2019/10/27 - 2019/10/27
436位(同エリア2967件中)
キートンさん
この旅行記スケジュールを元に
10月下旬から、仙台の現場作業で約2週間の出張。
しかし台風がたて続けに日本に接近中で、天気予報は連日雨もよう・・・
雨じゃ作業が進まない。
これは土日返上で仕事か?
ところが10月27日(日)は駅伝大会で9:30~15:30は交通規制されると、いたるところに横断幕で告知されている。
しかも駅伝コースがちょうど現場作業の道路を通っている。
ちゅーことは・・・日曜日作業でけへんやん!
なんでこんな時に駅伝大会に当たるかねぇ~
その駅伝大会とやらは・・・「第37回 杜の都 全日本大学女子駅伝」。
それって、男子でいうと伊勢とか出雲レベルのビッグイベントじゃない?
んで、どんな大学が出場するのか調べてみると・・・
ナ・ナ・ナント、我が母校が出るじゃない!
しかも12年連続出場とな。
こりゃ、日曜日に仕事してる場合じゃないわ。
というわけで、2週間の出張中に、母校の応援観戦と相成りました。
※誠に勝手ながら、母校ひいきのコメントになっております。あしからず。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- その他
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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-
10月27日11:00過ぎ。
ここは、東北楽天ゴールデンイーグルスのホームグランド、楽天生命パーク宮城(宮城球場)の隣にある、弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)。
「第37回 杜の都 全日本大学女子駅伝」のスタート地点である。
陸上競技場でビッグイベントの観戦なんて、2000年前後に「国際グランプリ陸上」を長居競技場に見に行って以来じゃないかな?
マリオン・ジョーンズとか室伏広治とか出場していた時代に、5年くらい連続で見に行ってた。 -
競技場の観客席の入場は無料。
観客席に行くと、トラックを挟んで向かいでは各大学の応援合戦の様相を呈していた。
いやぁ~、国際大会とはまた違って、いかにも学生の大会って感じですわ。
中央に陣取っているのは、日本体育大学、神戸学院大学、大阪芸術大学。 -
優勝候補の一角の立命館大学、京都産業大学、3連覇を狙う名城大学、福岡大学、大東文化大学、東京農業大学なども応援に熱が入っております。
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観客席には、大阪学院大学、大阪芸術大学、神戸学院大学、石巻専修大学、福岡大学、中京学院大学、大東文化大学、城西大学、立命館大学、日本体育大学、などののぼりが立っているけど、我が母校はいずこへ・・・
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競技場内では、本番なのかリハーサルなのか、日テレの撮影班が撮影中。
第1区の選手はトラックでウォーミングアップ中。
陸上競技場のトラックを走るって、ちょっと憧れるところあるよね。
もう20年くらい昔に、中之島中央公会堂スタートで長居陸上競技場ゴール(大阪国際女子マラソンのコースの後半部分を走る)の大阪シティハーフマラソンという市民マラソンに3回くらい出場したことがある。
いつの間にかなくなっちゃった大会だけど、最後に競技場に入ってトラックを走っている時は気分よかったもんね。
母校の全天候型のグランドは、私が入学した頃は工事中で、在学中に完成した。
連れに陸上部員がいたので、一度だけそのグランドで100mのタイムを測ってもらったことがある。
何秒台だったか今でも覚えているが、恥ずかしくて言えるようなもんじゃない。 -
スタートを待つ観客席。
母校の関係者の姿がいっこうに見えないんだけど・・・
まさか棄権か?それともネットで調べた情報がガセだったか? -
無料の小パンフレットに載っていた「第37回 杜の都 全日本大学女子駅伝」のコース図。
出場大学のチーム紹介も載ってる有料のパンフレットも買っちゃった。
1部1000円と結構なお値段。
ちゃんと母校のチーム紹介も載ってるぞ。
ゼッケン20番、紺と白のユニフォームだな。
ところで今大会は、
第1区:6.6km
第2区:3.9km
第3区:6.9km
第4区:4.8km
第5区:9.2km
第6区:6.7km
全6区間、38.1kmで争われる。 -
パンフレットを購入して、あたりをうろうろしていると、ようやく後輩たちを発見。
監督かコーチらしき男性に、「K大学の応援の小旗とか配ってないですか?」と聞いてみたけど、それは用意してないようだった。
仮にあったとして、小旗振って応援していたら写真撮ってる場合じゃなかったんだけどね。
「後輩」なんて言っちゃったけど、わたくし別に陸上競技部のOBでもなんでもなく、全国に何十万人と存在するK大学卒業生の一人に過ぎない。
K大学といえば、近年フィギュアスケートの一線級の選手を何人か輩出しているのだが、母校の選手だからという理由で応援することは正直なところあまりない。
でも今日は完全に母校の応援なのである。
この差って何だろう。
フィギュアスケートは個人競技で、駅伝はチームだからか?
