カナダ メープル街道 女一人旅6（モン・トランブラン3日目 紅葉ハイキング後モントリオールへ）

2018/10/04 - 2018/10/04

カナダ東部の女一人旅。ナイアガラの滝→モン・トランブラン→モントリオールと巡ります。
本日は紅葉観光で有名なモン・トランブラン最終日です。午前に山頂までハイキング。3日目午後にしてやっと晴れて見た紅葉は綺麗でした。夕方バスでモントリオールへ。

エリア モン・トランブラン(カナダ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

モン・トランブラン最終日。3日間ずっと天気が優れませんでしたが、今日は朝から小雨がぱらついています。
天気が悪い時はモン・トランブラン山頂は雲で真っ白で何も見えないそうなので、天気のいい時を待っていたのですが今日で最終日。登ることにします。
まずトランブラン・ビレッジ入口からの無料のゴンドラでトレイル入口まで登ります。

トレイルからの眺め。
霧でけぶっていますが紅葉が綺麗です。

モン トランブラン リゾート 山・渓谷

紅葉貸し切り。贅沢。

モン・トランブラン山には、トレイルのほか、冬にゲレンデやコースになるひらけた道があります。
誤ってゲレンデに入り込んだら、下草が刈られていない、下草の下に水の流れが隠れている、斜面がきついなどサバイバル気分を味わいました。
写真は茂った下草。一面のメープルの若木がかわいいです。

山頂近くのトレイル。雲で辺りが白いです。
写真中央当たりにシカがいます

角が立派。しばらくメープルの若木を食べていました。

モン トランブラン リゾート 山・渓谷

山頂。…何も見えません。下界から見ると山頂に雲を被った状況かと。小雨で風が強いです。
少し先にあるコースすら見えないので歩いて下りるのを断念。
下りはゴンドラにしました。

吹雪のスキー場のような光景

しかし下りるに従い雲が薄くなりました。
本当に、天気重要です。

お疲れ様。
カナダ名物ビーバーテイルズ。揚げパンのような軽食。
ビーバーの尾は平たく長さ30cm幅15cm程の楕円形で、そこまで大きくはありませんが形がよく似ています。
様々な味がありますが、オリジナルであるシナモンシュガー味（レモン付き）を選択。
しっかりした甘味でカナダらしい美味しさです。

ビーバーテイルズ (モントランブラン店) スイーツ

紅葉の民家にシカ

モン トランブラン リゾート 山・渓谷

こちらでは、倒木か枝払いで積まれたカエデに数頭のシカが集まって枝葉を食べていました。メープルシロップを含む樹皮は甘いのかもしれません。

午後になって晴れてきました。
沈んだ色だった紅葉が陽に照らされ鮮やかな色になります。

モン・トランブラン山山頂が晴れています。あと数時間ずれていれば…
でも滑り込みで晴れた所を見られました。

モン トランブランゴンドラ その他の交通機関

山の正面側（メインゲレンデ）は西南西を向いています。
なので、午後の今は丁度日が当たり綺麗に紅葉が映えます・

そんな訳で、山から見下ろした時見える町や山の斜面は東側、つまり影になって色が沈んだ写真になってしまうのが残念。
この構図は、午前に晴れたならその時を狙うことをお勧めします。

でも、青空が湖面に映り、紅葉とのコントラストが美しいです。

一日目に映した写真と似た構図ですが色合いが大分違います。

高い塔のあるビレッジ入口へ到着

これからこの道を走るバスに乗り、モントリオールへ行きます。

地下鉄の駅。路線ごとに色が決まっているので、どの路線がどの改札か分かり易いです。
ここはグリーンライン、オレンジライン、イエローラインが交差するberri uqam駅。

地下鉄内。バーや椅子が日本と違う印象ですね。
座面が固いので長く乗っているとお尻が痛くなりそうですが、そう長い距離乗らない前提なのかもしれません。
椅子を少なめにして床面を広くとるのは、車いすやベビーカー、大型犬等と乗る上で合理的に思えます。
後日、人が多い時間帯に乗った時には、杖をついた人が乗ってくると座っていた人達がザっと立って譲ろうとするという欧米でよく見かける光景を目にしました。

モントリオールのホテル「レジデンス・マリア・ゴレッティ 女性専用」（Résidence Maria Goretti - Women Only）
聖ジョゼフ礼拝堂まで1.2kmの徒歩圏内、専用バスルーム・バスタブ付きの部屋で一泊4500円程。素晴らしい。そして女性専用ということでほっと気が安らいでとても良かったです。
客室ドアにガラス部分がありますが、内側にカーテンがあり中が見えないようになっています。

部屋は小ぢんまりしつつも必要なものが揃い、清潔で細やかな気遣いがあふれ、女子寮を転用したような居心地よさで大変気に入りました。1ヵ月位滞在したい位。

左奥の冷蔵庫の上には電気ポット、陶器のトレイ、マグカップがあり、滞在中大変重宝しました。
高価でなくてもシンプルでセンスのいい小物類、カラーボックスにはガイドブック。その上のちょっとした観葉植物も可愛いです。

この収納の多さ。ベットの頭の方にもクローゼットがあり、本当に元は寮かもしれないと思いました。長期間暮らせます。
机の上のアンテナがついたものはWiFiで、部屋毎にPIN番号が違うので安心感があります
洗面所も小物置きの棚が作り付けだけでなく追加で設置されたものがあり、化粧水やブラシ等置くものが多い女性に便利でした。

こちらは翌朝撮った共有キッチン。右はコンロです。
鍋は各自持参のようなので私は使えませんでしたが、長期滞在の自炊にありがたい設備です。

こちらの部屋も共有で、トースターや電子レンジがあります。

夜食は駅で買ったサラダ。私は農耕民族らしく（？）野菜が十分ないと疲れがたまりやすいので、旅行中は特に気を付けて野菜を摂っています。

明日からモントリオール観光です。