2019/11/08 - 2019/11/08
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ドクターキムルさん
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上野にある東京国立博物館(東博)では「文化財よ、永遠に」展(2019年10月1日(火)~12月1日(日))が開催されている。本館にも「文化財よ、永遠に」の垂れ幕が下がっている。
先月の中(10/15)に「文化財よ、永遠に」展(https://4travel.jp/travelogue/11555208)を見学したが、メイン会場を素通りしてしまったことが判明した。本館階段裏の展示室・特別5室の展示は見ないで特別4室だけを見ただけであった。この展示には「住友財団修復助成30年記念 特別企画」と銘打っている。住友財団の理事長は(17代目)住友吉左衛門氏、会長はノーベル化学賞受賞者の野依良治博士である。図録の発行は住友財団と東京国立博物館になっているが、1,100円と特別展の図録の半額以下であるのは、紙質やページ数の関係以外にも公益財団法人が発行しているからかも知れない。
今回はたくさんの仏像を見ることができた。中でも鎌倉市大船5にある常楽寺仏殿に安置されている阿弥陀如来坐像と両脇侍立像には心が引かれた。常楽寺は「建長寺の根本」とされる。今年(2019年)の1月の文殊祭に訪れて仏殿を参拝した(https://4travel.jp/travelogue/11449592)。しかし、その時は阿弥陀如来坐像と両脇侍立像は修理のために不在だったとは…。それにしても仁治3年(1242年)銘があり、伝来が明らかな仏像であるにも拘わらず国指定重要文化財ではなく、鎌倉市指定有形文化財であるとは可笑しなものだ。鎌倉市の文化財行政が垣間見れる。しかし、この展示が終われば常楽寺に戻り、近いうちに重要文化財になるであろうか。
(表紙写真は本館に掛かる「文化財よ、永遠に」の垂れ幕)
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