でもこれが陸上競技の個人種目でも、やっぱり母校の選手を応援するだろうしな・・・ -
12:10。
いよいよ、スターツ。
じゃなくて、スタート。
スタート地点にスターツって、ややこしいなあ。
ちなみにスターツグループがこの大会の特別協賛になっているらしい。 -
25大学とオープン参加の東北学連選抜の、計26チームが一斉にスタート。
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早くも3連覇を狙う名城大学が飛び出すのか?
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いち早く反応したのが、昨年2位の大東文化大と3位の立命館、それに中央大の五島選手。
大東文化大の吉村玲美選手は1年生ながら、3000m障害の2019世界陸上日本代表という実力者。
障害ではなく、倍以上の距離の第1区でどんな走りを見せるのか。 -
イチオシ
第1集団を追う、第2集団。
紺と白のユニフォームの母校は第2グループの先頭付近のいい位置につけている。 -
トラックを2周した頃には、4人の先頭集団と第2集団が完全に離れてしまった。
先頭を引っ張る中央大の五島莉乃選手は、自己ベストでは1区の他の選手と比べて頭一つ抜けているらしい。
中央大は1区にエース投入で先行逃げ切りを狙う作戦か?
(コンデジのデジタルズームを多用したため、画質が粗い写真が多々あります) -
第2集団を引っ張るのは京都産業大と松山大か。
母校のK大も依然好位置をキープ。
パンフレットのデータによると、2年前の35回大会に過去最高位の5位に入っているK大。
昨年は12位でシード落ち、今年はシード権獲得に向けてチーム力を上げてきたという。(パンフレットの「主将の抱負」より) -
トラックを2周プラス約100m走り、26人の選手たちは競技場からロードへと出て行った。
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第1中継地点と第2中継地点は競技場のすぐ西側である。
つまり、この近辺でスタートから1km弱と2度のタスキの引継ぎを観戦することができるわけだ。
テレビ中継カメラマンも準備万端。(かな?) -
第1区の選手を待つ第2区の選手たち。
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スタートから約20分後、トップの選手が見えてきた。
前評判の高かった中央大の五島選手のようだ。 -
第1区トップはやはり中央大で、第2区にタスキリレー。
2位は遥か後方、五島選手ダントツの強さだ。 -
中央大が第2区へ颯爽とスタート。
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トップから45秒遅れて、2位に京都産業大がタスキリレー。
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僅差で3位日本体育大、4位東洋大の2区が走り出す。
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K大は7位で2区にリレー。
シード権獲得に向け、好発進。 -
8位東京農業大と9位名城大と続く。
優勝候補筆頭の名城大より前を走ってるなんて、ちょっと凄くない?
2区のランナーが走り去ると、200m程度歩いて2区の終盤となる宮城野原駅の交差点付近へと移動して、2区のランナーが戻って来るのを待った。 -
イチオシ
第2区は3.9kmと6区間の中で最短の区間。
そこにトップで戻ってきたのは、ナ・ナ・ナント、9位でタスキを引き継いだ名城大!
8人抜きの名城大の2区のランナーは何者や?
