。
10メートルはあろうかという城壁がお出迎えです。坂道を上ります by ひらのたさんサンマリノ歴史地区とティターノ山 史跡・遺跡
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終点のバス停から見下ろしたサンマリノの風景。
いい天気です。 -
さて、意を決して坂道を上ります。
コツコツと、松葉杖の音がサンマリノに響きます。 -
道路をまたいで通路になっているところなど、イタリアの街並みと似ています。
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しばらく歩くと、頭上にサンマリノ庁舎が姿を現しました。
庁舎 (サンマリノ) 建造物
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クロスボウの会場らしき場所。
今も使われているのでしょうか?
ここでお弁当を食べている人もいました。 -
下の駐車場から続いているロープウェイの乗り場から、サンマリノの街並みを見下ろします。
フィレンツェやボローニャと同じく、赤い屋根が印象的です。 -
ロープウェイ乗り場のそばには観光案内所があり、そこでサンマリノの入国スタンプを押してもらうことができます。
ここで、サンマリノの地図をもらうこともできました。
私が訪問した時には日本語の地図はなく、英語の地図をもらいました。 -
入国スタンプはこんな感じ。
5ユーロかかりますが、単なるスタンプだけではなく、サンマリノの国旗が描かれたキラキラとしたシールも貼ってくれます。
いい記念になるのではないでしょうか。 -
ついでに、ロープウェイ乗り場でトイレ休憩。
ここのトイレは無料で使用できました。
清潔かどうかは保証できませんが(^^;;; -
リベルタ広場の自由の女神。
青空に、白い女神と松葉杖が映えます。リベルタ広場 広場・公園
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サンマリノは標高が高く、この辺りは遮るものが何もないため、かなり風が強いです。
サンマリノの国旗も勢いよくはためいていました。 -
リベルタ広場を少し上ったところにあるのは Basilica del Santo。
パンテオン宮殿かと思うほどの、立派な大理石の柱です。 -
建物の中も、とても厳かな感じ。
この日は観光客が少なく、静けさに溢れていました。 -
どんどん坂道を上ります。目指すのはやはり、、、
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3つの城砦のうち、第1の砦、グアイタ。
階段を上るといきなり間近に出てきてしまいました。
近くで見ると、何だかブロックのようで、壁面に装飾などはなく、スケールダウンすれば牛舎なんかにも見え、意外と大したことないと思ってしまいました(この時は)。遠目で見よう by ひらのたさんグアイタ塔 史跡・遺跡
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グアイタを後にしてしばらく歩くと、遠くに見えてきたのは第2の砦、チェスタ。
すげー、崖の目の前に建てられてる!
そうそう、こういう景色を期待していたんです。
断崖絶壁に建てられた儚くも凛々しいたたずまい、まさに王国にふさわしい城砦です。
感動モノです。遠目で見よう2 by ひらのたさんチェスタの塔 建造物
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引きでもう1枚。
松葉杖でもめげずにここまで来て、本当に良かった。 -
グアイタの塔に向かってしばらく歩き、ふと振り返ってみると、グアイタの塔が先ほど見せなかった雄大な姿をようやく見せてくれました。
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もう少し離れると、グアイタの塔がいっそう男前に見えてきました。
そうかそうか、遠くから見てくれということですな。
こちらも断崖の先端に建築されていて、力強さや壮大さの中に、今にも崩れそうな脆さを感じさせます。
日本人で例えたら、高倉健さんといったところでしょうか。 -
チェスタの塔に近づいてきました。
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近づいてみると、、、
こちらも、近いと面白みに欠ける建物のように見えてしまいます(^^;;;
これなら、先ほどのサンマリノ庁舎の方が美しいと思います。 -
そして遠くに見えるのは、第3の砦、モンターレ。
これってあれですよね、こいつも近くで見ると大したことないパターンですよね、きっと。
第1、第2の塔で、すっかり学習しました。
チェスタからモンターレまでは山道を歩くらしく、さすがに松葉杖ではきつそうなこともあり、近くに行くのは断念しました。近くまでいくのは大変 by ひらのたさんロッカ モンターレ 建造物
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11月のサンマリノは落葉の季節。
四季があるところは、日本と似ています。 -
そろそろお腹も空いてきました。
歩いている途中で見つけたレストランで、遅めのランチです。 -
正直、食事は大したことなさそうでしたが、テラスから見るこの景色が絶景で、ここで食事することにしました。
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ボロネーゼ。
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カルボナーラ。
味はどちらも、普通においしかったです。 -
帰りのバスまで時間があったため、お土産物屋さんを覗いてみました。
なぜか、「ONE PIECE」とか「BLEACH」などの名前が付けられた日本刀の模造刀があちこちのお土産物屋さんで売っていました。
京都のお土産物屋さんで木刀を売っているのと、同じ理屈でしょうか? -
コントラーダ デル コンレッジョにある小さなスーパーマーケット、キアルッティ。
こんなところで日本語を見るなんて。
小さいながらも品ぞろえはよく、パニーニなどの軽食も買えます。
ここでお土産用のサンマリノ産のワインを買うと、店長らしき方から「アリガトー」って言われました(^^) -
タイトル「おにぎりを握る裸婦」(想像)
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だいぶ日も傾いてきました。
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リミニ駅行きのバスの時刻表。
乗り遅れると大変です。 -
帰りのバスがやってきました。
乗り遅れる客がいると大変だとわかっているためか、バスの出発は、出発時刻を5分くらい過ぎてからでした。 -
バスに乗り込み、しばらくして振り返ると、車窓からは先ほどまでいた3つの塔たちが。
松葉杖でも十分上ることができました(第二の塔までは)。 -
国境を超え、イタリアに入ります。
さよならサンマリノ共和国。また来たいです。 -
リミニ駅着。トレニタリアでボローニャに戻ります。
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アパートに戻ってきました。
今日の夕食は、夕べ残ったボロネーゼソースをポテトの上にかけてオーブンで焼いたものと、、、、 -
パプリカの肉詰めです。
どちらもオーブン任せです。
その4に続きます。
その4は、2020年1月にアップ予定です。
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