・・・と思ったら、高松智美ムセンビ選手じゃないですか。
大阪の子やと思っていたのに、いつのまにか名古屋に行っちゃってたのね。
ムセンビ選手といえば、ちょっと懐かしい気もしたが、姉の高松望ムセンビ選手も中学時代から活躍していたのだった。 -
2位大東文化大、3位日本体育大、4位京都産業大とほぼ等間隔に帰ってきた。
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5位は松山大。
意外と言っちゃ失礼だが、ここ10年くらいで強豪入りして、3年前の34回大会で優勝しているチームだ。
そして少し離れて、6位は大阪学院大が追っている。 -
7位東洋大、8位東京農業大、そして9位は・・・
-
帰ってきました母校の選手。
9位といえども、7位8位は目の前。
シード権は十分射程圏内だ。 -
12位で帰ってきた中央大。
後にYouTubeで見たテレビ中継の解説では、中央大の2区のランナーは800mが専門だと語っていた。
いくら最短の2区だとはいえ、3.9kmに800mの選手を起用するのは、素人から見ても無理があると思うのだが。
名門中央大も女子長距離陣はちょっと選手層が手薄なのか、それとも故障者が出たのか・・・ -
次々と後続のランナーが帰って来るが、12:50頃一旦コースを離れて、宮城野原駅からJRで移動。
-
JR仙石線から仙台駅で仙山線に乗り換え、北仙台駅で下車。
ここは第5区の後半および第6区の後半の通過点となる、昭和町交差点。
9.2kmの最長第5区には、多くの大学がエースを投入する。
5区のランナーが走って来るのは、黄葉の並木が美しい「愛宕上杉通り」。
昭和町交差点にかかる歩道橋の上から観戦しようという目論見だ。 -
13:40過ぎ、愛宕上杉通りにパトカー、放送車、先導バイク、そして第5区トップのランナーが見えてきた。
-
トップで昭和町交差点を通過したのは、3連覇を狙う名城大。
あれれ、撮影失敗で後ろ姿しか撮れず。
でかい放送車がトップランナーの前を走っているので、意外と撮りにくいのだ。
という前に、そもそもこういう被写体を撮ることに慣れていないという、技術的な問題なのだが。 -
かなり離れて第2放送車が見えてきた。
2位争いは、大東文化大と松山大。
その後方には、4位に上がってきた立命館大。 -
イチオシ
名城大に2分以上のリードを許しているが、大東文化大は4区のランナーが終盤で過呼吸のアクシデントがあり、あわやタスキリレーも危うい状況だったところから、第5区関谷夏希選手がここまで盛り返してきた。
関谷選手はこの最長5区で2年連続区間賞、今年は3度目の区間賞を狙う。
3年ぶり2度目の優勝を目指す松山大も譲らず並走。 -
昨年3位の立命館大の第5区は、エース佐藤成葉選手。
第1区で16位と出遅れたものの、16位→10位→6位→6位→4位と順位を上げ、2位争いに加わろうかというところ。 -
5位で姿を見せたのが日本体育大、その後方に6位の大阪学院大。
-
7位とその後方に8位集団が見えてきた。
7位はひょっとして・・・ -
7位はゼッケン20番。
関大ガンバレー!
あら、言っちゃった。
まあいいや、とっくにバレてるだろうし。 -
母校はシード権獲得へまっしぐら。
・・・といいたいところだが、すぐ後ろに城西大、東洋大、大阪芸術大の3校が迫っている。
城西大は15位でタスキを引き継いだ5区の1年生福嶋摩耶選手がここまでに7人をごぼう抜きという大活躍。
集団を抜け出し単独8位となりつつある。
シード権争いはし烈になりそうだ。 -
昭和町交差点を北へと走る第5区のランナー。
この後、第6区のランナーがここを北から南へと走り抜けることとなる。
ゴールまでは残り2km弱の地点である。 -
第1区がスタートしてから2時間近くした頃、最終第6区のトップのランナーが昭和町交差点にさしかかった。
やはり1位は本命の名城大。 -
もう盤石の強さで3連覇へまっしぐら。
-
第2放送車の後方に2位のランナーが見えてきた。
-
2位は名城大から約2分半遅れで大東文化大が通過。
-
3位は松山大と立命館大の争い。
ここまでは4強というにふさわしい上位陣だ。 -
5位は日本体育大。
年により順位の変動がやや激しい日体大だが、今大会は好調のようだ。 -
6位はここ数年シード落ちが多かった城西大、7位は6年連続シード権獲得を目指す大阪学院大と続く。
このあたりの順位になってくるとドキドキするわ。 -
いよいよシード権最後の砦となる8位で通過するのは・・・
待望のゼッケン20番!
関大ガンバレー!
また、言っちゃった。
この声援、届いてるかな?
残り2km弱、この順位を守り抜けるのか・・・ -
それを追う9位は大阪芸術大。
シード権の最終切符は関西勢の争いとなりそうだ。 -
愛宕上杉通りをシード権獲得に向けて、K大、大阪芸術大、東洋大、東京農業大と駆け抜けて行く。
-
5区と6区の観戦をした、昭和町交差点にかかる歩道橋。
-
駆け抜けるランナー、沿道で声援をおくる観衆、大会のために働くおじさん。
14:15頃、昭和町交差点をあとにして、北仙台駅から地下鉄で勾当台公園へと移動した。 -
ゴール地点の勾当台公園に到着した時には、26チーム全てがゴールした後だった。
気になる順位は・・・
名城大学が圧巻の強さで3連覇。
上位3チームは昨年と全く変わらず。
そして、シード権争いをしていた母校は、8位でシード権獲得!
よく頑張りました。 -
イチオシ
健闘した母校の選手たち。
日頃の努力の成果が出たね。 -
そして閉会式。
選手役員が全員集合。 -
まずは、区間賞の表彰。
第1区(6.6km):五島莉乃選手(中央大学)20:55
第2区(3.9km):高松智美ムセンビ選手(名城大学)12:20
第3区(6.9km):鈴木優花選手(大東文化大学)21:44
第4区(4.8km):山本有真選手(名城大学)15:47
第5区(9.2km):加世田梨花選手(名城大学)29:49
第6区(6.7km):三ツ木桃香選手(城西大学)22:45
1区の五島選手、2区の高松の快走は凄かった。
3区は鈴木選手と和田選手(名城大学)、4区は山本選手と秋山選手(大東文化大)のトップ争いは見ごたえあった。(リアルタイムでは見てないが、後にYouTubeで視聴)
各チームのエースがそろう最長5区は、関谷夏希選手(大東文化大)、佐藤成葉選手(立命館大)などの有力選手を抑えて加世田選手が区間賞で独走態勢を築いた。
15位から7位まで怒涛の追い上げを見せた5区の福嶋選手から引継いだ、城西大6区の三ツ木選手は、さらに順位をひとつ上げ6位でフィニッシュした。 -
続いて総合順位8位から4位の表彰。
チームの代表選手が壇上に。
最初に8位の関西大学に楯が授与される。 -
4位:松山大学 2:07:45
5位:日本体育大学 2:08:40
6位:城西大学 2:09:09
7位:大阪学院大学 2:09:34
8位:関西大学 2:10:00
3年前優勝の松山大、昨年7位の大阪学院大はきっちりシード権をキープ。
昨年の順位が、11位の日本体育大、14位の城西大、12位の関西大の3校がシード校返り咲きとなった。
今大会の松山大は6区間の6選手のうち5人が1年生と2年生。
来年再来年も今回の主力選手が残るので、これからも優勝候補になりそうだ。 -
2位:大東文化大学 2:07:05
3位:立命館大学 2:07:37
大東文化大の4区のアクシデントがなければ、優勝争いは終盤までもつれていたかもしれない。
9年連続9回目の出場で過去に2位が5度という新鋭の強豪校は、今年も悲願の優勝にあとひとつ及ばず、来年以降に持ち越しとなった。
1区で16位と出遅れた立命館大は、2区以降各選手安定した走りで3位でゴール。
過去最多の10度優勝、名門の意地を見せた。 -
そして、いよいよ優勝校の表彰。
-
1区は9位はだったものの、2区以降は区間賞3選手、区間2位が2選手と圧倒的な選手層の厚さで、3連覇を果たした名城大学の選手、監督が表彰を受ける。
さすが優勝校ともなると授与されるものがいっぱい。
でも、どうせならもう1個賞品増やしてあげたらいいのに・・・
名城大学の凄いところは、今回のメンバーに4年生が含まれていないこと。
つまり、来年も今回のメンバーが全て残るのだ。
来年も4連覇に向けて盤石な体制というほかない。 -
イチオシ
閉会式が終わると、あちこちで記念撮影や選手交流が始まった。
優勝旗を授与された高松智美ムセンビ選手は、松山大学の選手たちに囲まれて記念撮影。
その横では、初優勝はならなかったものの、準優勝楯を手に自撮りする大東文化大の選手たち。
こういう試合後の光景って、学生の大会らしくていいね。 -
優勝校の名城大学は壇上で選手役員大集合で撮影。
オフィシャルのカメラマンが群がっている。 -
こちらは我が母校の全員集合撮影。
電光掲示板が上位9校の表示に切り替わった時がシャッターチャンス。
スタートからゴールまで、常に7位から9位の間でシード権争いに加わっていた。
傑出した選手はいないようだが、6選手が実力を発揮して、総合力で獲得したシード権だろう。
皆の表情は明るい。 -
現地では早くも号外が配布された。
来年のシード権は上位8校だが、年末に行われる「富士山女子駅伝」には今大会で12位までに入った、9位大阪芸術大学、10位東京農業大学、11位東洋大学、12位佛教大学にも出場権が与えられるという。
大学駅伝ってどうしても男子のイメージが強かった。
箱根駅伝というとんでもないビッグイベントがあるために、高校生の有望な男子ランナーは関東の強豪校を目指す。
なので男子はどうしても関東の大学が強く、伊勢や出雲の大会でも関東の大学が上位を占めるという傾向がある。
その点、女子は西にも東にも強豪校が存在する。
ただ、女子の有望な高校生ランナーは、大学に進学せずに実業団に進むケースが多いように思う。
大学駅伝は男女で環境の差はあるにせよ、駅伝という競技には他の個人競技や団体競技とは何か違う独特の魅力がある。
チーム戦には違いないが、それぞれの区間を走る選手は個人であり、走っている間はチームの主役となる。
しかしタスキがつながらなければ、ゴールできない厳しさがある。
陸上競技の中でも最もドラマチックな種目のように思えるのだ。 -
大会の余韻が残る市役所前の広場。
現地観戦するにあたって、駅伝やマラソンほどあっけないスポーツも少ないだろう。
がんばって場所を移動しても、せいぜい4~5回各チームの選手が通過するのを見れるにすぎない。
ほかのスポーツなら観客席に座って最初から最後まで観戦することができるのに、駅伝は選手の活躍が見れるのはほんの十数秒で終わる。
これならテレビ観戦している方がよっぽど楽でレースの展開もよくわかる。
だったら、駅伝を現地に見に行く意味って何なのか?
それを明確に伝えるのは難しいが、今回の観戦は間違いなく記憶にずっと残る気がする。
母校が好成績をあげたことも確かに大きいのだが、それだけではなないのだ。
テレビでは得られない現場での臨場感や緊張感。
レース展開が見えない状況でランナーを待つドキドキ感。
駆け抜ける選手にかける声援。
全力を尽くした選手たちの、試合後の和やかな雰囲気。
いろいろ理由はあるだろうが、今回の観戦は地元大阪から遠く離れた仙台で起きた偶然のめぐり合わせだったことで、単なるスポーツ観戦とは異なる特別な感慨があるのだろう。 -
秋が深まる仙台の街。
翌日からまた仕事の現場作業が始まった。
大会前日までは、ちょうど第3区のコース上となる作業現場で、歩道を試走する選手らしきランナーをよく見かけた。
大会翌日以降、交通規制の横断幕が撤去され、試走する選手の姿も見られなくなったことが、妙にさみしく感じられるのであった。
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